「仮面ライダーのおまけ的な作品だけどそれでも……」映画 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン たくむしさんの映画レビュー(感想・評価)
仮面ライダーのおまけ的な作品だけどそれでも……
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死の国に関する設定が曖昧だったり、キャラの行動の動機付けが不十分な作品だった。尺の都合はあるだろうが、それを考慮してもひどい。もっとうまい話の流れを、素人なりに考えてみたのでそれもここに記す。
まずシュゴッダム国王戴冠時に開かれる死の国ってことは、ラクレスも行ったってことになるが、彼はどうやって帰ったんだろうか?その時はヤンマたちはいなかったようだ。初めて来たみたいだったので。だとするとなおさらラクレスがどうしたのか気になる。まさか今回だけ出口が無かったのか?だとするとなんで今回だけなのか?
また、ギラが戦う理由は分かったが、他5人はなんで戦い始めたのか理解できなかった。勝手についてきて勝手に因縁つけて勝手に戦い始めたように見えた。なんかギラが戦い始めたからなんとなく戦ってみましたって感じがした。
さらに驚いたことに、この作品では敵であるはずのバグナラクが一体も出てこなかったことにある。キングオージャーとしての基本構成すら守れないとはどういうことなのだろうか?頭を抱えるしかなかった。
これらの問題を改善するには、元々死の国での戦いは、ギラが新しい王としてふさわしいか確かめるための試練であり、他の5人はあえてそれを隠していたことにする。さらに試練の最中にバグナラクが茶々を入れて正しく遂行できなくなったのを6人でまとめて解決するという流れが一番いいと思った。
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