君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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広告は不要の時代に、、、?
ここまで情報規制されて公開された映画は初めて!
何の情報もないまま見てきました!
舞台は昭和初期の日本、主人公の母親が火事で亡くなるところから始まります。
今回はリアル世界の話かと思いきや途中からファンタジー世界へ、、、
タイトルからなんとなくわかってはいましたが、なかなか難しい内容で、子供向け万人向けの作品ではないかもです。
ただ、これで大ヒットが出ればスラムダンクの前例もあり、いよいよ広告が要らない時代になるかも、、?
ストーリーはおまけ…かも?
IMAXで視聴。
ぽかーんとしてます。
悪く言えば今までのジブリ作品のセルフオマージュ。
ストーリーも、色々なジブリ作品を繋ぎ合わせたような…夢をそのまま映像作品にしたそんな映画でした。
しかし、胸にズシンと残るものがある…。
これはなんだろう…?
ストーリーは上記のようなものだし、一個の作品としては正直言ってまとまってない。
わからん!という人も、さもありなんと思います。
色々考えたのですが、私はこの作品はすべてのクリエイターに対して「俺等(ジブリ作品)の真似をせず、自分の物語を創作(つく)っていって欲しい」との願いを込めた作品だと強く感じました。
俺達はこう創作(いき)きたぞ、お前たちはどう創作(いき)るんだ?と。
何かを創作する人には、とても強く刺さる作品だと思います。
宮崎駿はどう生きたか
乱暴な言い方ですが、もう充分に老いたギリギリのじいさんの戯言です。
ただ遂に宮崎駿の数々の鮮烈なイメージは誰からも脅かされる事はありませんでした。
御大のおそらくは最後の作品。
ハウルの頃からすでに起承転結は手放していますし、内容はあってないようなものです。
純文学を読んでたのに、挿絵が増えていって、散文詩と絵本で終わった。そんな感じです。
さらに動きも舞台も背景も設定も世界観も全て、彼の全盛期を知っている我々からすると悲しい程に衰えている。
ですが、凄みはあります。
具体性の塊であるアニメにおいて、凄みだけがある、というのは異常な状態です。
それだけで劇場で映画を観る価値はあります。
そして本作を観て、彼がどう生きたか、もうすでに彼の映画作品達から受け取っている事に気付きました。
君たちはどう生きるか、という問いは、俺はこう生きてきた、という晩年の叫びと表裏一体なのでは、と思いました。
そして更なる次回作を、期待しております。
夢のよう
(´∀`*)これは、、、、。
とにかく説明が少ない
肌に合いませんでした
自分は作品のストーリー性やキャラクター造形にひかれるタイプなので、率直に言って本作は好みの作品ではありませんでした。なので低評価です。すみません。
絵はすごく丁寧でキレイでしたし、メタバース展開も面白く見ました。ただ、結果的に印象に残ったのは主人公のマザコンぶりで、相変わらず宮崎監督はお母さん大好きなんだなあと。空、海、鳥、魚、ワラワラ・・・ 描きたいものの、描きたいシーンだけを目いっぱい作品に詰め込んで、監督的には大満足の仕上がりだったのではないでしょうか。残念ながら自分は途中でついて行けなくなり、中盤で心理的ドロップアウトしました・・・
観る人に拠って受け取れる物が違いそう 二回目鑑賞
二回目鑑賞してきました。
一回目は確かにメッセージはたくさんあるんだけど、、
という印象でしたが、
分からない所は無かったです。全て説明されてます。
多分、わからない人は自分の経験や知識に頼り過ぎるのでしょう。
映るものをそのまま受け入れたら、すんなり入ってきます。
以下は一回目の感想
エンドロールが終わったら拍手が起こってました。
宮崎駿さんの本当に最後の作品に、感謝と慰労の意を込めてでしょうか?
見終わった後、お腹いっぱいになりました。
皆、分からないって書くだろうなぁと、思った通りのレビューが多いですね。
分からないとだけ書いてる文章を読んでも、何も得ないから読まないけど、、
水の表現が独特ですよね。
川や海の水が何故か粘度があるように見える。
今回、色々な群体生物にウワーッと取り囲まれる描写が凄く多かった。
良く見知った物に全く未知の物を掛け合わせた物も多かった。
兎に角、不思議な世界です。
宮崎さんの夢の中というか無意識に入ったのかな、みたいな。
宮崎さんは扉を半分開けれる人だからなあ。
メッセージはたくさんありました。
今は分からないけど、ゆくゆく、あ、アレは!と思い当たりそうです。たくさん宿題貰った感じ。
あと二回は劇場で見ようっと。
集大成とかで評価する人って、、、
僕はこう生きた、じゃあ君はどう生きるか
と言われてもそれは老害なんじゃないかと思ってしまう令和5年。老兵はただ去るのみ。
歌手が過去に発表した自分の作品を今の自分が再録してベストアルバムだしてそれが作品として評価されるのか?評価する人いるのか?
