劇場公開日 2023年7月14日

「時代の周期と共に、ジブリ隆盛に区切りをつけるような作品」君たちはどう生きるか おひさまマジックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0時代の周期と共に、ジブリ隆盛に区切りをつけるような作品

2023年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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おひさまマジック
おひさまマジックさんのコメント
2024年4月16日

すみれ7878さん、コメントありがとうございます。
確かに、あまり考えすぎずに感じた方が得な映画でした。観賞から半年以上が経ちますが、意外とこの映画は心象鮮やかに残っているんですよね。

おひさまマジック
すみれ7878さんのコメント
2024年4月14日

おもったより食べやすいよと
→いい表現ですね。確かに私もそう思いました。心と体の全体で素直に感じれば、それほど難しい話でもないと思いました。私は楽しく鑑賞できました。

すみれ7878
おひさまマジックさんのコメント
2024年1月9日

ゆ〜きち様
フォロバありがとうございます。
本作GG賞受賞されましたね。

曰く、海外の方が素直な評価が高いとかでタイトルの違いも注目されていますね。

仰る通り、シンプルなタイトルの方が素直に鑑賞できるのかもしれませんね!

おひさまマジック
ゆ~きちさんのコメント
2024年1月8日

数々のいいね、そしてフォローいただき、ありがとうございました😊。

この作品は難しかったですね。真人の生き方がよく理解できなかったので、やっぱりタイトルはシンプルに限りますw

ゆ~きち
おひさまマジックさんのコメント
2023年9月4日

みかずきさま、フォロー&コメありがとうございます。スゴ腕レビュアーの方でいらっしゃいますのでフォローいただき光栄に存じます。元レビューも拝読しましたが文章力に感服しました。。

私たちはどう生きるか?ですよね。

米国との特異な関係性もあるようで、いつまでも「戦後の束縛」から離れられない現代の日本。本当はですね、一回離れたはずなのに、バブルが弾けたとたん、弱腰オヤジみたいな雰囲気で最近では寧ろ戦後にまた戻りたいのかなあ??と感じたりもしますね。国家としても目的を見失っているようですし、汚職や賄賂が堂々と権威をふるい始めているようでもあり。でも本当に文句を言ったりしない玉虫色な空気感が市民社会にも滲んでいるようなのが現代社会と私は思います。

で、年寄りによる、君たちはどう生きるか、という問いかけはずるい。ずるいんだけど、究極の討議議題だし無視もできない。この映画に「こういう例もあるよ」なんて示唆やヒントが一切なかったのも宮崎氏、尚更ズルいとは思いました。

デジタル社会で見られる日本の市民性はとても斜め向きだったり、後ろ向き、もしくは前衛気取りが多いと感じます。
私は眞人君や、アシタカやナウシカのような「曇りなき眼」で、まずはしっかり前を見て進まなければ、まずは最低限のそこから底上げなんじゃないかと日々過ごしております。

おひさまマジック
みかずきさんのコメント
2023年9月3日

フォローありがとうございます。
私の方からもフォローさせて頂きます。

私、10年位前から、キネマ旬報、kinenote、Yahoo映画レビューなどに映画レビューを投稿しています。現在の目標は2回目のキネマ旬報採用です。こちらのサイトには昨年2月に登録しました。
宜しくお願いします。

本作、眞人は疎開先で、人間界ではない異世界に触れ、様々な価値観、世界観を知り、大きく成長していきます。眞人は、これからどう生きるかを定め、東京に戻っていきます。物語はここで終わります。プロローグで終わります。その先は、作品タイトルに繋がると感じました。

眞人の生きた時代より、多様化、複雑化した混沌とした現代社会において、君たち(観客)はどう生きるかを定め、行動しなさいという宮崎監督からの熱いメッセージ、エールが聞こえてきそうな作品でした。

ー以上ー

みかずき
humさんのコメント
2023年9月3日

素敵な期待💓
ぜひしたいですね〜👍

hum
おひさまマジックさんのコメント
2023年9月3日

humさん、いつもありがとうございます!本当にそうですよね。。

宮崎氏はいわば純度100%のアーティストと思います。色々な分野のアーティスト(天性タイプ)って作品がずっと変わらないことは「ない」と考えてまして。レビューには書かなかったんですけども、ビートルズのアルバムの変遷になぞらえると見えてくる感じなんですよね・・。「風立ちぬ」と「君は…」がホワイト・アルバムのそれに被るんです笑。やりたい事やってるなー、みたいな。だからコレは勝手な想像なんですが、宮崎氏はもう一度、王道ジブリ作品への回帰(総まとめ!)をやってくるんじゃないかな~~??と期待してたりします。アビイ・ロードみたいなですね笑

本題とずれましてm(_ _)m

おひさまマジック
おひさまマジックさんのコメント
2023年9月3日

Kazu Annさん、コメありがとうございます。ご共感もの凄く嬉しいです~!ちなみに、、裏公式パンフと言われている笑、SWITCH9月号掲載のP鈴木敏夫氏と池澤氏の対談を後日読みましたところ、私達のような受け止め方が制作意図とあながち外れていないことが分かりました。

本当に幅広い世代にファンを抱えるジブリですから、本作の賛否両論はある意味、宮崎氏の功績の現れなんでしょうね!

おひさまマジック
humさんのコメント
2023年9月2日

五感をフルに…そうでした。
経験の少なさに戸惑いもて余す感情を記憶の奥から呼び戻し眞人と重ねあわせる昔の自分がそこに居ました。俯瞰でたどるその時間は流れ込むような感覚の渦となり染みわたるようでした。そして今の私には人間という不完全な生き物への愛おしさや命や出会いの奇跡に対する感謝に似た温かみをもたらしました。
こめられた魂の仕掛けが受け手のその時々にあわせ必要なことを感じさせるのかも…ですね。

hum
Kazu Annさんのコメント
2023年9月1日

「本作では、視覚(風景)、音、あり得ないほど素晴らしい。その素晴らしさが私自身の心を現地に引き込んでいく。そして 匂い、香り、板張りの床から足裏に伝わる質感、手触りひとつひとつ、また味覚に至るまで」

そうそう、この映画理屈抜きに素晴らしいですよね。全く同感です!
意味づけの難しさからか、それら素晴らしさを堪能出来ない方が、どうやらかなり多いのがとても残念です。

Kazu Ann