劇場版 SPY×FAMILY CODE: Whiteのレビュー・感想・評価
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キャラクターの魅力だけで、どこまで行けるのだろう?
キャラクターの魅力、特に、アーニャの可愛らしさが、最大の「売り」であることは理解できる。実際、アーニャがう○こを我慢するシーンは、作画的にも、この映画のクライマックスと言っていいだろう。
ただ、それにしても、ストーリーが雑過ぎるし、展開が偶然や成り行きに支配され過ぎているのではないか?
フォージャー家の目的は、学校のお菓子コンクールに優勝することだったはずなのに、それが、ラストの飛行船での大活劇にまったく結び付いていないし、浮気を疑うヨルや、食材集めに奔走するロイドの行動が、物語を大きく動かすこともない。
飛行船内ででヨルが対決する相手も、機関銃を乱射するだけで、まったく「強敵」感がないし、ロイドが対峙する大佐も、味覚や嗅覚が鋭いだけで、ラスボスとしては物足りないとしか言いようがない。
そもそも、敏腕のスパイと凄腕の殺し屋が、互いに相手の正体に気付かないというのもおかしな話なのだが、ここは、自らの正体を隠す能力にも優れているということで、納得するしかない。
ただ、ロイドとヨルは、元々は敵国同士の人間なのだから、いくらでも「Mr.&Mrs.スミス」みたいなスリリングなシチュエーションを作り出せそうなものなのに、そうしないのはどうしてだろう?
おそらく、物語全体のラストのためにそうした展開を温存しているのだろうが、それにしても、互いに正体がバレそうになるハラハラ・ドキドキはもっとあってもよいのではないかと思う。
いずれにしても、いつまでもキャラ頼みでストーリーをおろそかにしていると、間違いなくシリーズ化されるであろう劇場版の先行きも怪しくなるのではないだろうか?
映像として迫力があって良かった
本作とは関係ないんだけど、僕はハイスクールフリートというアニメが好きで、劇場版のBlu-rayビデオソフトを買ったらオーディオコメンタリーでスタッフが、こんなことを言っていました。
「テレビアニメの時に”大和型戦艦3隻の一斉砲撃をやりたい”と言ったら、”テレビの画面サイズではもったいないから劇場版まで取っておいてほしい”と言われた」って。
元々気にしたことなんてなかったのだけど、それを聞いて「たしかに映画館の大きな画面だからこその迫力があるよな」と思いました。
テレビアニメのスパイファミリーは、「スパイと殺し屋と超能力者とが普通の家族を偽装する」という設定の上で描かれる日常が、普通の家族とはズレていてコミカルで面白いです。
でも、ズレていても日常風景です。
せいぜい、豪華客船で殺し屋同士の戦いがあったくらいで、船の甲板程度の規模でしかありません。
今回、劇場版では、ロイドが昔の戦闘機を操縦して、飛行船の機銃や追尾ミサイルで狙われながらアクロバット飛行で空中戦をするシーンも、飛行船の上や船内で弾丸をかいくぐるヨルの派手な戦闘シーンも、飛行船で都市部を避けて水上へ不時着させるシーンも、きっと映画だからやったのだろうと思えるような、迫力のあるものばかりでした。
実際のところ、アニメなので都合の良い表現はたくさんあります。
でも、そういうのはそもそも漫画的表現なので、「縁日で射的をやったことのある人なら、何度も跳ねた上に景品をいくつも倒せるほどの威力がないことくらいわかるだろう」とか、「機関銃の砲火を避ける高速戦闘をしていたのに、口紅に炎が燃え広がる程度のスピードを避けられないわけがないし、そもそも表面に付着したわずかな口紅が燃える程度の火力で誘爆するなら周囲が焼け落ちていく高温の場所で戦闘できないよね」とか言ってもしょうがないです。
フォージャー一家の個性的なメンバーは平常運転で、映画ならではの迫力のある映像で、なかなか良かったと思います。
映画という気合いが入りすぎかな
テレビ版のようなシュールさやお笑い加減で十分面白いアニメだと思っていますが、なんか無駄な内容が多く感じられましたね。
特にうんこネタは伸ばし過ぎだったと思います。
あの謎のアニメ挿入は正直引いてしまいました。
ヨルさんの戦闘シーンも間延びした感じで少し残念。
