ワイルド・スピード ファイヤーブーストのレビュー・感想・評価
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荒唐無稽なアクションを体感できる4DXScreenスゴかった。
非常に引き裂かれた想いをいだきつつ、星を4つにした。というのも、シリーズ中でも屈指の底の抜けた脚本に呆れつつ、大いに笑い、楽しんでしまったからだ。そもそもワイスピになにを求めるかはひとによって違うと思うが、自分はどれだけ荒唐無稽であっても、そこにエモーショナルななにかが宿っていれば許せてしまう派で、逆にいうと見せ場がただ見せ場としてしか提示されていないと、空虚な馬鹿騒ぎに見えてしまう。
今回は撮影開始から一週間でジャスティン・リンが降板し、監督がルイ・レテリエに交代したが、まさにバタバタがそのまま反映されたような筋の通らない脚本なのだが、にぎやかな見せ場とお祭り騒ぎ、ジェイソン・モモアら新規参入組の好演でカバーしている感がある。
とにかくモモアの可愛さは尋常ではなく、今回はシリーズ完結に向かう物語ということでヴィン・ディーゼルが終始神妙な顔をしているのに、モモアの陽性な魅力がデカすぎて、シリアスな話にはどうしても見えない。むしろモモア演じるダンテが楽しそうすぎて、もっとやれ!とすら思ってしまうし、実はダンテが直接殺害した人数が非常に少ないことも(たぶん4人でそのうち3人は悪人)、よくも悪くも最凶の敵なのか愉快な兄ちゃんなのかわからなくしている。
上映フォーマットでいえば、4DXとScreenXを合わせた4DXScreenが、作品のバカバカしさとあいまって最高に可笑しかった。もし近くで体験できるひとがいたら、ぜひ足を運んでほしい。追加料金は高いですが、あんなに4DXScreenが似合う映画もなかなかないのではないか。
そこまでヤル! 心配しないで最終章は3部作らしい (≧◇≦) 仏恥義理
東リベ2にガッカリ?した人が
一気にきてるのか、走り屋の方の車が多い事!
今日は「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」
観ましたわ!
率直に言うと、カ-アクション関係は何時もながら以上で
魅せてくれてますね。最後まで飽きずに見れましたわ。
最近の作品展開は少々やり過ぎ感 多いですけどもw
でも見てて楽しいのも事実で
大半 有る訳ねえじぇんって感じはしますが。でも良いでしょう。
いよいよ 最終章らしいですね。
これでヴィンちゃんともお別れなのかな。
ポールとはリアルにお別れしてしまったけど。
アイツはマジで走り屋だったよね。
初期の頃の共演作が懐かしいよ。
2001年:ワイルド・スピード
2003年:ワイルド・スピードX2
2006年:ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
2009年:ワイルド・スピード MAX
2011年:ワイルド・スピード MEGA MAX
2013年:ワイルド・スピード EURO MISSION
2015年:ワイルド・スピード SKY MISSION
2017年:ワイルド・スピード ICE BREAK
2021年:ワイルド・スピード/ジェットブレイク
・2023年:ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
・2025年:ワイルド・スピード/Fast X Part 2 前編(予定?)
・20xx年:ワイルド・スピード/Fast X Part 2 後編(予定?)
最終章は3部作展開に成りそう。
次作は既に4時間以上の流れになってるそうで
前後分けしないと?公開は無理そうだよ。
今回作、シリ-ズにしては珍しく、伏線入りまくりで
終えてるんで 次回作以降の続きを観ないと
完結しない形となってます。
ですが 十分アクションは見せてくれてて
尻切れトンボって気はしませんがね。
TOKYO DRIFTの時、知り合いの車が出てて
ちょいと興奮したなぁ。
今 仏恥義理のホット作
是非、劇場へGO!
