君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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映画は意味を理解するためのものではないからね
凄まじいとしか言いようがない
このレベルで詰め込んだ情報を、個々の要素としての隠喩や意図を言語化することに意味はあるのか?
高評価の人も低評価の人も、カッコつけたがり過ぎなんじゃない
もちろん自分もね
⭐️-0.5は意味を求める人を表面上満足させておくという今までの姿勢を完全に否定したことに対して。
まあ、今までの宮崎駿が出来なかったことという意味では、最後の切り札とは言えるか
この映画は「私はこう生きた。君たちはどう生きるか。」であり、「私...
この映画は「私はこう生きた。君たちはどう生きるか。」であり、「私はこう生きた」というタイトルの方がよりフィットしているのではと思う。
このような映画はどのように解釈してもよいのだろうが、自分的には下記のように解釈した。
・大叔父は宮崎俊、主人公の眞人は息子・宮崎吾朗 (青サギは鈴木敏夫)
・塔の世界=今まで宮崎俊が作り上げてきた世界(より広義でアニメーション業界でもよい)
・崩れて世界崩壊につながった13個の積み木は宮崎俊の監督作品(13作品)を示唆
何を暗喩しているのだろうと考えながら視聴しないことには、ストーリーの破綻/無理が受け入れられない。すなわち考えながら視聴することを前提に制作された映画と言え、ファンタジーの世界を扱っているにも関わらず、子供を置き去りにしてしまっている。
本作を一言で評価すると『加齢臭感満載のファンタジーアニメーション映画』である。
少年の心の旅。
どう捉えるべきか、この作品。なにせストーリーが解りづらく、観客が場面ごとにここはこういうことかな?あのキャラは何を象徴しているのかな?と考える必要が出てきます。よって、人それぞれの解釈が出来ると思います。
私はとても前向きなメッセージが込められていたと受け止めました。エンディングへ向かうにつれてそれまで「?」だった部分が繋がっていって面白かったです。まぁ「?」なまま終わった部分の方が多いですが(笑)
抽象的な表現が多く、ストーリーもフワフワした感じ。天国?地獄?この世ではない、どこか寂しい雰囲気の世界観。そこがすごく好き。でっかいインコやワラワラは可愛かったです。
そして、ジブリといえば久石譲。強い。あのピアノが流れた瞬間、あぁ、ジブリ映画だ。と思えるほど安定の久石譲でした。
最後に、エンドロールに「スタジオポノック」の名が載っているのを見て「屋根裏のラジャー」を思い出しました。私はラジャー推しなのですが、ジブリの良さ、ポノックの良さを再確認出来た映画でもありました。
そして、私はどう生きたいのか。
まず初めに、宮崎監督の作品は個人的に、観ているものも観ていないものもあり、また製作者の方々のインタビュー記事などもあまり読んだことがないので、自分の宮崎ワールドへの理解度は低いだろうな、、と思っています。その上でコメントを上げさせて頂きますこと、ご容赦ください!
もともと哲学とか、頭で考えることは得意ではないもので、この映画が公開されても、映画館に足を運んではいませんでした。ですが、ゴールデングローブ賞受賞の際、発表者の方(女性)の表情が「あの素晴らしい作品ですもの、受賞は当然よ!」というような、とても誇らしい表情だった(私にはそう見えまして、、、笑)のが印象的で興味を持ち始め、その後、テレビで映画の紹介として映された、アオサギが日本家屋の長い縁側の上を滑るように飛んで去ってゆくシーンを見て、その素晴らしさにノックアウトされまして、原作についても映画のレビューについても一切見ず/知らずのまま、映画館にすっ飛んで行きました。
見た感想ですが、まず映像については、輪郭が線で囲って描いてある人物たちと、その後ろに描かれた美しい絵画のような風景は、いつもながらだと思いますが、素晴らしく調和していて美しかったです!
