シティーハンターのレビュー・感想・評価
全25件中、1~20件目を表示
マジハマる
最高でした。そもそもアニメの実写化で成功したためしがない、と思っていました。ジャッキー・チェンのシテハンもリョウの「俺の恋人に何をする!」と香の事を言ったのも「あ〜…原作の雰囲気わかってないなー」って感じだったし、フランス版も、え、そんなチープな事件がストーリーの根幹?そもそも服がかぶってるだけでリョウじゃない…て思ったし。正直期待感は薄かったんです。とりあえず見てみるかぁ…って感じで1回観たら解約するつもりでネトフリに加入したのですが…。期待を大きく上回る作品でどハマりしました!出だしは「スローアクションでごまかしてくのかな?」って思ったけど、鈴木亮平の銃の解体シーンでキュンっとし、背面打ちで「え、もうそれ見せていいの?」と食らいつき、槇村が死ぬシーンに香ちゃんが立ち会ってたのは「うわぁ…こう来るか。辛すぎだろ」って続きが気になりすぎてやめられませんでした。(海外版はどれも途中で視聴をやめてた)とにかく鈴木亮平のリョウっぷりが良かったです。予告編ではガンアクションで2丁拳銃はあんまりないんだけどなぁ…と思いつつ実際はカッコ良すぎたし、躊躇なく発砲するのもセリフ言い回しのひょうきんからシリアスへの変貌も良かったし、立ち方、ハシゴの降り方、目線が全部リョウを彷彿とさせました。「悪役やストーリーが現実感がない」との意見もあるようですが、そもそもフィクションであり、ゾンビ映画だって噛まれたら凶暴化するし、恋愛漫画ではないのでそのような現実感はなくても当たり前じゃないかなと。香があまり原作よりじゃないなぁ…と思ったけど、40人戦で「おりゃぁぁぁ!」って奮闘してるのを見て思わず「香ちゃん、可愛いww」って笑ってしまいました。冴子の「やだぁ…セクハラですか?」のセリフとポーズもイメージ通り。曲も良かったです。アレンジしたFootStepも最初気づかなくて中盤で「FootStepだ!」って萌えました。TikTokやコスプレイベント、最近のクラブも行ってた身としては違和感なく入り込めました。GET WILDだけは原曲を使ってほしかったかなぁ…シンセサイザーがメインでちょっと重厚感がなかったかな。打ち込みの印象がつよかったので生ライブ感を出してほしかったです。とはいえ、新宿に聖地巡礼行って、20回以上視聴してるのは言うまでもないです。かなり秀逸なガンアクションを披露してしまったので、続編のハードルは高いかもしれないですけど、監督を含めぜひぜひ、同じ出演で続編を作ってほしい!!願わくば、1作目の方が良かったな…と思わない内容で。よろしくお願いします!!