出て来るキャラクターは魅力的なのになんか本当に残念な部分が多くて、映画だからという気負いが空回りしちゃったのかな?という思いです。
次の映画化に期待します。
初見向きなストーリー
正直残念で物足りなかったです、、、
原作もアニメも見ており、
ギャグ系なのも承知な上ですが、
予想を超えるギャグ満載すぎました。
予告を見るとアーニャを助ける為に
両親が敵と戦う姿が印象的なストーリーでしたが、前半から中番ほぼ平和な日常系アニメで
アーニャが捕まってからも助け出すのが個人的に少し早かったなと、、
特別ストーリー、さらに映画上映なので
ロイドさんが敵に苦戦している姿や、映画ならではの姿などが見れると期待しすぎてしまっている部分も多かったかもしれません。
これじゃテレビアニメを見ているのと変わらないと思いました。
真面目な戦闘中もアーニャのギャグが多すぎて
少し萎えました。
メリハリをつけたら熱かったなと感じます。
尺も多すぎました。
けど戦闘シーンはテレビアニメ以上のクオリティーで感動しました。
他の方などはギャグの場面で毎回笑っていたり
していたので、
戦闘シーンなど真面目なところでもギャグ込みでも平気な方や小さいお子様連れの家族の方や、
SPY×FAMILYを全く見たことない方などには、
普通に面白く見れると思います。
おそらく今年最後の映画になると思いますが、
今年一、個人的に残念でした、、、
"物足りなかった"に尽きます。
そこに至る経過をもう少し丁寧に描いて欲しかった
スパイファミリー
ネタバレ有りのレビューです。
映画を視聴してから読まれる事をお勧めします。
では始めます。
点数は50点位かな。ちと残念だったわ。
マンガが原作で、更には連載中ってなると1番気をつけないといけないのが…。
最低限、原作自体のストーリーラインを乱さないようにする事と、メインキャラを崩壊させないように立ち振る舞いさせる事。
この2点だな。
なので、映画自体は当たり障りが無いように作られるのはしょうが無いと思う。
そこは最初から納得も出来るが、幾つかキャラにそぐわない行動があったのでこの点数にしました。
映画本編の大まかな流れとストーリーラインはそこそこ良いんよ。
俺は評価する。
原作になるべく迷惑をかけないようにはしてる中で、更に面白くしよう映画にしようと努力してるのは見てとれる。
プロジェクトFのあのメカ敵キャラとウンコ連呼はちとどうかとは思うが…。
まあ、映画だし幅広い年齢層に受けようとするのも分かるし、ヨルさんに匹敵する強い敵で映画的に映えるのは必要ではあるから良しとしよう。
だが幾つかの点で、そこに至るまでの経過でキャラにそぐわない行動をされたらホントに萎えるのよ。
先ずはアーニャ。
マイクロフィルム入りのチョコを食べてしまう訳だが…。
映画だと、落とし物の鍵をトイレでアーニャは見つけ、その鍵の合うカバンを勝手に開けて中を見る。
その中にあるチョコを偶然とはいえ思わず食べてしまう。
ドミトリとルカはチョコが無くなったのを知り、近くにいたアーニャが食べたモノと思い襲うがヨルさんに撃退される。
ここまでに至る流れはさ、アーニャがチョコを盗んだ事に変わりないよね?
これは頂けない…。ノットエレガント!!
アーニャというキャラに合わないし、食べたのを直接見て無いのに食べたと決めつけて襲うのはストーリーの流れが非常に悪い。
そこは、普通に拾い食いをしてしまった方が、まだアーニャの行動っぽかったぞ。
例えば…。
ドミトリとルカは食堂車でカバンを開けマイクロフィルム入りのチョコを確認しようと取りだす、あの二人は小心者っぽいしね。
そこにあると分かってても思わず確認しちゃった。
その瞬間列車はガタンと強く揺れチョコを落とし、思いもよらずに遠くまで転がってゆく。
で、トイレから出て来たアーニャがそのチョコを見つけ、美味しそうだからと思わず食べ、その食べた瞬間をドミトリとルカは見てしまう。
もしくはトイレから出たアーニャがチョコを拾い上げた瞬間に、また列車がガタンと強く揺れ思わず口に入って食べてしまう。
盗んでしまう結果は同じでも、経過が違えば印象はまるで変わる。
チョコの拾い食いはバッチーだろと思うわれるなら、オブラートで包装され食べる時に剥けて食べたでも良かっただろうな。
まあ、とにかくアーニャに盗みを働かせ悪い子にしたキャラ崩壊の流れはダメだっ!
