スマホを落としただけなのにのレビュー・感想・評価

ネットフィリックスで、お勧めで出てきたんだけど、日本版かと思いきや、韓国版。
「韓国版なんかあったんだ・・・」
制作されてたの知らなかったので、比較の為鑑賞。
しかし、マニアでなければ知る訳無い。
ネットフィリックス限定らしい。(涙)
無念・・・
まぁ、いいや。

スマホを落とした事によって、悲劇が起こるのは一緒。
犯人の狙いが違うか。

男女の仲を、完全に破壊しきれているように見えない、中途半端な日本版に比べ、こちらは、ほぼ人間関係を破壊する展開。
ほぼ意味がなかったような、日本版の主人公にあった、〇〇〇〇しの設定だったか。
この要素を、犯人サイドに取り入れていたのには、「使い方が上手いなぁ。」と感心。
なんだけど・・・

韓国版の場合、犯人の狙いがよく理解出来ない描き方かな。
男女問わず、落としたスマホの所有者がターゲットになっているんだろうけど、これだと、ただのイカレ野郎で終わりなんだよね。
背景を描いて欲しかったかな。

見比べて思えたのは、日本版と韓国版。
双方のいい所を組み合わせれば、見応えのある作品に仕上がっていたのではないかと。
1たす1は2。
ってな事で。(笑)

ちなみに・・・
『最終章』なる作品。
公開予定リストにあるが、韓国が絡んでいるらしいので、関連作品とかになっていないよね？
もしそうなら面倒臭い事になるかも。

日本版も怖かったし面白かったけど、韓国版の方が好きかも。
イム・シワンの怪演が良かったw

かなり楽しめました！最初から最後までハラハラしながら観ました。シワンが凄いです。怖い！かなり見応えがありました！本家より面白かった！また観たい!

驚くべき・・

原作本のスリリングさに、事件のデカさが加わって。
怖いわあ。
街の人々が、歩きスマホ・ながらスマホ・電車でスマホ。
恐ろしいわあ。

ハッシュタグをつけたり、自分の存在をあからさまにする。
無意識でやってる自分。

犯人の素性も、意外な展開だったりして。
最後まで気が抜けない＝ハラハラな２時間。

この作品といい、
先日公開されたパニック映画"非常宣言"といい、
サイコパス役にイムシワンをキャスティングした人は
目の付け所がシャープすぎる。

イムシワンのハンサムさは
なんとなく何かありそうすぎる。
ただの爽やかくんを演じさせるのは
もはやもったいないと思う。

オリジナルよりも
演出も伏線もオチもわたしは断然好き。

主人公がスマホ修理の申込書にパスワードを正直に書いてしまう時点で「これは自分にも起こりうる…」感が半減してしまった…そのレベルのリテラシはさすがに老人

冒頭の「スマホ画面を固定して周りの世界が動く見せ方」(わかりづらくてすみません…)からクオリティの高さがビンビンに伝わってきます。
テクノロジー駆使でリアルにあったら最悪と思える展開がよかったです。

一方、犯人イケメン過ぎ、関係性が微妙に複雑、など気になる点も少し。

とはいえ見て損はない良作でした。

バスの中でスマホを拾った男はさまざまな方法を使って持ち主の個人情報を特定し始め…。
日本小説の韓国映像化作品。設定は大幅に変わっているものの原作を知っていても驚く仕掛けや、犯人像の変更によって怖さが倍増しており原作より好きでした。