ジョン・ウィック コンセクエンスのレビュー・感想・評価
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「報い」の連鎖から抜け出す夜明けと、「友」の存在。
◯作品全体
「夜明け」の演出が印象的だった。
冒頭、砂漠地帯での首席連合に対する復讐は夜明けからだった。そしてサンクレール寺院でのラストも夜明け。それぞれには「復讐劇の再開」としての夜明けと、ジョンが抱える「暗闇からの開放」の夜明けがある。
今までの『ジョン・ウィックシリーズ』には緑や赤の色味や影の強さが画面を占めていた。本作でも大阪コンチネンタルやベルリンのクラブでの戦いで使われていて、ジョンの周りにある策略や憎悪の連鎖の象徴のようだった。
複雑で、様々な感情を孕んだ色味や影。そういったものを一掃する、または予期させる夜明けの使い方でもあった。
ジョンを知らない人間からは「ババヤガ」、「キラー」として見られているが、家族のため立ち上がったジョンには、志を近くする友が集う。この友との繋がりをアクションで魅せていたのがすごく良かった。ケインとシマヅはそれぞれ娘を大切にしていることを知っているから、ケインは積極的に戦闘に参加しないし、参加したとしても致命傷を与えない。だからこそ重傷を負ったシマヅと対峙したケインの、なんとも言えない悲しげな表情が刺さる。
Mr.ノーバディとジョンウィックとの友情はシリーズを追っているからこそグッとくる繋がりだった。チディから犬を救ったジョンを見てMr.ノーバディは驚いた表情をする。Mr.ノーバディもおそらく愛犬を「たかが犬」として横目で見られ続けたのだろう。ただ、ジョンにとってみれば犬は「たかが犬」ではないのだ。それは一作目を見ていれば直感で感じ取れるはずだ。
ジョンとケインの関係性も素晴らしかった。互いに対立が避けられないことを分かったうえでリスペクトを惜しまない。サンクレール寺院前の階段で共闘する二人は最高にかっこよかった。ケインからするとジョンを放っておけば不戦勝で勝利できるにも関わらず、ジョンに手を差し伸べ、二人の決着へと導く。その姿に、本作では語られなかった二人の深い関係性が伝わってくる気がして、奥行きを感じるアクションだった。
ケインだけでなく、Mr.ノーバディも賞金ではなく恩義を選び、シマヅは訪れる災厄を承知で手を差し伸べる。ウィンストンやキングも最後までジョンの強さを信じ続ける。そうしたジョンを信じる友の存在が、最後に訪れる夜明けへと導いているようで、それがすごく心に響いた。
◯カメラワークとか
・ジョンの生死の境を印象付けるような明滅の演出があった。大阪を襲撃した後のグラモン侯爵のシーン、周りを騎馬が歩くところ。カメラとグラモン侯爵の間を騎馬が通って明滅するような画面になる。あとはポーカーのシーン。天井にあるシーリングファンがジョンたちに影を与える。こっちはシーリングファンによって首を刈るような構図になってるのもよかった。
・パリの廃屋のアクションは俯瞰でジョンをフォローし続けていてすごい面白かった。画面の上下左右から敵がでてくるからジョンが包囲されていることを強調するようなアイデア。よく見るとジョンが爆炎弾を当てた敵が別の角度で悲鳴を上げながら画面に出てきたりしてる。画面内の上下左右全てと画面外も使ったアクション。これだけ尺をとった俯瞰アクションって今まで見たことない気がする。
◯その他
・今作は相手役がどれも魅力的だった。端役もスモウレスラーのアクションとか大阪で初手にやられるアフロとか、ルスカ・ロマの挨拶しかしないヤバいやつとか。ベルリンのボス役・キーラの不適な笑い方、大きい図体と喘息のギャップも最高だった。なによりスコットアドキンスのキレキレなアクションが最高。ジョンを階下に蹴り落とした回し蹴りの高さと速さと綺麗さ。