初のワイルドスピード
ワイルドスピードシリーズは割と地上波でも放送しているので、スピンオフを含めた全作品ではないものの、ほぼ全ての作品は鑑賞済み。ただとくにファンというわけではない。
本作はワイルドスピードとして劇場で初めて観る作品となった。
続編がまだあるということは知っていたけど、いかにも続きます感がある終わり方は残念だった。
今作はロックが出てこないのかとおもいきや、ちゃんと出てきてちょっと嬉しかった。
個人的にこのシリーズのダメなところは、回想シーンならまだしもこれは死んだだろうとおもっていたキャラクターが後出しジャンケンかのようにフラッと再登場するところだとおもっていて、本作でも後半で案の定予想通りのジゼルが再登場。
好きなキャラクターではあったけどゲンナリした。
シナの方は流石にあれで再登場はないだろうとおもってはいるが、この作品のことなのでまた本編で登場しそうな気はする。
飛行機に乗っていた連中の方はまだどうとでも説明はつきそうだし、流石にああいうあっけない消え方はしないとはおもうけど。
今に始まったことではないとはいえヴィン・ディーゼルの筋肉の落ち方は仕方のないところだとはおもうけど、やっぱり老けたたなぁと思わざるを得ない。もうそろそろ休んでいいんじゃないのかなとさえおもってしまう。
この作品もあと1作品か2作品で終わるとかいう記事をどこかで見たことがあるけど、本当に終わるというか、終わってくれるのか?
人気作品なだけに引き際が難しいとはおもうけど、いい感じで完結してほしいものである。
あの頃は良かったなんて言いたくはないけれど、あらためて1作品目の良さを思い出してしまう。
ドンドンと明後日の方向に突き進んでいくのはどこか哀しさすら感じてしまう。
CG技術の進歩などで演出の派手さは増しても、あの頃のワクワクドキドキ感をこのシリーズにはもう期待することはできないのだろうか・・・。
本当に「これが最後の作品」というものが公開される際には、もう一度劇場で観てみようとはおもっている。
最後の作品のサブタイトルはありきたりに「forever」か?
あと、今作のサイファー役の女優さんはヘアスタイルもあってか、カッコよかった。
スピンオフ作品でたしかレインズが登場してたとおもうので、今後「適役」としてゴールドバーグとかレスナーなんかも登場してくれたりして。ストーンコールド・・・はいいか。
十分に面白い
やっと最新のワイスピを観賞😅
ここ最近の作品と同様に、派手で爽快なシーンなど多く楽しいは楽しいのだが、映画とはいえさすがにあり得ないだろってツッコミたくなるシーンが多すぎた😂
爆弾転がしのシーンから始まり、銃撃戦やら普通のアクションシーン、もちろんカースタントのところも😨
ダムから飛び出してなんでうまく着地できんの😂
飛行機2機に車体持ち上げられてもう後輪浮いてるのになんでそこから復活できるの😂
映画だからいいんだけどさ、そう思ってても目にあまるほどだったというか、別に残念ではないんだけど、なんかなーって思ってしまった😭😭😭
あと新しい作品ほど、CGが下手な気がする。
ま、でも面白いし変わらずワイスピは好きだから、また次の作品も楽しみに待ってます笑
ワイスピ完結編として良いスタート
冒頭でシリーズ屈指のアクションシーンがもう一度見れただけでも大満足、『SKY MISSION』のあのテーマ曲を流れてきて「いいね!」
構成も前作のように後半にアクションが集中した作りではなくアクションの連続で飽きない作り
バカげてはいるが、丁度いいさじ加減のアクションシーンが良い
いつにもまして視覚効果を多用したカメラワークが良い
ストーリーは単純明快で、シリーズを通して見ていなくても楽しめる。(わたしはシリーズ見てても、アクション以外記憶に全く残ってなかったが楽しめた)
ワイスピに求める要素は満たされている。
次回作もみたいと思える良作。
解像度の低いソシオパスの悪役が、個人的にイマイチで視聴時にかなり引っかかる
助ける命を選択させる、常にヘラヘラしているなど、ダークナイト版ジョーカーをオマージュしているようだが、殴り合いのほうがよっぽど似合いそうなジェイソン・モモアの外見と全く噛み合ってない。
また、こういった悪役に必要な品格や突き抜けたブラックユーモアが欠けている。損得勘定無しに敵も味方も翻弄するような展開もなく、何かままごとでソシオパスぶってるような演出ばかりだ。勿体ない。
次作ではアラン・リッチソンを黒幕にして、狂犬をコントロールしているとかそういう展開にするのだろうか?であれば納得がいくのだが…
この辺は次回作に期待する
フィナーレへの繋ぎ…
ネタ切れかなと。これだけ長い間シリーズが続いていると、過去の登場人物の息子やら娘やら妹など親族が出てくる。フィナーレに向け、死んだはずの仲間達が生き返ること生き返ること、正に魁!!男塾状態。かつての敵役も少ないシーンながら見せ場を作り、シリーズを通して見ているファン達には堪らない構成、エンドロールでは遂にホブスも帰って来るようなALLSTAR展開で、こりゃ恐らくジェイコブも死んでないな。リトルBが前作白人だったのに黒人に変わってるのが若干違和感あった。父親を殺されて復讐に燃えるはずのダンテのあのおちゃらけ具合はかなりの違和感があった。
よかった
•ジェイソン•ステイサムちょっとだけど出てた!めっちゃ嬉しい!カッコよすぎ!
