君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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好みが分かれるか、
んー、好きな人は好きでハマる?評価する?ような、不可思議な作品。
「宮崎駿だから」なのか、なんでもアリなのか、その設定、世界観が自分にはよくわかんない、ついていけないもんだった。
見てる人に酷なようにも感じるし、見てて苦痛にさえ感じた。
「だからナニ?」、「何が言いたいの?」みたいな。
この作品、ストーリーで、なにがどう「君たちはどう生きるか」なんだろう。
そこで興味を掻き立てられるでもなく、前向きに見られるでもなく、でも最初で最後か、なんとか最後まで見たかんじ。
途中で寝たけど。
千と千尋とかハウルとか紅の豚とかもののけとか、そのあたりに「慣れて」しまって「ジブリだから」というかんじで見てると、このテのストーリーは難しく意味不明に感じてしまうのか。
個人的にはまったくついていけずハマらなかった。。。
映画館にカネ出して見に行かなくてよかった。
画や景色はキレイな描写であれど、ストーリーや設定は雑に劣化してはいけないだろう、と。
昔のアニメ画像でもストーリーが純粋にいいもの、何回でも見たくなる昔の「ジブリ、宮崎駿」がいい。
「『スタンド・バイ・ミー』と『壊れかけのRadio』」
東京は警報級の豪雨で、GW後半の予定を変更して帰宅しました。疲れてうとうと眠って目が覚めて、夢うつつで映画を観ていました。主人公の眞人と同じように…
「この映画、こんなに優しい映画だった?」「宮﨑駿監督の自伝的映画、って言われてたよね!?」そんな話をしながら、金ローを観ていました。
11歳の眞人の姿に、『スタンド・バイ・ミー』の主人公ゴーディを思い出しました。幼馴染みの4人の少年、12歳の夏の日、列車に轢かれた少年の死体探しの旅。原作はスティーブン・キングの“The Body”(死体)。
4人は旅の途中焚き火を囲み、ゴーディは創作したファンタジックホラーを話します。友達から物語の続きを聞かれて、この先は無いことを上手く答えられず、その終わりではつまらないと言われてしまいます。
映画版の主人公は成長して作家になり、スティーブン・キングの少年時代のように描かれていました。
眞人が自由に空想していた異世界や、言葉にしたら壊れてしまいそうな心の奥に秘めた想いを、そのまま映画にした宮﨑駿監督。評価が分かれてしまったこの映画の、眞人とゴーディの姿が重なりました。
『君たちはどう生きるか』は、劇場で鑑賞した時には、★を多く付けられなかった作品です。
公開当時、頑なに“宣伝をしない宣伝”にも、この映画のタイトルにも、所謂あざとさを感じて身構えてしまったからだと思います。
『スタンド・バイ・ミー』と同じように、宮﨑駿監督の自伝的な回想だと思いながら観ていたら、全く違う感想になったのにと残念です。
映画館で観た時に、何となく好きになれなかった作品を、納得できなくて後付けの理屈で評価していたりします。
時間が経って地上波でもう一度観たら、こうして評価が変わることも、不思議なことにたまにあったりします。
TV地上波の映画放送は、SNSで感想をリアタイ共有できて、配信とは違う2回目の映画鑑賞の楽しみがあります。
「みんなとつながる映画館、金曜ロードショー」の枠は、いつまでも無くならないでほしいと願っています。
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2024年1月31日映画館で鑑賞
2025年5月2日地上波で鑑賞
5月2日★★★★★評価
5月2日レビュー投稿
5月4日レビュータイトル編集
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
腰が抜けました。抜けた腰が未だに戻ってこないほどです。私の腰は何処へ?