シマヅ役の真田広之はもう少し派手なアクションあってもよかった気がするけど、あの渋さも良い。血を払って刀を鞘に収める動きとか、シンプルながらかっこいい。
・このシリーズのアクションはほんとに随一だと思う。確かに結果的にジョンが無双してるわけだけど、一人倒すのに劣勢から体制を立て直して相手を崩し、トドメを刺すという戦闘の戦術がキチンと描写されてる。モブ敵であってもガタイが良ければ真正面の戦いで苦戦するし、素早い動きのナイフ遣いも体制を崩しながら避けつつ体術でナイフを落としていく。これだけアクションに誠実な作品もそうないと思う。
・ジョンのアクションアイデアは本当に泥臭い。今作も弾切れした銃を解体して鋭利な箇所で敵を刺したり、ガタイのいい敵に対してヌンチャクを扇風機みたいにして攻撃したり、ゴルフクラブみたいに振り抜いたり。鉛筆一本で敵を倒すジョンウィックはチャプター4になってもスタンスが変わらなくて、とてもいい。でも防弾スーツが便利すぎるのはちょっとどうかと思う…。
・なんだかんだ言ってもケインのキャラクターとドニーイェンのアクションが良すぎた。あまりにも良すぎた。ぐるぐるパンチとかアクションに癖があるのがすごくかっこいい。仕込み刀の使い方とかチャイムを使ったアクションもとにかくアイデアが詰まってる。ドニーイェンはブルースリーをイメージしたというし、監督のチャドエスタルキは座頭市を意識したと言ってるけど、どっちも模倣ではなくてそれぞれの要素を組み合わせて新しいものになっているのが素晴らしい。ラストは自身も「報い」を受けてしまうことを予感させる悲劇的な終わり方だけど、そこに負を背負って対峙するキャラクターの美学が詰まってる。
シリーズMAXの質と量で魅せる復讐譚の帰結
怒涛のアクションと独特の世界観で毎回観客を圧倒するジョン・ウィックシリーズ、回を重ねるごとに上映時間が伸びて今回は2時間49分の大作になった。もちろん、頭から尻尾まであんこ、いや濃密なアクションが詰まっている。
正直、前回までの細かい設定を忘れかけていたので、公式サイトの動画とYouTubeのまとめ動画で(本編じゃなくてすみません)記憶を呼び起こして臨んだ。すると、映画館でも本編開始前に森川智之ナレーションのまとめ動画(公式サイトと同じもの)が流れる親切仕様だったのでちょっとびっくり。
いやはや、キアヌのアクションの相変わらずのキレの良さには驚嘆した。スーツが似合うあのスマートな体でバリエーション豊富な秒速アクションをこなす姿からあふれるババヤガのオーラ。そりゃ部分的にはスタントを使う場面もあるにしても、キアヌさん、今月で59歳よ? あんまり年をどうこう言うのは失礼だけれど、やはりすごい。相応の努力なしには、あの身体能力を絶対維持できない年齢だと思うので。
真田広之とドニー・イェンの殺陣からは、必殺の気迫が伝わってきた。スタエルスキ監督はインタビューで、ケインというキャラクターのモデルのひとつとして、座頭市が念頭にあったと明言している。確かにそんな感じ。
全盲でそこまでは無理やろ、というツッコミは、外連味が信条(これ大事)と言ってもいいこの映画に対しては無意味だ(でも、面白いからこそ戯れにツッコミたくなるというのもあるけれど。そういうツッコミしだしたら、このシリーズはきりがないので)。能力縛りがある中、テクニックと知恵で無双するからかっこいいのである。
よく考えたらこの二人もアラ還で、中高年男性のアクションが好きな私には美味しいキャスティングなのだが、見ている間にそんなことをのほほんと考える隙さえ与えない動きのキレだ。
ジョンを狙う賞金稼ぎのトラッカーは、他の人間に賞金を取られたくないからと結果的にちょいちょいジョンの援護をしたり、本作におけるわんこ係的立ち位置だったりしてどこか憎めない存在だった。彼との戦闘の最中に、犬に乱暴したチディをジョンは思わず撃つ。そしてトラッカーは、後でその借りを返す。この二人、場が違えば犬好きどうしで仲良くなれたのでは?
