劇場版 SPY×FAMILY CODE: Whiteのレビュー・感想・評価
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アーニャー嬢に癒やされます
冒頭、登場人物や背景的なものの説明チックな展開がSPY×FAMILYを知っている鑑賞者からすると限られた時間枠の中で勿体ない時間に感じましたが、初見の人たちにとっては、話に入り込むためには必要な部分だなと思い、我慢して見ました(笑)
ストーリー自体は、SPY×FAMILYなので突っ込みどころ満載でしたが、それがSPY×FAMILYらしさなので楽しめました。中でもアーニャー嬢の表情が良い!!!
マイクロチップ入りのチョコを誤って食べてしまい、そのマイクロチップを必要とする悪党に捕まり、排泄すると悪党に殺されることから、排泄を我慢するシーンは劇場の笑いを誘ってました。
子供たちの笑い声が色んな場面で劇場から聞こえていたので、子供達にとっては大変楽しめる作品では無いでしょうか。
あまーいスパイ✖️ファミリー
一見さんにもわかる映画で、原作ファンには、少し甘い味付けのスパイ✖️ファミリーでした。
原作はけっこう緻密で伏線回収の見事なストーリーでしたが、映画では少しアラが見えました。
それでも、キャラクターそれぞれの、特徴は披露できていたと思います。
遠藤先生の「ポカポカしてもらったら」とのコメントがありましたが、アーニャを中心に暖かくしてもらいました。
子どもは超能力がなくても、親のイチャイチャ度は察知します。
ロイドさんとヨルさんの様に、秘密は心に秘めて、子供の前では仲良くしましょう。
長尺は不向き?
アマプラ視聴でアニメを観て、楽しませてもらっていたのでかなりの期待をしていました
まあ面白かったは面白かったんですけど、安牌というか
オリジナル脚本という事で、原作逸脱出来ないのは察しますが、巧妙にすれ違う勘違いで描く家族喜劇としてはTVアニメの焼き直し
いっそ原作者がもっと絡んでくれれば違ったかも?と思わせる位には公式の二次創作感ありました(;´д`)
作画、動画は丁寧に作られており、そこら辺の不満はないです
チケ料金分は楽しめると思います
ただ、ファンとして言いたい事は多々あります(^^;;
映画冒頭で家族の説明、能力の説明、それをお互い隠している事が説明されるのですが…
この作品を映画で初めて見る人の為に付けたようですが…そんな人が何人いるの?って思いました
そういう意味ではファンムービーですらない感じです
そもそもスパイファミリーの作品の面白さの"掴み"って、本編の物語冒頭で明かされていく登場人物の能力、正体、家族を作る動機、だと思うんですよ
これは漫画から入った読者もアニメから入った視聴者も同じだと思うんですよね
この設定を引きずっていくからその後の展開が笑えるのであって、シリアス設定はスパイスであり、だからこそロイド達の目的はドノバンの暗殺ではなく、対話による和解な訳です
なので、もしどうしてもというなら仕立て屋で出会ったくだりのシーンを挿入するか、類似の展開を新たに描写する必要があります
そんなに尺もとらないでしょうし
今回の映画では、アーニャが学校の調理実習で作るお菓子、メレメレの実物を食べに行こうという家族旅行の最中に、家族で事件に巻き込まれるという展開
。
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今回、個人的に躓いたのはヨルの立ち位置です
ヨルのロイドに対する嫉妬?は、すれ違う勘違いとして機能する筈でしたが、ヨルの主体性としてロイドへの気持ちが確定していないので空回りなんですよ
ラブコメ的にはヨルの気持ちは"ロイド大好き"です
なので、異性に対する"好き"を未だ知らないんだな、とか肯定的な解釈は幾らでもできますけど、基本は喜劇なので目的は恋の成就ではなく、気持ちのすれ違いによる笑いです
フィオナが純粋(妄信的)にロイドが好きなのは、過去エピソードで動機がハッキリしているからブレがないし、まあがんばれと思う
ヨルの場合は動機が分からない
いっそ"そんなつもりは毛頭ないけどこのアットホームな幸せを手放したくない"位の悪女スタンスで割り切っているというモチベーションの方が、すれ違う勘違いにしても妻の座を奪われたくないという動機が成立するし、まあがんばれとは思う
「本当はロイドの事が好きなんだよね?」という初々しさにワクワクさせてくれる少女ではないし
「独身は不味いから」という理由でした偽装結婚にいつの間にか本気になりましたというなら、その"切欠"位は見せてくれないと、応援しようという気持ちにもイマイチなれない
むしろ喜劇の設定の域を出ないで、ヨルはすっとぼけた脇役に徹してくれていた方が面白い話が出来ると思う
(アーニャの母としての立ち位置を描くエピソードはTVアニメでも面白く機能してるのに、ロイドの妻としての立ち位置を描くとたちまち停滞する)
劇場版クライマックスバトルもそれ用に登場させたタイプFに苦戦
床にひいた口紅の描線に引火させて"対戦相手が燃え尽きるような業火"なんてあり得ないし、決着としてスッキリしない(^^;;
印象として一番ノリノリで描いてたのは、うんこの神様のシーンではないでしょうか?
