「分かんないよ…」君たちはどう生きるか 能面さんの映画レビュー(感想・評価)
分かんないよ…
何が何だったのかさっぱりだよ…
何か良いのは分かるけど、何が良いのかは分からないよ…
褒めてる人の感想みたけど…
「宮崎駿の実母との関係が〜」とか「宮崎駿のこれまでの人生が〜」とか
知らないよそんなの…
それを知らないと楽しめないなら、楽しめなくて良いよ…
宮崎駿の人生を知るために2000円払ったんじゃないよ…
これ褒めてる人、宮崎駿じゃなかったら褒めてないでしょ…
宮崎吾朗だったら酷評してたでしょ…
宣伝しないのは逆に良かったんじゃないかな…
予告みてたら「あ、これ内容分かんないやつだな」って思って観に行ってなかったと思う…
でもエンドロールに予告編作った人の名前があったから、
きっと鈴木さんが「スラダン方法で行こう!」って思いついちゃうまでは、たくさんの広報の人が、たくさんの準備をしてたんだろうな…
「何か良かったのは分かる」
別にこれで良くないですか。何でも言語化しなきゃいけないわけじゃないですよ。我々ライターじゃないので。
「分からないから何も面白くなかった」なら残念でしたけど、「分からないけど何か良かった」ならこの映画を見る価値はそこにあるんじゃないですか。
私にはあの世界の自然とか遺跡とか調度品の趣味が最高でしたので、2000円で音楽と台詞付いた動く画集見せてもらってる気分でした。
ゆうき>
私が聞きたいっすよ…
ワクワクだったり悲しみだったり、子供の頃にジブリで沢山受け取った感情を求めて2000円払ったんですけど、私は今作ではそれは受け取れませんでした。
「ジブリ感」の要素はあったけど「感」でしかない。
「これこそ宮崎駿だ!」って言ってる人も沢山いるんですけど、
私的にはよくわからない抽象画見せられて「作者がすごいからすごい」って言われてる感覚です。