「特別良くも悪くもない、至って普通の人間ドラマ」オットーという男 Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
特別良くも悪くもない、至って普通の人間ドラマ
決められたルールを守り、守ってない人を時に追い回し厳重注意したり、スーパーの些細な納得いかないレジに食い下がったり、いつも無愛想で気難しい初老の主人公オットーが新しく越してきた近隣住民や絶縁だった古くからの友人達との和解などで支え・支えられる物語
オットーの最愛の妻ソーニャは半年前に亡くなっており、本編中 若きオットーとソーニャの出会い・結婚、幸せな日々・・・が現代と交錯しながら描かれるストーリー展開が好き
ちなみに若きオットーを演じるのはトム・ハンクスさんの実子のトルーマン・ハンクスさん、全然似てないけど、人が良くて誠実そうな青年オットーを好演しています
そんなオットーが なぜ現代のオットーの様な偏屈オヤジになったのかが描かれず謎
偏屈だけど根は優しくて近隣住民とのふれあいで本当の自分を取り戻していくってことなんだろうけど、そもそもその偏屈な設定要る?と思って最後まで観てました
大して見所を感じなかった本作ですが、ソーニャの若い頃を演じたレイチェル・ケラーさんがとても綺麗で、すごく爽やかな女優さん、魅力的な彼女が出てくるシーンが私にとっての本作の見所でした
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