言い方が悪いのを承知で申し上げます。
生まれて初めて映画を観て面白くなさ過ぎて初めて口直しに違う映画をすぐに観たいと思いました。こんな気持ちになったことにショックを受けました。
そして『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を観ました。最高に面白く、エンターテイメントでありカタルシスを味わうことができました。同じ最終作品でもここまで違うのかと。
宮崎駿監督は、はっきりとディズニー映画に対して「嫌い」と断言されていたと思います。宮崎監督流のディズニー映画批判は的を突いているところもありました。それなのにディズニーのエッセンスをパクったり、はたまたディズニー側がパクったりと、卵が先か鶏が先かは知らんけど合戦模様はそりゃあ辟易とさせられました。
宮崎駿監督はスタジオジブリがディズニー化してしまうくらいなら、なくなってしまった方がよいとお考えなのでは?と思いました。
そして最後に流行りの芸能チームオールスター総出でどんちゃん騒ぎをし、ごちゃ混ぜになった何味かわからないピザを食卓に出された気分です。そのピザには『不思議の国のアリス』のケーキトッパーがついていたような⋯。
『もののけ姫』でかすかに聴こえた気がしたジブリ作品の終わりの始まりの足音。その正体がこの作品だったと思わざるを得ません。
リアルタイムでこの映画体験が出来た奇跡
前情報一切なしの息を呑む映画体験が出来ることがこの時代にどれほど貴重なことか。
公開初日の2回目の回に1人で鑑賞。
数席残しのほぼ満席の様子で客層は30〜40代以降のお1人様中心、ちらほら20代カップルという感じでした。
『宮崎駿監督の集大成』
と言うと誰目線だ偉そうにおこがましい、と自分でも思うけど、とにかく宮崎駿監督の好きなもの存分に詰め込まれてて今までに味わったことのない最高の映画体験でした。
無事に帰ってきましたが本当に数日引き摺るような浮遊感というか心此処にあらずというか笑、パンフもそりゃもう待ち侘びました。ジブリの凄い戦略にまんまと乗り、貴重な体験をさせてもらえたこと感謝しかないです。
子供と行くか悩んだけど一人で行って良かったです。
本当に宮崎駿監督を煮詰めて煮詰めて出来上がった大量のエキスを息もできないままに流し込まれ溺れるような圧倒的な映画体験が映画館で初日に出来たこと、運が良かったとしか思えません。
今度遂に金ローで初放映とのことで今から楽しみです。当時は怖がったであろう子供も、今ならもう最後まで観られるだろうな。
鑑賞当時、友達には『行けるなら前情報入れずに映画館で体験した方がいい』と、また『宮崎駿監督が大好きなら絶対観るべきだけど耐性が弱い人には刺激的過ぎて溺れてしまうかも(=非常に人を選ぶであろう)』と伝えたのをよく覚えています笑
劇場では2回観て、来週は家族で3回目の鑑賞予定です。子供本当に大丈夫かどきどきしますが…特番もあるようなので今から楽しみです。
セルフオマージュが非常に虚しい
タイトルと本編は関係ないと思ってみると良いかも。
「君たちはどう生きるか」と問われるような作品であるのだろうと
その心持ちで見てしまったもんだから、え?てなりましたね。普通に。
別段、何も問われてなどいないのです。え?タイトルの意味。
みたいな感じで、置いてきぼりな気がしてしまうのも事実。
しかしながら、今落ち着いて考えてみると
「君たちはどう生きるか」というタイトルに縛られずに見たならば
純粋に、ジブリ作品として普通に楽しめたのでは?と思ったり。
全編に、これでもかこれでもかと、ジブリの美味しさ満載で
一切の出し惜しみもなく、ジブリまみれになっているし
数多ある意味のわからない歌があるのと同じように
意味のわからない映画作品があってもいいじゃないかと。
我々は、常日頃から、何事にも意味や理由を見出すことで
腹に落とすみたいなところがあって
それが「君たちはどう生きるか」というタイトルのせいで混乱しちゃって
もともと深い意味のない物の多いエンタメとしてのジブリという
その感覚を忘れてしまって、必死で意味を探した結果、見当たらないよねーと。
そんな感じになっちゃうだけであって
宮崎駿監督には罪はないと思ったりもしている今です。
そして、他の方の、スタジオジブリのことを言わんとしているという考察には
なるほど、確かにそうかもしれない。という気がしたけど
ただただ、子どものように無心に、作品をただただ楽しんでみたらいい作品なのでしょう。
で、この作品を好きだと思うか?と問われると、そ~でもないので星3つで。
可もなく不可もなく
宮崎駿の論功行賞
二週目の鑑賞、ようやくですね
正解も不正解もない、自分で決めるだけ。経営の道を進むと決意した当時の自分を思い出した。
うーーん、微妙
ジブリは、もう純粋なエンタメ映画は作らないんだろうか…。
天空の城ラピュタや、風の谷のナウシカ、となりのトトロ…映画館のない田舎に住んでいた高校生まで、金曜ロードショーで観られるジブリ作品が私をワクワクさせてくれていたはずなのに…。
タイトルだけ借りてきただけで、名著である『君たちはどう生きるか』とは全く別物。かすりもしていない。
というか、この作品から「君たちはどう生きるか?」というメッセージは感じ取れない。
ボヤッとしたシーンが続き、哲学的というには登場人物の考えが浅く、監督の自己満足じゃないかな…という感想にしかならなかった。
昔ながらの手法で作られた映像は、さすがジブリと思う部分もあったけど、ストーリーは微妙。やっと話が動き出したかと思うと盛り上がりもなく終わってしまい、冒険のワクワクはない。
米津玄師の曲は良かったです。
今までで最高の作品
タイトルサギ
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