死体の人のレビュー・感想・評価
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testicular cancer
伏線回収とはいえ、ガンだったというシークエンスは、本来はもっと膨らましたかったし、展開をもう一度転がしたかったのだろうという制作陣の悔しさが感じられる
やはり涙腺決壊シーンは、母からの託された遺言とビデオテープ3本、そして通帳だろう
色々と現在の方向制とは即していない部分は否めないが、これも又多様性であり、尊重しなければならない
只、自戒の意味も込めて思うが、ここ最近の作品はやたら風俗のお姉さんに頼り過ぎな面が・・・(苦笑
「よかったよ。」
「グッバイクルエルワールド」で足を洗ったヤクザを演じてイッちゃってた奥野瑛太が死体専門の売れない俳優役で主演。そして唐田えりかがデリヘル嬢を演じる。
もう観るしかない。
なのに東海地区で1館しかしてないよ。それも1日1回の上映。嘘でしょ。
宣伝コピーが
「生きることが下手です。死んだふりは上手です。」
奥野瑛太主演だからもっとひりひりした内容かと思ったら、「男はつらいよ」の同時上映みたいな笑って泣けるベタでほっこりした作品でした。そこがよかったです。
「よかったよ。」って声かけてもらえただけでまた頑張れる。
支えてくれる人がいるだけで生きていける。
(甘えてるだけのクズもいたけど)
常に死を考えているから生命が愛おしい。
なんかちょっと元気になれるいい映画だな。
奥野瑛太さんの優しい顔はじめて見た。なんでもできる人なんだ。
唐田えりかさんは透明感があって、どんな役を演じても嫌味にならない本当に素敵な女優さんだと思う。テレビやCMに出られなくてもいいから、もっともっと映画で活躍してください。
よかったよ。
ちょっとだけ笑えて泣けるハートフルコメディー系の邦画。 本年度ベスト級。
良作の予感がして期待して鑑賞したけど自分には今一つだった感じ。
だけど観ていて心地よい作品だった印象。
死体の役専門の広志。
バンドを解散し仕事もせず麻雀に明け暮れる彼と、その彼を風俗で働き生活を支える加奈。
この3人を軸に展開するストーリー。
ひょんな事から広志が風俗嬢の加奈と関係を持ち、二人の体にある変化が起きる感じ。
本作は「死」と「生」を対比して行く見せ方が良かった。
唐田えりかさんの風俗嬢の姿がお似合いで商売上手(笑)
そして彼氏の事を気遣うメッチャ良い人って感じ。
死体役の広志の役を演じる拘りがメッチャ面白い。
死体の役だけど台本を読み込む姿勢が凄いけど空回り気味(笑)
広志の家族に起こる思わぬ展開から雰囲気が一変してスクリーンに引き込まれる。
広志役の奥野瑛太さんの演技が凄かった。
広志の部屋で加奈とある大芝居をするシーン。
加奈の迫力ある演技に圧倒。
加奈は風俗嬢より役者がお似合いかも(笑)
ラストも上手く纏めた感じで満足度はソコソコ。
唐田えりかさん。
久し振りにスクリーンで観たけど美しかったです( ´∀`)
クスッと笑えて心にくる
クスッと笑えたり、泣けたり、考えさせられたり、心温まったりと色々な感情になりました。今までメジャーな作品しか見た事がなかったけれど、慣れない東京で勇気を出して観ることができて本当によかった。役者さんの演技力が凄くて吸い込まれたし、すごく面白くて大好きな作品で、また何回でも見たいです。本当に好き。
死体専門のユニークな役を自然体で演じる
昨年『の方へ、流れる』で唐田えりかさんがなかなかの存在感をみせており、それ以来の本作の出演を知って鑑賞。
本作の主役、奥野瑛太さんは2012年に主演作があるそうだが、おそらくその時以来の主演。TBSドラマ『最愛』に続いて、正月のNHKドラマ『いちげき』の益満休之助役などはハマっていて、もう少し出演シーンを視たいと思ったものだ。数々の作品に出演し、再びメインの役を勝ち取った奥野さんにとってふさわしい役者の役、それも死体専門の俳優というユニークな役を正に自然体で演じている。特に子を思う烏丸せつこさんときたろうの両親に報いてあげられない情けなさは誰しもが味わう状況で非常に共感できる。唐田えりかさんは『の方へ、流れる』で演じた斜に構えた役とは対照的に、デリヘル嬢の役を体当たりで自然に演じており彼女の特性がよく出ているのではないだろうか。
