君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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いま、会いにゆきます
どこまでが序盤なのかわからないうちに終わった。
どう言う事よ、と他の方のレビューを読む。
なんとなく腑に落ちた。
これぞジプリ。
宮崎駿作品集大成。
じわじわ来るかもしれないけれど、鑑賞中のドキドキ、ハラハラ、ワクワクは無く。
見ている最中は、絵が綺麗だな、あの名作のあのシーンを思い出すな、などと思っているうちに終わる。
ふとテレビをつけた時、地上波でやってたら、また、見るかもしれない。
この作品を高評価する人は、宮崎オタク。
宮崎監督の最後の作品ということで、最後の最後まで気合をいれて何処かで感銘する場面があるはず...と期待をこめて見ていましたが、、、
なんじゃこれで、終わりました。
この作品評価できますか?
宮崎監督だから評価できるのですよね。
もし宮崎監督以外の人でしたら、評価できますか・・?
昔のハリウッド映画の監督でも
「何もかもセリフで説明するんじゃなくて、観客に考えさせろ...」
という手法がありましたが、
この作品は観客に考えさせ過ぎ...
ん?これどういう意味と考えている内に話がどんどん進んで、また次の所で??
考えている内に作品が終わってしまいました。
これが新しい手法なのかはしらないが、簡単に言えばストーリーが破綻しているという事。
テーマもこれといってハッキリしていない。
俺だったら、こう言うストーリーにするのに... と思わせるようでは、
この作品は名作ではないですね。
賛否両論ありますが、私の意見でした。
悪しからず。^^
とても難しい…でも好きだ
あまりに情報が無いままの公開で二の足を踏んでしまい、見れてなかったので金曜ロードショーで拝見しました。
映像がやはり綺麗で惹き込まれる…さすがです。CMはもちろんあるのにそれでも集中力を削がれない面白さがありました。むしろ「あれは何?」と考える時間があったからこそよかったのかも。映画館で観たら訳がわからない…と置いていかれていたかもしれません。
過去のジブリ作品のセルフオマージュを思わせる背景や登場人物があり、それを探すのも楽しかった。
内容は母を亡くして子供らしくない、子供らしくなんてしていられなかったまひとの成長なのかなと思いました。
母親を亡くした悲しみも埋まらぬまま、新しい母親と腹違いの弟を受け入れられない自分への苛立ちや寂しさがまひとの表情から伝わってきた気がします。
子供のまま純粋で悪意の無い素晴らしい世界を作る神になるか、様々な思惑の渦巻く現実で1つのピースとして生きていくか、そんな壮大なテーマがあったと思うけど、私は火事で亡くなる未来を知っている幼い母が「貴方を産めるのだから」と笑顔で自分の時代に帰っていく姿に感動した。そして流れる米津玄師の「地球儀」。綺麗すぎる空色にぶわぁっと涙腺が崩れて内容よく理解してないくせにちょっと泣いてしまいました。
理解はできていないと思う。でも私はこの映画が好きです
難しいすぎて何が言いたいのか?
バトンのような「映像作品」
娯楽映画が観たい人はもっとピッタリな映画を探してから観てください。
美術品や骨董品に興味がないのにお金を出して観に行くみたいな、モナリザの実物見た感想が「小さかった」と同じような、そんな感想が散見されます。
日本人で避けて通ることは難しい宮崎作品の最新作。
凡人なのでストレートな「面白かったー!」という感想は持てませんでしたが、先人からのメッセージみたいなものが詰まっていることは感じられました。
大事に積み上げたものを横から来た横柄な奴にぶち壊されてめちゃくちゃにされる所なんて、ついつい「こんな風に感じてらっしゃるのかな」と想像してしまう。
大事にしていたものを台無しにされた後でも、何かをなくしても人生は続いていく。
自分の人生が終わっても、次世代へ何かを託して連綿と続いていく。
託された君たちはどう生きるか。
だからこの作品に「おわり」の文字がないんですよね。
(アニメーション映像として、生き物、建物、植物、食べ物、人物全ての表現が、やっぱり大好きで低評価はつけられませんでした)
芸術家 表現者
