君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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君たちはどう生きるか。
toho池袋ドルビーアトモスで鑑賞
空いてました
いつ面白くなるのかなと気長に見てたら
終わってました
エヴァンゲリオンのようなそれっぽいセリフとか、
設定に煙に巻かれる
過去作で見たことあるようなシーン、キャラクター
も残念
そして久石譲。音楽が全然心に刺さらないの
ジブリ映画のサントラて大事じゃない
観る度ジワジワ好きになる
4回目を観ました。
前回まで分からなかったシーンの理解が進み、理解と同時にそれは宮﨑監督から自身へのメッセージでもあると気付きハッとさせられました。ホントに良く出来た映画だと感動しています。
1回観てあとはネット上の他人の考察を摘まんで理解した気になる、または理解出来ずつまらなかったで終わるのは本当に勿体ないです。自分の眼で、自分の耳で、自分の心で受け取り、感じ、考えてほしい、と強く願い生み出された作品であり、そのため暫し作品と自身に向き合う時間を要するからです。よって、勉強が好きでない方や感受性が豊かでない方は意味ワカラナイ、で終わるのが自然の摂理であり、万人ウケしないのを当然承知で世に放ったのは、世界から認められる宮﨑監督だからこその潔さです。
ただ、フレームは非常にわかりやすく冒険を通し成長する話なので、いちいち理由を求める大人よりも子どもの方が、すんなり受け入れることが出来るかもしれません。その子どもたちも数年後、何かのタイミングで監督のメッセージに気付く時が来るのでしょう。この点がまさに、宮﨑監督の真骨頂だと思います。実際、小学校低学年くらいの姉弟が、お母さんに嬉しそうに感想を話しながら映画館を後にしていましたよ。
宮﨑監督の頭の良さと優しさと才能、鈴木Pのバランス感覚、作画・美術等制作者のプライド、キャストの秀逸な選択とパフォーマンス、自己主張を削ぎ落とし極限まで澄んだ音楽。とにかくじっくり観れば観るほど、全てに迫力があることに気付きます。宮﨑監督の作品の中で1番好きかも。これまでの作品と違い、期限や予算、制作委員会の意向などの制限無しに天才が生み出した作品なのだから、そう感じるのは必然かもしれません。
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以下は2回目を観た後の感想です。観る回数による受け止めの変化のご参考になれば幸いです。↓↓
公開初日に観た初回は、事前情報の無さと本編の情報量の多さのため情報処理が追い付かず「宮﨑監督の集大成にして駿ワールド全開、バイタリティが過ぎる82歳、これは次回作もあるかも。だけど、なかなか難解な内容だったな」と、素晴らしい出来であることは解るものの、何だかモヤモヤした気持ちになりました。
モヤモヤを解消しようと、題名の著書を読んだ上で2回目を観たところ、1回目よりもかなり良い印象に変わりました。その理由は3つ。1つは大筋を知っているため台詞やアニメーションの細部にまで注目する余裕ができ、かなり高度なジブリクオリティに気付くことが出来たこと、次に、著書を読んだ主人公の心に何が生まれたかの気付きを得たこと、もう1つは私たちが慣れ親しんでいるジブリ映画との「この次は私のお気に入りのあのシーン!」「このセリフが好きなんだよね!」といったふれあい方が出来て安心したためだと思います。
他の宮﨑監督作品と一緒で、何度観ても新たな気付きやワクワクがある、また観たくなるような素晴らしい作品です。1回観て「よく分からなかった」で終わってしまうのは大変勿体ないと思います。少なくとも2回は観られることをおすすめします。
なお、勿論アニメーションは冒頭の炎の迫力や全ての鳥(インコ除くw)の動き、水の表現など、やはりジブリはアニメーション界のダントツ最高峰だなぁと、しみじみ感じることのできるクオリティでした。
なぜ?
初めてレビューを書きますが、本映画は伏線回収などもないので観客に投げやりタイプの映画だと思いました。
(この手の作品は、私は好きなタイプではないです。)
なぜ?と思ったのは、宮崎駿さんがこの手に行き着いたのなら、正直興行収入などは気にしないのかと思ったのです。
ただ、宣伝をしないと決めた時に、鈴木さんに大丈夫かな〜と述べていたらしいですが、これは興行的に成功するか?それとも意図したいことが伝わるかどうか?はたまたその他の不安があったのか?ここが疑問に思いました。
なぜ?でしょうか〜
興行的なら物語として、駿さんの意図を汲み込んで欲しかったな〜と。
不快感なほど雑
「もしも思いが叶うなら」
偉大なる巨匠ともなると、自分が作りたいもの、求めてるものがその都度かたくなにあると思いますが、
それが果たして見る者が求めてるもの、さらに心に深く残るものであるかは・・・わからん!
