ジョン・ウィック コンセクエンスのレビュー・感想・評価
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非現実的なんだけど…
バチバチに殺しまくって、弾丸も使いまくり。
効率なんか関係なく、とにかく撃ちまくる。
挙げ句に火炎ランチャーかなんかで行く手をなぎ倒す始末…。
もうとにかく障壁になるモノは倒す倒す!
見せ方もゲーム感覚でのめり込んで行ける演出手法は只々圧巻です。
これはまさに“映画”だわ!
単発でも充分楽しめるが、シリーズを通したストーリーは更に深みが在って面白く仕上がってる。
最後まで(エンドロール後も)集中させられた。
初日レイトだったけど、20人弱の観客だったが、全てソロ男子……半分は40第以上……、ジョンウィックって女子に敬遠されがちだったのかな?
過去作で1番好きかも
割とクールダウン時間が長く、静かな画が続くので、怒涛のアクションも...
死にしがみつく者は生き、生にしがみつく者は死ぬ
三時間近い大作だが、そのほとんどがシリーズの集大成ともいえる派手なアクションシーンで占められている。
もはやジョン・ウィックは撃たれようが、刺されようが、建物から落下しようが、階段から転げ落ちようが止まることはなく、不死身のごとく何度でも立ち上がる。
そのあり得ないタフさに思わず笑ってしまうが、これはリアリティーを求める作品ではない。
残虐だが計算し尽くされたアクションシーンはため息が出るほど素晴らしい。
日本が舞台となるシーンでは時代錯誤の日本刀や手裏剣や弓矢が登場するが、それすらも様式美の中に封じ込められているようだ。
自由を求めるジョンの戦いは終わらない。
主席連合を意のままに操る若きグラモン侯爵は、コンチネンタルホテルの廃棄を決定し、見せしめのためにウィンストンの前でコンシェルジュのシャロンを射殺する。
そしてジョンを仕留めるために娘を人質にされた盲目の殺し屋ケインを差し向ける。
ケインはジョンの友人でもあった。
今回の作品では誓印の約束などもなく、純粋に友情のためにジョンを手助けするシマヅという男が登場する。
彼は大阪のコンチネンタルホテルにジョンを匿う。
実は彼はケインとも親しい仲であり、ジョンを巡って哀しい闘いが繰り広げられる。
命令されればどんな仕事でも成し遂げなければならない殺し屋だが、殺し屋同士の流儀というものがあり、そこに美学を感じさせられる。
ジョンはグラモンの殺害を誓うが、たとえ彼を殺しても代わりの者が現れるだけで、自由を手に入れることは出来ない。
そんなジョンにウィンストンは古来のルールを持ち出し、一対一の決闘を申し込み勝つことが出来れば自由を得られると告げる。
ただそれには彼が所属していたルスカ・ロマとの関係を修復する必要があり、彼は一縷の望みに賭けてベルリンへと旅立つ。
どこに行ってもジョンに安らぎの時はない。
そしてこの映画を観て感じたのは、権力を持つ人間こそルールになるということだ。
ジョンはグラモンに決闘を申し込むところまでこぎ着けるが、グラモンは代理にケインを立て、自分が闘うことを承知しない。
そして「お前は殺し屋以外の生き方を選べない」と挑発する。
確かにケインとの決闘に勝てば彼は自由を手に入れられるが、グラモンに復讐することは出来なくなる。
もしグラモンを殺せば主席連合から狙われ、死ぬまで自由は得られないだろう。
しかもグラモンは卑劣にも決闘の場所であるサクレ・クール寺院に彼がたどり着けないように無数の殺し屋を仕向ける。
このジョンがサクレ・クールに向かうまでの殺し屋たちとの死闘、特に真上からのワンカットの銃撃シーン、そして222段の階段を転げ落ちるアクションシーンは圧巻の一言に尽きる。
そして決闘の相手であるはずのケインがジョンの手助けをする胸熱なシーンも。
やがて夜明けが訪れ、ついにジョンの戦いは決着を迎えることになる。
もしジョンが犬の復讐のために殺し屋に戻ることを選ばなければ、今も平穏無事な生活が続いていたのだろうか。
それともいつかは主席連合の手によって闇の世界に呼び戻されていたのだろうか。
ケインも引退した身でありながら、主席連合の命令には逆らうことが出来なかった。
因果応報という言葉が相応しい作品であるとも感じた。
殺し屋の世界に足を踏み入れた時点で、ジョンの因果は定められてしまったのかもしれない。
さて、このシリーズには毎回犬が登場するが、今回もジョンを狙う謎の男が犬を引き連れて登場する。
この敵なのか味方なのか、立場が入れ替わる男と犬の存在がこの映画に彩りを加えていた。
殺して、殺して、殺しまわった彼が最後に手に入れたもの
暗殺業から足をあらい自由を手に入れたのに妻の病死で希望を失い、愛犬や家をマフィアに奪われ復讐という未来のない目的を手に入れたジョン。裏社会をかき乱し世界中の暗殺者から狙われる転落人生の中、手放した自由を再び手に入れるため立ちふさがる敵を殺して、殺して、殺しまわったジョンの旅がついに決着しました。
ハッピーエンドとは言えないけど、ジョン・ウィックらしい結末でした。
何分アクション続けてるんだって位ずっと高速で銃撃戦、格闘戦は見ごたえがあります。形だけの日本のアクション映画とは迫力が違う。
ただ敵、味方ともに着ている防弾スーツの性能はないわ。拳銃程度なら完全に通さない性能が妙にフィクションでもったいない。
アクションの最高傑作
不屈の殺し屋。シリーズ集大成。
お馴染みジョン・ウィックの4作目。
前作で主席連合と決別し、復讐を誓った後の話。相手が主席だろうと容赦は無い!
