「おっと!がない」オットーという男 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
おっと!がない
予告編ですでに感動してしまいましたが、本編もほぼ想定どおりでした(苦笑)。愛する妻に先立たれ、しかし、そこまで思い詰めてしまうところがわかるようでわかりませんでした。オットー本人(トム・ハンクス)にとって埋められないほど大きな穴を埋めようとする存在となる隣人、マリソル役のリアナ・トレビーニョがとても魅力的でした。緊急入院したオットーのお見舞いに行ったマリソルが、彼の無事をみて笑い出す演技がとても印象的でした。普通なら涙を見せて感動のワンシーンになるところですが、あそこでそうならないのがマリソルであり、それを体現できるトレビーニョさんの演技だったように思い、とても好きなシーンでした。トム・ハンクスは安定の演技でしたが、それゆえに意外性はなかった印象でした。
琥珀糖様
コメント、ありがとうございます。
>いつも共感ありがとうございます😊
こちらこそです!
>意外性がない・・・
例えば「男はつらいよ」は、特に意外性はないのにとても可笑しかったり、人情深さにしみじみ感動したりするのですが、今作は意外性のなさが物足りなく感じました。それって、作品そのものの良し悪しではなく、私のその作品に対する個人的な期待感による違いってことですよね(苦笑)
>隣の奥さんは包容力があり明るくて、笑い飛ばすところとか、
とても良かったですね。
とても好感をもちました!話は変わりますが、今、「映画を早送りで観る人たち」という本を読んでいるのですが、映画の見方がこんなにも変わってきているのかとビックリな内容で、とても興味深い本でした。映画に期待するものがあまりに違うので、逆に自分が何を映画に求めているのかが再認識できました。
赤ヒゲでした。
赤ヒゲさん
いつも共感ありがとうございます😊
意外性がない・・・
本当にそうでしたね。
トム・ハンクスが押し出しが良くて、立派な
感じで、自殺しそうな人には見えませんでしたね。
隣の奥さんは包容力があり明るくて、笑い飛ばすところとか、
とても良かったですね。