「設定と俳優が上手く活かされた、前向きになれる作品」死体の人 ひでぼーさんの映画レビュー(感想・評価)
設定と俳優が上手く活かされた、前向きになれる作品
舞台挨拶にて鑑賞。
タイトルの通り死体役の主人公の話として話が進んでいくのだが、この変わった設定だけでなく、しっかりと話の根幹と、死生観に対しても重くなりすぎない程度で繋がっていて、面白い作品だった。
途中は、大げさ、ベタな演出が目についたけれど、コメディチックに笑いながら見る映画として、心地よさでもある。
奥野瑛太さんは、初めて認識してはいるが、舞台出身だったり、本人のちょっと不思議なキャラクターがとてもマッチしていた。
唐田えりかさんは、「寝ても覚めても」から楽しみにしていて、役柄はだいぶ違うけれど、芯の強さが役にもでている。変わらず、目が吸い込まれるようで魅力的である。
自分がやりたいこと、家族愛など、感じることがたくさんある、前向きになれる映画でした。
2023年劇場鑑賞46本目
コメントする