君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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ファンタジーとしては良かった、でも内容がよく分からなかった
キャラの行動原理や感情が不明。
例えば主人公の義理の母が塔に入った理由が分からなかった。
あと、主人公の義母に対する感情も不明。
義母のことを好きなのか嫌いなのかが分からない。
後半ではお母さんと呼ぶようになる事から、母として愛しているという推測ができるが、その感情が、なぜ芽生えたのかが分からない。
宮崎駿がいない世界を生きる我々への問いかけ。
『君たちはどう生きるか』
このタイトルが、全てを語っているのだろう。
過去作を連想させるシーンがちょくちょく登場する。
そう遠くない将来、悲しいことに宮崎駿がいなくなり、作品が生まれなくなる世界が待っている。
走馬灯の様に流れて去るシーンの数々から、感じたメッセージ。
「(過去作など)作品を通して、伝えたい事はもう伝えてきた。では、これからの『君たちはどう生きるか。』」
天国でもなく、地獄でもなく、善悪でなく、グチャグチャでキレイじゃない、争い醜いこの世界を、過去を踏襲してではなく、己で創っていけ。
そう言っているんだ、と勝手に妄想する。
(ご存命の内からこの様な事を申し上げたことお許しください。いつまでもお元気で。次回作待ってます。)
メタ的に見るとシンジブリスタジオ
最後に13個の石を積み上げられず世界を壊してしまったのはジブリを王国化してしまったプロデューサーかな?さえずるインコをうまくさばきながら宮崎に苦言を伝えているのが当時の裏側だったのでは?
7人のお婆さんたちはジブリを支え続けた女性アニメーターたちかな?キリコは保田さん?宮崎を癒やしてくれる人であり、かなり強いお守りだったのだろう。
最後に世界を受け継がなかったのは庵野たち次の世代の監督たちかな?外の世界で生きていくという宣言はシン・エヴァそのもの。
理解と面白さ
千と千尋の神隠し以降のジブリの総集編
千と千尋から風立ちぬまでのストーリーの要素が1本に詰め込まれたようなストーリーでした。主人公が母の入院する病院に駆けつけるシーンの描写が素晴らしかったです。
監督はこの作品でショタに可能性を見出している気配もするので、引退作といわず今後も頑張って欲しいですね😀
作品を見たって感じ
ジブリ版マルチバース?
初めの30分くらいは何も不思議なことが起こらなかったのに、いきなりアオサギが喋りだして「ぇえ〜!??」って思いました。夏子さんはとにかく美人でした。お父さんは元妻の妹と再婚したということ?え??
そこから謎の塔に入ったら別世界へワープしてしまいました。ドクター・ストレンジマルチバースオブマッドネスを魅せられてるのかと思いました。
それにしてもとりとめのない世界観で、ムズッと思いました。戦時•戦後の世界観は特別必要だったのでしょうか?
あと鳥がやたら出てきて、鳥アレルギーの人は心臓止まっちゃうぞコレと思いました。
なんなジブリっぽいなとも思いましたが、なかなかに難しい内容でした。ま、完全に理解できたらそれはそれでつまらないですが。ユーチューブで解説動画をみて勉強しようと思います。
タイトル回収はしている
噛み砕いて
君たちはどう生きるか→君たちはどう作るか
だと感じた。宮崎駿の年齢と功績がなければおそらく成立しないのかも。
「我を学ぶものは死す」(師匠の真似事では師匠は喜ばないの意)と書かれた金門に、眞人がペリカンに押されてくぐってしまうシーンから、これは宮崎駿の後追いやエンタメを放棄してしまうクリエイターに向けての遠回しなお説教(エール)だなと感じた。
いくつか分からない要素もあったけど、登場人物や建物がそれぞれ下記を象徴していると解釈すると、言動や役割、監督の言わんとしている事が見えてくる。
塔はスタジオジブリ
金門は宮崎駿の作りたい物、趣味の世界
眞人は宮崎駿の息子か愛弟子、自身を尊敬するクリエイター
父親と母親は鈴木敏夫(仕事仲間、プロデューサー、観客として)
夏子は創作(産みの苦しみ、拠り所)
キリコは高畑勲
石でつけた傷は創作の嘘
汚れなき積み木(宮崎駿の本当に好きなもの)
汚れた積み木(宮崎駿にとって好きではないが、世間受けするもの)
一発しかない矢は自作品とアニメ制作業(当たらないと倒産)
キリコの既製品の弓矢はジブリのネームバリュー
矢につけた風切羽は権威や広告などの後ろ盾、保険(嘘)
青サギはフィクションと嘘(青サギは嘘しか言わない)
インコは出資者
ペリカンは理解されにくい創作者のこだわり
(大衆とプロデューサーの板挟み)
ほわほわ(白いやつ)はわかりやすいエンタメをありがたがる大衆
白ハトの大王はハッピーエンド、大出資者
メッセージ性ありそうでない映画
宮崎駿監督で事前情報なし上映ということなので、気になって見てみれば暴論みたいな映画
主人公は世界を管理するか元の世界に帰るか
帰る場合は火にまみれた世界(作品は戦時中)になる
要するに「現実を生きるものに、どう生きるか託される物語」
ロシアウクライナ問題が今の世の中まだあるため、変に告知したらそりゃ問題になりそうだなと思った。
なーんか非現実に逃げてないで現実を見ろって言われてるみたい
宮崎駿作品にしては駄作に入るかもしれないが、人によっては感動してる人もいるかもしれない。
時の回路が出てきたもんだから「まさかマルチバース物!?」とか思ったけど、そんなことはなかった
あと主人公の母親(若頃姿)可愛くね?