(*'▽'*)
楽しいはずの家族旅行がしっちゃかめっちゃかになっていく
映画の冒頭で、スパイファミリーについて軽く紹介する場面があるので、TVシリーズを見ていない人でも楽しめます。映画用のオリジナルストーリーが秀逸でした。
シリアスとコメディのバランスが良く、前半ゆっくりで、少しずつテンポが早まっていき、後半のクライマックスへと突入していきます。
天然ずっこけキャラ、アーニャの勝手な1人行動が、家族旅行をしっちゃかめっちゃかにしていく様が笑えます。一見、頼もしい愛犬ボンドもいい味出してます。
ヨルの勝手に悪い方へと妄想し、一人悩んでドツボにはまっていく様も健在です。
ヨルのキレのある戦闘シーン、アーニャの笑える苦闘!?、ロイドの沈着冷静なスパイとしての活躍。主人公3人がそれぞれ活躍するシーンが用意されています。
後から、「あー、あの場面はこの場面のための布石だったのね」というのがいくつかあり、よく考えられたストーリーだと思いました。
明るくて、見ていて楽しいアニメ映画です。絵がきれいで、雪景色も楽しめます。
1人で見るも良し、家族と見るも良しの冬休みにぴったりのアニメ映画でした。
エンドロールは最後まで見たほうがいいと思います。
可もなく不可もなく
つまりは普通。
スパイファミリーなので、スパイと暗殺と…いつものアニメと特に変わらず。
映画となると、やや長く感じてしまったかなと思う。
アニメ映画とのことで、芸能人を起用してるのだろうなとは映画の終わりがけに思いました。それに気づくの遅すぎて、声を意識せずに観ていたので、全く誰か分からずでした。
要するに、芸能人がうまく演れていたのはよかったです!
棒読みだとすぐに声優じゃないって分かってしまうので。知っていて見た人からするとどうだったかは分かりませんが…
良くも悪くもオリジナル劇場版
最近のジャンプ漫画の映画化は原作と矛盾しない、
あるいは原作の一部を映画化しているのが多かった
印象に対して今作はかなり子供向け・家族向けに
作られている感じ。
原作派からしたらかなりコレジャナイ感はあると
思う。
例えると鬼滅の刃完全新作オリジナルストーリーと
題して原作の設定無視した鬼舞辻無惨を超える最強
の鬼が登場してそれと主人公達が戦っているのを
観るだけの映画、それに近い。
フォージャー家のおでけけムービー
原作未読ながらテレビシリーズですっかり魅了され、公開を楽しみにしていた本作。公開初日に仕事を定時でそそくさと上がり、いざ劇場へ!途中でふとレビューサイトを眺めると、まさかの3.2点!嘘でしょ⁉︎と一抹の不安を感じながら鑑賞スタート。
ストーリーは、担当者替えの話を聞かされた凄腕スパイのロイドが、疑似家族として暮らす、人の心が読める娘・アーニャに学校の調理実習で優秀な成績をとらせてオペレーション進展をアピールするため、同じく素性を隠して疑似家族として暮らす、殺し屋の母・ヨル、未来予知ができる犬・ボンドとともに、校長の好物である伝統菓子を求めてフリジス地方に旅行に行く中で、事件に巻き込まれていくというもの。
不安混じりの鑑賞でしたが、いつもどおり各キャラの個性が光る楽しい展開で、しっかり楽しませてもらいました。特にアーニャの立ち回りが際立ち、やり過ぎなほどの百面相というか顔芸がおもしろすぎます。もちろんアーニャとロイド、ヨル、ボンドとのやりとりも笑わせてくれますし、クライマックスでは、ロイドのアクションやヨルのハイスピードバトルなどの見せ場も用意されており、テレビシリーズ同様のおもしろさを味わえます。
