「どじょうは泥抜きがキモ」アンダーカレント Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
どじょうは泥抜きがキモ
銭湯組合の旅行中に蒸発した夫を捜す妻と、銭湯組合の紹介でやってきた謎の男の話。
夫の蒸発で休業していた銭湯を再開させて始まって行くストーリーで、なんだかかなえのザッパーンブクブクブクと何を考えているかわからない堀が特徴的だなと思っていたけれど、本当はヤマサキだけど自分でヤマザキですと言っちゃう探偵が現れて…。
なかなか衝撃的な背景を抱えたストーリーで面白かったけれど、全体的に会話劇の様な展開からの、山場は二元会話劇でしかもたっぷりの間で語られるからめちゃくちゃ長く感じる。
まあ実際長いし、しかも曖昧で判然としない部分も多いし。
日常の柔らかいやり取りのシーンでは思っていたイメージよりは良かったけれど、シリアスな場面でのメイン2人は相変わらずな棒演技。
ただもう一歩足りない、というかモヤッとしているものが残る作風とある意味合っている様な気がして、これはこれでナイスキャスティングの様にも…狙ってますかね?リリー・フランキーは明らかに狙っていたけどw
悲しさとか優しさや気遣いみたいなものがとても良い話しではあったけれど、もうちょいすっきりはっきりみせてくれた方が好みかな。
おはようございます!
1回目の待ち合わせ場所の喫茶店でしたよね~
やまさきがやまざきって言ったの。
電話が鳴って、かなえの前を通り過ぎる時「ハイ、ヤマザキです」って…
直後、かなえの顔アップになったからボソッと「ざきって自分で言ってんじゃん」くらいのセリフが入るのかと思ったらスルーでした。
共感ありがとうございます。
二人並ぶとARATA氏のガタイの良さが分かりますね。色々考えさせられるので良いですが、やはりだらだらした部分は否めませんでした。