「あの猫ちゃん、妻の生まれ変わりじゃね。」オットーという男 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
あの猫ちゃん、妻の生まれ変わりじゃね。
トム・ハンクス演じるオットーは会社を退職して、自宅の電話や電気などを解約する。何でそんな事するんだと思ってたら、自殺する為だったのね。半年前に妻を亡くして生きる意欲が無くなり死を選択していたのだか、出会った頃の妻を思い出したりして、生きる事の大切さを考える。そんな時、隣に引っ越してきたメキシコ人家族。ユルユル旦那にキレキレ奥さん、可愛い娘2人。外国に住み始めだからいろいろあるよね。そして昔からの友達夫婦。前は仲良かったのにある時から対立中の旦那。
話としてはでかい事件のないご近所付き合いがメイン。退屈と感じる人も多いんじゃないかな。でも自分的にはオットーの性格がカッコよくて楽しかった。毎日、パトロールをして分別ゴミを整理するなんて偉い。頑固な感じのトークだけど優しさと誠実さが伝わってきます。トム・ハンクス、流石です。フォードとシボレーの対立も面白かったし、トヨタが出てきたのも楽しかった。なにより猫ちゃんが可愛かった。最後は予想通りでウルッ。エンドロールもとても綺麗で良かったです。
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