しかし、いくら繰り返しても追手が来て際限無く戦うことになり、きりがない。
復讐劇に終止符を打つ為、掟に則り自由を賭けて主席に決闘を申し込むことに。
日本の大阪コンチネンタルが出てくるけど、他の洋画よりは違和感ない日本が描かれていたかと。
パリでの死闘は圧巻です。銃を使った容赦無く敵を撃ちのめすアクションは爽快!やはりジョン・ウィックはこうでないと。
若い俳優と違って動きのキレは衰えてくるけど、その分動きに深みがある気がします。敵同士だけど、互いに敬意を払っているジョンとケインの関係性も良い。
このシリーズは引きの景色がとても綺麗で毎回、舞台が楽しみです。お馴染みのサウンドも心地よかった。
サクレクール寺院に向かう途中、物凄く長い階段から落とされるシーンは痛々しいけど、スタント頑張ったなと感じた。
ジョン・ウィックは何度かボロボロにされた後に、脅威のタフネスで復活するのも醍醐味ですよね。泥臭くて良いです。
ラストシーンは、タイトルにもある通り
【行いには報いがある】ことを示唆している。
物語としては一区切り付いた感じですが、続編があれば是非観にいきたいシリーズです!
ほぼ戦闘シーン
トム・クルーズとはやや違った形で作品作りに身体を張り続けているキアヌ・リーブスに深く感謝しつつ鑑賞したい一作
3時間近い上映時間に二の足を踏む人もいるだろうし、実際ちょっと間延びしている場面がないこともないんだけど、とにかく手を変え品を変え、想像もできないようなガンアクションを展開し、中東からフランス、日本に至るまで、地球上のあらゆる場所を駆け巡るサービスぶり。キアヌ・リーブスとチャド・スタエルスキ監督にはよくぞ作ってくれました、と思わず感謝したくなる作品となっています。
ドニー・イェンの、彼しかできないような緩急自在の動き、真田広之とリナ・サワヤマらによる日本パートのサイバーパンク感など(『サイバーパンク2077』を見てるんじゃないかと空目)、見せ場を挙げればきりがないほど。
いや、今まで『ジョン・ウィック』シリーズ観たことないし、という方も大丈夫。冒頭で過去作のあらすじをざっと見せてくれるという、シリーズ集大成でありながら初見の観客にも配慮が行き届いた、暴力が満ち溢れた内容とは正反対の親切設計です。
アクション映画としての可能性をさらに押し広げただけでなく、デヴィッド・リーンを始めとした映画の巨匠たちのオマージュもふんだんに詰め込んでいて、一体どれだけ懐が深い映画なんだと思わずにはいられません。
本作に対していろんな捉え方はあるにせよ、今年公開の映画の中でも、絶対に劇場で観た方がいい作品の一つであることは疑いようがありません。
人の見る一生分の格闘シーンがたった一作に詰め込まれてました(笑)
一生分は大袈裟だとしても、1年分のコンバットアクションがこの一作にギュウギュウに詰め込まれてた感じです。3時間近くの上映時間がほぼ全てコンバットアクション、シューティングゲームのオープニング映像かよって。でもそれでいいんです、だってジョン・ウィックだから、なんか文句あっかこのヤロウって。(笑)
さて、これまでのシリーズ以上に魅力だったのは、先日鑑賞した「The Creator」もそうでしたが、本作も解釈の是非はどうあれ監督の日本偏愛ぶりが全編に溢れ出てた感じで、そのオタク的嗜好がまた日本人から見ると決して不快では無く、思わずニヤリとか良い意味でクスッ、としてしまうものでした。
大阪コンチネンタル攻防戦で繰り出された手裏剣に弓矢に長ドス!グラモン侯爵の放った黒甲冑風味の暗殺部隊は言うに及ばず、
真田広之演じるシマヅ・コウジとジョン・ウィックのやり取り「コウジ、、メイワクカケテシマッテ、スマナイ」「フッ、お前との友情は何よりも大事なんだ」とか、どう見ても座頭市なドニー・イェン演じるケインとの敵対してもどうあっても決して消し得ない友誼とか、、健さんの昭和残侠伝”義理と人情秤にかけりゃ“の世界観そのものです。
と言うわけで、ストーリーの為のアクションでは無く、アクション自体がストーリーを紡いでいく本作は、整合性や解釈とかを一切考えずにアクション道や任侠道?を純粋に楽しめる人には、伝説的な一作となるでしょう。と言ってもどう考えても次回作ありますよね?ジョン・ウィック死んで無いでしょ?パラベラムの裁定人も出てきてないし、ラストのアキラの未遂シーンがですね。。(笑)
