キングダム 運命の炎のレビュー・感想・評価
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政の悲しい過去と信の成長
前半の嬴政過去エピソードで原作のあのシーンを忠実に再現されていてとても良かった。
政が王の顔に切り替わる表情の変化がはっきり観て取れるのも素晴らしい。
大王様として堂々とした政も弱々しい政双方たっぷり堪能できて大満足です。
後半の信エピソードも今までのシリーズ通して成長したなあとしみじみ感じつつ、羌瘣との共闘シーン殺陣の美しさや単身切り込む身体能力の高さが見所。
気になる引きで次回作が待ち遠しいです。
日本語字幕で鑑賞
これは…
前半の嬴政の回想こそ少し長く感じたけど(内容はよいですよ)、あっという間に感じた129分でした。
原作は読んでいるこら、先の展開は分かってはいるんですが、惹き込まれますね。
ただ…
軍の頭が殺られたからといって、そこで諦めて項垂れる兵たちに、ちょっと興醒め。何が何でも大将の敵を取りに行きなさいよ!と。
あと、龐煖。そこで終わるんかーい!
と、ツッコミどころも多々ありますが、とても素晴らしい作品でした!ご参考になれば。ンフフ。
あ、と。
李牧ですが、あの配役は…。軽すぎません?(笑)まあ、次作が楽しみな作品でした。
キングダム実写化の最上級
愚かで醜い人たち
俺達は1本の飛矢だ!
今回もまたまた面白かった!
このシリーズハズレないですね!
しかもまだまだ終わりが見えないという!
もしかしたらミッションインポッシブルやワイルドスピードのように歴史に名を刻む超ロングシリーズになるかもしれませんね!!
今作は政の過去編から始まり、けっこう時間かけてるなー、このペースでこの戦いの最後まで終わるんかな?
と思っていたら案の定、まさかの2部作!!
知りませんでした、、、
まさかあんなところで区切るなんて!!
サブタイトルにパートワンとか前編とかつけてほしい!w
前から言ってますがやっぱ近代の戦争より剣や騎馬がメインの戦いの方が断然面白い!
しかも原作者が脚本に入ってるだけあって変なオリジナル要素なんかもなく毎回安心して見れるのもいいです!
1作目は自国の内乱、2作は自国の奪われた土地を奪還、そして3.4作目は他国からの侵略を防衛、、、
七国統一するまで後何回ワクワクさせてくれるんだーーーー!!\(^o^)/
ヒト作品毎に面白くなっていく。
そろそろお客さんも落ち着いてきたかなと思って…
コロナ禍を越えた土曜の夜に観にきた。
コロナ禍を越えた新宿は、箱詰めの如くにヒトが溢れかえり。
突然、立ち止まり写真を撮る人とかいるなか、ようやく映画館にたどり着いて…
劇場も、公開から3週くらい経過してるのに、ほぼ満席。
凄い!流石の『キングダム』
席に着いてから
幕間のTOHOシネマズならではの案内などが音声しか流れてない…
嫌な予感がする。
劇場スタッフが大きな声で
『設備不調により、現在点検しておりますのでしばらくお待ち下さい』
と、観客席に放り投げるも
ザワザワしてるだけで…
そしらぬ顔で、どこかで買ってきたドリンクを平気で取り出して飲食するカップルなど…
予定より10分くらい遅れて
無事に上映開始。
スクリーンには遠景から映し出され…
吉沢亮さん演じるセイから始まり
一気に、引き込まれる。
周囲にいる
クズな観客とか全く気にならなくなる。
外の蒸し暑さや、常識のない観光客や外国人、派手なメイドな格好で立ってる女の子とか…
何もかもをゼロにして
紀元前の中国に一気に連れて行ってもらえる。
ホントに『いい映画』はパワーが凄い。
映画の感想ですが
セイの回想で
7年前のセイを吉沢亮をえんじることに、いろいろ感じてる人もいるみたいですが…
舞台などを観てる事を考えると、そのまま吉沢亮さんが演じてくれたことに逆に感謝しか感じられませんでした。
あの『壊れたセイ』という部分をしっかりと吉沢亮さんの演技だけで表現しきってくれたからこその、月明かりの夜を観て感動してるセイを観て涙が溜まり。
そこからの流れで
杏さん演じるシカが、浅利さんが杉本さんが…
セイの前で命を散らしていくとこで、涙が溢れてしまい。
そのセイの決意は、最後まで軸として残り。
数万人の命を背負う事になる
大沢たかおさんのオウキ。
そういったもの全てが
映画のパワーになっていく。
シンが飛信隊の隊長になり
皆に激を飛ばす。
観てるコチラの腹にまで響く。
そして…バヨウの戦い。
壮大なスケールで始まる戦シーンは、戦略、戦術など
どえらいスケールで、無数の人達が殺し合いをするのだが…
表現をうまくマイルドにされてるため、凄惨さに欠けるが
逆に、だからこそ安心して観ていられる。
ここは、リアルにしようと思えばいくらでもリアルに出来るが
焦点が『激アツ』な部分に絞られてるため、スポーツを観てる感じで観れる
シンが丘を越えて
敵将の首を取るとこも
まるでラグビーを観てるような感覚で観れるから、ホントに熱くなる。
あそこで、スプラッターをやられると、多分…そうもいかない。
首を取られる片岡愛之助さんも、首が千切れるわけではない
そういう部分も含めて
ホントに、気持ち的に安心して観れる。
そして…
大盛りあがりで…
あの!ホウケンが登場してひと暴れして終劇。
一緒に観に行った
妻と心のなかで、『え?もう終わり?』
そう感じさせてくれる
ステキな映画でした。
次回作
撮影も大変だとは思いますが
次回作もやりますよね?