次にロイドさん。
メレメレというお菓子の材料である、サクランボリキュールを街中くまなく探すが全く見つからない。
仕方なく情報屋のフランキーに頼みサクランボリキュールを持ってきて貰いそれを受け取るために外出しようとするが…。
アーニャは犬のボンドの予知能力でサクランボリキュールの場所を察知し、それを手に入れるべくホテルを勝手に抜け出し手に入れる。
このストーリーの流れ、一見問題無いように見えるが…。
ノットエレガント!!
ロイドさんが見つけられなかった状況を作るのが下手過ぎ。
ロイドさんが街中探し回ったのに見つけられず、しかもアーニャがホテルから徒歩で行ける距離に、サクランボリキュールがあったのは、ロイドさんという万能一流スパイにはそぐわないミスだ。
キャラ崩壊に近い行動だな。
この場合、ロイドさんでは決して見つけられず、さりとてアーニャが見つけても、ロイドとヨルさん二人には疑われない場所を考えなければならないよね。
なら例えば、こんな場所…。
オモチャ屋にサクランボリキュールがあったとしたらどうかな?
この時期ならオモチャ屋が、クリスマスに手作りケーキはいかが?の材料コーナーを作ってたら、ロイドさんが見つけられなくてもギリギリ納得出来る。
で、ロイドさんにリキュールを渡す時にオモチャ屋にあったと言えば…。
ロイドさんもヨルさんも、アーニャが抜け出し、かつサクランボリキュール見つけたのにすんなり納得出来たんではないだろうか?
もしくは第2案。
ホテルの外に出掛けるとサクランボリキュールをなぜが貰えるという未来予知をボンドがしたので、ボンドと出掛けるアーニャ。
だがさらわれ、飛行船へと連れて行かれる。
それで飛行船の中でウンコを出す薬としてドミトリとルカからサクランボリキュールを渡され思わずゲットする。
適量のアルコールは便秘の改善に良いらしいし。敵のボスのスナイデルはお菓子好きだし、ドミトリとルカの二人の内どちらかがお酒飲むと下痢する体質という設定でも良いな。ドミトリ神経質っぽいし。
とにかく、ロイドさんという万能一流スパイでもサクランボリキュールを見つけられなかったとい状況を納得したいのだよ。
俺が!!
で、次にヨルさん。
飛行船の中でアーニャを探してる最中に、プロジェクトFの機械化兵士に有無を言わさずに襲われるヨルさん。
銃撃弾丸の雨あられの中で、口紅を使ってその機械化兵士を燃やし倒してしまうんだが…。
あのシーンはホントに納得いかんぜよ。
先ずは第1に、ヨルさんの相手の敵機械化兵士を、ヨルさん所属暗殺組織のガーデンから暗殺の指令もされてもいないのに殺してしまっても構わない敵だと、明確に確実にヨルさんと何より映画視聴者に対し認識させていない点。
これはヨルさんのキャラを完全崩壊させてしまう監督のだ~い失敗。
特大ノットエレガント!!
これは監督…やらかしてしまいましたな~。
敵が敵であると確実に認識させる。これホント重要。
そもそもヨルさんは、アーニャが軍に保護されているとロイドさんから聞いていて…。次に目の前の方達はチョコ強盗団と認識する。
つまり目の前の相手は特に殺すべき悪い相手と認識出来ないではないか。
その認識も出来無いのにヨルさんにあの大立ち回りをさせるのは、ガーデンって組織に所属するヨルさんを雑に扱い過ぎ。
ガーデンの殺し屋はシリアルキラーや快楽殺人者じゃ無いんだぞ。
銃撃され殺されようとしてるから反撃として殺してしまっては、ヨルさんの国の平和維持の為の暗殺思想と理念に反するよね。
であるなら例えばこんな感じ…。
ヨルさんに襲いかかる一般兵士達。
だが、その一般兵士達を気絶させ無力化していくヨルさん。
そこに機械化兵士が現れ、無力化された兵士達ごとヨルさんを屠ろうと弾丸を浴びせる。
ヨルさんは寸前に躱す事が出来たが、巻き込まれた兵士達は亡くなってしまう。
こうすれば少なくとも、ヨルさんは機械化兵士が倒すべき敵だと認識出来て、心おきなく暴れる事が出来ると思う。
で、映画視聴者に対しても…、敵は再び戦争を起こそうとしてる悪いヤツとしかふわふわした印象と情報にしかなっとらんよ…。
もう少ししっかりと敵の主目的は何を目的として、マイクロフィルムをどう活用し、どう行動してるのか、分かりやすくストーリーに組み込んで映像化して欲しかったわ。
