劇場版 SPY×FAMILY CODE: Whiteのレビュー・感想・評価
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家族大作戦!
巷で人気のアニメは少し遅れて見る事が多い。『鬼滅の刃』も『進撃の巨人』も今年初めて配信で一気見した。
けれどこちらは。最初の数話はリアルタイムではないが、途中からリアルタイムで。
設定が面白そうで、惹かれて見た。
父、ロイド。医者。本当はスパイ。
母、ヨル。市役所勤め。本当は殺し屋。
娘、アーニャ。名門校に通う。他人の心が読めるエスパー。
飼い犬、ボンド。未来予知。
しかし各々、素性は知らず。知っているのはエスパーのアーニャのみ。
ある任務や利の為に偽りの家族を演じる。
東西緊張状態が続く某国。西側の敏腕スパイであるロイドに下されたその任務とは…
東側の大物政治家。唯一公の場に姿を現すのは、息子の学校の懇親会。
“家族”を作って接近せよ…!
スパイ・アクションとファミリー・コメディが絶妙にケミストリー!
笑いがあって、ハラハラドキドキもあって、ハートフルもあって、テンポも良くて。ワクワク!
キャラもすっかり人気に。
特に大人気はアーニャ。まだ幼くて、言葉足らずや言い間違いがいちいち可愛い。他人の心が読める故、そのリアクションも笑える。
美人でスタイル抜群で、メチャクチャ強いヨルさん。かなりのおっとりさん。尚ヨルさんは殺し屋の正体をカモフラージュする為に結婚相手を探していた。
クールなロイドはツッコミ役。数々の任務を完璧にこなしてきたエリートだが、今回ばかりは挫けそう…。色んな意味で。
懇親会に集えるのは、好成績などを修め“星(ステラ)”を8つ獲得した生徒とその家族のみ。
そこで孤児院からアーニャを引き取った訳だが…
このアーニャがかなりのおバカ。8つ獲得は果てしなく遠い…。
ステラ獲得と最終的な任務達成。オペレーション名は“梟(ストリクス)”。
コンプリートの為、“スパイ”と“家族”のWミッションに各々日夜奮闘中…!
昨今の人気アニメはすぐ映画に。『鬼滅の刃』も『呪術廻戦』も大ヒットした。
この『SPY×FAMILY』も大ヒットが期待。今冬の目玉作であろう。
その“ミッション”の為の話は…
すでに伝えられている通り、家族旅行。
第2シーズンでも家族旅行が描かれたが(ヨルさん大活躍!)、あちらは豪華客船クルーズだったのに対し、こちらは列車で雪国へ。今の時期にぴったりかも。
ワクワク楽しい家族旅行…ではあるが、これにもある目的が。
学校で調理実習。優秀者にはステラが贈られる。
審査員長は校長。好物である故郷の伝統菓子“メレメレ”を作る事を思い付く。
食べた事のないその味やレシピ獲得の為、唯一食べられるフリジス地方へ。
ただ楽しい家族旅行に非ず。各々の思惑、トラブル、ピンチ、大事件が…!
ロイドは最終的なステラ獲得と任務達成の一環で。
ヨルさんはロイドの“ある場”を目撃してしまい、市役所の同僚から浮気の危険性を指摘。
一方のアーニャは…。列車の中で怪しい男二人組が探すカバンの中にあったチョコを誤って食べてしまう。
二人組に襲われるも、ヨルさんが救出。が、チョコの“中”が問題だった。
チョコの中に隠したチップ。それには世界の平和を揺るがす重大な秘密が隠されていて…!
それをアーニャがうっかり飲み込んでしまったから、さあ大変!
さらに、東西平和の転覆を目論む冷酷な大佐がチップを狙っており、その魔の手がアーニャに迫る。
アーニャは…? ロイドは…? ヨルは…?
世界の命運は…? 家族旅行は…?
前半はコミカル&ほのぼの。
アーニャは“おでけけ”に“ワクワク”!
ロイドとヨルさんは夫婦の危機(?)にイチャイチャ…?
メレメレが作られている店へ。家族連れしか入れず、伝統料理にこだわる経営者の思いにしんみり。ロイドがスパイになった理由など、コミカルな作風であってもその根底に平和への願いが込められている。
遂にお目当てのメレメレを食べようとした時、店に現れたのが大佐。
家族連れしか入れないのにズカズカ入り、アーニャが食べようとした最後の一つのメレメレを奪って食べる。
チョーヤな奴! 敵ボスとしては相応しい。今回は“元帥”ではないが、銀河万丈氏の存在感たっぷりの声。
もう一度作って貰う為、ロイドたちは材料集め。最後の一つを探していた時、アーニャが捕らわれてしまう…!