•爆弾が予想の何倍も威力がデカかった笑
•ボスががふざけてるのに強いの良い!マニキュア塗ってる時の髪型かわいい笑
カーアクションとファミリーの絆が最高!
ワイルドスピードは全作品鑑賞していて、毎回ド派手なカーアクションとスピード感が爽快で、今作も期待して鑑賞しましたが期待を上回る面白さで最高でした!
特にドミニクの前に現れる敵は、かつてブラジルで倒した麻薬王のレイエスの息子・ダンテが現れ、復讐のためあらゆる手段で襲い掛かる狂気が凄かった。
今作では、ドミニクの仲間もダンテの陰謀でバラバラとなるけど、それぞれの場所で仲間が強力しながら、個性を活かし奮闘するシーンも丁寧に描かれていて良かった。
特に、ドミニクの弟・ジェイコブの命をかけるシーンは、兄に対する想いの変化も伝わってきて感動しました。
今回は2部構成になっているとは知らなかったので、次回作はぜひ映画館のスクリーンで迫力あるカーアクションを鑑賞したいと思います。
アクアマンとミスマーベルと、、、
ワンダーウーマンとラストにブラックアダムかあ。なんかジャンルを間違えそう😅
考えてみるとジェイソンステイサムが脇役ってすごいかも
そうそう!ジェイソンモモアは、完全にヒール顔なんだよ。アクアマンの時の違和感はそれだったんだよ!今回のヒールはピタッとハマってる!
過去作のメンバー総登場って感じで、ついにラストなのかな?と少し期待!
今まで潜水艦出てきたり、宇宙へ行ったりとちょっとやりすぎ感半端なかったから、今回みたいに出だしから街中でのカーチェイスとアップテンポの音楽でガンガン攻めるのはいいよね。あと、この映画の「ファミリー愛」が結構邪魔しててさ。まあ、あってもいいんだけど、ちょっとベタベタすぎるんだよね。それも今回ほどほどだったのも良かった。
それと公道レースのシーンも原点回帰で良かったなあ。ワクワクする。あれ見てたら妻夫木出て欲しいと思ったよ、、、
この映画なんだかんだであまり人が死なないのが良かったんだけど、弟含め、死んでるのがなんとなく、シリーズ終わりの予感に繋がるのかな。あのあからさまな「続く」のラストも含めて。
でもできれば立て続けに公開してくれないかな。何年も経ったら内容忘れるし、今の興奮も冷めちゃうから。
割と原点回帰が見られたってことで、★5で。あんまり壮大な展開はやめて欲しいなあ
あと、スコットイーストウッド、少しお父さんの雰囲気感じたなあ。
ノンストップ大活劇!
初期からワイルド・スピード(ワイスピ)を全部劇場でみてきたというコアなファンではないが、5作目くらいからは劇場で見だした。シリーズ化した映画の中でも、なかなかよく出来たエンターテインメント活劇である。
そのシリーズの集大成を迎えるのが今回の第10作目。MCU映画の「アベンジャーズ」のように、これまでの登場人物が総出演だ。一度死んだはずの人間も復活しているから、まあ、その辺はワイスピらしいといえばらしいかも。
ともかく全編、ノンストップの大活劇。二条シネマのIMAXでみたが、大画面の大音響にぴったしの映画だった。過去作を全部回収しようというストーリーなので、2時間半じゃおさまらず、次作、いやもしかするとどうやら三部構成になるかもで、ワイスピの最終章が紡がれるようである。文句なしの★4。思い切って、4.2あげてもよいかな。
ラストシーンで死んだはずの人も登場。もう期待しかないなあ。
まぁワイスピなんで。しかーし!
