君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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君たちはどう生きるか、
終わった後自然と涙が零れていて
これからの時代どうやって生きるか
自分で考えて、作っていくのだよ
と言われたような気がしました
どんな映画だったか、説明は上手くできないけれど、
とても良い映画だったと思いました
みんなそれぞれの感情とか役割とかと共に必死で生きてるんだなって、教えてもらったように思います
いまいち
うーん映像と絵は美しいしそのためだけに映画館で見る価値はあると思う。
テレビで見たら飽きてチャンネル変えるか寝てしまいそう。
個人的には開始1分で帰りたくなった(苦手な描写だったため)
ただ後半はいかにもジブリという感じでかわいらしい部分もあるしまぁまぁ良かったかなぁ。
これまでのいろんなネタの詰め合わせという感じで、ストーリーは正直まとまってない感じがしたので、これならこれまでの名作をひとつずつ楽しんだほうが良いかな、と個人的には感じた。
あんまり共感できるキャラクターがいなかったからかも。途中いきなり泣きだしたり、でもそこまでのストーリーが描かれていないので唐突になんでこの人泣いてるんだ!?みたいな…。
ちなみに私は明るい映画が好きで、暗いのは好まないので、ジブリは魔女宅やトトロ、耳すまあたりが好き。紅の豚や風立ちぬも好き。もののけ姫は飽きていつも途中で見るのをやめてしまう、というか暗くて血生臭くて無理。千と千尋もテレビでやっていたら見るしまぁ面白いとは思うけどあんまり好んでは見ない。あ、ハウルは好き。ラピュタも。
そんな感じなので、暗めのジブリもいけるぞって人には刺さるのかもしれない。
タイトルがいけない
あの宮崎駿大先生がいったん折った筆を握り直して引退を撤回してまで10年ぶりに世に問う長編作である。予告編も作らず鳥の被り物をつけた鳥のポスター以外に一切PRや宣伝無しで「見たければ見ればぁ」というスタイルはくやしいが正解と言わざるを得なくてこれを観ずにやり過ごすことのできる人がどれだけいるだろうか?
他の人のレビューを見ると賛否両論でやはり自分で観て確かめたくなるであろうが、もし宮崎駿信者でなければあまり面白くないので見なくてもよい作品だしその時間があれば「ナウシカ」か「ラピュタ」をもう一回見たほうがずっと良いかもしれない。お話はそんなに悪くはないのだが、タイトルがいけないのだ。80歳を超えた巨匠に「君たちはどう生きるか」と問われればどうしても強烈なメッセージを持った感動作を期待してしまうが、中身は戦争中に少年が疎開先の田舎で体験する「不思議の国のアリス」的な冒険ファンタジーである。監督自身がアニメーション制作が好きで好きでたまらないという気持ちはひしひしと伝わってきて、人物や動物がフレームインしてアウトするまでをきちんと描くシーンが多く尺が延びる所以。もう少し意見を言えるプロデューサーがいたならばテンポよく面白くなっていたと思われるので観客を無視してやりたいようにやらせた鈴木プロデューサーの責任は問われるべきであろう。
冒頭から引き込まれました
リタラシーと共感性が試される大傑作
日本アニメ文化を昇華した巨匠のメッセージ性の高い大傑作でした。
ある程度リテラシーや知的素養が無いと作品を完全に消化することは難しい作品だと想いますが、宮崎監督のおそらく最後の作品になることを踏まえれば視聴者はこれを正しく受け止める必要があります。
物語の最初はシリアスな雰囲気で主人公の眞人は空襲の炎で母親を失いますが、疎開先で不思議なアオサギに導かれて異世界に迷い込みます。そこから不思議の国のアリス的な展開で家族のアバター(若いころの姿)などと交流して最終的には、それぞれが深い「理解・共感」と自己肯定にたどり着き、自分の世界に帰っていくという展開で物語が進むにつ入れて明るくポジティブな展開になっていきます。
最後も感動的でまったく無駄のないエンディングでした。象徴的・心象的な表現も多いので理解できないと文句を言っている人が多いですが、ゴミのような異世界転生物が流行っているアニメ業界に対する正統派のアンチテーゼと言える作品でもあります。