大佐は巨大飛行船で移動。ロイドもヨルさんも追って乗り込む。ヨルさんってば、いつもいつも思ってたけど、あなたは超人ですか!
ロイドのアーニャ救出。
ヨルさんは謎の敵と対峙。
そしてアーニャにも“お腹”が大ピンチ…!
クライマックスはアクションと飛行船墜落の危機で、劇場版ならではのスリルとスケール。
初めて方にも分かるよう開幕で設定の説明あり。カッコ良さ、可愛さ、キャラの魅力。ユーモア、アクション、家族の絆…。
『SPY×FAMILY』の醍醐味を濃縮した劇場版と言っていい。
楽しいのは楽しい。
が、昨今の大ヒットしたTVアニメの劇場版のような秀でたものにはちと物足りなかった。
スケールはアップしたが、醍醐味濃縮した良くも悪くものいつもの『SPY×FAMILY』。
“う○この神様”はかなり子供向けギャグ。子供受けを狙ったのは見え見えだが、こんなおバカネタ、これまであったっけ…?
前半と後半のギャップが…とは言わない。元々このギャップこそ『SPY×FAMILY』の魅力なんだから。
だけど思ったのは、結局話が進んでない事。TVシリーズも第1シーズンはテンポ良かったが、第2シーズンは笑い優先。アーニャのステラ獲得は現状一つ、いつぞややっとデズモンドと初めて顔を合わせたくらい。途端にテンポが鈍くなり、ステラ全部獲得や任務達成はこのペースだといつ…? アーニャ、大人になっちゃうよ~!
この劇場版で少し話が進むかと期待したが…。完全にアナザー・ストーリー。調理実習のオチも…まあ、何となく察しは付いたけどね。
再度。
楽しいのは楽しい。
これぞ『SPY×FAMILY』!
だけど…
ステラ獲得や任務達成にはまだまだ遠い…。
お願いだから飽きない内にミッション・コンプリートしてね。
豪華版スパイファミリー。
テレビ版が面白いだけに。。。
シリーズ未履修でも楽しめる
スパイファミリーに求めた物の違い
家族で楽しく観れるファミリー映画
子供とみてきました。
絵もきれい、各キャラクターも生き生きしてる、全キャラ出てくるとは気が利いている、全体通してとてもよくできているのですが、私は半分くらい寝ました…。
なんか、ワクワク感が足りない。
多分、予想された以上の出来事が起きなかったからではないかと…。
まだスパイファミリーを咀嚼しきっていない「1年前」に公開されたのならこれでもよかったと思うのですが、1期を2分割し、再放送をし、2期の放送もあり、これを2年もかけてゆっくりやられてしまったので、スパイファミリーを十二分に咀嚼しきっており、この段階で1期相当のドラマを見せられてもワクワクはしないのです…。
完全に、プロデュースミスな感じを受けました。
今の時期に映画を公開するのであれば、通常のTVでは見れない「ワクワク」や「ドキドキ」を入れるべきでは?
すっごく残念。
子供がどうしてもって言わない限り、リピートはない感じです。
映像作品としてはよくできていたと思うので、ステラ(星)は5個で!
ひとことReview!
原作とTVシリーズは未見。
これ本当に大傑作。ファンの間で不満ばかり噴出しているが、見所とツッコミ所が満載である。アニメーション映画特有のド派手な展開に、多種多様なアーニャの表情に、まさかの下ネタ、そして(疑似とはいえ)家族の絆もよく描かれている。「アニメーション好きはツベコベ言わずにこのブームに乗れ!」って言いたくなる。
今から劇場版第2作が本当に待ち遠しい...あ、TVシリーズの3rdシーズンが先になるのかな。スタッフは今作のファンの不満に対して、どんな答えを出してくるのか...それも楽しみ。
とある批評家から「新たな冬の定番か」とか言われているんだとか。なるほどよく分かる。「映画界の読売巨人軍」とも言われている東宝は、第1作目で興行収入78億円の大ヒットを記録したのに年々右肩下がりで6作目で興行収入10億円に届かなかった「妖怪ウォッチ」を切って、夏の定番だった「ポケットモンスター」が「サトシとピカチュウ編」終了で失って、「名探偵コナン」と共にGWの定番だった「クレヨンしんちゃん」を夏に移した。東宝はどうしても冬に稼げる定番をどうしても作りたいのではないか。さて、どうなるんだろ?
