「SPY÷family CODE:Brown」劇場版 SPY×FAMILY CODE: White imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)
SPY÷family CODE:Brown
IMAX版で鑑賞
この映画はどの世代を対象にしているのか?
確かに子供・ファミリー世代がメインの対象だと思う。しかし、未成年が行けない深夜先行上映をしている。ということは製作側は大人を含めた全世代に見てもらいたい思いがあるはず。であるのなら今回の映画は少しまずかった。
鬼滅や呪術は 大人の鑑賞に耐えうる内容で多くのリピーターを生んだ。しかし今作は内容には多くの不満が残る。多くのリピーターが来てくれるのかは疑問である。
初見の人向けに登場人物紹介があるので付き添いで見に来た人には安心です。しかしあくまでスパイ映画である。中盤まで特にスパイ映画らしい見せ場は無い。
そして私が一番問題であると思う中盤。急に画風のタッチが変わる。別に画風の問題では無い。いきなりクレヨンしんちゃん風になるから。
終盤の敵との対決もただゴリ押し。場面の変化の工夫も無い。
CODE:White の意味は?
寒い地方に行って雪があるからWhiteなら殆ど意味がない。もっと雪上の戦いや何かが必要。もし医療現場の用法なら問題の対象はむしろアーニャ側。意味が不明。何も考えずに付けたが正解か?
再度戻るが、正月映画でファミリー層を取り込み、中ヒットでも良いから「その世代に特に楽しんでもらいたい」という思いなら正解です。でもリピーターを取り込み、特大ヒットを狙うのなら多分無理。初日に行くぐらいだから、特大ヒットして欲しいのではあるが…。私の予想が外れ「そういえば大外しなレビューしていたヤツがいたな!ハハハ…」となれば良い。
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