ただ、これらはすべてキャラの魅力頼みのおもしろさで、ストーリー的な魅力にはやや欠ける印象です。まず、事の起こりがミッション絡みではないので、展開にややまったり感が漂います。まあ、それが以降の伏線となっていれば悪くはないのですが、ちょっと捻りが足りないと感じます。フィオナに対するヨルの勘違いは、物語の伏線的にはやや弱かったし、それがバトルでの口紅につながる伏線となりますが、こちらはやや強引な印象を受けました。
また、クライマックスでは、飛行戦艦ブリッジ内の毒ガスがアーニャの超奇跡的な偶然により換気されるというご都合主義、そのわずか数秒間で見せるロイドの完璧な変装、激ヤバなタイプFを艦載した上に出撃を命じるスナイデルの無能ぶり、そして案の定艦内で無限乱射するタイプFのアタオカぶり等、気になることが多すぎます。それがノイズとなって、アクションを純粋に楽しめないのがとても残念です。
とはいえ、冬休みの子ども向け作品としては十分な及第点です。ていうか、アーニャへの独特な演出は、完全に小学生向けです(大人には苦笑レベルですが…)。子守で一緒に観る親御さん向けに、冒頭でキャラ紹介もあるので、初見の方でも安心です。
キャストは、江口拓也さん、種崎敦美さん、早見沙織さん、松田健一郎さん、甲斐田裕子さん、佐倉綾音さん、吉野裕行さん、小野賢章さん、銀河万丈さんら、一流声優陣が顔を並べます。そんな中、ゲストに中村倫也さん、賀来賢人さんが名を連ね、そこそこの演技を見せますが、やはりプロとの差は歴然で、この起用には疑問を感じます。
面白かった
皆さんの評価が低めで不安でした
私はアマプラでアニメ観始めて2ヶ月ぐらいの初心者です
初心者にも親切な作りでありがたかったし、分かりやすかったです
難しく複雑な設定よりかはずっと良いです
確かに冒頭は少し話は、ごった煮感があったけど全体的に観ると許容範囲内でした
私は、アーニャが大好きな、ちちはは、ボンドと楽しく過ごしてる姿を観るとほっこりします
なので今回の映画は、はしゃぐアーニャをたくさん観れて楽しかった
ギャグ、家族愛、マジモードのバランスが良いです
フォージャー家、終わった…
と、アーニャが後ろ姿でつぶやくシーンにツボりました
ロイドさんの変装も多めでカッコよかった
江口さん、種崎さん、早見さん、松田さん
声優さんたちも家族として馴染んでいて心地良いです
作画も綺麗だったし、音楽も良かったし、アーニャ百面相も堪能できたし、ボンドが人間らしさ(笑)増し増しでした
ただひとつだけ。
某神様の声優さんは贅沢だったけど、そんなに尺使って描くようなことでもないだろうに。
とは、思いました💦
子供は確実に好きでしょうけどね
色々ありますが、
辻褄が合わないとか、疑問とか考えたらキリがないので。
せっかくの映画化を楽しまないとです
私は好きな作品です
アーニャかわいいから◯◯◯したことがない
いやいや笑いましたよアーニャさん。
これはオススメ冬休み映画です。
初見でも十分に分かる内容なので、
家族や友人と観るのがよいでしょう。
私は1人で観ましたが (`・ω・´)
次はもっとレベルUPを期待したい!
