ピアニストを待ちながら

劇場公開日:

ピアニストを待ちながら

解説

「のんきな姉さん」「眠り姫」の七里圭監督が、世界的建築家・隈研吾が手がけた村上春樹ライブラリーの館内で全編撮影した不条理劇。

真夜中の大学図書館で目を覚ました瞬介は、なぜか外に出られないまま、学生時代の演劇仲間である行人と貴織に再会する。夜はいつまでも明けず、3人は偶然そこに居合わせた中年男・出目や謎の女・絵美も交えて、かつて上演できなかった芝居の稽古を始める。それは行人が作演するはずだった「ピアニストを待ちながら」という作品だった。

「ミュジコフィリア」の井之脇海が瞬介役で主演を務め、ピアノの演奏を吹き替えなしで披露。「わたし達はおとな」の木竜麻生が貴織、「ミスミソウ」の大友一生が行人を演じ、「王国(あるいはその家について)」の澁谷麻美、「蒲団」の斉藤陽一郎が共演。2021年に設立された早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)の開館記念として製作され、22年10月に早稲田大学にて45分版を初上映。24年10月に61分の劇場版が公開となる。

2024年製作/61分/日本
配給:インディペンデントフィルム
劇場公開日:2024年10月12日

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(C)合同会社インディペンデントフィルム/早稲田大学国際文学館

映画レビュー

3.5不条理のバランス

2024年12月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

設定も時間軸もちょっとわかりづらくて、状況を把握するのにも時間がかかるし、状況を把握したところでそれになにかわかりやすい解説があるわけでもない。 劇中劇のパントマイム?ダンス?がユニークでとてもよかったし、即興ぽく奏でる井之脇海さんのピアノや、木竜麻生さんのふんわりと力強い存在感や、静謐でちょっと奇妙なつくりの図書館など、いろいろな要素がかみあって、ものすごいバランスの上になりたっている感じがいい。

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kikisava

1.0不在と無人は違う

2024年11月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

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uz

4.0希望を持つ事が決断先延ばしの言い訳になってないか?

2024年11月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

人物の移動距離が小さく台詞も舞台っぽいことで醸し出されるアングラ芝居テイストが楽しい。 ピアニストは何かの指標を象徴しているように見えたが、そんな事考えずに状況の変てこさを面白がるのも一興。 出目はきっと映画「布団」の主人公みたいな奴なんだろうなぁ。

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ひろちゃんのカレシ

2.5哲学的な話、、、に見えるだけ。

2024年10月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

仕事でお会いした関係者にどんな映画かきいたら「今時珍しい映画で面白いですよ、ゴダールみたいで」との事。木竜麻生もでてるし、気になってその日の夜に映画館に行ってきた。 確かにwww。 なんか「ゴドーを待ちながら」てきな哲学的テーマ会話劇?かと思ったらそれはカモフラで、演劇的ホラーじゃった、、、と言う読後感。 たまたまアフタートークの日で監督と相談役みたいな人の話を聞いたが、企画してた頃の与太話で内容の話にはならず退屈であった。

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masayasama