凱旋門の周囲での、走行する車の間隙を縫うアクションや、大阪のコンチネンタルホテルなどのロケはベルリンで行われたそうだ。
確かに「インターコンチネンタルホテル」は梅田にあって、ラウンジバーで本作の公開日に合わせてインスパイアカクテルを出したりしているのだが、外観は映画と全く違うし、ついでに梅田駅ももちろんああいう感じではない。梅田駅に何故か西梅田終着の電車が、などと脳内でローカルいじりをしつつ観ていたが、実物に寄せず作品の世界観に合わせた雰囲気に作り込んでいるのがむしろよかった。日本文化へのリスペクトがきちんとあったので好印象。電車内の広告やドアの開閉のアナウンスなど、細かい部分は真田広之のアドバイスも受けたそうだ。
アクションで唯一、階段落ちのシーンだけはちょっと長く感じた。ジョンの気持ちになってこっちも何だか息切れしてきた時に、ようやく上の方まで上ったところで蒲田行進曲よりハードな階段落ちで振り出しに戻ったので、こちらの気持ちが折れそうになった。
最後の決着は作法に則った決闘というのが、それまで散々アクロバティックな動きを見てきた目には新鮮に見えて、親友同士がやむなく対決する悲壮感も出ていてこれまたよかった。
それにしても今回のラスト……これまでも、「これは死んだか」という目にあっても実は生きてたジョン・ウィックだし、エンドロール後の映像込みで考えると「何らかの理由で死を偽装した」パターンもなきにしもあらず……とファンとしてはつい考えたくなる。数々の試練を生き抜いてきた彼にしてはあっけないとつい思ってしまう。
だが、主席連合からは自由になったから賞金首でもなくなったはずで、「死んだことにする」理由が見当たらない。
それと、これは物語の外のことになるが、VOGUEの記事にプロデューサーのベイジル・イヴァニクの次のような証言が書かれていた。本シリーズの撮影で身も心も消耗したキアヌ自身が、続編が作られないようジョン・ウィックを「この映画の最後で完全に殺してくれ」と言ったというのだ。それに対しイヴァニクは「10%くらい可能性を残しておこうかな」と答えたという。それでああなったということ……なんですか?
シリーズの復活はキアヌの気力体力のみぞ知る。そんなところだろうか。
余談:
•最後のウィンストンの「さらば息子よ」みたいなロシア語の台詞、手首のロシア正教の十字架のタトゥーからして、ウィンストンはルスカ・ロマの一員ぽいし、言葉のあやでなければジョンの父親だったりするのだろうか。
•原題はChapter 4なのに邦題が「コンセクエンス(consequence 字幕では「報い」)」となっている理由を、監督は「4という数字が死を連想させるとして日本人が忌み嫌う」からだと答えている。こんな死屍累々の映画を観ようという人がそんなこと気にしますかねえ。
遂に主席連合との直接対決に! 前作からアクションも映像も格段にクオリティーが上がってシリーズ最高峰。
キアヌ・リーブスにとって「ジョン・ウィック」シリーズは、トム・クルーズの「ミッション:インポッシブル」シリーズの様に感じるほど、キアヌ・リーブスのライフワーク的な生き様が表れた作品だと思います。
「鉛筆1本で3人の男を殺した」などの多くの伝説を持った殺し屋という設定も興味深いですし、本作でもまた新たな伝説を披露しています。
第1弾、第2弾と回が進むにつれ面白さが増していったシリーズですが、個人的には第3弾で、やや失速感があり本作を見る前は少し心配でしたが、杞憂でした。
前作では肝心のアクションシーンでキアヌ・リーブスのキレが弱まり「年齢の壁」のようなものを感じていましたが、本作では見事に復活し、アクションシーンも冴えまくっていました。
さらには、第1弾からずっとチャド・スタエルスキ監督なのですが、演出もキレが増してエッジの効いたシーンが非常に多く、「何が起こったんだ?」と思うほどカッコいい作品に仕上がっていました!
前作で評価を下げた要因の1つに❝なんちゃって日本❞のような描写があったのが残念でしたが、本作ではそこも大きく改善していました。
撮影時はコロナ禍まっ只中だったのですが、舞台の1つになった大阪の風景がキチンと映し出されています。
そして、大阪のセットのシーンですが、日本人から見ると「こんな看板はないな」と判断できるものではあるのですが、キチンと日本のDNAを汲んでいる❝親日家であるからこその看板❞になっていて、これは「アリ」だと好感さえ持てました。
この先は、スピンオフの2作品が予定されているようですが、本筋の「ジョン・ウィック」シリーズはどうなるのか?
