罪の後のレビュー・感想・評価
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中途半端
気になる雑音。
台湾の作品って、あまり観ないですが・・・観てよかったですね。
プロ野球入りが確定している青年が、野球場で自分の彼女が殺された事件の犯人として逮捕される。
真実を知りたい青年は、刑務所に取材に来たキャスターを人質に脱獄。
真犯人は誰なのか?
殺された彼女は青年の知らないところで何をやっていたのか。
キャクスターの奥さん(故人・こちらもキャスター)は、何を追いかけていたのか?
青年もキャスターも知らない事実が続々と判明し。
最後の最後まで犯人は判りません。
エンドロールで、「そういう事か」という事実が判明します。
その時にキャスターが取った行動とは。
クオリティが高く、韓国映画を意識したような映像。
でも、韓国映画のように意味の分からないところで激高したりという情緒不安定なシーンがなく、惹き込まれる作品でした。
by TRICKSTER10
見応えあり。
なかなか見応えあった
台湾風味が口に合う
MLBにスカウトされていた高卒ルーキーが、社長令嬢の恋人を殺した廉で逮捕され刑務所入りしていた。 彼が、最愛の妻(ニュースキャスター)を病気で亡くしたあと、娘と二人暮らしで、仕事もうまくいっていないネット系ジャーナリストの取材のタイミングを利用して脱獄する。犯人の青年の無実を信じたジャーナリストは、自らのサイトの人気獲得と、ジャーナリストとしての復権という野心もあり、冤罪について報道を始めるというストーリーである。
韓国映画を見る時によく感じる胃もたれ感はない。そのあたりはなんとなく感覚の近さがあるのかもしれない。ともすれば、狭量で図式的な国民比較に陥る可能性のある発言なので気を付けたいが、味わいは薄味ながらピリッと塩気が効いていてちょうどよい加減だった。
物語に破綻もなく、過度な善悪の誇張もなく、その意味で紋切り型の勧善懲悪的バカ映画にもならず、とてもよくできた娯楽映画だった。
悲情城市とか、牯嶺街少年殺人事件 とか映画史に残る名作映画も好きだけど、台湾のエンタテインメント映画の風味も口に合うなあ。
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