「【”ポリフォニー文化”ジョージア出身の巨匠、オタール・イオセリアーニ監督が、スヴァネティ、サメグレロ、グリア、カヘティの各地方のジョージア民謡合唱風景を映した民俗学的にも貴重なドキュメンタリー映画。】」ジョージアの古い歌 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”ポリフォニー文化”ジョージア出身の巨匠、オタール・イオセリアーニ監督が、スヴァネティ、サメグレロ、グリア、カヘティの各地方のジョージア民謡合唱風景を映した民俗学的にも貴重なドキュメンタリー映画。】
ー ジョージアのポリフォニー(多声合唱)文化とスヴァネティ、サメグレロ、グリア、カヘティの各地方の日常を記録したドキュメンタリーー
◆感想
・どの地域でも、髭を生やしたオジサンたちが、横一列になって、多分、撮影されている事を意識しているのだろうか、真面目な顔で多声合唱をしている。
・モノクローム映像であるので、いつの時代なのであろうか。
・それにしても、ジョージア民謡とは人々の生活に根付いているのだろうなあ、と思ってしまった。
魅力ある、男性ヴォイスによる多声合唱は、一つの芸術と言って良いと思う。
・途中で、相撲を取っている人たちの姿も映し出される。栃ノ心を思い出すなあ。ジョージアの映画って、近年”刈谷日劇”にて鑑賞した「ゴンドラ」とか「蝶の渡り」とか、とても風合が良かったのであるが、人種は違えど、日本文化に通じるモノがあるのではないかな、とおもってしまったな。
<今作は、ジョージア出身の巨匠、オタール・イオセリアーニ監督が、スヴァネティ、サメグレロ、グリア、カヘティの各地方のジョージア民謡合唱風景を映した民俗学的にも貴重なドキュメンタリー映画である。>
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