戦時中。母を亡くした眞人は父と疎開先の屋敷へ。そこで、母の妹夏子が新たな母となる。戸惑う槇人は、学校にも馴染めないでいた。そんな時、変なアオサギに導かれ、不思議な世界へ入っていく。
なにか難しい作品をイメージしていましたが、いつものジブリのファンタジーとしてすんなり鑑賞できました。タイトルを引用した本と漫画版はまだ読んでません。ただ全く異なる作品と容易に想像できます。元の本を読んだ上で宮崎駿監督は、創作の可能性を存分に広げここまでのファンタジーに仕上げる、芸術家の解釈ってすごいなと感嘆しました。しかもジブリのセルフオマージュ的なところも盛り沢山で、表現者としても楽しい。
ほとんど情報を出さない中での公開でした。これだけの声優陣がじっと沈黙していたというのは、想像するとちょっと楽しいです。
宮崎おじいちゃんによる「ワシはこう生きた!!」という宣言
劇場公開1週間後に映画館で鑑賞しました。
その後、先日金曜ロードショーで放送されたので録画、再視聴しました。
自分はジブリファンでも何でもないので、細かい点の解説や考察については山田玲司先生や岡田斗司夫氏にお任せします。
正直、タイトルのせいで説教臭い映画なんだろうな、と思っていたのですが、恐らくハヤオの最後の作品になるだろうから見ておこう、ぐらいの感じで見に行きました。
感想としては、「君たちはどう生きるか」ではなく、「ワシはこう生きた!!どうだ参ったか!!」という映画でした。
正直、意味が分かるかと言われれば意味は分からなかったです。
というか、意味は分かるんですが、話が進めば進むほど矛盾していくので、話の整合性が取れないです。というか、多分取るつもりが無く作っています。
基礎知識として、宮崎駿自身が、裕福な家庭の生まれで、父親が戦時中に軍需産業で財を成した人物で、本人がミリタリーオタクで、でも反戦主義者の共産主義活動家だった、という非常に複雑なキャラクター設定の人物であるというのを知っていて見るのか、そうじゃないのかで見え方が変わってくるかな、と思います。
そういう意味では、主人公は幼少期の宮崎駿であり、けど他のキャラクターにも宮崎駿要素が入っていて、宮崎駿が分裂しまくっている感じです。
もうここまで書いていて自分でも意味が分からないですが…。
面白いかと言われるとよくわからないですが、なんか凄いです。
これで面白かったら5点満点なのですが、凄い”だけ”なので3.5点とさせて頂きました。
流石「世界のミヤザキ」
予想を超えてきた。
流石、巨匠・宮崎駿だ。80代になってもその想像力と感性は健在のようだ。
青鷺が湖上を飛ぶシーン、御弊が真人に張り付いてくるシーン、ヒミと眞人が抱き合うシーン、一つ一つが絵画のようで美しい。脚本も素晴らしかった。「理解させてやらん!」という観客に対する気持ちが伝わってきて、潔くて良かった。支離滅裂ではない。物語は「意味の亀裂」に媒介されて深みを獲得していく。そう思えるような作品だった。
アカデミー賞受賞も必然であろう。
老年名監督なりの…
黒澤、キューブリック、コッポラ、ゼメキス、キャメロン等々…、若かりし頃に大傑作を量産した名監督が、老年になってからもかつてと変わらぬ傑作を産み出す…なんて事など極々稀なのだ(スコット、スピルバーグ、イーストウッド、スコセッシは頑張っている!)
本作も、かつての血沸き肉踊る名作・傑作の数々と比べると決して面白くは無い、老年名監督皆そうなのだ、そいうモノなのだ。
私たちは
老年名監督の新作を
期待せずに生きる
…追記ですけど
名監督が老年になってから自身の過去作を懐古した作品
ってジャンル有りますよね!、スピでいうと「レディプレイヤー1」とか。
あと、そのジャンルには
アダム・ドライバー出演多い説
も唱えたい、「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」とか、観てないけど、きっとそうであろうコッポラの「メガロポリス」とか。
あ、監督違うけどep7~9の「スター・ウォーズ」にも…
わからないけど、なんだか好きな映画
レビューを見ると賛否両論ですね。
わからないことが多かったけど、私は見てよかったと思いました。
まず、最初の10分でやられました。火事現場に向かう眞人の疾走感。映像がなんと見事なことか。他にも随所に繊細な動きや細工があって圧倒されました。さすが宮崎駿映画です!