身を守るものにはお金をかけることを伝えてくれる映画
シリーズ4作目にあたるジョンウィック、しかしシリーズを見ていなくてもこれだけを見ても特に気にせず楽しめると思う。
内容としては戦って戦って戦って戦って決闘したという話。
3時間弱、見終わると長かったなと思ったが、見ている最中はアクションに目を奪われ、多種多様な見せ方によって退屈な時間は生まれなかった。
特に気に入っている見せ方は天井視点のバトル。チート武器を持ったジョンウィックがうっきうきで放ちながら戦闘するシーンはそう快感があり、新鮮さがありよかった。
ストーリーは裏社会のすべてを牛耳る組織を追われて今までかかわっていたコンチネンタルオーナーとコンシェルジュ、ジョンウィック、新たにジョンの友人と主席連合のトップの一人、刺客としてジョンの友人と黒人と犬で話が進んでいく。
シリーズを通してみている人からするとコンチネンタル組の関係や積み重ねてきたものに関してなかなか厳しいものを見せられた。シャロンを殺すのはなかなかに辛いやり方だが視聴者やウィンストンから恨みを買うのにはとてもよかった。さらに追い打ちをかけるようにホテルの破壊も行うのもダメージが大きかった。
ジョンの友人の話は、ジョンをどちらも思っているが、娘を人質に取られているか手元に置いているかで敵味方が変わるのが対比として面白く、最後の最後に効いてくるのでとてもよかった。
黒人は終始ジョンを狙ってくるが、犬が殺されそうになったところを助けてもらったことで最終的にジョンの見方をするようになったのがよかった。キャラクタ―としても憎まれるようなキャラではなく、ずる賢くクールなのかと思いきや、悪が成敗されると微笑むようなキャラで場面ごとにいろいろ表情が見えてとても面白いキャラだった。
最終的な話としては悪人は許されないという内容で辛くもあり、妥当な終わり方だった。私利私欲を満たそうとしたグラモンが殺されるのは当然だが、今まで散々人を殺してきたジョンが死ぬこと。描かれてはいないが、人を殺した復習として殺されるケイン。
特にケインは終始いいキャラをしており、娘を人質にされているということを知っている市長からしたら、仕方がないと言わざるを得ないが、やっと解放され、娘に会えるという描写で復習されるというのはとても嫌なものだった。
この作品を通して思ったことはタイトルの通り、身を守るものにはお金をかけなければならない。でなければこの作品で何人も出てきた雑魚のように虚しく散るということ。どんなに強い武器を手に入れようが、技術を持っていようが、身を守るものはしっかりしたものでなければならないと思った。
ストレス発散するならこれよ
一作目は未鑑賞。
二作目と三作目は(たぶん)鑑賞した。
観ているとだんだん「殺す」ことが麻痺してしまう。
昭和の親父たちが健さんの任侠ものを観たあとに肩で風を切るような感覚ってこんなだったんだろうなあ、などと。
ただし、メインキャラ以外はモブ君たちばかりなのが今ひとつ。
際立つ存在が欲しいかな。
それにつけても盲目のケイン。
主役を食うかっこよさ。
彼も昭和の親父たちからすると「座頭市」だわな。
今作での名演技賞は。
「シェパードくん」です。
あのクライマックスで飼い主に訴えかける眼差しと意思疎通は人間の演技を凌駕。
ちなみに。
根性がないわたし、あれだけ追われたら。
自決するなぁ、とジョンに呆れ。
いやだからこそあきらめずに生きる、走るってことが大切なんだ。
真田広之がいい役もらっている。
ただ日本の描かれ方が1990年代によく観たような陳腐さはご愛嬌かな。
だんだんダメになって行くやつ
2作目からダメになるパターンは多いけど、コレは3作目あたりで開き直って逆手に取って作った感フルですなぁ。長すぎるのに音が煩くて眠れもしないwww
これ一本警察で見させられたら有る事無い事自白しちゃうよ。
これが観たかった
相変わらずムチャクチャで最高
シリーズ見てない人間が見ると
サーカスだと割り切ればとても贅沢な映画
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