鈴木亮平ってすごいんだなって思った。
冴羽僚を理解し冴羽僚になりきっている鈴木亮平が本当にすごい。
これはもう冴羽僚じゃない??というくらい冴羽僚。なんなら声も神谷明さんに聞こえてくる。
鈴木亮平はスゴイ。
原作は全部読んだり見たりしてはいないのですが、例のラストソングは健在。
これは当時見てた人にはなつ過ぎてえも過ぎて泣いちゃうのでは。
話はちょっと気持ち悪いかな。サスペンス慣れしてる人はいいと思うけど。
血とか刃物ぐさっとか薬物とかなんかちょっと見るのが嫌なシーンは多いです。
もっかい見る?って言われたらこういったシーンが多いのでう~んって思う。
ヒロイン役の子、最初井上真央ちゃんかなと思っていたら違う。
この子すごく見たことがあるぞとおもったら「作りたい女と食べたい女」の理解ある同僚役の子だ。
すごく実力がある子だと思う。一生懸命な演技がすごく良かった。
香のイメージに近くて良かった。
心震えました‼︎
心震えました。
僕も漫画、アニメの一ファンです。
時を経てもスタッフの皆様が愛情を込めて実写として甦らせてくださり、感激です。
素敵な作品を本当に有り難うございます。
何より、僕の理想や心の支えとなっている作品を、鈴木さんも大ファンでずっとずっとやりたかったことは、とても心強くて嬉しいです。
精一杯の愛情と想いをリョウや作品に込めて頂き、本当に有り難うございます。
心震えました‼︎
ごめんなさい。どうしても続いて欲しくて、敢えて個人的な感想を書かせてもらいました。
初めてですし何度も観たいので、他のイベントやグロテスクなシーンは少なく、その代わり心の表現を長くてももっとしっかり観たかったです。
槇村の死後、香の悲しみや冴羽商事に行くまでの経緯など。
初めて(再び)お互い会って会話する場面ですし、リョウから気遣って関わらないよう伝えに行くのではと思いました。
香の墓参りの時、信頼、友情を表す花一輪が置かれててもよかったな、と思いました。
ダメ出しではないのですが、
偉そうに言ってごめんなさいっ!
興行成績がどうであっても変わらずに、
リョウや香の素晴らしい人間性、心と心の絆のストーリーを紡いで行ってほしいです。
欲と希望をだして、これからも素敵な物語ができると信じて、-0.5とさせてもらいました。
陰ながら僕も応援させて頂きます。
改めて、スタッフの皆様、そして鈴木さん、素晴らしい作品を生み出して頂き、
本当に有り難うございました‼︎
嬉しくて長文を叫んでしまい
失礼しました。
XYZは危険なカクテル
戦闘能力は抜群で射撃の腕前も神がかっているが、美女を前にすると鼻の下を伸ばしてデレデレになってしまうシティ・ハンターこと冴羽獠。
このキャラクターの二面性を、アニメファンでも納得するぐらいに鈴木亮平が見事に演じ分けていてびっくりした。
特にコルトを華麗に操る姿と、凄みをきかせ敵を威圧する姿と、くだらないギャグを連発する姿のギャップが面白い。
任務中に殺された兄の復讐に燃える香を演じた森田望智も役に憑依していた。
ストーリーはオリジナルだが、まさに現代のシティ・ハンターという趣で、まったく古さは感じさせない。
が、駅構内の伝言板は健在。
冴羽獠は人気コスプレYouTuberにもデレデレ。
そして謎の人を凶暴化させる薬が出回り、歌舞伎町は一層治安が悪くなる。
これ一作で終わらせるにはもったいないくらいで、是非続編を希望したい。
実写だがかなりアニメーションに近いダイナミックさがあり、いつも突然現れる100トンハンマーがこんな形で使われるのかと、ラストに流れる『GET WILD』と共に感動させられた。
正直、PV観た時は冴子以外は、う〜んて感じだったけど観終えてみると...
正直、PV観た時は冴子以外は、う〜んて感じだったけど観終えてみると、しっくりきたなって感じでした。
気になったのは、音楽とアクション。
シティーハンターのエンディングはGet Wildに決まってるんだけど、少しアニメの編曲もあったけど、もっとBGMをアニメに寄せて欲しかったかなぁ
あとアクションは凄いんだけど、獠はあんなアクションしないでしょて言うのが本音。
あれは、どっちかというとファルコンのアクションだよ、獠はコルトパイソン一つで何でもスマートに解決するからカッコいいんだよ。
そういうシーンも無いわけではなかったけど、、ちょっと色々撃ち過ぎに感じたかな。
配信だから海外を意識してのアクションなのかな?