ストーリーは人によって解釈が違いそうですよね。映画を見終わった後に原稿用紙1枚でストーリーをまとめなさい、と言われたら困ってしまうほど話をまとめられないです。
ここからは私なりの勝手な解釈です。
塔は眞人を成長させるためのもの。現実的にあるのか、幻なのかはひとまずおいておきます。
母の死を受け止め、新しい母親と生きていく覚悟を持つため、さまざまな試練を乗り越える。下の世界では死んだものやこれから生まれる命に触れ、生命の大切さも感じていく。若いキリコさんがいろいろと助けてくれるのも、眞人一家を見守り導く7人のこびとならぬ7人の老婆の仕事なのでは。眞人がレベルアップし、塔の役目が終わり最後に崩れる。
眞人を取り巻くさまざまな世界が彼を成長させる、そう感じた映画でした。
無い。エンタメでは無い。
賛否両論ある作品だが、私の感想も「微妙」だ。 少年が世界平和のため...
原点
親父役と青キジ役を考えてたら終わった
母を亡くした少年が異世界にいく話。
公開当時、まわりの人が「訳わからん」って
言ってましたが、
ストーリーは訳わからなくもなかったです。
メッセージはよく分からなかったですが。
ちゃんと自分の意思を持って生き方を決めようと
勝手に自己解釈しました。
そんなことより親父と青キジが登場してから
聞き覚えのある声だなあと思って、
ずーっと誰だろう誰だろうって考えながら観てたら
いつのまにか米津玄師の歌が流れてしまった。
最後まで分からなかったのが悔しいくらい
ビッグネームでしたね、、、
あと今作は過去作のオマージュシーンが
たくさん出てきてたのがよかったです。
駿さんの集大成と言うべきなのか。
千と千尋の要素が多かった気がします。
ジブリガチファンじゃないので
へんてこなこと言ってたらすみません。
高畑勲監督の存在感が逆に大きくなってしまった。。。
今日、やっと金曜ロードショーでテレビ初公開版で初めて見れたんだけど、母と見ていて、感想、逆に高畑勲監督の存在感が大きくなってしまった。。。今回、高畑勲監督がもはや亡くなっているんだけど、で、宮崎駿監督単独な、わけなんだけど、今までが高畑勲監督がストッパーになってくれていたんだな、と、高畑勲監督のフォローが今までどれだけ大きかったか、って。。。絵柄やクオリティー、世界観は圧巻で圧倒されたけど、ストーリー構造が、、、正直ひどく破綻してる。言うなら、アクセサリーの道具がそろってるんだけど、形を成さないというか、パズルのピースとピースが重ならないバラバラな状態、、、それを今までカバーしていたのが、高畑勲監督だったのか。。。ジブリ、今から、どうするの、、、???宮崎駿監督や鈴木さんは天才、巨匠なのは、間違いないんだけど、めちゃくちゃバランス悪いことになってしまってる。。。
忘れない為にレビュー
録画で鑑賞。こりぁ難しい作品ですね。エンタメ要素が少ない分より一層に難解と化している。あらゆるメッセージ(意味深な行為や発言等)をランダムに散らし、無理矢理に作品として完成させている印象ですが、どこか微かに一本の筋が通った複雑でユニークな作品。
要所要所、こういった解釈なのかなと分かる部分もありつつも置いていかれる始末、しかもその解釈すら自信がない笑。
絶対的な正解が存在しない時点でナンセンスなのかも知れませんが、考えずには居られない魅力。
宮崎さん自身もよく分からないとおっしゃっているので何だかなぁ笑。
人間の弱さや醜さ、良い影響を与える人間になる事、過ちを認め成長する事、周りとの関係の重要性等、ざっくりと捉える反面、「いや全てに意味は無いよ、だから楽しい」の2つの感想が限界。
とにかく実験的な作品でアニメーションも凄く流石のジブリで引き込まれました!
賛否両論分かれると思いますが私は好きです!長文になりました笑
これは理解できないのも無理はないエディプスコンプレックスが云々かん...
これは理解できないのも無理はないエディプスコンプレックスが云々かんぬんとか宮崎駿は語っているけどそんな事どう読み取れっつーんだよそしてそれが結局どう絡むんだよ
不安定な世界で嫌な事や辛い事がたくさんあるけど自分はどう生きるか、勇気を持って生きていかなければいけない
こう伝えたかったのもあるらしい
こっちは言われれば分かるけど言われないと分からない
完全自己満足映画やなぁ
でも設定は最近のジブリでは一番ジブリっぽくてよかった
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