やってください!
心から待ってます。
漫画原作のよさ
紫夏とえい政のほろりとする過去のエピソードも、大群同士の戦争シーンもよかった。秦と趙の戦闘は広い土地にものすごい人数の兵が集められ整列させられていて、中国の戦争らしいスケールでよかった。
敵の部隊長の首を取ったら、そこでゲームセットしたかのように両軍ともあっさり闘いをやめてしまって、スポーツみたいな戦い方になっていて面白かった。
でも戦争をあまりリアルに書くと辛い展開ばかりで面白さは削がれると思うので、漫画のわかりやすさに合わせた映画のほうがいいと思う。
キャストもすごく豪華で、とくに大沢たかおの重量感がすごかった。映画の重要人物らしいオーラがあってよかった。
大沢たかおの馬はあんまり落ち着きが無くて、首をフラフラと動かすので手綱でちょいちょいと大人しくさせているところがあって大変だなと思った。
えい政の前に重鎮が集まる場所で、みんな重厚に見える鎧を着ているけど、実はビニール素材らしく、腕組みをした人の鎧がぐにょっと曲がってしまったのが見えて面白かった。
気になる箇所も散見するが邦画のレベルでは健闘♪ ★3.8
合戦シーン等見応えあるも、脚本・演出の随所に甘さが散見する。 2作目のレビューで山﨑賢人のシーン以外は荒さが目立つという内容を記したが、制作費を考えるとそれは致し方ないかなとは思う様に・・。
まず、馬車での逃避中に、幻想でタイムロスするシーン。
青臭い稚拙な脚本に感じて、冷めてしまった。 腕にかなりの傷を負っても冷静なのに、自身の幻影で取り乱す?・・。 その後の紫夏役「杏」のシーンに目を潤ませた方も多いようだが、前記がなければ逃げ切れたはず。自分も感傷的になったが、もっと必然的に追いつかれる脚本なら、納得なのだが。
台詞の言葉使いもおかしい。 大国の王になろうとする者が各武将が居並ぶ席で、自身を「俺」と語っては、その人物に重厚な存在感など抱かない。 かなりの史劇アクションを見てるが、最上位人物には字幕でさえも、我、世、わし等と記されている。 せめて「わたし」ぐらいにしてほしかった。
ちなみに、日本の天皇陛下は、終戦直前の御前会議で、各閣僚の前で、ご自身を「陳(ちん)」と称せられている。
それに王騎将軍の戦術も、単純なもので、その飛信隊が奇跡を呼ばないと成功しないような作・・。
等々、細部があれこれ気になり、大きな感動には繋がらなかった。
だが、制作費的にハリウッドがこの規模の作品を作ると、その費用は優に100億円を超える。 さて今作はというと、1作目で通常邦画の5倍(推定10億)、2作目で7倍(推定14億)かけたと制作サイドが語っていて、3作目も2作目に近いようだ。
邦画の制作費はハリウッドの10分の1という定説が如実に表れている。 要するに、主要人物以外のシーンまで資金や時間を掛けれない。 本当に剣が体に勢いよく当たるシーン等、画面の端では存在しない訳だ・・。
だが、今回も「山﨑賢人」は素晴らしかった。前半こそ台詞もほぼなく、存在感が薄かったが、戦場に移ってからは自隊を鼓舞する演説や、各シーンでの表情も、この役に没入している、自然な力強さを感じた。
まだ顔も体も線が細いのに、この存在感は貴重♪
あと「大沢たかお」の腕にはビックリ! ヘビー級の格闘家の様な太さに、ゴムなどで特殊メイクをしてるのかと、最初感じたが、首まで太くなっているのを後のシーンで発見して、本物の筋肉?と驚愕! 家に帰って調べたら、この人、一作目で18kg、2作目では23kgもウェイトトレーニングで増やしていたそうだ! そして今作では体が大きくなる度、衣装を何度も作り直したそうだ♪
作中、2度声を出して笑わせてもらったシーンも、明らかにエンタメタッチなのだが、チャラくならないのはさすが。
まあマイナス要素が気になり、前作と同じ★評価になったが、4作目も気になる事はたしか。 (4作目の方が、各武将の戦闘シーンに期待大か)
どこまでやるのか楽しみかも
女性俳優の存在感がいい
今回の作品もやっぱり女性俳優の存在感がいい。
毎回、焦点を当てることを意識しているのかな?