良かったのは、香がビルの屋上で兄貴と血が繋がってないって話してるシーン、あそこが一番印象に残ってて、この子は香だって思った瞬間だった。
香と言えば、ハンマー誕生の瞬間が見られたのも良かった(笑)
対して獠は、実写の獠といえばエンジェルハートの上川さんがハマってたなって思うんだけど、流石に年齢的にきついし、今やるなら亮平くんが適役だなって思ったね。
亮平くんは、ちょっと肩幅とか線が少し細いかなっとは思うんだけと、脱いでも筋肉はあるしアクションもコメディも、もっこりも上手くアニメの獠を演じてたと思うし、アニメとダブってみえたシーンも幾らかあった。
アニメと違って、流石に股間を誇張したシーンはなかったね(笑)
これも世界への配慮なのかな?
気になった事はあったけど実写化としては成功してたと思うし、楽しめた。
神谷さんへのリスペクトもあって良かった。(伊倉さんの声も聞きたかったな)
続編があったらまた観てみたいと思える作品でした。
すんばらしい
鈴木亮平の俳優人生の総まとめ…!
ずっと、香はピチッとしたスキニーパンツなんだけど、現代に合わせて、今カーブパンツ流行ってるから?男っぽく見せたいガサツさを出すから、フィットしないデニムなのか???と思ってたけど、ラストよ、もっこりの相棒になる覚悟がピチッとしたスキニーだったのね…涙
ストーリーはthe BOYSみたいでなんともいえないけど、いい。いいよ、亮平のガン捌きと裸芸で全てチャラよ!!!!!!!
youtubeで神谷さんと鈴木亮平のメイキング裏話見たから、さらにグッとくるわぁ。
あと、くるみちゃんが顔がかわいくてスタイルが良すぎる。AIで作ったみたいな美貌で惚れ惚れ!
続編期待しちゃうーーーーー!ストーリーはどうでもいいから、鈴木亮平のリョウちゃんをみせてくれ!!
鈴木亮平に脱帽
正確無比な射撃で群衆の隙間を縫って敵だけを撃ち、
銃撃でボルトを回してボンベの固定を外して敵にぶつけ、
ワンホールショットの連射で防弾ガラスを打ち抜き……
こういう荒唐無稽なガンアクションこそ、まさにシティーハンターですよね
単に銃撃って相手がバタバタ倒れていったり、パンチやキックの格闘で倒したりするだけじゃあダメで、
これがあってこそのシティーハンターなんですよね。それがよくわかってる
どれだけ普段モッコリギャグかましてようが、決めるべき時はキッチリ決める、というギャップの激しい獠を、
その肉体とアクションのキレまで見事に演じ挙げた鈴木亮平にはもはや脱帽するほかない
ただちょっと違和感があったのが、
・いくら出会ったばかりとはいえ、獠の言う事全く聞かずに余計な事ばかりして足を引っ張りまくる香
・色香で獠を翻弄するでもなく、牧村兄との関係性がそれほど深い感じもなく、ただ単に全く別人の「女刑事A」だったとしても話成立するくらいキャラの薄い冴子
ちょっとこの二人のキャラが解釈違いかなー、とは
とはいえ、原作と比較するから違和感あるってだけで、一本の映画の中でのキャラとしてなら普通にあるあるなキャラ付けではあるんですけどもね
あとはまぁ、Get Wildはやっぱ変にいじらない原曲が一番よね……
って事で-0.5☆
それにしても香が!!
