「ロッテリア連呼し過ぎ」聖なる復讐者 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ロッテリア連呼し過ぎ
殺された双子の弟の仇討ちの為に犯人と思しき不良を追って少年院に入った兄の話。
明らかに暴行を受けた痕があるのに事故死とされた知的障害を持っていた弟の死に関わるヤツらが少年院に逃げ込んだことから、それを追ってという始まりだけど…。
耳障りの良いことを言うけれど何もしないカウンセラーの教官はまだしも、暴力でひれ伏させる狂犬とか呼ばれる教官とか、暴力だけで在院性を仕切るヤツとか、お国柄の違いもあるのかも知れないが、シリアスなドラマの割に設定がやり過ぎでちょっとモヤモヤ。
ある程度はそれもわかるけれど、イマイチ状況が判然としないところから始まって、韓国ドラマあるあるの後出しラッシュで、回想や後出しに更に後出しを載せてくるしで、今起きていることがストーリー的に遅々として進まないんだが…。
そしていざパンイチ決戦!と思ったらえっ?あなた!?
一応どんでん返し的な流れではあるけれど、わざわざ時系列イジって意外性をつくろうとしている場面が多過ぎて食傷気味。
ラストも半分エピローグ的なその後の話しに又もや回想と更なる後出しで口説さを感じてしまった。
物語の内容自体は嫌いじゃないけど、もう少し真っ直ぐに作ってくれたらという感じで自分には合わなかった。
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