劇場公開日 2023年10月6日

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アンダーカレントのレビュー・感想・評価

全153件中、21~40件目を表示

3.5本当の事

2024年10月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

家族であれ、
恋人であれ、
どれくらい本当の事を隠さずに話せているだろうか?
100%の人なんて居ない。
この二人の後ろ姿が、どういう形であれ続いてほしい。

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上みちる

4.0ミステリーかと思いきや

2024年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

理由しょうもな。人間てわからないものですね。知ってると思ってたら全然知らない一面を持っていた。そして自分にも明かせない、というか記憶から抹消されていた過去が。そーゆー潜んでいる部分をアンダーカレントというのだろう。ラストシーンはホッとしました。。

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いつこ

3.0黙って消えるな

2024年9月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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りか

4.0終わり方が絶妙

2024年8月28日
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ニョロ

2.0心の底流とは

2024年8月22日
PCから投稿

原作は月刊アフタヌーン誌で2004年に掲載された豊田徹也氏の漫画だそうです。

『ほんとうはすべて知っていた。心の底流(undercurrent)が導く結末を。
夫が失踪し、家業の銭湯も手につかず、途方に暮れる女。
やがて銭湯を再開した女を、目立たず語らずひっそりと支える男。
穏やかな日々の底で悲劇と喜劇が交差し、出会って離れる人間の、充実感と喪失感が深く流れる。
映画一本よりなお深い、至福の漫画体験を約束します。
「今、最も読まれるべき漫画はこれだ! すでに四季賞受賞作で確信していたその物語性と演出力に驚く。豊田徹也は心の底流に潜む、なにかの正体を求めるように静かに語る。」──(谷口ジロー)』
(アフタヌーン公式アンダーカレントより)

もともと映画のようだと評された漫画で、BookliveにもAmazonにも、雰囲気で乗り切ることなく、リリシズムを支える芯のような何かがある──といったレビューが並んでいました。

逆に映画は雰囲気で乗り切っていました。
雰囲気で乗り切ったように見えるのは「人をわかるってどういうことですか?」という命題に、話も気分も達していないからです。とうていそんな哲学を掲げる映画にはなっていません。
かなえは銭湯を経営するただのおばさんですし、探偵はたんに怪しいだけで、堀さんは何を哀しがっているのか解らず、失踪したかなえ旦那はたんなる統失にしか見えません。

もしそう見えないのであれば、よく見る俳優たちなので、善意でイメージ補完したのだと思います。ただしさいきん(2024年)かなえ役女優に炎上さわぎがあり、併せてアンダーカレントの評価点も下がった気がします。イメージだけの映画なのでイメージが大事なわけです。

映画のようだ──と評された漫画を映画化するのは、果敢でもありますが、絵コンテが出来上がっているようなものですから手っ取り早いとも言えるはずです。原作漫画の完成度に依存した映画だと思いました。でも魂はありません。

韓国映画のはちどり(2018)で14歳のウニは中国語塾に通っています。あるとき塾で大慧語録の相識満天下/知心能幾人を習いました。『この世に知っている人は大勢います。だけどほんとに理解しあっている人はいますか』という意味だそうです。そのくだりは切実で心にしみました。が、この映画の命題「人をわかるってどういうことですか?」は愚かなポエムにしか聞こえません。
漫画の世界観を映像化したことで、ごっそり魂が抜け落ちたという感じでした。

朝食が旅館のような焼き鮭と卵焼きがきれいに並んで正座してご飯味噌汁おかずを三角食べしていました。傍らに炊飯器があっておかわりはどうですかとかぬかしてました。揃いの食器で箸置きを使うようなごく丁寧な食事風景を日本映画でひんぱんに見かけますが、個人的には不自然だと思います。

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津次郎

3.5そこにテーマがあるんじゃない

2024年8月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.8
人はいとも容易くいなくなる。
嘘と本当が交差する人生。それをゆっくりとしたトーンで描いていたと感じる。
ただ原作未読だが、最後のそのシーンを逃げるかね。原作もそうなら、そこにテーマがあるんじゃない!?

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映画BARシネマーナ

2.5黄色い風船

2024年7月6日
iPhoneアプリから投稿

原作未読であるが、実写においてその世界観に違和感を感じる点も多い。下町感が強いおじちゃん・おばちゃん。その肉体と軽装備で男の住み込みを認める真木よう子に首を傾げる。終盤の瑛太の論は取り上げるに足りるとも思えず、ラストまで入りこめなかったところ。

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Kj

4.0悟。お前のウソはどう考えてもダメだろ。

2024年6月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

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たん

5.0人間再生の素晴らしさ

2024年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

興奮

人は嘘をついてしまうことがあります。しかし、人はその嘘を明かさなければいけない時があるように思います。そしてその嘘を明かすことによって、人間は再生すると思っています。この映画は、人間再生がテーマの素晴らしい映画だと思いました。

真木よう子さんの演技は、情感にあふれていました。リリーフランキーさんの柔らかくユーモラスな演技が光っていました。カラオケボックスのシーンでは爆笑させられました。井浦さんが最後に自分のことを話してくれて嬉しかったです。サスペンスの要素もしっかり入っていますので謎が好きな方にもお薦めします。この映画を製作した今泉監督及びスタッフの方々に深く感謝申し上げます。

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のりあき

4.0演者がみんないい

2024年4月29日
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鑑賞方法:映画館
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ひかりすぎ

