劇場公開日 2023年7月14日

君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価

全1986件中、421~440件目を表示

4.0意味を求めてはいけない

2023年8月19日
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鑑賞方法:映画館

難しい

どこかで見たようなキャラクターが勢ぞろい、デジャブかと思うようなこれまでに見たことがあるようなシーン。
宮崎駿監督業の集大成として、走馬灯を一緒に見ている感じでした。
テーマを深く掘り下げあれこれ思案するのも良いけど、逆に深い意味を求めないでも良いと思えた作品。

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つむり

5.0頭の中を空っぽにして、難しく考えず素直な気持ちで観ましょう

2023年8月19日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

面白かった!娯楽超大作でした。隠喩的描写はあまり気にせずストーリーだけを素直に受け入れれば凄く単純な内容です。難しく考えないことがこの映画を楽しめるポイントですね。「難解」という感想も多かったのでそれなりに覚悟して観たのですがそんなことはなかったです。
確かにあちらこちらに宮崎駿監督の隠喩に込めたメッセージ性が垣間見えます。映画を観ているときにそれらをいちいち考察していたら意味がわからなくなると思います。
それらの様々な隠喩表現は気にしないことです。隠喩やメッセージ性が理解できなくてもストーリーが理解できなくなるということはありません。
次から次に起こる奇怪な出来事、「塔」の中に入ってからはさらに奇怪な展開の連続でラストに向けて手に汗握る展開。ひたすら内容に没入していました。
そして気が付いたら終わっていた、という感じです。これほど映画に夢中になれたのは久しぶりでした。
さらにあの作画のクオリティ。アニメというより「美術」ですね。美術的作画が2時間終始続くんですよ。そんなアニメ映画観たことないです。
もちろんいままでの宮崎駿監督のアニメは全てクオリティの高い作画でしたが、これは群を抜いてます。
そんな「美術アニメ」であったこともこの映画に没入できた要因のひとつだと思います。
宮崎駿監督作品の中でダントツ1位の作品。いや、ひょっとするといままで観てきたアニメ映画の中で1位の作品かもしれません。それほど楽しめました。
しかし、楽しむためには、没入するためには、夢中になる為には「難しく考えないこと」というのが必須条件だと思います。素直にストーリーを受け入れることです。
考察するのは2回目3回目の鑑賞からでいいでしょう(もちろん、くり返し観に行くつもりです)。
ひとつ欠点があるとすると、この面白さを他の人に伝えにくい、ということですね。
普通は面白い作品というものはその醍醐味を語れるものなのですがこの映画に関しては不可能です。少なくとも私には無理ですね。
でもそこがまたこの映画の凄いところなんだと思います。
とにかく頭の中を空っぽにして鑑賞することをお勧めします。

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アクタ

2.0ごめんなさい。宮崎駿の世界観に興味ない人にはわからない

2023年8月19日
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鑑賞方法:映画館

楽しみにして行きましたが、終始爆睡してしまいました。
最後、一緒に見に行った連れ合いに起こされ
声優も、ものすごいメンバーを取り揃えた宮崎駿の力作だったと知りました。

メリハリがなく、抽象的な気だるさと共に話が展開していくので、レイトショーでお疲れ気味の時に観にいくと....睡魔に襲われる可能性は充分にあります。
振り返ってみれば、宮崎駿が手がけてからのルパン3世も、ジブリアニメも全くと言っていいほど興味がない私が観にいくこと自体が誤った選択でした。

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ちびみき

1.0ジブリ好きの人のための作品

2023年8月19日
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みみたろ

3.5右脳で感じるままに

2023年8月18日
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酷評が多い中 悩みに悩んでやはり、気になるので 観に行った
ハードルを下げて フラットな感性で臨んだのがよかったのか、
私はどんどん 真人と共にバラレルワールドの迷宮に引き込まれ それぞれのキャラクターの潔い生き方に 清々しさを感じて観終わった

いや、いい作品でしょ?

この世の仕組みがわからない なぜここに生まれ、生き、死ぬのか理由もわからない私たち人間なのだから、わからなくていいんだと思った

ただただ、その時々、自分と向き合い、自分が信じる生き方を貫く姿が 生の美しさと生の儚さなのだと感じ取れる作品でした

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けいちゃん

1.0残念な残り滓

2023年8月18日
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前情報無しで公開日に鑑賞したけど、あのもののけ姫までのワクワクはやはり過去のものかと悲しくなった。本人にもよくわからないものを作ってお金取れるのはそれだけ過去が凄かったからで、今作には輝るものは感じられず、ファンタジー入ってからは眠かった。ラストあたりは後継者がいないことへの恨み節かと。

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ヒカル

5.0トイレに行きたいことも忘れさせてくれるくらいの最高傑作!

