君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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映画としてつまらない
アニメは大好きで、昔のジブリ作品も大好きです。年間30本以上は映画を見ていますが、ここ数十年で1番つまらなかったです。
映像はジブリという感じで良かったのですが、全体的に話が意味不明でした。
まず、異世界に行くまでが長すぎました。
昔の映像とかいっぱい出したいんだろうが、途中で笑いとかがあるわけでもなく退屈でした。異世界に行くぐらいが面白さのピークで、行った後の話はつまらない。異世界に行ってからの緊張感が全くない。扉出れば帰れるし、あの流れで新しいお母さんそんなに助けたいと思うかな?異世界では何が起きているのか説明が基本的に全くありません。色々な人に促されるまま付いていく感じで話が進み、最後まで盛り上がる所もなく、いつの間にか終わってました。
えっ?これで終わりなの?という感じです。
こんな説明不足の作品を作ってよく発表したと関心します。
それでも熱心なファンは勝手に色々なことをこじつけて考察し、メッセージを感じ取るのでしょうが、この映画から私には全くメッセージは伝わってきませんでした。
1番の感想としては、「気持ち悪い」というもので、これを絶賛している人も含めて気持ち悪いです。また、つまらないと言っている人を想像力がないなどと批判して、対して理解もしていないのにありがたがっているのも見ていて滑稽です。
ちゃんとした映画で、2、3の情報から10想像して楽しめる映画は沢山あり、私はそういう映画は好きです。
しかし、この映画の全く説明しない姿勢には、見ていて怒りを覚えました。
エンターテイメントとして全く楽しめませんでした。
インコが可愛すぎる、生き生きと生活してる
この世界を埋め尽くすほど増えすぎたインコ。つまりそれは私達ニンゲンです。ニンゲンだからこそあんなに生き生きと多彩にひしめき合って、時には必死に、でも楽しそうに己の生を全うしているわけですね。次の世代を担う我々人類に正しい選択をしてほしい、でも失敗しても構わない。だってみんなこの作品のインコ達のように毎日せわしなく生きているのですから。こういった監督からのメッセージと受け取りました。押し付けがましさも無く、生き物の多様性や生きることの素晴らしさを肯定した、さらに一歩進んだ宮崎駿ワールドを堪能しました。
ぜひ彼らの造形やユーモラスな動き、生活の様子に注目して観て下さい。
この世界観がわしも大好きなんや
告知なし。
予告編もパンフもなし。
あるのは入口のポスターのみ。
で、行ってきました。
でも、いつも予備知識なしで映画観るようにしてるので、いつもと変わらず。
ご安心ください。
ここでは一切、感想を述べません。
とにかく、予想以上の反響があるようで、いつも以上に客入りがよく混んでました。
話題とならないうちに観ておこうと。
でもこれって、昔は予告編見て行きたい映画を決めることはあっても、タイトルだけとか、ポスターだけとか、音楽もジャケットだけとか、今みたいに失敗しないようネット検索で調べたり視聴したりせず、とにかく直感で見たり聞いたりしてたからなぁ。
それでもいい映画に必ず出会えてた。
もちろん、つまらんのもあったけど、自分の責任で金払って納得済みで。
人の意見で金払って損するより遙かにマシな。
好きなもんは好きだし。
こうして理屈抜きで観ることができたのは、宮崎駿に感謝せな。
ありがとう。
んー
これは本当に評価が分かれると思う。
というか深く考えれば考えるほど、確かに深みのある作品であるようには思えた。
前提として言いたいのが「君たちはどう生きるか」というタイトルなので、この映画に「生きるためのヒント」や「人生観を変えてくれそうな何か」を求めてしまう方もいるのかもしれないが、それは避けた方がよろしいかと。
そもそも映画にそれを求めることは過度な要求であるし、作品を観た感想とは個人の主観に委ねられる(べき)ものだと思うので、その点はニュートラルな視点で鑑賞することを推奨。
それを踏まえ本作は、個人的には「千と千尋の神隠し」にやや近いものを感じた。
決してストーリーそのものが似ているという意味合いではなく、あくまでストーリーの構成の話。
ただし「千と〜」のような明るい展開ではなく、どちらかという全体通して暗い(というか、盛り上がるところがない?)ように感じた。