キアヌ・リーブスは冒頭のように、「需要があるのならやり続ける」といった覚悟があるので期待して待ちたいと思います。
2時間49分、ただただ戦っていることに意味がある。
2時間49分というべらぼうな上映時間だが、ストーリー的にはシンプルなもので、まがりくねった展開やトリッキーなどんでん返しがあるわけではない。じゃあなにをしてるかって、とにかくキアヌ=ジョン・ウィッグが戦っているだけなんだけど、もう、戦い続けている大変さが、そのまま上映時間に直結している体感型の映画になっている。思い起こせばジョン・ウィッグは一作目からほぼノンストップで戦い続けていて、そりゃあもうお疲れでしょうと労いたくもなるし、最後の落とし所にも納得(5作目やるという話もあるようですが)。個人的には、ベルリンの巨大クラブの異様な空気感と、パリ中の殺し屋が押し寄せてくる終盤が好きで、特にパリ編なんて元ネタでもある『ウォリアーズ』をまるまる一本分やりますよという特盛っぷり。なんなら決闘が決まった時点でお話的には8、9割終わってんのに、そこから一時間戦い続ける徒労感こそが本作の醍醐味だと思う。とりあえず映画史上最長の階段落ちの、笑いと申し訳なさが入り混じった「マジか!」な感覚を味わうためにももう一回か二回は観に行きたいところです。
2時間49分に活劇のアイディアが詰まった奇跡
上映時間が2時間49分。その間、殺し屋ジョン・ウィックを演じるキアヌ・リーブスはたったの380ワードしか話さず、ひたすら黙々とアクションに徹し続ける。そんなことが可能なのかと案じていたら、何と可能だった。なぜなら、監督のチャド・スタエルスキは『続・荒野の用心棒』('66年)『ブリット』('68)『ダーティハリー』('71年)そして『座頭市』('62年~)等、映画史を彩るアクション映画からもらったアイディアを活劇シーンに注入し、その上に元スタントマンとしての経験値を上乗せして、終始観客を飽きさせない。その際たるものはジョンが拳銃を敵に対して至近距離で構え、弾を撃ち込みながら、四方から走ってくる車と格闘する場面。距離感の斬新さ、理詰めで考えた動きの的確さは、いかにもスタエルスキならではの知恵だが、それをスタントなしで決める(スタンドインはいるがほぼスタントなしという触れ込みだ)キアヌの活劇俳優としてのスキルには改めて恐れ入る。
『アラビアのロレンス』('62年)にインスパイアされたという冒頭のシーンはヨルダンで撮影され、その後、ロケ地はフランス、ニューヨーク、ドイツ、日本と転々として、今更言うまでもなくロケーション・ムービーとしての楽しさも充分。何よりも、やりたい仕事は徹底してやり続けるキアヌ・リーブスの俳優としての有り様が、映画を面白くしている。
シューティングゲーム好きかどうかで体感時間が変わりそう。ポストクレジットシーンをお見逃しなく
「マトリックス」シリーズでアクションコーディネーターやスタントダブルを務めたチャド・スタエルスキ監督と同シリーズ主演のキアヌ・リーブスが組み、ワイヤーやCGに頼らないよりリアルなアクションが売りの「ジョン・ウィック」(2014)からスタートさせたシリーズの4作目。世界的大ヒットを続ける高収益の連作の常として、相対的に立場が強くなる監督や主演俳優(製作を兼ねるケースも多い)がやりたいことを目いっぱい盛り込んで尺が長くなりがちだが、このシリーズも1作目から101分、122分、131分ときて、4作目「コンセクエンス」ではついに169分。キアヌが演じるタイトルロールのほかにも、凄腕の殺し屋たちが続々と参戦し、素手や刀、ヌンチャクも使う格闘から、銃弾のリロードなどもきちんと見せるガンフー(銃+カンフー)、車やバイクでのチェイスと組み合わせた高速アクションなどなど、活劇をたっぷり見せることを最優先した作りになっている。
真田広之演じる大阪コンチネンタルホテル支配人が日本刀でジョンと共闘したり、香港映画スターのドニー・イェンが盲目の仕込み杖使いという座頭市っぽいキャラクターを演じたりと、映画ファンには胸アツのポイントも多い。だが後半になると、廃屋での俯瞰ショットでジョンが部屋を移動しながら大勢の敵を次々に撃ち殺したり、決闘場に指定されたパリのサクレ・クール寺院に至る222段の階段でまたもや大勢の敵を延々と撃ち殺したり(もちろん格闘や仲間との共闘もあるが)と、次から次へとわいてくる“ザコキャラ”をひたすら倒すアクションシークエンスが、とにかく長い。なにやら他人がプレイしているシューティングゲームの画面を傍観しているような気がしてきて、シューティングゲーム好きかどうかで体感時間が変わるのではと思った。