鈴木亮平さんのキッパリした役作りには脱帽しました。
作品自体のバランスもいいと思います。
というのも、槇村が亡くなった直後のストーリーなので、
はしゃぐだけでは成り立たないと、
キャストインタビューにあったと思うのですが、
全くその通りで、
シリアスな悲しい雰囲気をかなぐり捨てるわけにはいかないが、
でも冴羽獠のコミカルさは生かさなくてはシティーハンターでは無いし、
という難しいバランスをちゃんと作り上げていたと感じます。
バランスのいいエンターティメントに仕上がっていると思います。
それにしても、槇村香の森田望智さんがすごく好き。
槇村香として説得力があったし、セリフが良いですね。
存在感がとてもいいと思いました。
「おかえりモネ」でも「虎に翼」でも注目していましたが、
槇村香、とても良いです、森田さんのファンになりました。
見るに耐えない
評価が高かったので、友人と視聴しましたがこれは酷いです。
主人公の冴羽獠は、シリアスとギャグの使い分けが上手く、アクションシーンもかっこよかったです。
ですが、脚本と他の登場人物が残念でした。
先ず、一番酷かったのが槇村香です。原作では、善良で芯の強い女でしたが、今作では姫ポジイキリ女でした。「守るから!」なんて言いながら、全部獠任せです。猪突猛進で、やることなすこと裏目に出ますし、台無しにします。香が「私のせいだよね…」と言い出すシーンには、思わず「そうだよ!」と突っ込んでしまいました。相棒として背中を預けたり、支え合ったりするのではなく、獠におんぶに抱っこのねんねちゃんでした。
冴子は、色気ムンムンでクールに見えながら警察としての誇りもある女ですが、今作では無能な警察集団に居る知り合い程度です。警察が無能過ぎでしたね。
脚本ですが、槇村秀幸が死ぬシーンから入ったのでテンポが悪く感じました。恐らく、冴羽獠と槇村秀幸が良い相棒として仕事をしていたというシーンを入れることで、相棒を殺された冴羽獠の怒りや憎しみを表現したかったんでしょうが。無くても支障無かったと思われます。血塗れの槇村秀幸を無言で抱きしめるカットを入れれば十分だったのでは?
槇村秀幸が亡くなったシーンからはじめたので、槇村香と冴羽獠の距離が縮んでいない状態からのスタートになります。故に、槇村香がなんの見返りもなしに冴羽獠に「お前のせいで兄貴が死んだんだから責任取れよ!」くらいのウザイ奴になりました。槇村香と冴羽獠の距離が縮んでいる状態からのスタートの方が、槇村香がウザくてイタいキャラにならなかったのではと思います。
今作オリジナルキャラの家出少女も魅力を一切感じませんでした。そもそも、どういう人間なのか、何故家出をしたのかも殆どありません。物語を動かす為の舞台装置です。コスプレイベントも襲撃されるための出来事でしかありません。折角見つけた友達は狂ってるし、目の前で殺されたのに特に何も無し。普通は、発狂しませんかね。
あと、申し訳程度のユニオンテオーぺとエンジェルダスト要素。ユニオンテオーぺが、小物臭酷かったです。首に爆弾仕込まれて、用済みならズドンッ!どういう組織で、なんのために危ない橋を渡ってまで薬を開発していたのかも特に無し。「取り敢えずやべー組織感を出しとこ」みたいな印象でした。
最後にGet Wild流しとけばいいよねみたいなのやめてほしいですね。
フランス版のシティーハンターと比べるのもおこがましいレベルでした。リスペクトを欠片も感じません。脚本担当は、本当に原作読んだんでしょうか。友人が居なければ消したいくらい、最後まで見るのも辛かったです。
コレ!
良い…。
派手なオープニングアクトからグッと作品世界に惹き込まれる。
冴羽リョウが…生きてる!