タイトルの意味合いは、自身の主観では「あーなんとなくこういうことを言ってるのかな」という理解をしたつもりだが、必ずしもその解釈が正解とは限らないし、多種多様な受け取り方をされるべきであると思う。
個人的には全然つまらくはなかったが、これぞジブリ作品!と強く推奨できるような作品でもなかった。
最後の尻切れ感だけはちょっと不満、、、
もう少し広げられた気が、、、
ややネタバレ。なるべく本筋には触れず
概ねここで多くレビューされている方々と同じ様にあまり理解出来ませんでした。 しかし作画はこれまで見てきたジブリ映画そのものでした。
この令和の時代に、これまでの作品と同じ様に一コマづつ手間暇かけて作画したのかと思うだけでも目頭が熱くなりました。
見てる途中で深く考察して見るべきなのか、頭を空っぽにして見るべきなのか、思えば映画を深く考えながら見る様になったのはいつからだろうかと様々な思いが巡りました。
幼少期に見たトトロ、ラピュタ、もののけ姫、千と千尋の神隠しなど、コアなジブリファンとは言えませんが当時は何も考えずともただその世界観や作画、キャラクターに夢中になって何度も何度も同じ作品を見たものでした。
当時と同じ見かたが出来ていればまた違った楽しみ方が出来たのかなと思うと少し寂しい気もします。
内容的には火垂るの墓や風立ちぬの様な戦時中の日本を舞台にしたのかなと思いきや、トトロや千と千尋の様なファンタジー世界に迷い込む王道のジブリワールドの要素もたっぷり詰め込まれていました。
なんとなくですがこれまでのジブリ作品のオマージュも随所に散り込まれていると思います。(千と千尋、ハウル、アリエッティが強め?)
ただ内容が難解だったので自分は作品自体はあまり好きになれませんでしたが、機会があれば作品のタイトルの元になっている著書を読み、ある程度考察が出揃った所で再視聴してみたいと思います。
何はともあれ宮崎駿さんお疲れ様でした!
面白かったです
塔の向こうの世界にはいくつもの扉があって、扉ごとに違う時間や別の世界に繋がっている。
その扉の向こうに、主人公の眞人君やお母さんや大叔父さんなどと、時代の違うさまざまな人が集まっている。
まるで、近年でアメリカンコミックなどを中心に流行りの、世界が絡まり合ったマルチバースですよね?
先月封切られたばかりのザ・フラッシュなどは時間を超えられるヒーローでした。
よくもまぁ、宮崎駿監督の年齢で、こんな最近の流行を取り入れたような若い世界観を作れますよね。
しかも、物語の元になる主人公の生まれ育った元の世界は戦時中の日本。
若い人にはなかなか描けない世界だと思います。
若さを持った80過ぎの老人って、最強ですね。
最初に戦争の場面から始まったときには、普通に戦争のアニメかと思いました。
それに、屋敷で働くお婆さんがまたたくさん。
千と千尋の神隠しに出てきた湯婆婆とか、ハウルの動く城なんか主人公がお婆さんになっちゃうでしょ?
ジブリ作品って、皺くちゃでどこかちょっと不気味な、お婆さんのキャラクターが結構存在感があると思うんです。
今回はお婆さんがたくさん出てくるのに、顔の大きさやおできがあったり、「皺くちゃで個性がある外見」がひとりひとりに個性的で、存在感があったように思います。
不思議なお話で、理解できない部分もあったけど、なかなかに面白かったと思います。
というか、ネットニュースの記事ではスラダン方式で爆死して、観客が少ないって情報だったと思うのですけれど。
劇場内はほぼ満席でしたよ?
宮崎駿監督を改めてリスペクトできる映画
作品を鑑賞して改めて駿監督の凄さを体感出来た。
1つ目。人の動き。ラピュタの親方対長男のケンカシーンを彷彿とするような、所々の人の動き、鳥の動きの躍動感は、さすがハヤオワールドを感じました。夏子を助けに行くシーンなど、人の動きって誇張されてるけど感情が入るとこんなに情緒ある動きになるんだーと感心させられた。
2つ目。世界観。駿監督の頭の中ってどうなってるんだろうと思うシーンが目白押し。終始不思議な世界に入り込んでの話のため、シーンの移り変わりが激しく、頭が少し混乱しかける。こんなぶっ飛んだ世界観は、さすがハヤオワールド。
3つ目。ワンシーン、ワンシーンが凄く凄く手の込んだ作画となってる。夏子のお産室で寝てるシーン。天井を回る短冊の様な紙のシーン。描くのに途方もない時間がかかるんだろうな、、、スタッフ含めて作り上げるのにもの凄い歳月を費やしたんだろうな、と思わせる妥協なしの手の込んだシーンは、やはりさすがハヤオワールド。他にもそんなシーンが沢山。脱帽です!