次に第2に、口紅で火をつけて機械化兵士を倒すのは流石に無茶だな…。
既にあの火災の中で、口紅で付く程度の火力で敵が倒れても俺は納得いかんぜよ。
で多分あの口紅、ロイドさんから貰った口紅を使ったと思うんだが…。
ヨルさんのキャラなら確実にロイドさんから貰った口紅は大切に大切に使おうとするぜよ。
なので、こんな展開はどうぜよ。
銃弾の雨あられの中、何とか近づき機械化兵士にナイフを突き立てるヨルさん。
だが、機械化兵士にはナイフの刺突では意にも介さずナイフは壊れる。
機械化兵士の胸周りの弾丸が、腕の機関銃へとリロードされている事に気づいたヨルさんは、もう一度機械化兵士へと近づき…。
古い口紅を機械化兵士の胸の隙間へとねじ込む。
ヨルさんへ向けて腕の機関銃を発砲しようと機械化兵士だが、口紅が邪魔をして弾丸がリロードされず発砲も出来なくなってしまう。
機械化兵士に近接戦法しか出来なくさせれば、最早ヨルさんの優勢は変わりない。
一気に背負い投げで投げ、飛行船から突き落とし。
「そちらの口紅は差し上げます。新しい口紅をプレゼントされたので…」ってセリフでしめる。
少なくとも、貰った口紅を武器に使うのはヨルさんキャラには合わない行動だったぜよ。
まとめ、大まかなストーリーラインは決して悪くない。
細かなストーリーラインとなるとちと色々と難点もあるが…。
アニメ映画としてはギリ及第点。
だが、そこに至る経過を蔑ろにしてたりするのが、スパイ×ファミリーのキャラにそぐわない展開だったりして、落第点へと落ちてるかな。
まさかの下痢ピ-ウ○コネタ!スパイ風なニセ家族クレヨンしんちゃんだな。
ロイド、ヨル、ア-ニャ、ボンドが繰り広げるスパイアニメ
「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」を観たわ。
人気ある話は訊いていたので期待はしていたが、小中学生向きのネタですね。
ア-ニャのお惚け・・・一応笑える所もあるけど 演出ミエミエ。
思っていたのと大分違う作品でした。
血縁ないスパイとした家族構成で、夫婦も家族の間柄も“ごっこ”っていうのが
否めない! そこから本当の家族になって行くって話なんかな。
戦闘場面はまあまあ魅せてたけども。
ファン層向けですね。好きな方は劇場へ!
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Non sono d'accordo con la permutazione di opere che hanno subito un torto. Protesto risolutamente!
小学生が喜びそうな内容
アニメは2期37話まで3周試聴済みの状態で見に行く。
小学生向けの笑いとネタに寄り過ぎている。
ンコ系で自分は一切笑わないどころか不快感や下品に感じる。
その部分で笑わせたいのであろう描写が とにかく長かった。
SPY×FAMILYの一ファンとしては不愉快でしかなかった。
汚い。
今までの積み上げたストーリーが台無し。
戦闘も無駄に長ったらしくて動きや作用に説得力が薄かった。
エンディングは2曲続く。
後日談ストーリー風のアニメーションが入っていれば
少しは退屈せずに見られるのに・・・。
ストーリー性の無いキャラのモーションのみだから苦痛だった。
そこで暇つぶしに前半と後半の曲を聴き比べていると
経験値や洗練度・完成度の違いがハッキリしていて
きっと制作側が意図していないだろうその点に関してだけ笑った。
全体的に間延び感を感じる内容になっている。
映像や美術にお金をかけている部分が分かるのに非常にもったいない作品となっていた。
遠藤達哉さんはこんな内容にGoサインを出すような人だったんだなと
描いていた世界観を別の色で塗りつぶしてしまったのが残念でならない。
ファミリー作品としては十二分
家族みんなで行って参りました。
最近観た作品が肩透かしだった事もあってか、すごい面白かったです。
初めて「SPY×FAMILY」に触れた人にも安心設定。
ストーリーラインも入りやすく、フォージャー家の楽しさが溢れていました。
