「ただのよい映画!!(よい意味で)」オットーという男 yukarinさんの映画レビュー(感想・評価)
ただのよい映画!!(よい意味で)
愛する妻を失い、時を止めてしまったオットー
家の中は妻の生きていた頃のまま
時を動かすことは、妻の死を受け入れること
受け入れ、時を進めることは、
愛する妻を自ら再び失うかのよう
それほどまでに悲しみと絶望に打ちのめされている
そんなオットーを救うのは、しかめっ面でルールに厳しく、人にやっかまれそうなのにもかかわらず、本当はとても心優しい彼が救った人々
周囲がオットーを死なせない
ありきたりといえばありきたりかもしれない
けれど、やさしさが心にじんわり残る
心臓と心が同じハートなおかげで、ビックハートには、そりゃ笑わずにはいられない
ところどころ笑ってしまうシーンが、またよかったな
劇場にも笑いが起きて、ほんわかした雰囲気になっていた
劇場で観てよかったです
コメントする