もう台詞の言い回しから、アクションの体捌きから、その飄々としたキャラから緩急のある表情まで…見事だった。この作品を見て冴羽リョウってスーパーヒーローなんだなぁと改めて思う。
エンジェルダストに連なる原作を読んではいないのだけど、中々に風呂敷は大きく続編を期待したい。
日本映画の特色として…どうしても画面が明るく感じてしまい、それが作品に重厚感やリアリズムを付与する妨げになってるような気がしてならない。
今作もそうで…画面が明るく見やすい分、どこかチープに見えてしまう。残念でならない。
裏社会に生きてるからこその影を落とし込めたら、雰囲気が爆上がりだろうに…。
ともあれ、優秀な原作に改めて想いを馳せる1作になった。主演の鈴木氏は激ハマりで…彼が演じる役には不思議な事に嘘を感じる事が少なく、今回の冴羽にしても、牧村が死んでいくところ、ほぼ見つめてるだけなのだけど、悲しさと虚しさがバンバン伝わってくる。心の内では泣き叫んでんだと思った。素晴らしい役者さんだと思う。
思い出されるのが仏版シティハンターなのだけども…いや、コレだよっコレ!シティハンターってコレなんだよって!声を大にして言いたい。
物語の緩急っていうか、予兆もなく急激にシリアスになったりするリズムの付け方が心地よかった。
クラブで人の間隙を縫って放たれる弾道の表現とか…震えが来るし、アイドルを踊りながら守るとこなんて、カッコ悪いのにカッコいい!
冴羽リョウの真骨頂が詰まってた。
ところでネットニュースで海坊主の事がピックアップされてたのだけれど…見当たらなかったように思う。
すでに次回作の話なんだろうか?
あ、冴子さんやった木村さんもアクセントになってて良かったなぁー。
キャッツアイとの共演とか、ファンとしては期待したいところである。
◾️追記
冴羽リョウの造詣について、台詞の言い回しって事を書いていてフと思う。
漫画なので音があるわけでもなく、この声の部分はアニメ版の印象が強いのだ、と。それならば名優・神谷明氏の存在なくしては、この作品は生まれなかったのかもしれないと思う。
既存のイメージを払拭するのは容易い事ではないのだけれど、神谷氏がアニメ版でした冴羽リョウへのアプローチも、本作の鈴木氏同様、劇ハマりだったんだなぁと思われる。
冴羽獠の完成度が凄い👏
鈴木亮平、ますますとんでもない役者だと
実感しました。
シリアスな獠ももっこり大好きな獠も
ほぼ完璧と言っていいほどだと思うし
これなら原作ファンは怒らないのではなかろうか🤔
森田望智の香も、原作に忠実で(いい意味で)
イライラさせるし、邪魔するし、でもなんだか
憎めない感じがぴったり👍
アクションもキレッキレだし
韓国アクションに負けず劣らずと言ってもいし
これはますます鈴木亮平忙しくなるね😆👍
エンディング曲も嬉しい、ついつい一緒に歌っちゃった(๑˭̴̵̶́ꄱ˭̴̵̶̀ )🎤✨
北条司先生の作った獠を感じることができた
鈴木亮平さんの熱意が詰まった良作。
主人公の獠だけでなく、ほかのキャラクターも含めて
この漫画・アニメの世界のすべてを鈴木さんが愛しているのが伝わってきました。
胸を張った北条司先生のキャラクターならではの立ち姿が
アクションシーンでも崩れることがなく、最初の数分で心をつかまれました。
姿勢が良いままチンピラを捌いていく鈴木さんは漫画の強い獠そのものでした。
個人的に一番北条司イズムを感じたのはコスプレイベント護衛のシーン。
カメラ小僧を妨害し、麻酔銃を股間の馬で防いだ後の
「ヒヒ~ン」の台詞、表情。
この映画オリジナルのシーンですが、
獠なら言いそうだと思ったし漫画のコマとして絵が浮かんでくるようでした。
脚本に元々あったのかアドリブなのかわからないけれど、
漫画にないパートでそれを感じる事ができたのが最高です。
冴子の女狐っぷりや太ももに仕込んだメスで敵を倒すところ見たい!
猫に無力化されたり、壁隔てて獠とバズーカ構えあってる海坊主も見たい!
なによりパートナーとして事件を解決していく獠と香が見たい!
どうか続きが見られますように!