一家の魅力たっぷりに描かれており、特にアーニャの活躍ったら無かったですね。特に顔芸が実に豊富。
あと千葉繁演ずるうんこの神様。あそこだけ無駄にクオリティ高くて笑いましたwww
作画も良いクオリティで、アクションパートは特に力が入っていました。
スパイ味は薄かったけど子らも面白かったようで、ファミリー作品としては十二分に楽しめましたよ。
「早見沙織さん好き」
今年237本目。
2か月前にヨル役が早見沙織さんだと何となく分かっていた事を再確認して、映画彼女の声が聴きたいで鑑賞しました。声優の他にアーティストもテレビのアニソンライブなどで拝見するのが好きです。昨年もラジオ文化放送のこむちゃっとカウントダウンにゲストで、櫻井孝宏さんが天使がいたと同感です。
作品は初見ですが最初に解説があって分かり易い。「ダンジョン飯」も解説あって初見の人に優しい作りは嬉しいです。2時間冒険活劇とアーニャの笑いが組み合わさったエンタメ満載の映画でした。
まさかのクソ()アニメ
クリスマスシーズンに、何故このネタを選んだ…笑
正直、ポスターの段階でキャラ出し過ぎで心配だったが、的中してしまった。
今回の話であれば、学校を絡ませずとも展開させることはできたし、《夜帳》も必須ではない。
フランキーはオチ要員だし、ユーリなんて出す意味ゼロだったろ。
別に嫌いなキャラはいないし、芸人あやねるの演技は大好物なのだが、どうしてもとっちらかる。
初見用に設定解説も入るので、とにかくテンポが悪かった。
共闘させるわけにいかないから見せ場つくるには仕方ないけど、ヨルさん闘う意味ないのよね。
アーニャの活躍が単なるラッキーで、超能力が活かされていないのも残念。
街への墜落を防ぐくだりも定番ではあるが、ボス×2を倒した後だとちょっとしつこかったかな。
とはいえ作画は安定してるし、アーニャの百面相はいつも以上に楽しかった。
ヨルさんだけ鬼滅の刃みたいな動きしてたけど、口紅が伏線になってるあたりも良い。
過去の活動や予告から心配はしてなかったが、中村倫也と賀来賢人は本当に上手い。
コメディだし、ロイドの変装の異常な速さはツッコんではいけないのだろう。
ボンドの未来予知でトランクの場所を知るという、「卵が先が鶏が先か」問題も。
嫌いな要素があったわけではないが、EDに2曲詰め込んだの含めて、もう少し切り捨てる勇気を持ってほしかった。
原作の良さが削がれてる
原作の遠藤先生も監修されている劇場版といことでオリジナルプロットだとしても楽しめると期待。しかし実際は初心者に優しく子供向けのギャグに振り切った仕上がりになっており、今後の年末年始の風物詩にしたい平均値低めなコンテンツに思えた。
何よりシリアルとコメディに定評があるはずの脚本が薄っぺらい。それぞれのキャラクターで原作にひな型的なストーリーもあった。アーニャはナチュラルで素の面白さがある故今回は無理矢理に変顔やダンスしたりと呆れてしまった。ロイドとヨルもあんなに鈍感ではないしアクションの世界線が違う。
今作を一言でいうなら劇中に出てきた「家族でしか入店できないレストラン」が正にそれかと。
ただ、中村倫也くんと賀来賢人くんはキャラの作り込みが上手く阿吽の呼吸で愉しめたのは大変良かったです。それにまだ一作目ですし実験的アプローチとして考えれば今後も応援は続けたい作品です。
世界の危機?
話はまぁまぁ普通な感じでマイクロチップとか結局なんだったのかそんな壮絶な家族旅行だったかな?と思いますが、入場者特典見て残念なのが、……デコボココンビの二人中村倫也とクソ賀来賢人!マジでざけんなや!って思いました!普通の声優なら良かったのに賀来賢人……中村倫也は許せるとして賀来賢人こいつは嫌だ
私の期待が大きすぎたか…?
フォージャー家の関係性がすごく好きで、SPY×FAMILYを大人もしっかり楽しめるアニメだと感じていた。TVの豪華客船のエピソードはすごくボリュームがあってよかったのに、映画はあれ?という感じでちょっと物足りない気がした。確かに劇場は小学生の低学年くらいもちらほらいて、子ども受けしそうな場面で笑い声がしていたので冬休みに家族揃って鑑賞できるアニメに仕上げられたのだと思うが…
主題歌のヒゲダンの曲がエンディングの後に流れるのは何故?