SPY X FAMILY は、原作の面白さがTVアニメ化によりアーニャも大人気、派手な宣伝・グッズ展開でもあり、親子連れが期待できる、最初から大入りが約束された作品と言っていいでしょう。劇場版ということで、TVを超えたスペシャル感で予定調和を超えた作品を見せてもらいたいと、こちらの要求レベルが高まっていたことは否めない。ただ今作は残念ながら期待を裏切り、ゆったりとしたテンポに終始、活躍のスケールもそれほど広がることはなかった。なんなら007ばりにどんどん場面を変えてもいいし、もっと巨悪を相手にしたり町全体の機器を三人と一匹の影の活躍で回避したり、というのを期待してしまったのだ。
本作に限らずだが、物凄い人数の努力の上にしか出来上がらないアニメ作品であるが故、なおさら「劇場版なんですよー、TVスペシャルじゃないんですよー」と改めて作り手の皆さんにお願いしたいわけなのである。
良くも悪くも等身大のスパイファミリー+αなアニメ映画
原作本編と変わらないいつもどおりのフォージャー家を描いた作品。
アーニャは可愛いし黄昏とヨルのラブコメなどスパイファミリーの醍醐味全部載せだし
アクションシーンの作画も映画作品に相応しく気合が入ってました。
スパイファミリーのファンはもちろん新規にも普通におすすめできます。
だけど、欲を言えばせっかくの映画作品なんだから平成のクレヨンしんちゃんやドラえもんのような原作本編からもう一歩踏み込んで突き抜けたシナリオにしてほしい!
次回作に期待です!
凄腕なのに不器用
原作未読だが、TVアニメは欠かさず観ているので、本作も鑑賞。自分が観た映画館では1日の上映回数が半端なく、興行主がクリスマス映画の目玉と期待していることをうかがわせる。実際の入りは、平日昼間ということもあって客席の1/5ぐらいだったかな。
自分はこのシリーズの魅力は、明るい作画とスタイリッシュな音楽、それにその道では凄腕のプロなのに私生活ではどこか不器用な登場人物たちの愛されキャラだと思う。本作にはTV版の主要人物がすべて登場しており、そうした魅力を存分に味わえる。自分の推しキャラは、ロイド・フォージャー(江口拓也)が大好きなのに口に出せないフィオナ・フロスト(佐倉綾音)だな。
物語冒頭で登場人物とこれまでのあらすじが紹介されているのは、初見の観客には親切だ。
ロイドがフランキー・フランクリン(吉野裕行)にリキュールの入手を依頼した件はどうなっちゃったのと思ったけれど、最後の最後で回収されていた。
ただ、フォージャー家が旅先でアクシデントに巻き込まれるという設定が、TVで放映されたばかりの豪華客船のエピソードに似通っているのは惜しい。
また、音楽は主題歌が髭男、エンディング曲が星野源というTVアニメ第1期の組み合わせだけれど、エンディングに2曲続けて流すのはもったいないな。
入場者には小冊子が配られる。「う〇この神様」のくだりはなんだけれど、親子で安心して観られるアニメ映画。
フォージャー一家の冒険
2023年 20作品目
今年の映画納め。
フォージャー一家の明るくてカッコいい冒険でした。
最初から最後まで、気持ちの良い作品。
敵のボスも好きなので、
今後も、こういったボスキャラが欲しいですね。
100億超となるか否か
テレビアニメは1期の途中で挫折したものの、漫画はそれなりに見ていて、この作品自体は結構好き。ただ、紳士でスタイリッシュなものから、どんどん子ども向けになっていってSPY×FAMILY離れしていったのも事実。劇場版になってかなり気合いが入ってるみたいだけど、実際どうなの?と興味本位で鑑賞。結果としては、良くも悪くもいつものSPY×FAMILYでそれなりに楽しめました。
ストーリーとしては至ってシンプル。
ロイドが遂行しているミッションの一環である、星ステラの獲得が掛かったアーニャの調理実習。その審査員である校長の大好物、メレメレを求めてフリジスに行くこととなったフォージャー家が世界平和を揺るがす事件と関わってしまう!という、なんともらしい物語。「SPY×FAMILYなんてアーニャしか知らないよ」って人に対しても、設定やこれまでを振り返ってくれる親切設計。キャラクターの身振り素振りがアニメ以上に分かりやすくて、子どもたちも楽しめるようになっている。