Get Wildは
テンポよく、面白かったです。
鈴木亮平さんのリョウはコミカルで尚且つシリアスバランスが良い。
実写2作品の中で一番リョウにあっているかと自分はおもいます。
あと、香ですね森田望智さんがとても好演していました。
終盤のアクションも見ごたえたっぷり。
これからもシリーズ続けて欲しいです。
で、今ひとつなところ
ラスボスの小物感はいなめない。
まぁ憎たらしい不快感抜群なセリフ回しは良いですが。
Get Wildは原曲のが良かったなぁ。
30年以上の月日は伊達ではない。
宇都宮さんも年月を経て今の声も良い曲もあるけどGet Wildは軽かったなぁ。
次回があるなら鈴木亮平さんが言っているようにSTILL LOVE HERをEDで
お願いしたい。
Get WildはあえてOPでも良いんですよ。
満足(もっこり)度高い、最強実写版
Netflixで鑑賞(Netflix映画)。
原作マンガは未読、アニメ版はつまみ食い程度に。
アニメをちょっと齧っただけのニワカでも分かる、鈴木亮平の獠の見事さ。もっこりの再現度も高かったです。元々彼がモデルなのではないかと思うくらいにハマっていました。
ガン・アクションもキマリまくっていて、動きや佇まいのひとつひとつが獠そのものでした。原作からそのまま抜け出して来たようなマンガチックが自然に表現されていました。
バブルの雰囲気も令和風にアップデートされていて程良いアクセントになっていましたし、シメに「Get Wild」はニクい。
粋な実写化 新たなXYZはバディの始まり
眠らぬ街、新宿。
とある伝言板に依頼を書き込むと、その男は現れる。
美人がもっこり大好きな困ったスケベ。
が、依頼は必ずやり遂げる。時には我が身を犠牲にしてまで。
噂通りの超腕利き。男の名は…
冴羽獠。
またの名を、シティーハンター!
あの男が、今度は実写になって帰ってきた…!
『シティーハンター』の実写化と言えば、ジャッキー・チェン主演の珍作香港版やLOVEもっこりのフランス版があった。韓国ではドラマ化された事もあるらしい。
日本ではパラレルワールド的の『エンジェル・ハート』が実写ドラマ化された事はあったが、『シティーハンター』自体が実写映画化されるのは初めて。
満を持して。さあ、実写化の真打ちというプレッシャーの難依頼を遂行する事は出来たか…?
今年のNetflix配信の中ではと言うより、製作ニュースを聞いた時から楽しみにしていた。
その感想は…
まず、『シティーハンター』入門編としてとても見易い。
獠と香のバディのイメージだが、まだ香と組む前。彼女の兄・槇村とのバディ設定からスタート。
ある事件を追っていた槇村。が、何者かに殺される。「香を頼む」と獠に言い遺して…。
兄の仇を取りたい香は、“XYZ”。獠に依頼。
が、獠は拒否。相棒が殺されたというのに飲み屋やキャバクラなど夜の繁華街に入り浸り。
幻滅する香。さらには「帰れ」とまで。
繁華街の入り浸りは情報収集。ちゃんと亡き相棒を殺した奴を追っていた。
香に対して素っ気ない態度を取っていたのは…。言うまでもない。亡き相棒との約束。守る為。亡き相棒の妹を危険な目に遭わせたくない。
が、香の強い思いを知り、獠は依頼を引き受ける。
二人の初仕事。バディとなるまで。
「プランBで行く」「プランAもないでしょ!」という槇村との同じやり取りや、ボケ&ツッコミの絶妙な掛け合いからも垣間見える。香が例のハンマーを手に入れた経緯も。
ラストシーンのいよいよこれからバディとしての活躍スタート!…に掛かる名曲『Get Wild』が堪んねぇー!
巷を騒がす事件。
突然人が狂暴化し、身体能力が常人超えに。その直後、不審な死。
人気コスプレイヤーにもその傾向が見られ、その姉から依頼され、獠と槇村はこの事件を追っていた。
謎の薬。謎の組織。恐ろしい企み…。
…あれ? これって…?