スパイ映画とおもいきや全然違ってたけどメッチャ面白かったアニメ。 本年度ベスト!
全く鑑賞予定も無かったけど時間帯が良かったのと集客が多目と言うことで期待せずお試しで観賞。
ぶっちゃけ本シリーズの事は全く知らず。
前情報も一切無しで鑑賞したけどとっても面白かった!
偽りの家族の物語って感じ。
諜報員の父、ロイド。
殺し屋の母、ヨル。
人の心が読める娘、アーニャ。
未来を予知出来る犬、ボンド。
このメンバーを中心に展開するストーリー。
お互いに自分の素性は家族に明かしていない設定。
アーニャが学校で「メレメレ」ってお菓子を作る事になり、家族で発祥の地の本場のメレメレを家族旅行で食べに行くストーリー。
全然スパイ映画じゃ無い(笑)
道中での出来事やメレメレのお店での出来事からあらぬ展開に。
囚われの身となったアーニャを救おうと父のロイドや母のヨルが別々に敵と立ち向かって行く感じ。
キャラクターが変顔になるのは最近のアニメのお約束みたいだけど、真顔のキャラがイケメンだったりセクシーな感じが良かった!
娘のアーニャも可愛い。
ロイドやヨルのアクションシーンは迫力があって引き込まれた!
シリーズ物の作品なのに前情報一切無しでこんなに楽しめた感じが好印象!
本作しか観てないけど、本シリーズのファンになりそうです( ´∀`)
映画の位置づけが難しいところ。
ストーリーの進行はTVシリーズにまかせ、原作にないオリジナルストーリーを採用するであろうことは予想できた。まあ、原作読んだことないんですけど。
となると、映画終了時にステラが増えたり、新キャラが登場したりすることはあり得ない。
物語が成長することはあってはならないのだ。
だから、個人的には、アーニャの出生の秘密を掘り下げるとか、そういう方向性を期待していた。
『鬼滅の刃』『SLUM DUNK』『呪術廻戦』など、特殊なアプローチが大成功をもたらしたように、『SPY×FAMILY』にも大成功して欲しいと思っていたので。
結果的には、『クレヨンしんちゃん』的な位置づけの映画になっていました。
前半はわりとほのぼの
初心者には寛容、原作ファンは幻滅
絶大的な音楽(主題歌)の力と個性的なキャラクター、コミカルとシリアスを使い分けた巧みな演技の声優陣とゲスト声優さん、綺麗な映像、アーニャの顔芸、カッコイイアクション……それなのに、物語だけが酷い。そのせいで魅力が半減してしまった。全ての良さを活かしきれていないのが残念で、原作の力ってやっぱり大きかったんだなと再確認。十分な宣伝とあそこまでビックネームのお膳立てされているのに、贅沢というもの。アーニャの我儘ぶりにはついていけないし、ヨルさんの勘違い妄想も堂々巡りで飽きるし、ロイドさんは家族に対して盲信すぎる。
劇場の広さをもう少し他の映画の方に回してほしかったほど。良くも悪くも低年齢向けの冬アニメでした。
劇場でやるクオリティか?
期待し過ぎた
アニメでは原作を補ってくれるオリジナル描写が多く劇場版も期待していたのですが中途半端で微妙…。敵側の背景がもっと知りたかった。
あの神様のくだりも長過ぎて途中で、これいつまで続くの…?と現実に引き戻されてしまい夢中になってまでは観れなかったです。子供向けにする為に仕方ないと思うけど長かった。
最近はたまに観る程度ですがクレヨンしんちゃんみたいに制作側はしたいの…?