敵役の(アクアマンやってた)ジェイソン・モモアのこれでもかっていうくらい大衆向けの分かりやすくした大袈裟な演技がちょっと受け付けなくて、
「こんな、いかにも敵ですよー感出してるわざとらしいやつ、実際おらんやろ」
ってのが最後までぬぐえず、
「あ、最後までそれで行くんすね」と思いながら、
本当にドミニクが憎いという感じが全くなく、
行動の動機付けがされないまま、複雑なことをジェイソン・モモアはやってのけるのですよ。
ドミニクが憎いのではなく自己満足なだけじゃん、なにこれ!?
なわけです。
と言っても、まぁワイルド・スピードなんでぶっちゃけそんなのはどうでもよくて、
いつものこれでもかってくらいの「家族愛」
めちゃくちゃなカーアクション。
ワイルド・スピードでしか見られないし、
現実のあーだこーだを全て忘れさせてくれます。
スクリーンに没頭させてくれりゃいいんすよ。
細けーこたぁいいんだよワイスピなんだから。
スーパーパワー系筋肉映画なんだからテキトーに肉焼いて塩だけかけてかぶりつきゃいいんだよ。
現実に疲れてたので見れて良かったです。すっきりしました。
「ワイルド・スピードは裏切らない」
最高に面白かったです。
ありがとうヴィン・ディーゼル。
超大満足
相変わらず派手なアクションで、とてもワクワクしました。ジェイソンモモアの悪役ぶりが良い感じで、強さを感じました。正直、今回がラストだと思っていましたが、まさかの続編あり。文句なしの星5をつけます。待ち遠しいな次が、、、
ファミリーの絆には敵わない
今回は舞台がローマなり、リオなり、過去作に登場した舞台が次々に出てきて、まさに最終章。
挿入歌も全部大好きなやつ〜!
回想シーンから始まった瞬間にブライアン登場の感激。
あの懐かしのシーンからの延長が今回の最新作。
ドムの大切なものを周りから根こそぎ奪おうと、
なんとも大嫌いで劣悪なヴィラン。
世界を滅ぼすほどの相手でも
ファミリーを守るために命を懸けるドムの姿、
そしてそのドムを守るために命を懸けるファミリー。
互いが信頼しあうからこその協力プレイが最高にかっこよかった。
以前よりも一人一人の戦闘レベルも上がってるし、
ワクワクが止まらない!
まさかに二部作っぽくて、
最後にビックサプライズで2人!!!
きゃは〜!!!5時間でも何時間でもみるから、
一気にラストまで見たくなる気持ちで胸が膨らむ最高の映画だった。
もう待ちきれない。
大迫力アクション
冒頭15分ほどの回想だけどブライアンが出てくるシーンとsee you againでもう見に来てよかった〜てかんじ。物語の内容的にはイマイチだけどそんなに豪華でいいんですかってほどのオールスター集結と最初から最後まで大迫力のアクション満載で2時間半あっという間!
ワイスピって死んだキャラ生き返らせすぎだよね。最後のホブスのシーン、リアルでは険悪でもあの世界では仲良いんだからわざわざ最後に特別感出さなくてもデッカードやジェイコブみたいな登場の仕方で良かったのではと。あとそろそろブライアンの立ち位置的なのはっきりさせて欲しいな、家庭持ったからってあんなに出ないのは不自然すぎるよ。まぁ難しいんだろうけど
まぁなんだかんだワイスピファンとしては次のラスト?の映画が楽しみすぎますね〜。はたしてジェイコブやローマンたちの飛行機はどうなったのか、最後のジゼルの過去とか。
チーム
集大成の前半だった。
このシリーズの根幹ともいうべき「車」と「仲間」がガッツリ描かれる。
シリーズ10作目と節目の作品なわけだが、まぁ錚々たる面子が登場する。そして一切かすまない構成は気持ちがいいしブチ上がる。
その都度アクションがあるのに辟易する人もいるかもしれないが俺的には大好物だ。
物語は10年前から始まって、しっかりブライアンが出てくるのも胸が熱くなる。
モモア演じる敵役もいい感じな壊れっぷりだ。
とにかくカーアクションがエゲツない。
もはや最高峰と言ってもいい。他の追随を許さない程のこだわりとクオリティだ。
いちいち絵がキマるし、チェイス中に挟まれる台詞がこれまたイカす。
レティがバイクでチェイスに参戦するのだけれども、これがまたクソカッコいい!スタントチームはやり甲斐しかないんじゃなかろうかと思う。
ただ…元の台詞がダサいのか、和訳のセンスのせいなのかは分からないけど時々やり過ぎる感じはあった。
なのだが、兎にも角にもスーパー楽しい。
時々挟まれるシーンに過去作へのオマージュも感じつつ、場所が変わる毎に章が変わるみたいでテンポもいい。
今作はやられっぱなしと言う訳でもないのだが、押されっぱなしな感じだった。チーム・ドミニクが集結に至るまでとでもいおうか、まだまだ攻勢には転じておらず、防戦一方だった。