アニメーション(作画)のレベルは全盛期にはおよびませんが、そこらへんは全く問題ありません。
「周りの人々を理解することによって世界の見え方が変わる」という素晴らしい映画でした
呼び水
存在する意義 生きてるだけでも尊いけれど自分自身で構築しないと世界は開かないよ若者よ外に出よ的な印象を受けました
昨今、自分に自信がなく価値を見出だせず他人に危害を与えてしまう人が少なからずいます
作品の中では自傷行為として
理由はいろいろ推測できますが
そんな邪悪な心や抱えきれない自分の脆さも包み込んでの人間なんだと
また老いることによる醜さや騙しの世界、食物連鎖など生きることはきれいごとばかりではないといった気持ち悪さの違和感を敢えて加味してある気がしました映像的にはカエル軍団に覆われるとかも
生きとし生けるもの
そこに在るだけでも意味を持つかけがえのない君へエールを送る
生きるも死ぬも自分次第その人次第だけれど…
誰かの気持ちに変化を起こす呼び水となり得る作品でした
とんでもなく好きな作品
線で絵を描いて動きを作るのがアニメーション。最高のアニメーターが集結したのだろう。オープニングから度肝を抜かれ涙が出た。
マヒトが四つん這いになって駆け上がる階段の肌触り。火事の火の粉を物ともせぬ疾走。夏子が輪タクから降りるときの下駄と地面のあの感覚。肉体を写しとったような夏子の官能性…。古い家の描写に唸り、サギの完璧な身のこなしを堪能しているうちに、7人の小人婆さん登場で、ファンタジー感全開。で、もう、ここからが凄すぎる。
一見無抵抗な従順さの中に、決して自己の領域を踏み外さない“距離感”を感じさせるマヒト。自分の頭を石で割るような悪魔的な少年は、最初から矛盾を内包していた。
魚の内臓、ペリカンの埋葬、わらわらを通して、命は土に還っていずれまた新しい命が生まれる土壌となることが描かれる。それを受け入れた上で、「じゃあこの与えられた命をどのように生きよう?」って考えるのが人間。
自分の弱さが過ちを犯させたことを正面から見つめ、より良く生きたいという思いの中から、新しい自信を汲み出していくことを学んだコペルくん。
マヒトもまた自分の悪意を見つめ、ラストに自発的に生き方を選んだ。
ストーリーは解釈がいろいろだろうけど、私は自分なりに腑に落ちたから大満足。
宮崎駿(なぜか今回は宮﨑だった)は、なんかこう、わかりやすく話をまとめてしまうようなことは決してしないよね。
宮﨑駿がギアを上げてきた。
宮﨑駿がギアを上げてきた。
今までの主な作品では、
クシャナ、エボシ御前、
湯婆婆、グランマンマーレ等々の役割は決まっていて、
主人公に、
自然界は○、
人間界はX、
と、
お互い奪い合いをしていても、
共存はできない。
自然界も△、
人間界も△、
譲り合って共存するという現実を、
主人公(観客)に体験させる。
今作も船乗りの女性が出てきた。
(名前は出てきたのかもしれないが、わからない)
教えはしない、
主人公に体験させる。
何を倒し、慈しみ、
敬い、鎮めるのかを、
頭で考えるのではなく、
汗と血を流し体感で、
判断し行動する事を覚えさせる。
場所は、国、村、城、塔、
上下左右階層になっている場合が多い。
そして少し成長し元の地に戻る。
というのが、
メインプロット。
カオナシ、わらわら等、
魑魅魍魎の役割も似ている。
タイトルは様々だが、
主題は常に、
君たちはどう生きるか、
だった。
今回は更に、
神話や国生みの物語も、
視野に入れた、
モーゼの十戒や、
フェリーニなど、
君はどう生きるかだけではなく、
少年よ神話になれ、
という内容だった。
それがギアを上げたと感じた理由である。
ダイナミックさ、
スピード感で魅せる、
シークエンスはさすがに少なかった。
が、
ナウシカの原作にも、
あるような、
ひとりの主人公だけの物語ではなく、
宇宙や万物も含めた物語を、
映像で、
エンターテインする力に改めて驚いた。
たぶん、カンヌは大好き。
ジブリ最新作
わからなくても面白い
噂の映画を
たった今観に行ってきました
私はすごく面白かった
レビューを色々と見てたら
わけがわからないという
レビューが多かったけども
わけがわからないとは私は全く感じなかった
ストーリーもシンプルで
表現は美しい
造形や配置は自然にあるものにすごく近く無駄なものがない
他の誰にも造られないだろう