昨年公開の『~天使の涙』と同じ“エンジェル・ダスト”と“ユニオン・テオーペ”。
アニメでは諸事情で未登場、昨年の映画で映像化初登場。原作でも最大の敵をしっかり据え、意気込みを感じる。
首領は獠の傭兵としての育ての親。が、本作では未登場で、それどころか獠はユニオン・テオーペを知らないような素振りだったが…?
美女警護、バディ誕生、陰謀…ストーリー展開も設定もシンプル。
その合間合間にもっこり挿入されるアクションとギャグ。漫画的と言うより、『シティーハンター』のツボを抑えている。
ローションマットに乗っての下品なアラジンやもっこりストリップショーや馬コスプレでカメコ撃退とか、アニメでもありそう。
銃弾を寸でで避けたり、投げたナイフを素手で捕らえたり、超人レベルのアクション。
でも、そんな荒唐無稽さも『シティーハンター』の魅力。
佐藤祐市監督の演出はとことんエンタメに徹し、リスペクトもっこりはフィリップ・ラショーに負けず劣らず。
『エンジェル・ハート』の上川隆也も評判良かったが、他に誰が冴羽獠という傑出したキャラを演じられるか…?
条件のハードルは高い。アクションが出来て、コメディも出来て、筋肉美や演技力があって…。
いた。
一見鈴木亮平は冴羽獠に似てない。
が、次第に冴羽獠にしか見えなくなってくる。
アクション。あの身体能力とキレ。
筋肉美は冴羽獠を演じる為に生まれてきたよう。
笑いのセンスもピカイチ。「○○ちゅわ~ん」など時々の声が神谷明そっくりで驚き!(尚神谷氏はニュースの声でSPゲスト出演)
ギャグとシリアスの演じ分けはさすが演技派!
男としてのカッコ良さ、冴羽獠としてのカッコ良さ、鈴木亮平としてのカッコ良さ。
実写化請負人と言えば山﨑賢人が筆頭だろうが、鈴木亮平も『変態仮面』『俺物語!!』などハマり役多い。そこにまた一つ加わった。
香役の森田望智のフレッシュさ。
木村文乃のクールビューティーさ。
安藤政信も原作イメージ踏襲。
てっきり橋爪功が定番のラスボスかと思いきや、まさかの迫田さん。香にとって憎き仇だが、中ボス的に過ぎず、ちょいと小物感。ゴメンよ、迫田さん。だってあのドラマのイメージが…。
ところで、激似と話題の海坊主、こっそり出てたらしいが、何処に出てたの…??
多少気になった点もあったが、上々。いや、期待以上。
これまでの実写化ではベスト。近年のアニメ映画版より面白かったかも。
実写化任務、見事遂行。
劇場公開していれば、GWの話題作の一本になっていただろうに…。
採点は4でも良かったが、今後にもっこり期待して3・5。
だって絶対、続編もしくはシリーズ化あるでしょう!