ストーリーはよくある感じで特筆すべき目新しいものはないが繋がりとテンポは悪くない。ある出来事を機に2人の様子が変わっていくのが見どころとなっている。
設定と俳優が上手く活かされた、前向きになれる作品
舞台挨拶にて鑑賞。
タイトルの通り死体役の主人公の話として話が進んでいくのだが、この変わった設定だけでなく、しっかりと話の根幹と、死生観に対しても重くなりすぎない程度で繋がっていて、面白い作品だった。
途中は、大げさ、ベタな演出が目についたけれど、コメディチックに笑いながら見る映画として、心地よさでもある。
奥野瑛太さんは、初めて認識してはいるが、舞台出身だったり、本人のちょっと不思議なキャラクターがとてもマッチしていた。
唐田えりかさんは、「寝ても覚めても」から楽しみにしていて、役柄はだいぶ違うけれど、芯の強さが役にもでている。変わらず、目が吸い込まれるようで魅力的である。
自分がやりたいこと、家族愛など、感じることがたくさんある、前向きになれる映画でした。
2023年劇場鑑賞46本目
確かに死体の人だけどさ
題名からは想像つかないハートウォーミングな展開と人々で、笑えて泣けた。
演じる事にクソ真面目で仕事熱心なのに売れなくて死体役ばかりという時点で既に設定が面白い。
死体役ばかりやってるけど、両親に大事にされて育ってるから優しいのもいい。
彼の育ちの良さを所々で感じた。
(ネタバレはないと思いますが、念のため(先行上映は統一扱い))
今年73本目(合計725本目/今月(2023年3月度)8本目)。
オンライン試写で拝見。
このような先行試写会という事情もありますので、ネタバレになるような事項は一切避けるようにします。
タイトルや予告編からは軽いホラーかな、あるいは「生きることとなくなることとの境目」といった論点があるのかな…という感じはします。確かに後者の論点はありますが、この映画には隠された秘密のストーリーがあり…そこでは第三の展開が…っと、そこから先はアウトですね…。
やや哲学的な内容が多いかなとは思ったものの、中学高校レベルの一般的な道徳・社会的な理解(と、宗派を問わない、いわゆる「死後の世界」に関する考え方)があれば「十分に」足ります。なぜならこの映画、「第三の展開」が「お楽しみの展開」だからです。
そしてその「第三の展開」につながっていく、最初の「あってもなくてもどうでもよさそうな表現」はどうつながっていくのでしょうか…。
正規の公開日にはおすすめの1作です。ぜひどうぞ。
生きてる人
2023年3月7日
映画 #死体の人 (2022年)鑑賞
死体役を得意とする売れない俳優と、妊娠したことを彼氏に打ち明けられないでいるデリヘル嬢の2人の青春ストーリー
なんと言っても主演の #奥野瑛太 と #唐田えりか の2人の自然な演技が素晴らしかった
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
演者の力量が伝わる!
オンライン試写で拝見。
やっぱり唐田えりかは力のある役者だと思うのよ。東出共々頼みますよ本当に。
奥野瑛太演じる死体役しか来ない真面目な役者が出会うは唐田えりか演じるデリヘル嬢。彼にも彼女にも事情があって…
たまに出てくる「死」に関する哲学者の言葉と役者の演技が二人の人生を美しく儚く彩る。
脇を固めるベテラン役者も良かった。「死に際をしっかり見て…」の演技に涙。
重すぎず軽すぎずいい塩梅でした。
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