最後にストーリーだけど、元の世界に戻ってからの余韻が凄く短くて、ストーリーを見る側が解釈し切れず、バッサリ終わった感があるので、作品全体に厚みが薄くなってしまった感があり、星は3.5。
やっぱり映画は楽しかったかどうかが一番大事ですよ!
超高級なもやし
観に行ってしまった時点で負けは負けなんですが
基本的に気分が高揚するような展開や演出はなく
内容も、よくある話のどんでん返しが一切ないパターンでした。
しかし、超絶プロフェッショナルが集まり
丁寧に宮崎駿に有終の美を飾ってもらおうと
作りこまれているのも事実なので
最高級のモヤシと言った感想に落ち着きます。
とっても歯ごたえは良いし
健康にもなりそうだけど、モヤシはモヤシ。
肉が食べたくなりました。
これで、ガバっと稼いでジブリパークを充実させてください。
これは皆さんの感想が気になる作品でした。
宮崎駿監督作品。風立ちぬから10年。
もう宮崎監督の作品は観れないと思っていたが、この発表は本当に嬉しかった✨
それにしても事前PRを全く行わなかった本作。
予告もCMもHPも一切無し。唯一公開されていたのは鳥の着ぐるみのようなイラスト1枚のみ。
映画公開日にパンフレットが売られていないのにも驚いたが、発売している数少ないグッズも、全てこの鳥のイラストのデザイン。
なかなかシュールな光景でした😅
それにしてもフライヤーすら存在しない。
鑑賞した作品のフライヤーをファイリングしている身としてはかなり痛いです😢
パンフレットのようフライヤーも遅れて出してくれるのかな?
ここまで徹底して情報を流さないのにはなにか理由があるのでは?と色々考えていました。
実はタイトルもイラストもフェイント。宮崎駿監督作品の集大成としてナウシカを完結させるのでは!?
一切の情報無しでナウシカの完結作を出したとしたらこれは大騒ぎになる!!
と、密かに期待していたのですが・・・
全く違いましたね😅
舞台は戦時中の日本。
母を亡くした主人公が父と郊外へ疎開し、新しい母親との生活が始まる。
そこに現れた不思議な青鷺・・・
といったオープニング。
想像もしなかった始まりに衝撃を受けつつ、
でも美しい作画、さり気ない仕草や躍動感のある動きが、
ああ、宮崎監督作品だぁと引き込まれます。
そして、このシーンはトトロっぽい。ここはラピュタっぽいなとか宮崎監督の過去作を思い出されるシーンが多々あるように感じました。意識しすぎかもしれませんが😅
現実的な世界観からファンタジー色に染まり始めてからは、ジェットコースターのように舞台が変わっていく。
ただ、これは悪い意味でのジェットコースターです。
この異世界は何なのか?から始まり、様々な事に対して圧倒的に説明が少ない。
そもそもその世界に母親を探しに行くわけだが、なぜ母親はその世界に行ったのか。行動の動機も分らなかった。
ハウルもそうだっが、右脳で観る作品なところがありますね。
中学生の頃、宮崎駿作品にハマり、色々と影響され育ってきましたが、今作については正直
う〜ん・・・
といったところ。
「君たちはどう生きるか」
1937年に作られた小説と同タイトルの為、これを読めば宮崎監督の伝えたいことが少しは分かるのか?