1作目を除き、ラスボス的なキャラクターとジョンとの大立ち回りが乏しいのが本シリーズの傾向としてあり、カタルシスが足りない一因ではなかろうか。3作目「パラベラム」でエイジア・ケイト・ディロンが演じた裁定人は冷酷でクールな迫力があってお気に入りで、4作目でのジョンとの直接対決を楽しみにしていたのに、登場せずがっかり。今作のラスボスに相当するグラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)との“決着”も、カタルシスという点では微妙。5作目の製作も決まっているので、エイジア・ケイト・ディロンにはぜひ再登場してほしい。
日本人の若手の活躍という面では、アキラ役のリナ・サワヤマ(新潟出身でロンドン在住の音楽アーティスト)や、スタントパフォーマーとアキラ役のスタントダブルで参加した伊澤彩織(「ベイビーわるきゅーれ」シリーズでダブル主演)が、ハリウッド映画の人気シリーズに起用され、少なからぬ貢献をしているのも喜ばしい。彼女たちの今後のキャリアにも大いに期待したい。
そうそう、本作にはエンドロールの後の本編映像、いわゆるポストクレジットシーンがあるので、どうぞ最後までお見逃しなく。
A Fourth Film Shouldn't Be This Good
John Wick is the recipe for campy action cheese, but somehow Reeves' production is sleek and stylish with a tinge of anime aura that allots taking the film much more seriously than anybody would anticipate. You might ask why it is so long, but fun characters come and go like a Tarantino film. Not to mention, a quickdraw duel chapter might be the best since the finale in Kubrick's Barry Lyndon.
❇️『犬の玉噛みつきからの、おしっこ🐕💦最高⭕️』
ジョンウイック:コンセクエンス
🇯🇴ヨルダンの砂漠
🇫🇷フランスのパリ
🇯🇵大阪府大阪市中央区の道頓堀
❇️『犬の玉噛みつきからの、おしっこ🐕💦最高⭕️』
◉58点。
🌀せっかく仮想コインを使った世界観良かったのに。こんな茶番のご都合主義映画に時間を使いたく無い。期待が大きかった分怒りも倍増‼️
🌀ジョンウイック 一作で完結した方が良かったかな?と四作目のストーリー観て思ってしまう。ストーリー暗いし、仮想コイン使わないし、変なルールを追加するし、緩急のない激しいアクション飽きるし、ウィックさん不死身で無双だし萎えた。
🟣提案🖐️
『ジョンウイック』と『キングスマン』のコラボ観たくないですか?
仮想通貨で暗殺道具を買ったりして、ウィックが使ったりしたらスーツ繋がりて楽しさが広がりそう。👔是非採用してほしい🤭
❌悪かった点。
🈲以下怒りの💢ネタバレあり。
🟢感想とツッコミ
1️⃣🔺『何故日本のイメージはいつもこんなんなのか?呆れるし、真田広之さんが可哀想。』
2️⃣❌『大阪のホテルアクションがモサイ』
キアヌも女性もなんか身のこなしか重たくてイマイチだし、前回見た様なセットもイマイチ。
ありえへんよこんな部屋アホか💢
3️⃣❌『日本の移動手段もなんでやねんだし、そもそも戦いもやる意味が腑に落ちない』
4️⃣❌『トランプ遊びからの襲撃戦?戦闘とダンス若者?💃』ってアホかホンマあかんわ。萎えるで〜
5️⃣❌『萎える焼印。大火傷やん。痛いやん』
★彡なんやねん。その儀式😅
6️⃣❌『都合が良すぎる!ルールって何よ‼️もはや無いようなもんやねん💢』
★彡大事な世界観すら崩壊してるやん。
7️⃣❌『アクション凄いけど麻痺してどうでも良くなる。』
8️⃣⭕️『犬🐕君が凄く良かった。』
8️⃣『ツッコミ祭り開催』
★彡ゲームの映像を見てる様。🎮
★彡階段落ちももはやわざと落ちてる?無理ありすぎやねんけど。
★彡ドニーさんもはや目見えてるでしょ👁️
★彡無限体力♾️ゲームならドリンク飲んでフル回復できんねんな。
★彡なんじゃこの理不尽な決闘?