君たち・・・よりも、
ナウシカたちはどう生きるか
が、観たいです!!
生きねば。
面白い
これはこれで面白い
賛否両論あって観るのは悩みましたが個人的には映画館で観て良かったです。
そんなに難しく考えなくても観れる。
昔の作品のような感動はないもののハウルよりは面白かったと思います。
テーマは少年とサギと言うよりは母と子の絆かと。
映像美、ワラワラを観るだけでもお金を払う価値はある。声優陣はとても上手。
主人公の気持ちのスイッチが変わったキッカケと言われている君たちはどう生きるかの原作(コペルとかの話)を読んでみたくなりました。
読んでからもう一回観に行ったら主人公の気持ちも少しはわかるかな。
小2の息子には受けはしない思うが中2と小6の娘を連れて2回目観に行きます。2人共原作の漫画購読済。面白いよと勧められてます。
まだよくわからないです。
鑑賞後2日目。
特に思い出すわけでもない。
みんなザワついているけれど、伏線?隠された意味?考えなくちゃいけないのかなあって。
とりあえずキャラクターはかわいいし、ストーリーはすっきりしているし、ジブリ全開だし、満足でした!
十分満足です。…それで終わりじゃダメ?
感じたことは…
母になった自分が見られたことが嬉しかった。
子どもをもっていなければ、こんなに心は揺れなかったと思う。
母は強い。無償の愛をもっている。
自分が死ぬってわかっていても、あなたの母になれるなんて幸せよ!本当にその通りです。
どんなにクソ旦那でも我が子に出会えた幸せは何事にも変えられないです。
あとまた妊婦になりてええええ!と思いました笑
プリティなコダマみたいなホワホワたちが空に昇るシーンにも涙。
インコがキモカワでたまらなかった。
ジブリの歴代ばあちゃんたちも最高。
眞人くんは真面目でキチンとしていて、アシタカに似ていて、なんでこんなクソ親父の子なのに立派なの!
と思ったけど、アシタカに似てるからクソ男の素質があるってことか。と勝手に納得しました。
別に今急ぎで映画館で見なくてもいいかな?と思うけど、見ていて楽しい作品でした!
60歳以上のカップルにお薦めします。
確かに分かりにくいところはありますが…。
久しぶりの宮崎監督作品ということで、期待して観てきました。これまでのジブリ作品のように、分かりやすく、子供ももちろん楽しめるというものではなく、タイトルの「君たちはどう生きるか」に象徴されるように、幾分哲学的な雰囲気が漂う内容でした。実写映画にはよくあることだと思いますが、急に場面が変わると、なにか起こったのか分からず「?」となってしまうこと。後になって、あれはこういうことだったのかなと造り手の意図を想像して、再び感慨に浸るような映画だと思いました。映像の行間を読まないと、監督の認識を理解することができないのです。小さな子供達には難しいのかなと思います。
なつこが一人で塔の世界に行き、出産しようとしたのは、真人の前で自分の子供を堂々と産むことがはばかられたからではないでしょうか。新しい生活に馴染めず、怪我をして閉じこもり、自分のことを新しい母親とは認めてくれない真人に対して、どこか後ろめたいような気持ちになって、姉の住む世界に助けを求めたのだと思います。最後に真人が「なつこ母さん」と呼んでくれたことで、元の世界に戻る決心がついたのでしょう。感じ方は人それぞれ色々だとは思いますが、そんなふうに間を埋めながら味わうには、見終わったあとも長く楽しめる良い映画だと思います。
何と言っていいのか
駿おじいちゃんの昔語り全部盛り
このシーンどこかで...