2023年8月18日
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楽しい

興奮

知的

間違いなく宮崎駿監督作品の、ジブリ作品の最高傑作作品です。
レビューなどでは「意味がわからない」「難解」「つまらない」等々、他にも酷評も多くて、「そうか。つまり娯楽映画じゃないんだな……」と期待値が低かったのです。
期待値が低かったから相対的に評価が高くなった?とも思ったのですが、いえいえ、過去の宮崎駿作品やジブリ作品と比較してみても突出していました。

内容的には最初から最後まで手に汗握る超娯楽大作。確かに意味がわかりにくいところもありましたが大人の読解力があれば十分理解できると思います。はっきりと理解できなくても内容が理解できなくなるというほど難しいものではないと思います。ただ、そういう意味では子供向けではないですね。
途中でトイレに行きたくなったのですがそれを忘れさせてくれるくらい前のめりになって最後まで映画に没頭していました。
最低でもあと2回は映画館に観に行くと思います。

宮崎駿監督がいちばん複雑な想いで描いたのは積み木のシーンだと思います。
ある人物が主人公の少年に積み木を作る後を継いで欲しいと願いますが、少年はある理由でそれを断ります。そしてそれに納得するある人物。
宮崎駿監督としては「自分はこれだけの作品(世界)を作ってきた。若者に自分の後継者になって自分の作品・世界を作り続けほしい」と願っているのですが、でもそれは独りよがりということも十分自覚しているのだと思います。
「自分の作品や世界も残してほしいが、それをぶっ壊して自分を超える作品・世界を作れる若者が出てきてくれることを願っている」ということではないのかと解釈しました。
「自分が亡くなった後も自分を超える才能が出てきてくれることを願っているよ」という意味も込めて「おわり」とかそういう表記をしなかったのではないでしょうか。
いや、ひょっとして宮崎駿監督自身が「まだ新作を作るよ」という意味でもあったのかもしれません。

そして作画はもはや作画じゃなくて「絵画」レベルのクオリティです。
もちろんジブリ作品中最高のクオリティ、いや、いままで観た全てのアニメの中でも史上最高かもしれません。そりゃあ制作費も高くなるわけです……

この作品が宮崎駿監督作品にしては思ったほどヒットしてないのは残念です。
私のようにこの作品が素晴らしいという感想の人がいてもその魅力を伝えにくいというのが要因のひとつかとも思います。
SNSの時代で良い物はすぐに拡散されますが、この映画の魅力をSNS等で伝えるのは不可能です。
SNSで評判にならないものは良品とは思われないのかな?

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naoki

0.5面白くはない

2023年8月18日
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寝られる

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mao

2.5人によりけり……(>_<)💦

2023年8月18日
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ジブリ調の作画描き込みで見せつけられるところはあれど、ストーリーには好き嫌いある作品ですかね。

戦争表現含め、宮崎監督の描きたかった映像だと思うので、観客が「どう観るのか」は二の次なのかも知れません。

子供と見たいと思う作品ではありませんでした。

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ソッケ

1.5本当に最後の映画

2023年8月18日
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悲しい

難しい

宮崎駿の最後の作品。といいつつ、また引退撤回して死ぬまでまだ作るんでしょ?と思いつつ鑑賞。

最後のシーンで、宮崎駿が、バタッと前のめりに倒れる音が聞こえた(ような気がした)

才能は衰えないが、創作活動の体力には限界があり、本当に最後の作品になるんだろうな、と思った。今までありがとうございました。宮崎駿監督に感謝。

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はっち

5.0謎に前向きな気持ちになった

2023年8月18日
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セロリ

5.0宮崎駿の集大成だった

2023年8月18日
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泣ける

知的

難しい

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雪

5.0自然と涙が溢れる作品

2023年8月18日
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sencha

0.5賛否両論と巷で言われてるが

2023年8月18日
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難しい

寝られる

賛否両論と巷で言われているが、少なくとも私の周りでは否定的な意見しか無い。

おすすめできないと言われながらも観に行ったが、予想以上につまらなく感じてしまった。単調な映画。前半は特に退屈。一緒に観に行った娘もよく分からなかったと言っていた。

いつ面白くなるんだろうと観ていたが、結局最後まで面白くならなかった。

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うまたん

1.0宮崎はキューブリックになりたかったのか?