その中でも、レティとサイファのサイドストーリー的なアクションがあったり、この後共闘する事になるのだろうが、殴り合った後に信頼関係が生まれるとか、昭和的な発想にゾクゾクする。
表面上はクレバーなハンの立ち位置も好きだ。
ラストになりダムに誘い込んだってのは少々無理がある設定でもあるのだが、この時のドミニクの台詞がとても好き。
本編では「俺から車を奪えてない」だったかな?予告編では「俺にはまだ車がある」だったように思う。
もうこの台詞が示す通りなのだ。
車に乗るドミニクは無敵なのだ。
彼は本編で2回程「任せろ」と言う。どのシュチュエーションも「何を!?お前どうするつもりなんだよ!?」とツッコまずにはおれない。
なのだが、その窮地を彼は打破する。車を駆使して。…もう、この車との一体感というか相棒感がたまらない。
彼にとって車は絶対的に応えてくれる存在なのだ。
おそらく手足よりも器用かつ繊細に操れるんじゃなかろうかと思う。
それを今作はとことん堪能できる。
ラストは決壊するダム。
ドミニクはそのダムを車で駆け降りて…ここの描写がまたたまらないのだけど。ドミニクの意思がそのまま車に伝わるかのようなショットがあって、横位置で炎に半ば飲まれながらも振り切るショットとか…大好き。
押し寄せる大量の水に、車つまりは相棒を失ったドミニク達はどうするのか?
みたいなとこで、アラスカのレティのシーン。
分厚い氷を割って潜水艦登場。
いや、まさか、潜水艦で助けに行くのとか思い、どんなシチェーション?と混乱もするのだが、本編はここで終了。
ここに至り、「あ、前編なんだ」と気付く。どおりで終わりそうな雰囲気がなかったはずだ。
分散を余儀なくされたチーム・ドミニク。
後編はアノ人も参戦しそうで、仲間はドミニクの元に集結し、一転大攻勢を仕掛けるのだろうとワクワクする。
車で闘う。
このコンセプトを1ミリもズラさない本作は非常に楽しみで、爆音轟く後編に期待せずにおれない。
シフトチェンジのカットが超絶カッコいい。
またいいタイミングでいいアクセントで入りやがる!
ネタ切れ感が
いままでの作品に登場した敵キャラから引っ張り出してる感じってことはもうネタ切れなのか。そんな風に感じられた。
そして物語の主観は主人公なんだけど、敵キャラが暗躍することを主に据えていて前後編感を随所に感じられアクション作品として濁され引き伸ばされてる様で嫌でした。
あと敵キャラが仕掛ける大仕掛けの武器(爆弾)はどこから手に入れて来たのだろうか?そんなノウハウがある様には見えなかったんだが。
そして主人公が家族・仲間思いの一点のみで突破を図る構図の繰り返しを今回もやってる感が否めない。
アクションもユーロ、スカイミッション、潜水艦などはインパクトがかなりあったのだが、今回は二番煎じの様でした。
最後に出演するしないでいろいろあった捜査官よりも潜水艦から出て来た彼女の方が驚いた。
どんだけ生き返えらせるんだと。
車があれば何でも出来る⁈
実際のセリフにも出てきますが、ホントですかね。
自動ブレーキ等が標準搭載などされたら大変。
と、言うのはさておき、
シリーズ最恐の敵を迎えてこの作品だけでは勝負がつきませんでした。ファミリーにとってかなりピンチだし、生死も定かではありませんが、不死身の彼らならきっと大丈夫、次回作に期待しましょう。ところでいよいよ次回作にはあの人登場しますね。集大成的作品になるのでしょうか、今から楽しみです。
シリーズ最恐の駄作から一転、それなりに楽しいファンタジー映画へ
余りにも酷かった前作「ジェットブレイク」で流石にマズい…と感じたのか、本作はとても楽しめる映画となっている。
見どころとしては、Bとジェイコブのタッグや、回想をふんだんに使った過去作との繋がりなど様々だが、やはり一番はハンとデッカードの共闘だろう。
前作のお茶を濁しまくった復活を果たした「ハン」が、プロの戦闘員にも関わらず”人が乗ってすらいなかった”車を爆破し、満足げに東京からドムにどや顔コールしちゃったお茶目さん「デッカード」と再会し、敵組織と戦うシーンは見応えがあり、信用の無い信頼感を醸しだした戦い方が最高だった。
更に前述したBとジェイコブのタッグだが、この映画最大の魅力が詰まっている。
Bは過去にもデッカードとの共闘?シーンが最高にクールで、自分はシリーズで一番好きなシーンとして記憶しているが、それに並ぶとも劣らない、最高の組み合わせだ。
ドムを通して繋がりがある二人が、車と言うツールで仲を深める。
メッセージ性も強く、見ていて微笑ましくも楽しめる、そんな描写だった。
そしてここからネタバレだが、
気になるシーン
まず第一に、ジェイコブの死
これ必要か?