Soul soupはどこで登場?と待っていただけにこの点においても、あれ?という感じ。
家族大作戦!
巷で人気のアニメは少し遅れて見る事が多い。『鬼滅の刃』も『進撃の巨人』も今年初めて配信で一気見した。
けれどこちらは。最初の数話はリアルタイムではないが、途中からリアルタイムで。
設定が面白そうで、惹かれて見た。
父、ロイド。医者。本当はスパイ。
母、ヨル。市役所勤め。本当は殺し屋。
娘、アーニャ。名門校に通う。他人の心が読めるエスパー。
飼い犬、ボンド。未来予知。
しかし各々、素性は知らず。知っているのはエスパーのアーニャのみ。
ある任務や利の為に偽りの家族を演じる。
東西緊張状態が続く某国。西側の敏腕スパイであるロイドに下されたその任務とは…
東側の大物政治家。唯一公の場に姿を現すのは、息子の学校の懇親会。
“家族”を作って接近せよ…!
スパイ・アクションとファミリー・コメディが絶妙にケミストリー!
笑いがあって、ハラハラドキドキもあって、ハートフルもあって、テンポも良くて。ワクワク!
キャラもすっかり人気に。
特に大人気はアーニャ。まだ幼くて、言葉足らずや言い間違いがいちいち可愛い。他人の心が読める故、そのリアクションも笑える。
美人でスタイル抜群で、メチャクチャ強いヨルさん。かなりのおっとりさん。尚ヨルさんは殺し屋の正体をカモフラージュする為に結婚相手を探していた。
クールなロイドはツッコミ役。数々の任務を完璧にこなしてきたエリートだが、今回ばかりは挫けそう…。色んな意味で。
懇親会に集えるのは、好成績などを修め“星(ステラ)”を8つ獲得した生徒とその家族のみ。
そこで孤児院からアーニャを引き取った訳だが…
このアーニャがかなりのおバカ。8つ獲得は果てしなく遠い…。
ステラ獲得と最終的な任務達成。オペレーション名は“梟(ストリクス)”。
コンプリートの為、“スパイ”と“家族”のWミッションに各々日夜奮闘中…!
昨今の人気アニメはすぐ映画に。『鬼滅の刃』も『呪術廻戦』も大ヒットした。
この『SPY×FAMILY』も大ヒットが期待。今冬の目玉作であろう。
その“ミッション”の為の話は…
すでに伝えられている通り、家族旅行。
第2シーズンでも家族旅行が描かれたが(ヨルさん大活躍!)、あちらは豪華客船クルーズだったのに対し、こちらは列車で雪国へ。今の時期にぴったりかも。
ワクワク楽しい家族旅行…ではあるが、これにもある目的が。
学校で調理実習。優秀者にはステラが贈られる。
審査員長は校長。好物である故郷の伝統菓子“メレメレ”を作る事を思い付く。
食べた事のないその味やレシピ獲得の為、唯一食べられるフリジス地方へ。
ただ楽しい家族旅行に非ず。各々の思惑、トラブル、ピンチ、大事件が…!
ロイドは最終的なステラ獲得と任務達成の一環で。
ヨルさんはロイドの“ある場”を目撃してしまい、市役所の同僚から浮気の危険性を指摘。
一方のアーニャは…。列車の中で怪しい男二人組が探すカバンの中にあったチョコを誤って食べてしまう。
二人組に襲われるも、ヨルさんが救出。が、チョコの“中”が問題だった。
チョコの中に隠したチップ。それには世界の平和を揺るがす重大な秘密が隠されていて…!
それをアーニャがうっかり飲み込んでしまったから、さあ大変!
さらに、東西平和の転覆を目論む冷酷な大佐がチップを狙っており、その魔の手がアーニャに迫る。
アーニャは…? ロイドは…? ヨルは…?
世界の命運は…? 家族旅行は…?
前半はコミカル&ほのぼの。
アーニャは“おでけけ”に“ワクワク”!
ロイドとヨルさんは夫婦の危機(?)にイチャイチャ…?