※火の魔法?扱えたのは焼死することへの暗示?
時間の辻褄合わせは流石だなと思った
【追記】
結局アオサギは何者?
大叔父の子孫待ってたってことでいいのかな?
宮崎駿先生私達に熱いメッセージをありがとう
『君たちはどう生きるか』
五つ星中⭐️4かなぁ!
映画レビュー見た限り低評価だったのであまり期待しないで見に行ったのが逆によかったのかもしれない。
これは本当に宮崎駿最後の作品と感じられる作品!
今まで全てのジブリシリーズを見てきた人にはきっとわかると思う❗️全ての作品を詰め込んでくれている❗️天才だと思った🥲
映像だけでも感動して4回は自然と泣いてたょ笑
絶対今回のキャラクターの中で宮崎駿本人をキャラ化しているのは確定とふんだ!
ファンのみなさん。今まで携わってきた人みんなに伝えてるメッセージせいが強く残る。
難しい話ではあるが考えさせられるストーリー。
大人向けの話ではある。
ぶっちゃけこの作品は1人で行くことを勧めます。
風立ちぬも私は1人で見に行ったのですが、ジブリ作品は1人で見に行くことが私的には正解だなといつも思う!
ストーリーが壮大すぎて、、、でもまとまっている。
最高だ。
タイトルの意味は?
鳥の飛翔とトーストにタップリのバター
宮崎映画といえばというイメージで埋め尽くされた作品。
こういうのが作りたかったんだよと聞こえてきそうな、監督自身の好きに溢れてました。
「自分はどうして生まれたのか?」ということかね?
『一切事前情報のない映画』を見れるだけで価値がある
このレビューのタイトルの通り、事前情報が全く無い状態で映画を見れるというその体験そのものに非常に価値があると私は思う。
昨今は映画を見に行くかどうかを、事前に放送されるCMやネットの口コミでしか判断できない人間だらけになってしまった。そういった世相の中でこういった広告戦略を行ったことを自分はとても評価したい。
また、「ストーリーが難解」という批判とともに発狂したかのように低評価の嵐だが、そんなシンエヴァやピングドラムのように訳が分からないと称されるような内容ではない。ストーリーの軸はいたってシンプルで『新しい母を受け入れる』ことであり、『どう生きるか』なのだ。
そして宮崎駿の映像技術は健在である。多くをセリフで語らずに"画"で語る構成は見事と言わざるを得ない。世界観も相変わらず素晴らしく、キャラクターも非常に魅力的でコミカルだ。
『何故義母は異世界の産屋へ行く必要があったのか?』『序盤の門は何だったのか?』『積み木とはなんなのか?』『あの世界は何だったのか?』非常に謎が多いように見えるが、見終わったあとにじっくり考えればあなたの解釈が見つかるはず。これこそが文学であり芸術であり映画なのだ。
しかし、ある意味この芸術性が反動として低評価を産んでしまっている。
昨今の過剰なまでにセリフで説明し、アクションシーンでは派手なエフェクトを付けて、テンポの良い()展開で進んでいくそういった幼稚なアニメばかり見ている現代日本人にはこの作品は早すぎた。
ある程度の教養と知性を持っていなければこの作品は楽しめないだろう。
眞人の成長物語り?
事前情報一切無し❗️予測不能の124分❗️
全く先が分からない展開で
とても楽しめた!
見事に頭の中の既成概念を
叩き壊してくれた。
見終わった後
ちょっとした放心状態になったが
それが何とも心地よかった。
観賞中は
何か夢を見ているような
感覚だった。
理屈・常識だらけの社会に
生きている私達
いつの間にか
理屈・常識に合うものは
受け入れ
合わないものは
受け入れなくなっていく。
しかし観賞しながら
ある一つの思いが沸いてきた。
「その理屈・常識は本当か?」
人それぞれ
顔や性格が違うように
感性も全く違う。
自分の感性を信じて
感じるままに表現する。
自分とは違う人々の感性を
受け入れてみる。
時には童心に帰ってみる。
自由な発想
自由に表現する大切さを
教えてくれる映画だった。
改めて映画は総合芸術だと実感した。
この映画の解釈に正解はない。
十人観賞すれば
十通りの解釈がある。
それでいいのだ。
現代社会は
すぐに正解が与えられる。
ネットの普及によって
近年更に加速した。
しかしこの映画は
我々に問いかけてくる
「その正解は本当か?」
確かに
正解・不正解
理屈・常識に
とらわれすぎて
自分の感性を表現しにくく
なっているのかもしれない。
宮崎駿監督は
他人の評価を気にする事なく
大スクリーンに
自分の思いの全てを
理屈・常識を超えて
覚悟を持って描ききった。
その上で
観客にこう問いかける。
「君たちはどう生きるか?」
誰の目も気にする事なく
人生と言う真っ白いキャンバスに
感じるままに
自分にしか描けないものを
思いっきり描きたい!
ふとそんな思いが沸いてきた。
「表現力・想像力は無限大!」
夏休み
ご家族で楽しめる
最高の一本です!
是非とも劇場で!
追伸
感受性豊かな
お子様達の感想を
是非聞いてみたいです。
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