もしかしたら、今作が本当に宮崎監督の最後のなりかねない作品。
もっと監督の意図を感じたかったですが、なかなか難しい作品でありました。
観た方々の感想を色々聞いてみたい作品です。
グッズ…グッズを早くください
宣伝、前情報全くなかったから、不安しか無かったけど、めちゃくちゃ良かった。
私の好きな宮崎駿だった。
どうせ金曜ロードショーでそのうちやるとか思ってる人たちもとりあえず見て欲しい。
(集合体恐怖症の人は気をつけて欲しい)
もののけ姫とかハウルとか千と千尋が好きな人はハマると思う。
ただ、自分の中で1番のもののけ姫が星5だとした時はそことは並ばないかなってことで-0.5にした。
最初の入りからして風立ちぬ的なリアルな感じで行くのかと思ったら、四等身のジジババがたくさん出てきて流れが変わった。
やっぱり宮崎はファンタジーもの書いた方が良い。
意識したかは分からないけど、所々過去作の要素があって宮崎ジブリの集大成って感じがした。
そして、塔の世界のキャラ達が良すぎた。
公開までにグッズがほとんど出せなかったのが悔やまれるけど、ワラワラとインコ、使用人ズは是非ともグッズ化して頂きたい。
多分、ぬいぐるみとか若いキリコが作った人形とか出したらバカ売れすると思う。
声優は菅田将暉は気づいたけど、他の方々マジで分からなかった…
パンフレットも早く見てとのキャラの声やってたか知りたい。
個人的に1番興奮したのはエンドロール。スタッフと協力会社が強すぎて、このメンバーが揃うことなんてあるんだって思った。宮崎駿の最後の作品(だと思う)ってことで集まったんだと思ったらエモすぎてエンドロールだけで泣けた。
絶対に子供と行っちゃいけない駄作
事前情報一切なし。でもジブリなら、宮崎駿なら絶対大丈夫。と言う今までの信頼をぶち壊す衝撃の作品。映像は安定のジブリ感だけど、話がとにかくつまらない。異世界に行ってしまった義理の母をアオサギに導かれて探しに行く…と言う大枠のストーリーは一応わかるものの、全体的に暗いテンションで盛り上がりも薄く、ドキドキワクワクもなければ感動もなく、バタバタしながら戻ってきて終了。1時間たった辺りから退屈で仕方なく、早く終わらないかなぁと思うと同時に子供と一緒に来たら耐えられなかっただろうなぁと心底思う。アオサギのビジュアルも見苦しく、インコも中途半端で可愛くなく、たまに若干笑い所なのか?と言うポイントもあるもののたいして面白くもなく、ホントにもうジブリどうしちゃったの!?と言う思いだけが頭を巡る。これが宮崎駿が作りたかったもので、ジブリがこれからもその方向を続けて行くならもう映画館に見に行きたいようなものではないな、とまで思えるほどつまらなかった。残念すぎる。
今を生きる人への「生きていけ」というメッセージを感じた
暗いニュースが流れ、世の中の流れが不穏になっている今こそ作りたくなった作品なのかなと。
個人的には「悪意」がキーワードなのかなと思いました。
主人公の人生は、生まれた時代が戦時中、親は太くお金持ちであるが母は他界、父親の再婚相手は叔母でなんだか思うところがある様子。
それゆえに、初めは叔母のことを無視してしまっているのかなと思います。(異性として意識しているように見えたけど、やはり初めは馴染めなかったのかなと)
その上疎開先ではうまくいかず、学校の誰かのせいにしたかったからか石で自らを傷つけてしまいます。
主人公にとっては辛い環境であったのだろうなと思います。
私も友人を亡くしたことがあり、その喪失感や続けて自分にとって良くない環境も続く経験があったため主人公に感情移入してしまいました。
母親になる叔母を無視し拒んだこと、自分を傷つけ自演のようなことをしてしまったこと。
これが主人公の「悪意」であると解釈します。
そんな主人公が、大叔父(創造主?)と出会い、元の世界に戻らずに豊かな世界を作る創造主にならないかと持ちかけるが、自らの「悪意」を理由に断ります。
「悪意」は誰もが持っているものだと思います。
大叔父は創造主であったが完璧な世界は作れなかったし、主人公がもし作ったとしても完璧な世界は作れなかったのだと思います。
完璧な世界を作れる人は、世界のどこにもいなくて自分の「悪意」を受け入れて生きていけというメッセージだと私は受け取りました。
辛い環境だけど、叔母を母と受け入れる、友達を作る、そうすることで自分で生き方を変えていくと主人公は決心したのかなと解釈しました。
これからも強く生きていきたいと感じられた作品です。
今、見られて本当によかった。
ありがとうございました!