※4月28日、再見。1回目より面白く見れたので、採点4に変更します。
完璧なシティーハンター
まず登場人物の配役が素晴らしい。シティーハンターのキャラが現実世界にいたらこんな感じなんだろうなって人達がそのままキャスティングされたかのよう。特に香役の森田さん、美人過ぎず可愛すぎず、でも可愛い。まさに槇村香そのもの。
冒頭の槇村が殺されるまでのストーリーも原作とは違うものの、本当の兄妹でない告白の流れや雨の中の獠との会話をそう再現するか……と思わず唸ってしまった。
かねてから前評判の良かった鈴木亮平さんの冴羽獠、最高の一言!!新宿の種馬からシティーハンターまで全てを完璧に演じ切っており、パイソンを構えた時の角度から顔付きまで本当に獠がそこに居るかのようだった。アクションシーンも銃撃戦だけでなく肉弾戦の獠の強さも遺憾なく発揮されていて見ていてとても気持ちよかった。原作では見ることの出来なかった獠と槇村の共闘を見られたのも個人的には熱くなった。
ストーリーも原作に忠実に沿いながらも実写ならではのオリジナルに仕上げられており、もうひとつのシティーハンターと呼んで差し支えない。
車のナンバーや神谷明さんのアナウンサーを始め、細かいところに原作要素が散りばめられており、シティーハンター好きな人が全力で作ったのがひしひしと伝わる最高の実写化だった。ファンなら絶対見て欲しい1作。Netflixだけに留めておくのは余りにも勿体ない!!とにかく続編、お待ちしています。
鈴木亮平のキャリアと原作愛が寄与した安心の実写化作品
「シティーハンター」は、実写化運がいい。漫画実写化界隈のシカバネたち、原作の本質が蔑ろにされた仕上がりに原作ファン阿鼻叫喚、という歴史を振り返れば(近年は昔より佳作が増えたものの、実写化決定と報じられればいまだにファンの心に不安がよぎるのも事実)、古くは香港、近年はフランスと今回の日本と、違う国で3回実写映画化されて、うち2回が相当な高クオリティというのはけっこう奇跡だ(韓国ドラマ版もあるらしいが見てません)。
いやもう、びっくりですよ……鈴木亮平のファンなので演技と原作愛は信頼していたし、体格なんかバッチリだと思っていたけれど、正直お顔は冴羽獠にあまり似てないなと思っていた。
それが、動けば全く無問題。それどころか、彼がこれまでのキャリアで培った演技のバリエーションは全て冴羽獠をやるためだったのではないかと思うほど。変態仮面から大河から孤狼の血までやり切ってきた彼だからこそ、シリアスとおちゃらけのめくるめく緩急が高いレベルで成立していて(実写でこれを適切なテンポでやって、かつ実在感を出すのは何気に難易度高そう)、安心して見ていられた。声までだんだんCV神谷明に聞こえてくるし。見終えた時には、今冴羽獠をやれるのは鈴木亮平しかいない、と確信するに至った。
森田望智にも驚いた。前段階として、「全裸監督」の黒木香が朝ドラで昭和初期の専業主婦花江として出てきた時にまず驚いていたのだが。同じ女優とは思えないほどの花江との雰囲気の違い、動くほどに「そうそう香ってそんな感じ」と思わせてくれる演技に、女優さんってすごいな……と子供のような感想が湧いてきた。
特に終盤、敵のアジトでの香のコミカルなリアクションと2人のアクションのテンポのよさは、シティーハンターらしさがよく出ていて素晴らしかった。
ちなみに個人的には、アジトへ向かう車中で獠と阿久津(橋爪功)の会話の後、「言ったなあ〜はっは………大人の話だ。黙ってなさい」香「何も言ってないけど」のところの間の取り方と鈴木亮平の表情が大好き。ほんと上手い。
迫田孝也は「VIVANT」の印象が強すぎて、初登場シーンでLOREの社長の背後にぼんやり映っただけで、あーもうこいつが悪者なんだな、と思ってしまった。上手いんだけど、彼の背景の描写もないし、ちょっといかにもなキャラ過ぎたかな。
エンドロールの入りは、お約束「Get Wild」。この曲のイントロがラストシーンにかぶさってこないとシティーハンターが完成しない。アレンジにあたり、監督はイントロだけは変えないようにと念を押したとか。小室さんもいろいろあったけど、ここまで作品と不可分な存在になれる、アイコニックな曲を生み出す才能はやっぱりすごい。
エンドクレジットに神谷明の名前があったが、さっぱり分からなかったので調べたところ、槇村死亡のニュースを読むキャスターとして声の出演をしていたようだ。
筋書き自体はエンタメ至上主義といったノリなので、細部までリアリティを求める人にははまりづらいかもしれないが、エンタメはこれでいいんです。
是非続編を作ってほしいなあ。
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