だが、子ども向けを狙いすぎて、大人には物足りない&つまらないところも多々。私はこの作品に対してそれほど思い入れがあるわけではないから大丈夫だけど、ファンはガッカリするかもしれないし、本作を見て「もういいや...」と離れていってしまう人も一定数現れそうな、幼稚な展開だった。スパイ映画としても、家族愛を描いた人間ドラマとしてもかなり雑な作り。全くスマートじゃないラストも気に食わなかった。変わらない面白さもいいけど、せっかくの劇場版だからもっと飛ばして欲しかったな〜という気はする。
家族崩壊の危機を一応のテーマにしながら、緊張感はまるでない。あるのはアーニャの可愛さのみ。ストーリーに起伏があまりないのも残念。だけど、アニメーションのクオリティはこれまでとは段違いで、音楽も最高。アニメ映画のIMAXが当たり前になってあまり意義の感じられない作品も多くなっている最近では、ちゃんとIMAXの良さが生かされていて結構ワクワクした。主題歌、マジテンション上がったな〜。
それじゃあ、本作は100億円越えあるのか。
入場者特典の追加によっては十分考えられるかもしれませんが、作品自体のポテンシャルとしては100億超えは厳しいんじゃないかと思います。「呪術廻戦0」や「THE FIRST SLAM DUNK」のような何度も見たくなる、深いメッセージ性は無く、1度で充分というのが本作。いって80億が限界じゃないかな〜と読んでいます。ただ、ファミリー映画としては満足のいく出来で、冬にピッタリな暖かい作品だと思います。
エクストリーム家族計画
SPY×FAMILY
遠藤達也3作目の連載作品
赤の他人だったスパイの男
殺し屋の女
超能力者の少女が
「仮初の家族」を築き
「家族としての普通の日常」
を送るために日々のトラブルと
奮闘するホームコメディ
連載はジャンプ本誌でなく
ウェブ版の「ジャンプ+」
で行われ閲覧数やコメント数
という新しい指標において
同誌初の大ヒット作となり
コミックスも累計3000万部を突破
2クールアニメ化もされている
という作品の初劇場版
自分は原作は少し見た事が
あるくらいで
今時スパイものかぁと思いきや
のっけから「東西対立」という
大前提をぶち上げスパイ映画に
ありがちな年代の世界観を
難なく持ち込んでいる点は
よくできてるなという印象
劇場版になっても
非常に収まりがいい
世界観となってます
お互いの正体を知らない
ロイドとヨルの間で
お互いの心を読める
アーニャという図式で
他人同士の家族が
本物の家族を目指そうとする
というテーマをやるのが面白い
アーニャかわいいんだけど
今回も多彩な顔芸から
まさかの雲湖ネタまで
からめるとは・・
それでええんか女の子に(笑)
と思ってしまいますが
最近のジャンプ映画は
原作者がきっちり監修に付くので
まあこれでいいんでしょうね
(互いの正体を知らない
ヨルが目の前で飛行機を難なく操縦する
ロイドの姿になんの疑問も感じてなかったり
墜落しそうな飛行船にヨルが
居合わせていることになんの疑問も
感じてないロイドにはン???
と思う部分もありましたが)
家族で観に行くようなのを
考えられた造りに感じました
その辺が原作ファンには
不満だったとこはあるかも
しれんね
偶然で話進めるのが苦手
良いところ
表情もアクションもよく動く
不器用ながらも家族を大事にしてるのが伝わる
ダメなところ
イベントの大半が偶然で進む、ご都合主義
思ったより子供向けに作られてた、特にトイレ。まあそれはそれで面白いし、そういう作品と思えば突き抜けた表現と言える。けど、まあそこ以外は割と真面目で茶化すような表現もないし、広い範囲で受け入れやすいと思う。
それよりもなあ、起こったイベントの大半が偶然で進むから、都合の良い出来物っぽさがあって苦手。個人的な嗜好ではあるんだけど、個々人の意思で物語を作って欲しいしそういうものを見たい。どこに行こう、そして誰と会う、何をするという選択の上でその意思のぶつかりあいに偶然が絡むのは仕方ない。運だから。ただこれの場合、偶然チョコが口に入る、偶然缶が飛ぶ、たまたま目に入る。もうなんというかサイコロ振って生きてるんですか?という感じ。もっとどうにか出来そうだけどなあ。
そこを除けば良いところはいっぱいあるし、なにより無自覚か自覚的かによらず擬似家族を好ましく思っていてそれぞれが力を振るっているところはすごく癒される。あっさり人は死ぬし結構被害出てるけどそれでもラストシーンは人として大事なものが感じられる。いい意味で子供向けだと思う。
ヨルさんの人間離れしたアクションすごかったな。最近の少し絵を崩して迫力を出す技法ではなく割と綺麗な絵のまま動いてた。素晴らしい。
フォージャー家を楽しみましょう!