俳優の選択も本当にいい。
杏は好きじゃないけどね。笑
あの昭和顔が歴史作品には合っていた。
もうね、やっぱりね、清野菜々ちゃんのアクションが素晴らしい!!
ちゃんと副将として大将から離れないでサポートしている姿が、前作前半の一匹狼だった頃と比べるとすごく嬉しい。
2人のコンビネーションが、パートナー感が大好き!
アクションも前作よりも激しく見応えがあったと思う。
恐らく、ものすごい話数を2時間半にこんなに上手くまとめるのは大変だろうなぁと思う。
無駄なく、ダレることなく、あっという間に観れてしまう。
そして、大沢たかおの存在感もやっぱりすごい。
やっぱり読めない、掴めない存在なんだなぁ。
さらにはまさかの小栗旬まで出しちゃうとは…
次は誰が出るのだろうと楽しみになってしまうほど、キャスト陣が豪華!!
次回作も楽しみです!!
そして、やっぱり映画は上映回数の減った頃のレイトショーで1人で観る方がいいんだと改めて思った!
次回作は1人で観に行こう!!
まあわかるんだけど、続編込みだよね。
鳥肌が立つぐらいすごい!!
主役は 王騎(大沢たかお)?
本作は、表題のタイトルのように、主役は 王騎(大沢たかお)じゃないか、くらいの感じだった。そして、回を重ねる事に、身体が大きくなっているように見えて、俳優のプロ意識の強さを感じた。
原作アニメを観ている私だが、原作に忠実に沿っている感じがしており、アニメファンにとっては、あまり文句はないんじゃないだろうか。毎回そうだが、アニメをあそこまで、実写にして、遜色なくするのは、なかなかないだろう。
個人的には、もっと戦闘シーンが見たかったという意味と、ストーリーとして大事な部分を落とせないので仕方ないのかもしれないと思いつつ、物語がなかなか進まないのでヤキモキしてしまうという意味で、星4つ。
続編が楽しみだ。
100人をまとめる器量がついた
まだ若造で身体も大きくはない信が、集まった兵の前で意気込みをぶつける。見た目で「あれが俺達の隊長か?」と不審に思っていた新しい兵を鼓舞してやる気にさせる場面が見事。自分たちの置かれた立場を認識させて「敵を倒す」という目標に向かせる演説を力強くやり、見ている方も気持ちが盛り上がる。
また、困難な任務の先頭に立ちながら、兵をうまく使うこともできていて、信の成長を感じた。
実写なので、相手の兵の多さがリアル。そこに向かっていくことの無謀さがわかる。実写なのに、羌カイの速さ強さがリアルで、殺陣がよくできていた。信が相手を倒す最後の一撃も意外にリアリティがあった。
この映画のひとつの見せどころの「えい政と紫夏の物語」は「なぜ、中華統一を目指すのか?」という大きな問いの答えとしては足りないように思った。月の話は月並みだし、なぜ紫夏が恩返しの相手としてえい政を選んだのかがわからない。紫夏がえい政のために死んだのは確かだけど、他にもたくさん死んでいるし、中華統一とは他の国の人をたくさん殺すことなのだから、説得力に欠けると思う。
前作の方が戦場シーンのリアリティがあったように思う。矢・やりが刺さる場面はあるが、刀で切れた場面がひとつもないのはさすがにおかしい。紫夏が死ぬ戦闘で馬車と騎馬の速さがほぼ同じだったり、戦闘シーンをひっぱり過ぎ。やりが刺さりながらも相手を投げ飛ばすし、死ぬ直前のセリフも長すぎる。
飛信隊が山越えするシーンで、わざわざあんな垂直な崖を登らなくても、他にルートはあるはずで、演出のしすぎと思った。
日本映画へのエールも込めて☆5
原作漫画の王騎将軍の威圧感と異物感を実写で出せたのは奇跡だと思う。もちろん大沢たかお氏の努力もあるが、撮り方も下からのあおりを多様してて良い。
そして大規模な戦闘シーン、1作目から思っていたが大河ドラマで感じるスカスカ感がなくて、ちゃんと大勢いるように感じる!凄い!
前回は羌瘣の服が不自然にキレイ過ぎると思っていたが、今回は彼女の特別感を演出していたと思う、引きの映像でもどこにいるか分かるし
あとはクライマックスの信達の戦闘シーン、信と羌瘣がアベンジャーズくらい強い笑!、1本の矢作戦はどっかいって完全に力技でしたね笑
全体として壮大でテンポも良く、なにより面白い。
日本映画へのひいきも入れて☆5です。
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