あまりにも独創的世界観で、すいませんほぼわかりません
久しぶりのジブリ。舞台は戦後?の日本といった感じで、今作主人公マヒトくんの母が入院してしている建物火災で母を亡くし、父と母の妹で父との間に子供ができた夏子との田舎生活からスタートしていく。そこには使用人の老婆複数人がいたりと、かなり大きな敷地に家を構えており、一羽の青鷺もいる。実はこの青鷺は異界の存在か口の中から人間の顔が出せ、会話もできる。そんな青鷺の存在を知って数日、新たな母である夏子は異界に行ってしまい、探すためマヒト少年と青鷺が時にバディを組み冒険の始まり!ってことで合ってるのか?前半戦の中盤ぐらいから青鷺が異形だったり、謎の建物があったりとポニョなどのわふうファンタジー系であろうと思うも異界先が独特過ぎて少し会話で説明があるもののどこに物語が向かっているのかみていて迷子。マヒトくんの異常な冷静さと相まって早々と進んでいくもんだから登場人物、場所、動機の大半が理解不能。個人の解釈だが、子供のマヒトくんは夏子さんへの疎遠な態度と火災現場の母の記憶から夏子さんを受け入れられないながらも、好きな父親の迷惑にもなりたくない。そんな自分をいじめを口実に頭に自ら傷を負わせ周りを信じさせてしまった罪を背負って生き続けるか、それとも公開し心を軽くし進むのかを異界でのアクシデントの中答えを求める、夏子を探すよりもいマヒト自身の在り方を探す旅ではないかと、無理やり考察しました。作画に関しては序盤の動きは場所によっては事細かくやはりジブリといったところです。老婆の顔の筋肉なんか特に。水鳥インコとすみっこぐらいありゃいったいなんだ。過去作の集大成っぽいけど正直作画に差がある作品が一緒の世界感におさめるのはジブリには合わないと思う。戦争時代の話と異界者に関しても、戦争という土俵はできているのに異界でのまして世界創造に近い内容は世界観的にも材料が多く感じミスマッチだと感じた。
彼は変わった。私たちはどう生きていくのか。
彼は自分の罪を認めた。彼は自分で友達を見つけると言った。彼は母の死や、母の妹が次の母になる事、その人のお腹に弟が出来たこと。目を背けたくなる現実に向き合う事を決めた。1人の少年の意志が形作られていく過程を見た。彼は変わった。さて私はどう生きていこうか。
まだまだ作りそう
見終わった一番の感想としては、宮崎駿、どれだけまだ余力残してるんだよ!でした。
良い意味で予想を裏切る作品でした。もっとこじんまりとした説教臭く、落ち着いた作品だと思ってました。はっきり言って真逆。崖の上のポニョの頃に作られたんじゃないかと思うくらい若々しい作品のように感じました。
勝手な予想ですが、これが宮崎駿最後の作品とは思えないので、恐らくまた作る気がしています。
結構長尺で少し間延びする箇所もありましたが、最初の穏やかな雰囲気から徐々に変な世界に入っていく感じが最高でした。
今までのジブリ作品をギュッと詰めた感じ
結論から言うと凄く面白かったです。
宮崎監督の今まで作品がすべて詰まったような作品でした。
ネタバレとして風立ちぬに出てきたシベリアが登場します。
若者に向けて~自分はこう生きたよってメッセージ?~
宮崎駿監督作品の最後の作品かと。今までの作品のオマージュ的要素が、たくさん見て取れました。母親や夏子さんは、監督が追い求める女性像だろうし。異界への入り口は、千と千尋と似ていた。もののけ姫の木霊に似た妖精。大叔父は、宮崎駿監督本人か。自分は、世界をこのようによいものにしようと思って映画を撮ってきたよって。13ピース(作品)と積み木はリンクするし。
宮崎駿は、異界とかパラレルワールドが大好き。ひみがいた世界は、中間世的な世界のようでもあり、大叔父の世界は、もっと純粋理性、世界を作っている原理的な世界のようであった。おそらく、宮崎先生が世界を読み解こうと思って、追求していった結果、自分は世界をこう読み解いたっていうように感じて、それを大叔父という存在で表そうとしたのだろう。
声優が豪華なのだけれど、見終わってタイトルコールを見てから、この声優は誰だったかって気になる映画でした。
宮崎作品が好きなのであれば、見るべき映画でしょう。
感じれる組に入れた!よかった
宮崎駿監督の作品大好きジブリファンです。
勿論全ての作品がめちゃくちゃ好きなわけではなく、ラピュタ・ナウシカ・紅の豚・魔女宅・パンダコパンダと自分の好みには偏りがあります。
風立ちぬで少し遠く感じていたので、冒頭が自分には同じ感触がして(このレビューも賛否分かれていたので‥)不安になりましたが、観ているうちに、次の展開や隠された向こう側が気になる『千と千尋公開』で感じた冒険感と、それを上回る沢山のメッセージ(勝手な解釈ですが)掴めました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
見る人によって解釈が異なる映画ステキ
監督のこれまでの作品を随所で振り返らせてもらえて、自分は感じ取れる組に入れた!!自分には伝わった♪( ´▽`)おこがましいですがそんな嬉しさと胸いっぱいの文字に表せない五感の感想でありがとうと言いたい!言いたーい!!!