この表現は何かで感じたことがあると思ったらフェリーニだった
フェリーニよりもはるかにエンタメかな
子供には2時間は長いけど
その時々のシチュエーションはキャラも魅力的で子供にも楽しめるかもしれない
特に小さい子供には
わからないといって面白くないと言ってる人は多い
私はわからなくても面白い
どんな意味があるのかとか知らないし
知ろうとも思わない
わからない音楽や
わからない映画や
小説とか前はいっぱいあった気がする
自身の心が動く時に
意味や解釈を伴っていなければカタルシスを得られない時代になったのかな
観た方がいいと思うがそうも言い切れ無くも無い
公開日だけの発表で、ストーリーやキャスト等は全て伏せるというやり方で公開された今作。
このスラムダンク方式は、クリエーターなら誰しもが夢見る方法だろうと思うけど、ジブリで宮崎駿監督だからこそ出来たと思う。
プロデューサーの鈴木さんは震えていたのではあるまいか、いや、信じて座していたのかもしれない。
確かに今作は今までのジブリから見れば異色の問題作だと思いました。
以下多少のネタバレと私見を含みます⬇️
今作を観ての感想としては
幻想小説か不条理小説を読んだ様な気持ちになった。
小さい頃、黒澤明の「夢」をみた時の「・・・なるほど?」感。
きっと、ジブリ!エンタメ!として観るとがっかりする気がする。
アートを鑑賞する気持ちにスイッチすると楽しい!と鑑賞中に気付く。
色々と考えながら観ることができたし、ジブリ作品のいろんなオマージュ?が出てきて、それはそれでエンタメの気持ちを呼び起こしてくれて楽しかった。
ただ、ジブリの疾走感のある絵は、今作ではなりをひそめていた気がするのは少し寂しかった。
この作品のテーマはきっと「死」だと思う。
火垂るの墓の様にわかりやすい形にはなっていないけど、たぶん「死」や「時代の終わり」だと思う。
そして「託す」というテーマに移ろい、作品は終わる。
長編を撮るのは多分最後になるだろう宮崎駿監督の、いろいろな思いを乗せた作品だと思う。
監督自身もこの作品について「自分でもよく分からない」と言っている事も含めて、己の人生の天井が見えてきた監督が、それでも世の中にあるいろいろな映像表現を肯定しつつ『通したい何か』を観客それぞれが想像したら面白いのではないでしょうか。
大ヒットはしないだろうし、子供と観る映画でもないけど
観た方が良いだろうなと思う。
私は観れて良かったし、監督の居る時代に生きれて良かったと思った。
ふと、大好きな高畑監督が亡くなった時を思い出し『ぱやお、元気に長生きしてごろうちゃんを困らせたれ』と勝手に思いながら映画館から帰った。
タイトルなし
色々とシークレットにしての公開
はっきり言って大失敗のような気がする。
スラムダンクを意識してやったようだが
あちらはもともとストーリーがある程度わかっている状態での多少細かい部分でのシークレット公開であった為成功した例
今回のジブリ作品は原作もどきはあるが
それ以外は全然わからない。
正直既に公開しているのかさえ知らない人も
いると思います。
エンドロールに声優をした人だけら列して
配役もいれない。
正直何をしたいのかまったくわからない。
内容も自分にはジブリ史上最低作品
ジブリ作品って奥が深いけど大人にも子供にも楽しめる作品だから国民で一番のアニメ作品を
沢山作ってきたのだと思ってたけど
ジブリ作品のいい所はごっそりなくした
駄作にしか思えなかった。
冷めているかもしれないが、もうジブリには
ナウシカ、トトロ、ラピュタのような作品は作れないのかもしれないと思える感じがします。
ネタバレ無しで感想を言う
私はこの映画をおすすめ出来るかというと、今はおすすめ出来ない、と言える。
観てきた感想としては、ピクニックしにいったらロッククライミングをさせられたような気分にさせられた。
しかも岩肌は予想以上に滑りやすく、取っ掛かりを見つけることさえ難しい。
この作品は、ついて来れる奴だけついて来いというスタンスであり、前準備無しに見ると痛い目にあう。
もう少し待てば有識者が出てきて、登頂ルートを紹介してくれるであろう。
登り始めるのはそれからで良いと思う。
んーー
暇つぶし程度
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