観たいのか?ボロボロな状況で戦いなど見てもなんもおもろ無い。
★彡ちゃんと決闘させろよ。殺し屋にウィックを決闘するから殺すな言えばこんなんならんかと思う。手配したラスボスあかんな。
★彡決闘するんは良いか、ドニーさん不利すぎるねん。
🐎🏜️⌛️☕️🌸🏨😎😱😵💫👊🦶💪🧑🏻🦯🐈⬛🔥🥃🦯🏍️🚘🏰🌃🌆🌇⏳🕯️🪙🔪🔫🕳️🩹🩸🪩
前3作見てなかったが、問題なく見れた
IMAXで鑑賞。
前3作見てなかったが、問題なく見れた。
面白い!IMAX向き!音がいい、画質も素晴らしい。画面が明るく、でもブラックは締まっている(階調の幅が大きい!)。
もう異世界の話。でも映像がなんとも芸術的。で、アクションもすごい。
「マッドマックス 怒りのデスロード」のようにアクションそのものがストーリーを進める。
最初は、ゲームの世界を見ているような気持ちででしたが(冷めていた)、だんだんその異世界の美しさとアクションの凄さに圧倒され、これは傑作に違いないと思えた。
アクションもけっこう引きの画が多いのに驚く(アップのカットで誤魔化さない)。
驚いたのが、延々とワンカットで撮るシーン。
敵を何人も撃って倒していくのだが、かなりの引きで延々ワンカット(天井から俯瞰で撮ったり)。
これ見たことある、と思ったら、松田優作の「最も危険な遊戯」「殺人遊戯」の村川透のよう。
それをもっとリアルに緻密にやっている。多分CG満載なんだろうけど見応えあり。
話もシンプルで、分かりやすいので前作からの繋がりも想像できる。それでマカロニウエスタンみたいに友情が描かれる。面白い。カッコいい!
まさしく男の子の映画!
チャプター4
ドニー・イェンを配役しているのは 映画の巨大マーケットでもある中国語圏での人気を 意識していると言われている。 そういえば、スター・ウォーズもそうだった。
動画配信で映画「ジョン・ウィック コンセクエンス」を見た。
2023年製作/169分/R15+/アメリカ
原題または英題:John Wick: Chapter 4
配給:ポニーキャニオン
劇場公開日:2023年9月22日
キアヌ・リーヴス(ジョン・ウィック)
ローレンス・フィッシュバーン(バワリー・キング)
ランス・レディック(カロン)
イアン・マクシェーン(ウィンストン)
ドニー・イェン(ケイン)
ビル・スカルスガルド(グラモン侯爵)
真田広之(シマヅ)
邦題のコンセクエンスの意味は「報い、結果、帰結」など。
ジョン・ウィックの4作目。
ジョン・ウィックは4作全てをチャド・スタエルスキが
監督をしている。
ドニー・イェンを配役しているのは
映画の巨大マーケットでもある中国語圏での人気を
意識していると言われている。
そういえば、スター・ウォーズもそうだった。
主席連合の全権を預かっているのはグラモン侯爵。
ビル・スカルスガルド(グラモン侯爵)といえばITのピエロの人だ。
主席連合の権威はジョン・ウイックによって傷ついていた。
グラモン侯爵はジョンの友人でもあるウィンストンの責任を追及し、
コンチネンタル・ホテルの建物を爆破した。
そしてさらにウィンストンの右腕である
コンシェルジュのシャロンも射殺された。
ジョナサン・ウイックにかけられた賞金を狙って
大阪、ニューヨーク、パリ中の殺し屋がそれぞれの地に集まってくる。
懸賞金2000万ドルは日本円で30億円。
終盤には懸賞金は4000万ドル(60億円)にまで跳ね上がる。
前作同様、延々とキアヌ・リーヴスの殺陣を見続ける
映画であることは間違いないが、
映画が面白くないわけではない。
約3時間の上映時間だが意外と長さを感じなかった。
けっこう長いクレジットの後にも映像があるので最後まで見た方がいい。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
過去の報いを受けるのは
今作は〈報い〉をテーマにしているだけあって、それぞれの報いが描かれましたね。
シマヅを殺した報い
コンシェルジュを殺した報い
犬を殴った報い
etc…
まさに物語の終着点、様々な登場人物が、様々な報いを受けていく。
大阪のシーンって…要りました???
結局大阪のシーンは前作『パラベラム』と同じことをしているだけでは?