人物の方は、冒頭の、玄関で下駄を脱ぎ捨てて階段を駆け上がる動き、病院に向かって走る動き、どれもスタジオジブリ独特のもので躍動感、疾走感が素晴らしかったです(個人的には、プリプリ怒ってお尻を振るドナルドダックの動きも大好きですが、ジブリ映画の人物の動き、特に走る姿は世界中で唯一無二で最高だと思います!)。
風景の方も、他の作品もそうですが、日本の里山の美しさが描かれていて本当に素晴らしく、もしゴールデングローブ賞の発表者がこの美しさを共有してくれているなら、うれしいなぁ、、と思いました。
ストーリーの方は、画面を追って見ている限り、分からなくなったり、混乱したりすることはなかったように思います。個人的に心にストレートに来たのは、
主人公の2人(宮崎監督の映画でよく描かれる、純粋な少年と勇気のある少女)が、 « 人間の住まない異世界に身を置きながら、なんとか人間界の調和を保とうとする » のではなく、自分自身が業もある人間として生きながら、同じ志の仲間を作って、世界の調和を達成しようという生き方を選ぶところです。
私たちはこの映画とは違い、もともと、人間界に生きるしか選択肢がないですが笑、例えば聖職者の生きる世界と、一般人が暮らす世界は全然違っていて、聖職者の世界はこの映画で描かれた異世界に近いのかもしれないなーなんて感じました。そして、仮に昔の自分に聖職者として生きる選択肢があったとしても、自分はやはりどうやっても、聖職者としてではなく、人間の中に身を置いて、同じ方向を目指せる仲間を探して行く人生を貫くだろうな、と思いました(きっとこういうことって、選ぶ選ばないに関わらず、生まれた時から決まっている、一人一人の使命のようなもののようにも感じます)。
ちょっと話がずれてしまいましたが、この映画はまさにタイトルどおり、自分が生きて目指したい方向について、考える機会を与えてくれたように感じました!
上映期間に間に合って良かったです!
(最後に、、、。たまたま映画の中の人物が自分と同じ名前で、名前が出て来た時に一瞬、わあぁぁ、、と焦りました。
別に焦る必要もないんですが、なぜこういう時、人はドキッとしてしまうんでしょうね〜)
なるほど
よくわからん🤔
皆さんのおっしゃる通りでしたな。
遅ればせながら最近🐉ニギニギ・コハクンチョスをYouTubeで知り、かなり腹筋が鍛わり😂🤣オカワリモ可😆、
且つ今夕、久方振りに会って話した人が、駿氏のエピソードをたまたま例に出したためか、
晩飯後、これまで観るつもりもなかったこの作品が無性に観たくなり、近場でレイト上映している館にギリ間に合いそうだったので、居住地の府の東の端から反対の西の端へ急行🚙💨
で、感想は上記の通り。
色んな映画からインスパイアを受けたようなシーンが見受けられたというか、、
監督の頭の中というか、マスターベーションというか、駿監督版インターステラーを観せられたような・・・😑🥱女性キャラはマンネリ
私、個人的にあの白鷺やインコみたいな、モブofモブなキャラが画面上に大量に湧いて蠢くシーンが画的に苦手で、頭が吐き気を催します🤢−0.5⭐️(大したコトしないヤツを大量に味わされる苦痛)
あ、でも冒頭の火災シーンの炎の描写は新鮮で素晴らしかったです🔥🔥+0.5⭐️
総合的に現実的なシーンは冒険的で楽しめたのですが、非現実世界はお腹いっぱい🤢でこの評価です。
ああいう支離滅裂な混沌の幻想世界が、誰の頭の中にも個性的に構築されてても私は驚きません。夢と同じ。
それを画に起こして魅力的な作品に仕上げる監督はやっぱり凄いんだけれど。
大人になった僕たちへの問いかけですね?
君たちはどう生きるか。
遅ればせばがら本日、札幌シネマフロンティアで鑑賞してまいりました。
宮﨑監督、大人になった僕たちへの問いかけですね?
巨匠黒澤明監督の「夢」と言うか。。
ビートルズの「Lucy in the Sky with Diamonds」と言いましょうか。。
宮崎監督の頭の中はこんな風なんですね?
