「台詞に間が多いと 自分自身をミスリード」アンダーカレント ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)
台詞に間が多いと 自分自身をミスリード
原作コミックは未読で行きましたが、序盤に堀(井浦新)が登場し、ランドセル姿の少女を見つめるシーンからワタシの脳内に「もしや」との疑惑がむくむくと湧いてきて、そこに登場する男性陣の口が重くて、セリフを吐き出すまでのその間(ま)が加わって、どんどん勝手にミスリードして、緊張しっぱなしでした。
監督・脚本の今泉さんにしてやられたのか、ワタシが妄想しすぎたのか・・・
コミックを読んでいてストーリーを知っていたパートナー(でも事前に内容を黙っていてくれることに感謝です)に観終えてから教えてもらったら、ラスト部分の方はオリジナルみたいですが、現実に有り得る設定ではないかもしれないけれど、とても面白いストーリー展開だったし、キャストも皆さん良かった。
ただ、悟(永山瑛太)はなんで探偵雇ったのかが分からなかったなぁ。
失礼します
私もそのミスリード、嵌りましたよw 映画の手法の一つですね(^_^;) ヒューマンドラマなんですけど、ミステリーのスパイスを混ぜつつ、一抹の不安感をお供に観賞するというのも映画の醍醐味だと存じます
差し出がましい駄文、失礼しました
悟が探偵を雇った理由ですが、本人が誤魔化した「好きだから離れた」が答えかな、と。
気持ちは本物だったから、生活できているかなど気になったのではないでしょうか。
あくまで個人的な推察になりますが…
コメントありがとうございます。男なんてしゃぼん玉みたいなもんかもしれません。きつく握ったら壊れてしまう。かなえさんはきっとホリさんにはサトルさんと違ってきつく握らなかったのかもしれませんね。あの微妙な距離感、まさにデタントなのかもしれません。
共感ありがとうございます。
私もARATAさん犯人?と疑って、お兄さんと解ってもまだ疑念が晴れませんでした。まぁ後で色々考えを巡らせる事が出来たので、観た価値はありました、最初はリリーさんと犬しか印象無かったのに・・