エンドロール後にシマヅの娘がナイフもってケインに近づきますが、完全に蛇足でした。
大阪でなくて、もっと世界各地を股にかけて逃走劇を見せてくれたほうがよかったです。
てかそもそも、ホテル爆破からジョン・ウィックがニューヨークに来るまでの部分全カットでもその後のストーリーにいっさい影響ないかなと思います😊
時間長すぎな気もしますが、ジョン・ウィックを堪能しまくる映画としては妥当です。
ニューヨークに来てからの展開はもう最高です✨
まさにババヤガ!
ビル・スカルスガルドってペニーワイズのひとなんですね。素顔かっこよすぎ笑
ポーカーのシーンにて、ドニー・イェンの、ローグ・ワンオマージュとかありましたし、ビル・スカルスガルドももっと狂気的な、ペニーワイズみたいなオマージュあってもよかったのかなって。決闘申し込まれてからは小物感がやばかった笑
決闘が怖いからって「ルールは変わっていく」じゃと?
決闘の代理にケインじゃと?
決闘の場所に遅らせるためにジョン・ウィックを妨害じゃと?
ちゃんと戦え笑
ケインに決闘のシーンで「黙ってろ!」って言われたところ気持ち良すぎましたね笑
今作、ジョン・ウィックがころした人間の数えげつなくないですか?
絶対確殺いれるマンのサガが出ちゃって、パリが血の海になってましたね。
こりゃ殺し屋というか、うーん…
リアリティのあるすべてのアクションを余すことなくやり遂げた1作。後半からの展開、終わり方、緊迫感はめちゃくちゃいいので、大阪のシーンをどうにかしてくれれば最高傑作になれる素質はありました。
ということでジョン・ウィックシリーズをぜんぶ見終わったわけですが、マイベストはやはり
パラベラム ですかね
総合的に、ストーリーと殺し合いがいいバランスだったので。
でもいちばん殺し屋っぽかったのは、2ですね!
電車のシーン然り図書館のシーン然り、「隠れて」「殺し屋らしく」戦ってたかなと。
それでも今作、全登場人物を雑に扱うことなく綺麗に終わらせていて、いにしえのアクション映画を感じる映画でした!
凄まじい殺人ゲーム
凄まじい殺し合い、カンフーの銃撃版ガンフーはいわばこのシリーズの売り物だから致し方ないが4作目となると度肝を抜かれるほどエスカレートしていました。冒頭から気になったのはセリフの仰々しい固苦しさ「二度目のチャンスとは失敗した者の逃げ場所だ」とか、その割にキアヌのセリフは短い、なんでもキアヌは脚本のセリフが気に入らず半分を削除したそうだ。
これだけ、いとも簡単に大勢の人が死ぬ映画は観ていて気が咎められることも否めません、死に過ぎ・・。
おまけに今度は日本まで舞台に巻き込んでの殺し合い。なんでもキアヌ・リーブスは千葉真一のアクションを師と仰ぐほどの大ファンだったからでしょうかね、本作は一番弟子だった真田広之さんが代役、大阪にコンチネンタル・ホテルが建てられていたのは驚きでした、ニューヨークと同じルールでしたね、恐るべし主席連合(ハイテーブル)。
日本だから刀で闘うのかと思ったらキアヌはヌンチャクを振り回していました、ヌンチャクは中国製だと思っていたが沖縄の琉球空手の武具だったそうですから、まあ、良いでしょう。中国も大きなマーケットですからキアヌの敵役の盲目の殺し屋に香港スターのドニー・イェンを使っていましたね、とても盲目とは思えぬアクションの強者でした。
延々、襲撃が続くのかと思ったら決闘とは、なんでも決闘は「主席連合」の古い掟だそうだから意外でした。気になったのはウィンストンがジョンの墓に手を触れ「さようなら、息子よ」と言っていました、ほんとかよ?、それに加え、ライオンズゲートは既に5作目に着手しているらしいとの報、ジョンのお墓は偽装だったのか・・。
殺し屋ってもっとシンプルでいいと思う
仰々しい組織のルール、そもそも全体像がはっきりしない組織の仕組み、ポッと出の旧友と侯爵、豪華すぎる舞台。
鮮烈な戦闘シーンと強烈なビジュアルの楽しさを持ってしても全体的に乗り切れない、微妙なアクション映画になってしまった。
前作から世界観を大きく広げ、国を跨ぎに跨いで集大成とも言える舞台を整え上げた今作。
流石に要素が多すぎるのと広すぎるのとであちこちに気が散ってしまい、どれもしっかり受け止めるには中途半端で、テンション高く没頭できなかったことが本当に残念。