物語の前半、戦時中の空襲の様子が描かれ、タイトルからして戦争という極限状態の中で少年がどう生きて行くのか?貴方ならどうするのか?を人々に問う正統派王道ストーリーかなと思いながら画面を追う。
疎開先への到着までの描写は素晴らしいの一言。
正にこれを実写映画で文芸作品として創っても全くもって素晴らしい作品になるのではと唸らせる。
ところが、お屋敷に着いたところでまるで白雪姫の7人の小人のようなお婆さんが登場する場面で、「あっ、ジブリ作品を見ているんだっけ!」と思う間も無くファンタジーの世界に引き込まれる。
まったく、宮﨑監督!私たちはこの作品、このメッセージをどう受け止めれば良いのですか?
コッポラ監督の「地獄の黙示録」のような、形而上学的な高い山を登り切った者だけに神が見せてくれる天地宇宙万物の真理を、聖域を見せてくれたのでしょうか?
誤解を恐れず思うことは秀吉の唐入りのような行き着く所まで行ってしまったような不安。
もう一度、若い頃の「未来少年コナン」のような子供たちにヒューマニズムを教える冒険活劇を見せて欲しいと同時に思ってしまったのであった。
恐らく北斎のように100年後の人々にも愛される作品である事は間違いないでしょう。
ジブリ映画は…
ジブリらしさ満載だったけど…
賞を取ったとのことで、合わないジブリでも観ようと頑張ったけど…
なんとなく言いたいことは分かるけど、置かれた環境で生きていくしかないちっぽけな僕には、刺さらなかったです
映画として面白くない
宮崎駿のおそらく遺作になるであろう作品
随所に過去作を連想させられるような演出が施されており、作画、音楽共に高品質なので、ジブリ信者なら楽しめる映画じゃないかなとも思う
しかし、本当にジブリ及び宮崎駿の信者じゃないとかなり退屈で意味不明な映画を見せられると思う
宮崎駿の言いたい事、伝えたい事はなんとなく分からんでもないしそれ自体はとても価値のあるものだと思うけど実際映画としてどうかと言うと支離滅裂で予備知識無しでは本当に全然面白くない
この映画はもはやエンターテインメントとは呼べないと思う 純文学みたいなことを映画でやるのは個人的に好きじゃなかった
奇妙で夢のような作品
不気味で怖くて奇妙で興味深い次々に変わるたくさんの世界を新しいお母さんになる夏子を探して勇敢に進んでいく眞人くん
世界の一つ一つに奇妙に惹かれてなんだかいろんなシーンで泣いてしまった
バディが変わっていくのもおもしろい
インコやペリカン、カエル、ワラワラの奇妙、怖い、可愛いの絶妙なバランスが心地よかった
ちょっと夢のような感じがある
時空の歪み的な面白さもあるだろけどしっかり映画を見た感じした、映画館が非日常へアクセスする装置として機能していると思った
ジブリで出てくるおばあさんが7人登場、しかしそのうちの1人はちょっと違うなと思ったらバッチリ仕掛けになってた
大叔父さんの世界を継ぐかどうか選択を迫られて元の世界に帰るのはハードボイルドワンダーランドを連想した、街とその不確かな壁も読もうかなあ
またこの映画みたい
宮崎監督の、その時を振り返る話
亡くなった母の妹と再婚するという父親やまだ共に暮らしていないのに妊娠しているという新しい母への不信感。老人たちへの嫌悪。口に合わない食事への批判。そして亡くなった母親への強い思慕。
そんな子どもらしい態度を率直に出せるのは子どもを子どもらしくいさせてくれるまわり環境があるから。
子どもだった眞人は異世界で生きるための殺生や命の選択の不条理を経験する。また生命誕生の神秘や世にはびこる悪意などを知ることになり、冒険や正義、協力を通して成長していく。
この話は少年が子どもから大人になる、その時どんなことが起きるのか…それを映像化したものだと私は捉えた。心の中で起きている大事件、子どもの世界が崩壊し、大人のそれが再構築されていく過程。
火事で亡くなった母が、もしも火を操る特別な力を持っていたら…火事で亡くなるはずがない…どこかで生きているかもしれない。少年の切ない空想が作り出した物語と捉えることもできる。