2023年8月17日
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2001年+シャイニング+ジブリキャラでできている作品。
こんなことがやりたかったのあと呆れるし、早く終わらないかと時計を何度も見た。
何も心に残らない。

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どろ

5.0やっとネタバレを恐れずに済む

2023年8月17日
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難しい

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0k0

1.0最後の作品

2023年8月17日
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MTW

5.0凄く面白かったです

2023年8月17日
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楽しい

興奮

知的

自分が今まで見てきたジブリの中で一番好きな映画でした。凄く面白かったです。宮崎駿の世界観に魅了されました。見てみると「あー、そういう感じか。何か凄い満足したな。」って思えるような映画でした。

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雨

3.5監督の遺言とファンへ問うタイトル

2023年8月17日
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私はこの結末を選んだ。君たちはどうする?

前情報なく鑑賞しました。すぐに戦時下であり炎に包まれるシーンが出てくる。
あぁ、そうか。と悟った。
宮崎駿監督は太平洋戦争が始まった年に生まれた。
監督には切っても切れないのが戦争なのだ。

少年は監督自身かと見進めることにした。

母を亡くしたが亡骸に会えることもなく幻想か現実か分からない物事を見るようになる。
神隠しに会った人が1年後にそのままの姿で戻ってきたと言う。
実母の妹で父の再婚相手が姿を消す。
実母に会えるとそそのかされ異世界に行く。
そこで繰り広げられるのは過去の宮崎駿監督の作品を彷彿とさせるシーン達。
まるで繋がりのないようなシーンが繰り返される。

母親に会えたが母は炎の使い手となり息子を待っていた。
その世界の支配者を後継者として生きることを提案される。
後継しなければその世界は無くなる。
しかし少年は再婚相手の母を連れて地獄の世界に帰っていく。
実母は別の世界に帰っていく。

宮崎駿の人生の全てであり遺書である。

私の人生はこうだ。君たちはどう生きる?
と問われている作品である

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amycinema

5.0宮崎監督作品の集大成!

2023年8月17日
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泣ける

楽しい

知的

前評判がイマイチなのでなかなか足が向かなかったが、今日ようやく観てきた。

結果、本当に素晴らしくて度肝を抜かれた。

そして、なぜこんなに低評価なのかと疑問を抱き、私がこの作品の良さを伝えなければと、急いでここに書き記している。

まずオープニングで涙し、途中で涙し、最後も感動で嗚咽、涙が止まらなかったというのに…。

宮崎監督82年の人生の集大成というのにふさわしく、宮崎監督の過去作品にも見られた監督の「信念」が、作品全体に概念として、また目で見てもわかるキャラクター等にも反映され、散りばめられている。

監督はいつも、丁寧に暮らしを作り出し、生き抜いていくことの尊さ、学ぶことの大事さ、自然の美しさ、あの世とこの世と、そのどちらも内包しながら生きて行く精神の崇高さ、そして、計り知れない想像力の素晴らしさを私に教えてくれる。

宮崎監督は以前、養老孟司さんとの共著「虫眼とアニ眼」で、子供でも正しくナイフを使える技術を身につけることが生きて行く上で大切、と語っていた。

今作の主人公も、ナイフを上手に使って竹を切り出し、自分でお手製の弓矢を作っていた。
その竹をナイフで削るシーンも丁寧に描かれていて、炊いたご飯をのりの代わりに使ったり、鳥の風切羽を使ったり、そもそも鳥の風切羽に何番という番号まで付けて識別できることを知っていて、それを当然の如く作品に生かせる知識の豊かさには相変わらず感服しきりなのである。

便利な現代の世にあっても、生き抜く上で本当に大切なことは、シンプルな道具を工夫して上手に使う技術や、豊かな知恵を身につけること、必要な物は自分で生み出すという意志の強さを持つことだと、時代の先駆者でもある監督は最後まで若い世代に訴えかけたいのだろうと感じられて、なおさら感慨深く、ファンである私はしかと受け止めた。

たしかに上辺だけを見ると少々気持ち悪いと受け取られるような表現も少しはあるのだろうけれど、その一つ一つの表現全てに意味があり、その深みを自分の感性や知識で感じ味わいながら深め、楽しんでいく作品だと思う。
とても不思議で、でも話の筋は通っているし、それほど重苦しくはなく、笑いと友情の素晴らしさもあって見応え十分なので、宮崎監督作品ファンの方はどうぞ必ず見て下さい。

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さわら