3.0静か

2024年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

難しい

ほぼノーチェックだったが、
レンタルリストに観ていない作品があまりなかったので借りてみた。

冒頭「朝日新聞」とでかでかと掲示されたので身構えたが、
さほど問題を感じるような内容ではなかった。
逆にかなり重くて複雑なテーマなのにさらっと流れすぎて、
ラストも観賞者の想像に任せる感じだったので拍子抜け。
原作はフランスで人気だそうだが、さもありなんと思う。
私は単細胞なのでもっと直接的に描いてもらわんとわからん。

ヒロインの真木よう子がやや物足りないが、
たばこ屋のおっちゃんとリリー・フランキーが良い味出してた。
補ってあまりある。

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みみず

3.5相手や自分自身の“アンダーカレント”を知った時…

2024年3月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

幸せ

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近大

4.5🎈

2024年3月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

展開読みやすいしたまに冗長だが、音楽と雰囲気が良い。終わり方も好き。

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やきたまご

3.0真木ようこ

2024年2月12日
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って最もエロい方が魅力あると思うです。ただ捨てられただけみたいになってる。アラタも変なとこ引っ込めてるし。

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michi

3.0どじょうの話

2024年1月21日
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鑑賞方法:DVD/BD
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hum

3.5原作に忠実

2023年12月12日
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ストーリーは漫画の通り 空気感も綺麗に踏襲
でも原作を読んだ時感じた透き通った深さは改めてすごい作品だったんだと実感
ラストあれいるかなー

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シモヤン

4.0行間を味わう文学的な作品。人をわかるってどういうこと?

2023年12月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

原作漫画は読んでいて、映画向きの話、と思っていましたが、原作と同様に行間から滲み出るものを掬うように味わう文学的な作品。個人的にはとても好みでした。
どういう話?と聞かれて、あらすじを説明しても主題が伝わる類の映画ではないのは確か。

人をわかるってどういうことですか?
これはとても深い問いで、私もすぐには答えられません。
また、わからないことはわからないし、わかることはそのうちわかる、それでいいんだと思います。

それにしてもリリーフランキーが最高です。カラオケのシーンはいま思い出しても笑えてきます。
井浦新もこういう役がハマりますね。

ちょっとひなびた銭湯や常連客の雰囲気がたまらなく懐かしく、どこかへ帰りたい気持ちになりました。

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Carryko Emi

4.0夫・・・わたしの知らない他人

2023年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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琥珀糖

4.0「でも、何で?」と理由を聞きたくなるような感覚

2023年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

劇場鑑賞するかどうかの判断基準について、最も重要な要素と言って過言でないのが「監督」です。これは通を気取っているわけでなく、自分にとっての作品に対する好き嫌いが予想しやすく、特にご自身で脚本を書かれる監督ならなおさらです。そんな「見過ごすことができない」監督の一人が今泉力哉監督です。
ただ、候補にまで上がっていても、最終的に無視できないのが作品が掛かっている劇場と、その上映時間によっては気にはなっても諦めることがあります。また、年間100作品以上は劇場鑑賞する私にとって、やはりコストは無視できません。例えば、新宿バルト9は自宅からも職場からも距離があり、さらに安く鑑賞できる方法が基本平日のサービスデイとなると、結果的に「配信待ち」してしまう作品も少なくありません。そしてこの『アンダーカレント』もバルトか、、と思っていたら、今回角川シネマ有楽町で掛かると知り、喜び勇んで参戦です。
で、感想なのですが、、、正直まとまらないんですけど、うなりましたね。当然良い意味で。「なんか、すげーな」の一言です。
後半に明かされていく登場人物たちにまつわる謎は、観ている段階で「ひょっとしたら」と想像ができて特に意外性はありません。それはミステリーでありながら、流行りの「伏線回収」を狙ったようなものでなく、登場人物に自分を重ねつつ「でも、何で?」と理由を聞きたくなるような感覚。
人は他人のことを解らないばかりか、自分のとった言動に戸惑ったり、説明がつかなかったりすることがあるように、自分自身のことだって解ってはいないと気づくことがあります。今作『アンダーカレント』はまさにそういう部分の興味深さに、ついつい「あの場面って」と他の人の意見を聞いてでも、理由を確かめ合いたくなる作品な気がします。何なら正解なんて一択な結論はなく、観る人によって作品や登場人物に自分を重ねるからこそ、それぞれ解釈が異なるような複雑で面白いと思える構造に思わず感嘆するのです。
そして、そのストーリーをいつしか「リアリティー」と錯覚して見えてくる演出と、役者たちの演技がまた素晴らしいですね。それぞれのキャラクター性に明確な役割を感じ、この人しかありえないと思えるキャスティングの気持ちよさがあります。中でも、キーマンは「サブ爺(じい)」こと田島三郎を演じる康すおんさんですね。なお、私は今回も原作未読なので、もし原作ファンに異論があればご容赦いただきたいのですが、少なくとも、この映画の中ではいろんなものが「見えている」老人であり、若者たちの拠り所ととして聖職者のような存在感に観ているこちらも救われます。
さて、今まで敢えて聴かずにとっておいた某ラジオ番組の映画評論と、ネタバレありの番外編を楽しもうかな。そして、時間をおいてもう一度観て、その時々の見え方や想い方を比べて楽しむような「しゃぶりつくせる」旨味を感じる一作です。感嘆。

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TWDera