鑑賞中何度思ったかしれません。
どのシーンもジブリ作品の焼き増しに見えてしまって、尚且つ戦時中の話なので暗い雰囲気。
このシーンはあの映画のあのシーンやなー、とぼんやり考えてたら話がどんどん進んでしまって物語に入り込めない。
勿論どのシーンも表現は素晴らしいんですよ。
しかし、やりたい放題あちこちで広げた風呂敷からポイッと放り出された観客達は、突然のエンドロールで呆気に取られて、米津玄師の声でハッと目が覚めるって感じ。
千と千尋やポニョ辺りから、ストーリーよりアート寄り、アニメーション表現の追求に重きを置いているような気がしていて、それはそれでいいんだろうと思っていたのですが、今作はそれの極めつけ版。
アニメーターさん、デザイナーさんが表現の参考にするって見方はありでしょうが、それでもワクワク感を感じるシーンが少ないのは残念。
過去の話を何度もするお年寄りと相対しているようでだんだん眠くなってしまった。
どこを切り取っても美くはある
しかし壮大な暗喩的昔語り。
答えは見た人の数だけあり
テレビで放映されるのを見たほうが良い
宮崎駿からの「訣別」の傑作
これまで数多くの白眉を通して、長年にわたって「人間の業の深さに嫌悪しながらも、共に生きること」を描いてきた宮崎駿がついに、世界の崩壊を示唆し、「もはや、共に生きることはできないけれど、それでも人間の生活は続くのだから、君たちはどう生きるか、ひとりひとりで考えなさい」と訣別を表現した傑作、と読み取りました。
物語としては、人間の業によって崩壊する世界を暗喩しながら、母を喪った悲しみを形象化していくことの苛烈さをミクロの視点で描きつつ、そうした苛烈さをも内包する命がつながっていくマクロ的な輪廻観を、どこか冷ややかに対置させています。
ナウシカやシータやアシタカが目指したように、世界とそこに生きる人たちが呼応して、共に生きたかった。けど、クシャナやムスカやジコ坊や堀越二郎のような抗いがたい業によって秩序だった世界はほどなく滅んでしまう。せめて、キキやサンや千尋やポニョのように、ひとりひとりがよく考えて、連綿とつながっていく「命の営み」だけはどうか絶やさずに。
そういった根底にあるストーリー(とわたしが勝手に読み取った)以外は宮崎駿の好き放題。普通の作家なら、コンテの段階で配給やプロデューサーに「わけわからん」をはじかれること請け合いだろう。メタファーや実験的表現、あるいは過去作品や古今東西の芸術に対するオマージュがてんこ盛りで、そもそも観客に何らかの解釈することすら許さない、ある種の難解さは、さながらピカソがキュビズムで世界に問いかけたかのよう(知らんけど)。
ちなみに、自身が創造してきた世界をだれかに引き継ぎたかったけど無理だったという、宮崎駿の諦念的な自己投影が、危ういバランスで石を支えている大叔父さんにほのかに込められていると解釈するのは深読みが過ぎるだろうか。
おいてけぼり〜〜
ある程度の覚悟はしていたけど、、
やっぱりよくわからんかった
世界観?ジブリ的ファンタジー?
ジブリ信者ではないが、まぁまぁジブリファンではあるのに、それでも入り込めなかったーー
謎が多すぎて
今までの作品でも不条理はあってもそれを気にせず乗り越えるテーマや魅力があったんだが、、
最初の火事から、絵の素晴らしさは惹きつけられた
ところどころジブリらしさというか、ハッとさせられる絵の美しさ、インパクトもあるんだけも、どうもお話しの中になかなか入れなかった
でも、宮崎駿の最後なのかな、と思うとどうしても映画館で観たかった
多分全てが伝わらなくてもいいと思ってるんだろうね
やりたいことを思う存分できる立場にいることはすごいね
落ち着いてまた観たら何かわかるのかな〜
生きて、自分の役目を果たすべき。より良く生きるべき
最後まで見て、タイトルに「生きる」という言葉が入っている意味が少しわかったような気がする。自分も含めた生き物は「命を頂いて」生きている面があって、だからこそより良く生きなければならないのだと感じた。この世に生を受けるということは、そういう使命を背負うことでもあるし、生きて果たす役目を受け継ぐことでもある、というようなことがテーマなのかもしれない。
不思議な世界に引き込まれて、キリコやヒミにピンチを助けてもらったりする因果も、「だからこそよりよく生きなければならない」という命の尊さを表しているような気がする。
引き込まれた不思議な世界での体験は、展開として面白く、楽しめた。ここで戦う相手にも事情があるというところが複雑で、単純な悪ではないのが、この映画の見どころなのだと思う。
ラストでヒミと別れるところは泣けた。ヒミは眞人のために、継ぐ人を生むためにつらい運命に戻るわけで、深い愛に涙が出た。
なぜ久子が塔に向かったのかとか、ペリカンに押されて入った墓が何なのかとか、回収できないところもあるが、不思議な世界とは、そういうものなのかもしれない。
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