新しいものはなかったし心も動かない。
序盤数分以降は眠気が襲ってくる。
ジブリ・駿原理主義者だけがこの作品を礼賛しそうな風味が漂う。
それはそれで作家性がでていいのだけど、それなら前もってこんな作品ですよと宣伝すべき。
出ないと冒険活劇、ジュブナイル好きな人の期待をまるで裏切るし、それを承知で映画館に足を運ばせた罪は重い。なぜならぼくは!、貴重な時間で!、インディジョーンズを見たかったのにこちらを優先したからだ。
ぼくは!インディジョーンズがみたかったのに!
何を書いてもネタバレにさせるプロモーション
えーと、とりあえずコペル君はでてきませんでした。
映画のタイトルはミスリードを誘います。
あ、だからサギの絵が書いてあったのか。
内容は
千と千尋みたいなこの世でない何処か
ハウルの動く城みたいな魔法描写
紅の豚のオマージュみたいな乗り物の群れ
もののけ姫に出てくるような可愛いナニカ
風立ちぬのような戦争描写
カリオストロの城の悪役のようにサーベルを構える悪役
ラピュタのように崩壊する建物
思い出のマーニーを目の仇にしたような古びた建物の存在
ルパン三世1のタイムマシンに気をつけろのような江戸時代末期に現れるどこでもドア兼タイムマシンのベースとなる卵形の何か
となりのトトロのように母を探して行方不明になる子供
崖の上のポニョみたいに子供を守るおばあちゃん軍団
雀の戸締りみたいな自分探しの要素まであるなあ
集大成なんだろうな
監督の
壮大なテーマと思いきやそうでもないのか
主人公=吾朗
じっちゃん=駿
積んだ石=ジブリ
…ではないでしょうね、もちろん
細かすぎて伝わらないどころか、壮大すぎて何も伝わらんかったです
マジでこれを遺作にするつもりなのか、パヤオよ
駿作品では珍しく、男子が主人公でいろんな女性達から護られるお話でしたが
(アシタカさんは強いのでカウントしません)
なんかのメタファーかもしれんですが、2回観ても3回観ても多分、想像力の欠如しきった私には理解出来ないと思います
キムタクお疲れっした
ufotableもお疲れっした
ワラワラが可愛い
ジブリを探せ!
駿ワールド全開だが・・・
駿がメタバース&異世界転生もの作った
全然面白くなかったです(ストレート)
たまに勝手に期待して、うんぬんってありますが、この作品には通用しないですね。
予告なし、宮崎駿、引退撤回、タイトルが名作
期待しない方が失礼です。
やはり
アニメーションは相変わらず凄かったです。進化を感じました。
特に冒頭の、燃え盛る病院へ向かう眞人少年とその周囲のアニメーションが凄かったです。
燃え盛る炎の反射、野次馬の喧騒、眞人の感情を表しているかのような流れるような疾走感あふれる作画。めちゃくちゃ感動しました。
これはすごいぞ!楽しみだ!と思っていました。が、それまででした(т-т)
それ以降、眞人がどんな少年なのか全く掴めませんでした。母を失ったショックによるものなのかな?など考えたりしたのですが、不明なまま終わりました。
最初はとても礼儀正しいので、真面目な性格?と思いました。しかし、学校の子供といきなり取っ組み合いの喧嘩、その帰り道に道端の石で自分の頭部に傷を作り、父親の権力を使って、喧嘩相手を止めさせるのかと思ったら、「ただ転んだだけ…」と言っていました。
さらに、タバコを盗み、使用人にそれと交換で弓矢を手に入れ、サギを殺そうとしました。
んんん???ってなりました。
サギに対する不快感それほどか?かまって欲しいがための怪我?心配して欲しいための怪我?父親は妊娠している夏子さんに気持ちが寄り気味なので、それを引くため?などなど理解しきれなかったです。
そして、ストーリー。これが1番退屈でした。色んなものをただひたすらに詰め込みまくって、神秘的な表現を用いた上で、「もちろんメッセージ性あるから、理解してくれよ」
と言われているような感覚でした。
扉を開けたら、別の空間、都合の良い能力の新キャラ、そしてまた、扉を開けたら、別の空間、よく分からない演出の繰り返しです。
シンプルに面白くなかったです。
それでもアニメーションは流石のクオリティでした。
共感出来ない、教訓さえない!