楽しみにしてた劇場版ですが、とにかくおもしろかったです。この作品はあれこれむずかしいことは考えずに、ただ単純にフォージャー家を楽しむのが一番良いと思うのです。かわいいアーニャに完璧主義のカッコいいちちのロイド。強くて心優しいははのヨルさん。そしてフォージャー家に加わった新しい家族のボンド。この一家を見るだけでワクワクします。スクリーンに映る映像もダイナミックで、ヨルさんとタイプFの戦うシーンではハラハラドキドキしました。とにかくアーニャがかわいい。ちちははと言って手を繋ぐシーンはとても温かでした。存分に楽しませていただきました。
コレもまたキッズアニメ‥‥
本作は、子供達が視聴できる時間帯ではない深夜にオンエアされるサッコンのTVアニメのイチ作品でしたが、最近その深夜アニメがキッズに人気となるケースが幾つかあります。鬼滅や推しの子、進撃はどうでしょうか‥‥
作中に少年少女がメインキャラとして描かれ、ヒーロー宜しく大活躍する様がウケるのでしょうか。まァ本作はガキンチョな訳ですが、ソレが可愛いとか面白いとかで評判な様子。加えて取り巻く大人キャラもハチャメチャでノリの良いギャグもあり、お笑い要素をふんだんに練り込んであるのが、更に人気を博しているポイントでしょう。
個人的には、マーケティング上ソッチに忖度していく傾向の本作の今後がイササカ心配ですが(ヲタの内では手垢と揶揄)、今回のオリジナル劇場版は比較的良好に纏まっていたと思います。とは言え一方では評価は二分されそうな気も。。。
全体的にスリル・サスペンス・アクションなどの魅せる要素はシッカリ抑えられており、笑いと興奮が渦巻く一大エンタメ作品に仕上がっています。
アーニャ以上に人気キャラのヨルさんの無双も多めで、ソチラのファンの心もキチンと掴んでいくスタイル。そしてお子様向け・お約束のお下品ネタも取り揃え、まさにファミリーで楽しめる内容です。ストーリーもまずまずで緩急もシッカリ付いてましたが、もうチョッとハラハラ感があれば尚良かったです。
マイナスだったのは、オペレーション梟から外される理由が取って付けた様なあり得なさだった事、何故チョコに機密情報を隠したのか、またその詳細については明かされなかった事、オスタニア軍のスナイデルが再び戦争状態にしたい理由も不明(本シリーズでは描写が戦後っぽくない+あまり政治的な話が出てこないので尚更)。
また身も蓋もない所では、ヨルさんのアクションがワンパターンなのが気になりました。本作ではラスボス同然の最強相手でしたが、もうチョッと戦闘シーンのバリエーションが欲しいです。ロイドはある程度の変装スキルは発揮できた?(TVオンエアの豪華客船の話はロイドの見せ場が殆どなかった)アーニャは、いつも通りでした(ウン◯の件w)。所々ご都合展開だったのは否めませんが‥‥
今回は家族のお話で各キャラを引き立たせるのが第一とは言え、周辺キャラもソコソコ描かれたので良かったです。欲を言えばユーリやモジャモジャはもう少し絡んでも良かったかな。ゲストキャラ+中の人は、あんな感じで充分です(寧ろ理想)。
評価は★4としましたが、かなり甘々な採点です。と言うのもココ数作がイマイチ良作に至らなかったので、その中では十分楽しめた作品でした。
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