サバハのレビュー・感想・評価
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信仰への問いかけでもある
(あらすじ)
新興宗教の取材を生業とする牧師が追い始めた新たな宗教団体。友人の僧侶の助けを借りてその実態に迫るうち、想像を超える深い闇と恐ろしい秘密が明らかになり…。
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#プリースト 悪魔を葬る者 の監督・脚本と知り、見ようと。
見応えがあった。
怪しい新興宗教、教祖を追いかけていくと、誰しもが「彼は本物だ」と言う。
果たして、彼は天から使わされたマイトレーヤなのか。
一方で、その団体はひとりの少女を抹殺しようとしていた。
生まれ落ちた時から忌み子として閉じ込められ、彼女のいくところで異変が起こる。
教祖は本物なのか、
彼女は悪魔なのか、
サスペンス要素が強く、先が読めずに面白い。
二転三転し、意外な結末には、
やられた!!
と嬉しくなる。
そして人類はじまって以来のなぞ。
神は仏はいるのか、
悪魔はいるのか、
語りかけてくる作品でもある。
1999年生まれ。
韓国の豪華なキャスト。
新興宗教の謎を追うというお話ですが、多少、様々な宗教の知識が無いと、何の事かわからないかもしれません。少なくとも仏教とキリスト教の知識はいるでしょう。
宗教に詳しければ詳しいほど、おそらく様々な隠し要素が発見できて面白いんだと思います。
韓国映画によくある、「なんでこんな事でキレるの?」というシーンもなく、比較的淡々と物語は進んでいきます。
若干のホラー要素もあり。
オウム真理教の話も出てきました。
ただ。
ちょっと風呂敷を広げすぎたかな。
オチだけを聞くと「ふーん」という感じですが、そこに至るまでの見せ方は飽きることはありませんでした。
因みに日本人の田中泯さが、重要な役どころで出てきます。後で調べてわかったんですが。観ているときは全く気づきませんでした。
また、サバハは漢字では「娑婆訶」と書くようで、仏教で祈りの最後につけるような言葉だそうです。
by TRICKSTER10
オカルト+連続殺人…
ストーリーの大凡が分かるまでかなり時間が掛かる。何これ、ホラー?それともリアルな話なのか、どちらとも判断つかないまま進む。新興宗教から仏教、キリスト教が複雑に絡み合い、余計に分からなくしている。つまりは人間から神となった男は蛇と呼ばれる娘にやがては殺される予言をされ、それを阻止すべく、手下にその年に生まれた娘を殺させまくる。しかし、それは単なる洗脳で彼こそ悪であったという展開。しかし、閉じ込められていた蛇とされる娘が死んでしまったのは理解できなかった、神のかわりに生き返るのではないのだろうか。分かりにくさと展開の遅さがいまいちだった。
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