いつから自分は子どもではなくなったのだろうか、その時何が起きた?何を見た?そう考えれば全ての場面が腑に落ちる。
宮崎監督の自伝的成長譚だとしても、そこには普遍的要素が詰まっている。
圧倒的なカタルシスに涙腺崩壊
緩急のあるストーリー展開が後半のファンタジーを際立たせる。リアルなディテールとオリジナル造形物とのダイナミックな対比、異界での様々なメタフォリカルな生き物群との遭遇や、人との出会いと冒険が、古今東西の歴史的な寓意と物語を示唆しながら進行。その中でも小さな可愛いワラワラ達が栄養を摂って上界に螺旋型に浮上していくのはDNAを想起させて感動。
大叔父との対面に至り、眞人は理想郷を司る創造主となることと血脈を拒絶して悪意と諍いの絶えない世界に友達と共に戻ることを選択する。
ラスト、緻密に積み上げられた禁忌と掟だらけの王国の荘厳な城と世界が爆裂崩壊していくところからの脱出が圧倒的なカタルシスで、訳もわからないままに涙腺崩壊した。感じること、体験することで前に進んでいくことが、謎解きや理屈抜きに表明されていて圧巻。
人は世界をどのように見ているのか。世界観のコペルニクス的転回!!笑
難解だと人は言う。
よくわからなかたっと主張する。・・・そうだろうか。
宮崎ファンではない自分でもこの映画が「単純」なものであったことがわかる。
登場人物に、そしてそのストーリーに一貫した説明を求めようとしているところから不可解なものをそこに織り込もうとする。この物語は、どの登場人物にも根源的な「意味」を求めてなどいない。そこにあるのは「世界で揺蕩う」人の物語でしかない。
「世界は一つである」という台詞が聞こえてくる。そうだろうか、世界は一つだろうか。
いや「世界は現実と仮象の間」にある。そうだろうか、世界は二つだろうか。
どれも答えではないのだろう。
答えがどれでもないことを私たちは眞人を通して感じ取っているはずだ。
よくわからないという答えや難解だという主張は、実は彼らがそれを実際に感じ取ったからなのだ。
世界などというものは、綺麗に整理できるものではない。
大叔父の妄想も、青鷺のいい加減さも、ペリカンの嘆きも、インコの生真面目さと冷徹さも、全て織り込み済みで容赦無く矛盾に満ちた、戯画化されている私たちの世界そのものではないか。見よ、あのグロテスクな蛙の「塔」を!
今の日常では出会わなくても、私たちは、それに出会ったことがある。出会っていたのだ。
いつか忘れるといったあの言葉は、私たちが過ごした遠い昔を思い出させる。
途中、キリコに出会ったあの場面は、ゲーテが呼んだSturm und Drangではなかったか。
後妻に距離を感じ否定する、幼い眞人を私たちが経験したものではなかったのか。
無知と無恥は悪である。
それを庇い立てする自分自身にも気づかない。
夏子を受け入れない自分を、彼女自身が受け入れることがないことを薄々感じながらも認めないでいる。「おかぁさん」と呼べない自分に気づく時に、人は世界がひとつのであることに気づく。
しかし、と同時に、
その世界は、自らの汚れを汚れとして気づく、二つの世界に立ち帰る瞬間でもあった。
最初、それに気づかずに悪を周りに差し向けてはいたものの、世界が一つであることを知った瞬間に、彼は二世界論が都合のいい解釈で成り立っていたことを知ったのだ。まさに、それに気付きながらも、そこから身を剥ぐことをしなかった大叔父とは違って。
現実とは、こうである。
現実とは、そうである。
現実とは、ひたすら逃げることではない。
天井から薔薇。パンテオンの祝祭のように受け入れなければならないのだ。
まさに、それがコペル君的な世界観の変革であろう。
映画の題名は、まさにこれを意味していることに、誰が気づくのだろうか?
・・・構成が単純だから、誰でも気づくよね。www
#あいみょん・・・ごめん、ヒミか。キリコの一本調子よりはまだマシか。
パパ、下手だね。・・・それ以上は言いません。もう、いい加減。。。笑
ババァ連・・・馴染みすぎて、誰でもいいや感あり。でも、メンツスゲェーやん。笑
ワラワラ・・・え?声優必要?
