Ｗの殺人　マグダは名探偵

平凡な主婦のマグダは、ミステリーが趣味だった。そんな彼女がある日、近所で女性の死体を発見してしまう。それがきっかけで事件に関わる事になる。

コミカルなシーンが印象的すぎて、物語の核がよく分からないような感じになっている気がした。
もう少しシリアスなシーンの描写があると、個人的には、もっと引き込まれる気がしたな。

全体としての話の展開としては、小気味よく良かった。

全部想像通り。

失踪した親友にプレゼントしたはずのＷの文字のネックレスを着けた女性の遺体を見つけたことから、事件の真相解明に挑む主婦マグダ。ミステリー小説好きという設定だがあまり生かされていない。旦那にも浮気されているが、イケメン獣医師や、共に捜査する刑事からはモテモテ。失踪した親友との思い出などほとんど描写もなく、親友が不倫して妊娠していたなど重要なことも知らず、本当に親友だったのと思ってしまう。それぞれ伏線を回収しながら、ゆる～い感じで事件を解決、犯人逮捕に行き着く。嫌味な旦那ともに決別でめでたしかな。