別に同じことの繰り返しでいいのにな。派手派手な前作はわりと好きだったけど、最後にこうなってしまうくらいなら、削ぎ落とし研ぎ澄ましでアクションシーンを際立たせて欲しかった。
組織のしがらみや人間関係の妙を味わうには薄すぎ、見た目で楽しむには流血が足りず、合間のストーリーが無駄に思える。
急に出てきた旧友キャラにどう感情を乗せろと?2作目くらいからチラチラ顔出しといてよ。
あと日本人ってやたら尊く殉死させられがちじゃない?悲しいよ。
そういうことじゃないんだよ!というのは重々承知なんだけど、私がアクション映画に100%ハマりきれない理由ってやっぱりこういうことなんだろうなと改めて感じてしまった。好みの問題。
初作を観たとき、やっとアクション映画でこんなに興奮できる作品と出会えた!と思って嬉しかったのに。
好きな作品がシリーズを追うごとにだんだん解釈不一致になっていく現象、辛い。逆に前作はなんで楽しめたのかわからないくらい。
詩的でゴージャスな言い回しの多いバワリーがただのスーツ配達係にしかなってなかったのが残念だった。
せめて最後の決戦は立ち会ってくれよ…何なのよあの謎の犬飼いだけやたら付いてきて。お前関係ないからデカい顔して座ってんなよ!
あと侯爵はファッショナブルすぎるよ!
それでもやはりアクションシーンの瞬間的な興奮度は高い。
ネオン煌々のジャパンは最高だし、シマヅもアキラもケインもかなりエッジ効かせてキマりきっていて非常に良かった。
座頭市リスペクトの闘い方とあまり意味なさそうなピンポーン好き。盲目ならではの台詞回しが好き。アキラの戦闘ファッション好き。
ゲームのような真上からのショットには感動すら覚えた。俯瞰で全体を見せることで誰がどんな動きをしているか全て見えるのが面白いし、迫力は下がってもスリルがある。
ジョン・ウィックシリーズにおいて、様々な国の訛りの英語を聞けるのが細かい楽しみでもある。
北欧訛りの侯爵がずっとパリにいるのは何でだろうと思いつつ、なんだか興奮するのよね。
ベルギーのクラブにいたすごいデブの話し方も良かった。
最後にジョン・ウィックが墓に入ってるのもなかなかに衝撃だった。
いやそこで死ねる体してないでしょあなた。本当に何のためにあんなに闘っていたのか。
国から国へやたら飛び回っていた今作。
カットの間にきちんと搭乗手続きして飛行機に乗って狭い機内の中座ってボーッと外見たりしてたのかな〜なんて考えるとちょっと間抜けで面白い。
いやそもそも通常の搭乗手続きはしないのかな。あのえげつない越境移動、どうしてたんだろう。
撮影技術は凄いけど、内容が無い駄作w
1、2は斬新なアクションとかでまぁまぁ面白かったけど、3は飽きてきて4は完全に蛇足でしたね〜。
今作はアクションも使う銃は拳銃が95%で、同じようなシーンばかり。ピンチを切り抜けるっていうかずっとピンチだけど、敵の弾は当たらないか当たっても防弾スーツが防いで何も起きないというつまらなさ。
ちなみに実際にケブラーの布地を入れた防弾スーツはありますが、あんなペラペラじゃないし防げるのは拳銃弾だけでライフル弾は軽く貫通なので、弾に当たらないのは別にして現実味はないんすよね。
なので完全にフィクションとして楽しめば良いんでしょうけど、ダラダラと同じようなシーンが続いてホント飽きました。撮影してる方はめちゃくちゃ大変でしょうけどね。空砲でも爆風で空き缶両面貫通するくらいの威力はあるので直接当たったら怪我しちゃいますし、長回しのシーンも多いし、どうやって安全に撮影してるのか気になりますが、だからと言って面白くはないんすよねぇ。
ドニー・イェンも真田広之も無駄遣い。ヌンチャクもブルースリーくらいに振り回してくれたら良かったのになぁ。
ラスボスの衣装は良かったかな。あとデブの中ボスの後ろ回し蹴りは驚いたw
やっぱ、シリーズ物は2作くらいで止めるのが良さげであります・・・
最強の最高な最後⭐️
ジョン・ウィックシリーズの中でも結構上位で好きだった
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