でしょ!インコ大王、老ペリカン!!助演男優賞を二人に!
・・アオサギ、やっぱ、道化(フール)を演じさせるなら。ここはうまくいった!
##でもね、
この歳になると、全ての動きが「ハイジ&コナン」に見えてしまう。
自分もそろそろ、集大成で終活かな?wwww
###ファイナルアンサー的には
やっぱ少し、入れ込みすぎかな。www
ストーリーも普通に理解出来て面白かった!アニメも素晴らしい!
ここ数年間、映画.comではなく、yahoo映画でレビューを短く書いていたのですが、TOHOシネマがすすきのにできたことを機に(2023年12月から)映画.comに戻りました。以下は昨年8月に観た際に書いたヤフーのレビューですが、ゴールデングローブ受賞おめでとう、という気持ちで、ヤフーでつけた星の数5個のまま載せます。
「家内、中学生の三男と三人で観てきました。もっと難解な詩のような内容かと思っていたけれど、全然どうして、普通にストーリーは理解できて、面白かったですよ。僕が中学高校生のときに読んだ古いSF小説のテイストが嫌いではなく、受け入れられる人なら楽しめると思います。でも家内と三男も全然難解ではなかったと言っています。さらに三男には本作のメッセージも届いたようです。またアニメが素晴らしい。美しいです。過去作品を想起させられる部分もいくつか気が付きましたが、それを探す作業に力を入れず、素直な気持ちで楽しめる良い作品です。おすすめですよ。」
まだ、細々と公開中なので、今度は一人で、もう1回観てこようかな、と思っています。
こ、こ、これは面白いのか?
私は、アニメーションの美しさ、音楽・音声の素晴らしさ、今までのジブリ作品を彷彿とさせるストーリーなど、また観たいと思います。とにかくアニメーションが美しかった。
こんな作品を作れるなんて色んな意味ですごい。
けれど他の人に勧めていいのか分からない。
あんまり深掘りもしたくないし、ただこの作品をそのまま受け止めて受け入れたいって思う作品。
エンディングが米津さんなのも嬉しい。
ただ、ターゲット層はいったいどこなんだろう。私が10代や20代の時ならちんぷんかんぷんで、小学生の時ならお父さんお母さんお金を使わせてごめんなさい、全く意味が分からなくてごめなさいって思っちゃう。宮沢賢治のお話のようなイメージ。
※鳥類が苦手とか、同じ生き物が沢山いるのを見るのが苦手な人は見ない方がいいと思います。
説明不足で意味不明なままどんどん進んでしまう
全く説明がないままいろいろな登場人物が出てきてどんどん話が進んでしまいます。何が何だかわからない2時間でした。さすがのジブリファンでも時間とお金を返してほしいと思いました。黒澤監督も宮崎監督も晩年に作った映画はなぜこうも駄作になってしまうのか、残念で仕方ありません。1部の方は絶賛していますが、これを初めて見て共感できる方は少ないのではと思います。太平洋戦争の頃が舞台となっているので、反戦のメッセージがあるのかと期待しましたが、それも特にありませんでした。
独りよがり感満載でした
やっぱりこの人はこういうのは無理なんだなと改めて思いました。冒険活劇みたいなのが一番合ってると思います。
絶頂期にあった冒頭から流れるノスタルジックな音楽で引き込まれるというワクワク感が一切排除され数十分過ぎても大した起伏もなく淡々と流れる映像は退屈でしかありませんでした。
作画技術だけが上がって構成が追いついていないといった感じでしょうか。人に見せるためと言うよりは自分が作りたいシーンを繋ぎ合わせたような映画です。
まさに独りよがりな作品と言わざるを得ません。内容的にも千と千尋とハウルを混ぜ合わせて刷り直したようで新鮮味もありませんでした。挙句に人気取りのような声優を使ったりエンドロールで流行りのミュージシャンの曲を流したりと客寄せ狙い感もしらけムードに拍車をかけたような気がします。
もうこの人はカリオストロやラピュタ、ナウシカのようなものは作れないようです。金儲けが目的でないならもうやめた方がいいと思います。
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