クレヨンしんちゃんにはクレヨンしんちゃんなりの良さがあるのに、わざわざSPY×FAMILYでやる必要ある?…と思ってしまったのも微妙に感じた要因かもしれない。
終盤の3人+ボンドで並木道を歩くところとか好きなシーンも多々あるのに初劇場版が全体的に残念なイメージになってしまった。
オリジナルストーリー
キャラクターたちの活躍をたっぷりと大画面で楽しもう(いろいろ考えないで)
人気アニメの映画版をIMAXで堪能。
世を忍ぶ仮初めの家族、敏腕諜報員である父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、凄腕の殺し屋の母・ヨル、未来予知犬・ボンドの三人と一匹からなるフォージャー家。
ロイドの任務(オペレーション〈梟〉「ストリクス」)を継続させるため、そして、アーニャの〈星〉「ステラ」獲得のため、出発した初めての家族旅行に数々の困難が立ちはだかる。
難しいことは何も考えず、キャラクターたちの活躍をたっぷりと映画で楽しもう。
映画ならではの大スケールのアクションが展開されます。
アーニャ、まさかの下ネタ・ファンタジー・シーンなんて、シリーズでは絶対観られない。
(けど、映画だからって、そこを広げなくても…)
そのシーンのゲスト声優が、千葉繁という無駄に豪華な配役。
悪役凸凹コンビの声を、中村倫也、賀来賢人が好演。予備知識なしで観たので、全然気にせず後でパンフレットで知りました。
と言いつつ、その「難しいこと」を考えると…、映画だからと派手にしたのはわかりますが、クライマックスに大型飛行艇上で大アクションという展開は、アニメでは良くある定番。
古くは、「未来少年コナン」「ルパン三世/死の翼アルバトロス」、最近ではCG版「ルパン三世 THE FIRST」とやりつくされた感もあり、わざわざ「SPYXFAMILY」でやらなくても、とは思います。
ヨルさんの見せ場のために、とってつけたようなタイプFとか、
さすがに、ロイド家三人が、あの状況を斬り抜ければ、相手が普通の人ではないと気付くでしょうねぇ。
原作者がガッツリ公認だから、いろいろ言うのは野暮でしょうか。
ファンは大満足です!
期待したものではなかった
大前提として、私は大人でありこのアニメの設定や世界観は大好きです。
ですが、期待していたものではなかったというのが正直な感想になります。
まずこのアニメに引き込まれたのは、設定の面白さと家族の絆や愛情を感じられる世界観です。その点は、今作でも十分に表現されていました。アニメーションも音楽も素晴らしい。
そんな私が今回の映画に期待したのは、スパイ映画としてのドキドキ感です。絶体絶命からの大逆転。予告動画は見ていたので、ロイドやヨル、はたまたボンドがめちゃくちゃかっこよく登場してアーニャを助けるとかあったら大興奮間違いなしダァー!と映画館に駆け込みました。
しかし、ピンチらしいピンチはあまり感じられず、まぁそうなるだろうな、の連続。ボンドにいたってはお留守番。せめてヨルさんの登場はもっとサプライズにしてほしかった。戦闘シーンのラストも臭すぎてさめてしまいました。アーニャのくだりも、う〜んでした。子供の大事にしている映画だということは理解していますが、少し安易すぎないか。あえて名前は出しませんが、こんなことしなくても子供が喜ぶ名作アニメは沢山あるように思います。
以上から、総合的に3点と評価しました。
繰り返しになりますが、このアニメの世界観は大好きです。設定は面白いけど、その先がなかなか続かない作品は多くありますが、フォージャー家にはそうなってほしくない。次回への期待も込めた、少し辛口かもしれませんが正直な感想となります。
アーニャの尊重
こちらコードネーム朝焼。
SPY×FAMILY劇場版を鑑賞完了。
アーニャ・フォージャーを尊重せよ。
彼女を子供達鑑賞者の代弁者にする事こそ最優先事項。以降注意せよ。
大便者としては0ミリとして修正余地無しに面白さは無い模様。
今作戦における客層は家族連れと思しき人物達が見受けられ、その大多数に子供達も含まれた模様。集中度を途切れさせた脚本は巧みに構成されている。
客層が向ける対象への共感は狂気では無く倫理上のおかしみであると思われる。
よって子供達が共感すべき人物アーニャ・フォージャーの尊重が重要となる。
狂気からなるおかしみを演出しようとすれば、リアクションは普段よりも大きくもなる。だがそれは本質としてキャラクターの表面の声と形を借りただけの正に覆面そのもの。アーニャ・フォージャーはただのおかしな子ども、だったか?
彼女を介してそうした眼差しの大切さを得たかったのではないのか?
これでは解決能力の高い春日部在住の親子映画に近いと思われても致しからず、以後作戦印象の脱却を図るにはそうした要素から目を背けないことが重要となる。
所信として、重構造の脚本も見事でありつつもアクション性が減る事の発見があった。よって映画劇初めにアクションシーンを入れる検討を処す。
これで通信を終える。
注意を怠ること無くバランスを保ち続け以後に気を配れ。
監視は続く。 code name朝焼
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