日本のみならず、世界でもその名を轟かせた大アニメ監督である宮崎駿さんが自身の引退を撤回し、長年の歳月をかけ作り上げた新作長編アニメーションです。
期待しないわけがないですね。ファンとしては指折り数えて今日のこの日を待ちました。
ただ事前の宣伝広告が一切なく、作品に関する情報が「君たちはどう生きるか」という題名以外は完全シークレットでしたから、実は不安のほうが先にたっていました。
題名からして、凄く説教くさい作品じゃなかろうかと(笑)。お前らは人生というモノが全く分かってない、・・・みたいなことを止め絵で延々と語られることを想像しました。
しかし、その想像は全くのハズレでした。映像美や躍動的な人物の動き、心理描写なんかは最高!いつもの宮崎ジブリアニメでした。これは流石と思いましたね。
ですが・・・ここからが問題。人物、特に主人公の行動や思想、嗜好などが随分と偏りがあって行動も突拍子がないのです。
もしかしたら宮崎駿監督自身を投影したからかもしれません。
彼自身も素晴らしい作品を生み出す人ではあるが、一個人として人格者で皆に愛される人かっていうとそうじゃないわけですよね。
作品中の主人公もなんかひねくれていて偏愛でマザコン気味の少年(失礼)で、周囲に敵意剥き出しにしてあわや暴走しそうになってる様はあまり好感もなく無論、共感できるものでもありませんでした。
その彼が何か得体の知れないファンタジーの世界に誘われるのですが、終始掴みどころがなく、題名になっている名著の様な明らかな教訓の提示もなく・・・これはいったいどこに心を寄り添わせるべきなのか、むしろ観客に気を遣わせる映画になっていました。
「となりのトトロ」を初公開時映画館で観たオールドファンとしちゃ本当に残念な作品となってしまいました。
宮崎駿のアリス少年
家族の話。成長の話。
お話として王道の「行きて帰りし物語」。世界観は宮崎駿が不思議の国のアリスのようなものを描くとこうなるのだろうという奇妙な独特さ。時間や空間が絡み合っていたり、シュールレアリスムを取り入れたような雰囲気だったり、ややわかりにくく感じる人もいるだろうなとは思ったが、本質は少年の成長物語だった。
なお書籍の方は読んでいないので、そちら内容を受けた描写などへの感想は見当違いかもしれない。
火事で死んだ母親と、そこにすげかわるように再婚した母の妹。そのことを心の底からは受け入れられずに悶々としてはいるものの、彼女が別世界へ連れてゆかれたとなれば使命感によって恐れず旅立つ。道中、頑なに「父の好きな人です」と言い続けたが、ついに対面したときに彼女から「(連れ子の)お前は嫌いだ」と否定されても、「お母さん」と呼びかけたときは少し涙ぐんだ。
個人的な山場はそこで、そこから先のいかに帰るかと言う部分は、ストーリーよりも世界観の独特さの方に魅力を感じた。とはいえ「君たちはどう生きるか」というタイトルを色濃く表しているのはこの終盤部分だろうか。
大叔父からこの世界を受け継いでくれというクライマックス部分は随分観念的にも見えたが、家系であったり親から受け継ぐ財産の象徴なのだろう。主人公はそれを受け継ぐことを否定して「厳しく辛い現実の世界」へ戻ることを決めた。観客からすればここの選択はわかり切っているものの、やっぱり王道の展開はいいもの。説教臭いと言えば説教臭いがまあ宮崎駿ならこういうメッセージ性は珍しくもないので、個人的には一周回っていやらしさは特に感じなかった。
こう書き上げると実に王道で真っ直ぐな物語なのだが、一切の情報を得ずに見ると、あまりに奇妙で突飛な世界観に「どこかで見たことあるけど見たこと無いものがどんどん出されて楽しい~」となった。シュールレアリスムの絵を説明するのが難しいように、この作品の映像的な体験を言葉に落とし込むのは相当にことばをたぐるのが上手い人でないと難しそう。
「面白い」と感じるかどうかは好みが分かれるのかもしれないが、この「楽しさ」はぜひ子供のうちにでも体験してほしいなあと思う。
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