「宮崎駿っぽさ凄い、と思った」君たちはどう生きるか ツネさんの映画レビュー(感想・評価)
宮崎駿っぽさ凄い、と思った
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・冒頭で母親が火災で亡くなったシーンで、亡くなった母親と重なり、ぐっと来た。その後、母親の妹?と再婚する父親や亡くなった母親を忘れられない感情とを現実との並行世界っていうのか?パラレルワールド?黄泉の國?なのか、神話的な体験で解消していったと解釈したのだけど、何となく、こういったことなければ人間は本当は呑み込めないのでは?と思った。もし、死別などの体験をした際にきっとどこかで何となくの折り合いをつけたようでつけられないまま生きていっているような気がした。
・冒頭の自転車にサイドブレーキ?っぽいのがあって興味深かった。
・おばあちゃんが沢山いて、みんな違っててすごいなぁと思った。
・多数のカエルやフナ?鯉?ペリカンなどがあんなに肌に触れてきたら気持ち悪いなぁと思った。
・最終的に何がどうだったのか理解できたようで出来なかったと思う。最後に世界を動かしているのが大叔父さん?でその担い手が誰もいない世界が、今、っていうことで不安定なのかもしれないっていう事なのか、と思った。それだけ、世界が危ういっていう危機感を表現したかったのか、とか。
・主人公が母親と同年代で対峙している状況を見て、もしも、自分と同い年の母親と対峙していたら、いったいどうなっていただろうと思った。親子関係だから成立していたように思えてきて、もしも他人であったらきっと反りあわなそうだなとか思った。
・インコが大量にいて、主人公を食べようとしていた。何となく、メイドインアビスのような世界観だなと思って怖くなった。でも、現実?に飛来していったインコたちは普通のインコになっていってなんだかほっとした。
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