エンドロール見て、プロモ無しにまた感謝。気付かないで最後まで鑑賞できて良かった〜
歳を重ねて‥1分1秒を大切に、描きたい事詰め込めたのでしょうか
創作を志す人への応援もあるかも?
鑑賞後、いくつかのレビューを見た上での感想です。
宮崎駿監督の自伝、ジブリの終焉を表してるなど。
なるほどそうか、そうなんだろうなと私も思いました。
とは言え、個人的には映画を観た直後は、そこまで深く考えませんでした。
宮崎監督の好きなもの、こだわりを自由に制約なく詰め込んだ作品という意見に賛同です。
キャラクターや表現など、過去のジブリ作品の色んなシーンを連想する人も多いでしょう。
癖は強いけど、個人的に全体的にはふわっとした印象の映画だと思いました。
イメージを優先するために、ストーリーはとりあえず王道の行きて帰りし物語でいいだろうという感じだからでしょうか。
そういう部分はむしろ、ストーリーの辻褄とか、メッセージ性とかまでは込められないけど、こういうキャラが描きたい、こういう表現がしたいという情熱を持った、創作初心者に重なる部分があります。
今は素人の勝手な感想や批評をSNSなどで自由に発表できるので(私の感想もその一つ)、クリエイターを目指す人は、こういう有象無象の勝手な意見に影響されて萎縮したり、頭でっかちに考えすぎてしまうのかもしれません。
宮崎監督が成功した時代は、そういうのは無かったので、もっと自由だったはずです(創作して発表できるのは今の方が気軽そうですが)。
そんな現代のクリエイターへの、エールとも言えるかなと思ったりしました。
単純なストーリーでもいいし、メッセージ性なんて観た人が勝手に解釈するんだから、自由な発想で創作していいんだって。
それと同時に映画内で言われていたのが「悪意」でした。
好き勝手に自由に発想しても、その中に悪意があってはならない。しかも、その悪意に自分が気がついていない場合もある。
以前見たNHKの宮崎監督のドキュメント番組を、思い出しました。
面白い表現を考えついたとして、その中に、誰かを傷つけ不快にさせる要素が含まれていないかどうか、それを自分に問えるかどうか。
過去には許容されていた表現も、未来ではNGになっているかもしれません。宮崎監督の作品にだって不快感を感じる人はいるでしょう。人種だとか性別だとかで、色んな人がお気持ちを表現する中、全てに配慮して尚且つ面白い作品なんて難しいけれど、批判に怯え過ぎてもいけないが、無神経であってはならない。その上で、それでもその表現は必要なのか、批判されても発表する覚悟はあるのか。
これからも新しい表現や価値観やクリエイターが、生まれては消えていき、宮崎監督だっていつかは過去の人になります。
かつて大人気だった宮崎アニメの一つではなく、未来のアニメに関わる人やクリエイターにも問い続ける作品を作りたかったのではないか、と思いました。
大量のインコによりウンコまみれに、、、
映像が綺麗で音楽も良くどんなストーリーかワクワクしながら見ていましたが、
蓋を開けると
・ハウルの動く城
・千と千尋
・ポニョ
・思い出のマーニー
・スズメの戸締り
あたりを混ぜたような映画で既視感がすごかった、、、、
主人公は刈り上げのせいかそうすけにしか見えなかったし、青鷺は完全にザコシショウ笑
上映時間3時間とかにして各キャラクターやストーリー設定の深掘り、伏線回収しっかりした内容で超超大作として見たかったです、、、
あんなにインコのウンコまみれになるのは絶対イヤ笑
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