そもそも初登場が前作でありながら、ドムの血を分けた弟と言う重要ポジなのに、こんな使い捨てみたいなキャラにしたのは非常に勿体ない。
今回で退場した事で、シリーズそのものに必要だったかすら疑わしいレベルの扱いになってしまっている。
次に、ヘリのワイヤーシーンの矛盾
アイスブレイクで、ファミリー全員がドムの逃走を止めるために、ドムの車にワイヤーを挿して止めるシーン。
その際ドムは、ドアに刺さったワイヤーを「ドアを壊して外す事で」離脱した。
そして今作、二機のヘリにワイヤーを挿された箇所はドア。
なのに何故かヘリを振り回して撃墜し、ヘリが落ちた後は都合よくワイヤーだけが切れてヘリの残骸は奈落へ…
細かいかもしれないが、過去に似たシーンがある以上齟齬が生じる描写をしちゃ駄目でしょう。
最後に、ジゼルの復活
これはやっちゃダメ。
一番冷める。
確かに前作のレビューで「ハンの復活が許されて、オーウェンが生き残ってるならジゼルも可能性あるだろ」的な事言ったが、それをやるかね。
この映画はただでさえ、過去に3度死ぬ死ぬ詐欺をしている。
レティ、ドム(クライマックスの数分だが)、ハン。
もういいだろう。いい加減この使い古された古典的なサプライズは萎える。
そして相対的に、「ジゼル死んでないならジェイコブも…?」と感動の余韻が木端微塵に。
この映画シリーズにおける「死」そのものが軽すぎて信用できなくなっている。
何ていうか、やるなら一気にやって欲しかった。
まぁ潜水艦との兼ね合いでプロセスは違うだろうが、ハンとジゼルを同時に出すか同作に収めるか。
前作でハンが死んでなかった、その理由も曖昧…
と言う尾を引いてるのに、更にそれの上塗りをしちゃ駄目。
これじゃあスターウォーズの二の舞になっちゃう。
つーかこうなるといよいよファミリーで死んでるのエレナだけになっちゃったけど、これ結構酷い気がする。
レティに子供産ませたくないから、ぽっと出の新キャラをドムとくっつけたあげく子供産んだのにそれ取り上げられて用済みになったから殺されるって…
上記の気になる点に目を瞑れば、ジョン・シナのバトルシーンやステイサムのスマートなバトル、前作に比べるとまだ現実的なカーアクションなど、また見たいと思える良作。
個人的に気になったのは、仕方ないとは言え”復讐”の相手に当然の様にブライアンが含まれていないこと。
直接殺したホブスは当然、間接的に関わったドムやファミリーを執拗に狙っているくせに、ブライアンは良いんだ…って思っちゃった。
やっぱりブライアンは生きてる設定かなり辛い気がする。
だからって殺して欲しいわけじゃないが…
人は死んでも蘇るファンタジー映画
沢山のCGを堪能して下さい。作品の内容パターンはいつもと同じ。死んだけど生きてたよ〜。仲間達の驚き方もワンパターン。ネタは尽きない。毎回誰か死なせて数回後には再登場、100作続けば本物のポール・ウォーカーが本当に生き返える、そんな未来が来るまで作られる長編映画。子供達よ、人は死んだら生き返りません。あと美人なシャーリーズ・セロンが別人のようにブサイクなのが残念。
全82件中、1~20件目を表示