メレメレが作られている店へ。家族連れしか入れず、伝統料理にこだわる経営者の思いにしんみり。ロイドがスパイになった理由など、コミカルな作風であってもその根底に平和への願いが込められている。
遂にお目当てのメレメレを食べようとした時、店に現れたのが大佐。
家族連れしか入れないのにズカズカ入り、アーニャが食べようとした最後の一つのメレメレを奪って食べる。
チョーヤな奴! 敵ボスとしては相応しい。今回は“元帥”ではないが、銀河万丈氏の存在感たっぷりの声。
もう一度作って貰う為、ロイドたちは材料集め。最後の一つを探していた時、アーニャが捕らわれてしまう…!
大佐は巨大飛行船で移動。ロイドもヨルさんも追って乗り込む。ヨルさんってば、いつもいつも思ってたけど、あなたは超人ですか!
ロイドのアーニャ救出。
ヨルさんは謎の敵と対峙。
そしてアーニャにも“お腹”が大ピンチ…!
クライマックスはアクションと飛行船墜落の危機で、劇場版ならではのスリルとスケール。
初めて方にも分かるよう開幕で設定の説明あり。カッコ良さ、可愛さ、キャラの魅力。ユーモア、アクション、家族の絆…。
『SPY×FAMILY』の醍醐味を濃縮した劇場版と言っていい。
楽しいのは楽しい。
が、昨今の大ヒットしたTVアニメの劇場版のような秀でたものにはちと物足りなかった。
スケールはアップしたが、醍醐味濃縮した良くも悪くものいつもの『SPY×FAMILY』。
“う○この神様”はかなり子供向けギャグ。子供受けを狙ったのは見え見えだが、こんなおバカネタ、これまであったっけ…?
前半と後半のギャップが…とは言わない。元々このギャップこそ『SPY×FAMILY』の魅力なんだから。
だけど思ったのは、結局話が進んでない事。TVシリーズも第1シーズンはテンポ良かったが、第2シーズンは笑い優先。アーニャのステラ獲得は現状一つ、いつぞややっとデズモンドと初めて顔を合わせたくらい。途端にテンポが鈍くなり、ステラ全部獲得や任務達成はこのペースだといつ…? アーニャ、大人になっちゃうよ~!
この劇場版で少し話が進むかと期待したが…。完全にアナザー・ストーリー。調理実習のオチも…まあ、何となく察しは付いたけどね。
再度。
楽しいのは楽しい。
これぞ『SPY×FAMILY』!
だけど…
ステラ獲得や任務達成にはまだまだ遠い…。
お願いだから飽きない内にミッション・コンプリートしてね。
豪華版スパイファミリー。
ロイド視点のスパイモノ、ヨル視点のバトルモノ、その2つをアーニャ視点のギャグサイドが奇妙な形で繋ぎ、家族モノ風味の味付けで纏められている。まさにスパイファミリー豪華版として最後まで退屈せずに楽しめた。完全新作で上手く映画にしたと感心した。
スパイモノとしては軍のクーデターがそこそこの臨場感があったし、バトルモノとしてもヨルの戦闘シーンは楽しかった。そして何と言ってもアーニャのギャグが良かった。変顔もうんこネタもとても良かった。
個人的には85点くらいだったかな。
テレビ版が面白いだけに。。。
面白くないわけではないのですが勝手に期待しすぎてたのでちょっと物足りない気がした。
何かの作品のオマージュなのかも知れないけど風圧受けたりしたときのアーニャの顔変形させ過ぎな気がした。ひとりだけなってるのも違和感。
シリーズ未履修でも楽しめる
公開初日に旅先で観に行ってきました。
もうアーニャが可愛すぎる!
女性客が結構多かったですね。ロイドファンなのかアーニャの力か。
思わずグッヅを買いまくってしまう気持ちもわかりますが、初日だったにも関わらず、早くも人気の高いデザインのアクスタなどは売り切れてて、さすがアーニャ!w
家族の旅。相変わらずズレて変な妄想をしてしまうヨルさんや、また東西の争いにまきこまれるロイド。
そして好奇心旺盛に色んなところに首を突っ込んじゃうアーニャかわいい。
スパイファミリーに求めた物の違い
テレビアニメ版にも言える事ですが、小さな子供まで観れるファミリー向け映画という視点ならば私の評価✕2でも異論は無いです。安心して観れるコメディアニメで、クレヨンしんちゃんと同枠ですね。ただ、やはりアニメ化するに当たっては深夜枠で質の高い大人向けでやって欲しかったと思っている私のような層にはこの通りの評価。クレヨンしんちゃんの映画の名作ほど毒も深みも無かったです。
いわゆる「ジャンプのアニオリに名作無し」という感じです。
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