「バーバヤーガ、最後の復讐 そして伝説は、聖人へ。」ジョン・ウィック コンセクエンス シラフさんの映画レビュー(感想・評価)
バーバヤーガ、最後の復讐 そして伝説は、聖人へ。
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亡き妻ヘレンから贈られた仔犬を、ロシアンマフィアお坊っちゃんの強盗に殺され、復讐。(1)
ある仕事の為に、イタリアンマフィアのお坊っちゃんと誓印を過去に結んでいて断れず、昔の知り合いを始末させられ、なおかつ、口封じの為に自分も始末されかかり復讐。(2)
その余波で、殺し屋会追放、懸賞金をかけられる。世界中の殺し屋達に狙われ、組織の首長に会い、組織に戻り、なんやかんやでビルから撃ち落とされ、復讐を誓う。(3)
そして今作。
これまた坊っちゃんに、狙われる伝説。
この1からコンセクエンスまでのジョン・ウィック世界でのスパンが短すぎる!
何ヵ月かしか経っていない!っぽい。
映画館で鑑賞した当時は、字幕しかなく不安だったが、あんまり台詞はないし、むしろ日本語が出てくるので、アクションだが、ほぼ問題なく観れたのを覚えている。
そんなガン・フーばっかりの本編だが、ストーリーもぶれずに、まさに初志貫徹なジョン・ウィック。自分の生き方に対するケジメ、というか3でも、いつかは誰かに殺される。と報いを受ける覚悟はある様子だった。だが只では死なず、やはり復讐をしてからという姿はカッコ良さを感じる。
ただ殺すだけではなく、今回は意味のある復讐を。
今まで、ジョン・ウィックの報いを受けていたのは、他のまわりの人達だった。
今作のラストは、そこにケジメをつける最高の答えだったように思えます。
殺し屋ではあるけれども、ジョン・ウィックの人の良さを感じる描写もスゴく良い。
大好きな映画です。
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