劇場版 緊急取調室 THE FINALのレビュー・感想・評価
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大満足!キントリファイナル!
実は最近この映画の予告を見ていてテレビドラマの今シーズン後半から追っかけて見始めた。
とても私にははまった。
ええっ!!前から見てればよかったなと後悔しきり。
なんで見てなかったのかしら。
現在見逃し配信にて1シーズン目から配信されていて天海祐希演じる主人公のおかれた立場、このチームの関係性なりキャラクターなりを改めて深く知れることができ毎日どんどんはまっていくのでした。
なんと、10年も前からあったのに一度も見たことがなかったのでした。
この、特別な取調室での会話劇なのだが実に天海祐希は常に熱くて魅力ある警部補なのだ。時には暴走しかの上司でさえ止められない。この熱さがたまらなく好きです。うまいなぁ、演技。かっこいい。
その彼女をつかず離れず影から見守りチームを支える田中哲司がほんとに素敵だ。上司の鏡だ。
そしてどんなにか小日向さんて役者さんはほんとにマイルドなお声でキャラクターに沿った演技でこれもはまり。
どのひとも、そして大杉漣さんも欠けることはない魅力的な存在だ。
いろいろもうドラマではまってるので
お約束のチームの決め台詞、ルーティンもたまらん。
肝心の映画です。
ファイナルですからかなり大きな仕掛け。
取調室での、キントリメンバーと一癖ある容疑者との攻防
はやっぱり熱い。
前回の『爆弾』とのやりとりともちがう。
そしてキントリをフォローする捜査1の刑事たち、いつも嫌味ばかり言ってる副総監らをも、巻き込んで大きな敵に挑む。
いろいろ現実にあった事件などもよぎる。
途中でなんだかすでに涙がでてきた。
なに?終わるから?感極まってかな。
このチーム
ほんとに素敵じゃないか。
確かについ最近やっとシーズン1目を見ていた私には娘ちゃんが杉咲花ちゃんになっていたのは少し違和感がある。
りっぱな娘さんに成長して、、、これまた泣きそうよ。
いやいやいやいやいや、
私もみんなと円陣組んでウェーイと言いたい。
なんとか、公開までこぎつけてほんと良かったです。
おつかれさまでした。
もう一度集まってほしいなぁ
なかなかの緊張感
⭐︎3.7 / 5.0
ある意味ホラー
ネタバレあります
ドラマの方はたまに見る感じでした
映画公開前に一度延期になったのでしょうか?その辺りの経緯はよくわかっていません
ただ、今の現状をそのまま置き換えると総理の過去を暴くことに本当に意味があったのか?
もし現実に今の総理が退陣したときに前総理が返り咲くなどということを想像すると国民にとってはこれ以上の不幸はなくなります
本当の公開時期が前総理と前前総理の間であればどっちもどっちなので国民は不幸になりません(いや十分不幸か)が、このタイミングはまさに悪夢そのものです
まさに今、実際にこんなことになろうものならと背筋がぞっとしました
ある意味ホラーと感じたのはこのせいです
でも面白かった
だからといって実は続編ありますとならないできれいなままで完結してほしいですね
最後のキントリ
航海を後悔したことを公開した‼️❓
完結、お疲れ様!
テレビはみたことないけれど…
キントリらしい終わり方です。
キントリ、ついに完結!
ウェ〜イ…
【”空白の10分、沈黙の25年。そして若き日のもやい結びの絆と深き後悔。”今作は23年6月の公開延期にもめげずにド根性で公開しただけの事はある見応えあるヒューマンポリティカルサスペンス映画である。】
ー 私の手元には23年6月公開予定であった今作のフライヤーが2種類ある。
そして、今作では首相役を石丸幹二さんが演じている訳であるが、私は清廉なイメージが強い石丸さんを首相にキャスティングしたのは正解だったのではないかと思ったのである。(補足するが、前役の方に対するコメントはしない。個人的に気の毒だったよなと思っているからである。)-
■日本列島が超大型台風20号の襲来を受ける緊急事態の中、長内総理(石丸幹二)は災害対策会議に10分遅れて参加し、閣僚から詰問されるも”それは後で。”と答え、的確に指示を出していく。その後、首相は怪我をした患者を見舞うために病院を訪れるが、その際に森下(佐々木蔵之介)にカッターで襲い掛かるも、”簡単に”捕らえられる。
そして、森下は執拗に長内に会わせろと取調室で言うのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作は、清廉な政治家で日本のケネディと呼ばれる長内総理と森下との学生時代の関係性が、緊急取調室のメンバーの捜査により露わになって行く過程が面白いのである。
そして、そこから見る側は”一の悪行は、百の善行をもってしてもその罪は消えない。”という司法判断の冷酷とも言える正しさを考えさせられるのである。
・長内は、若き日のヨットの航海時の”的確な判断”を評価され、その後総理大臣にまで上り詰め、一方、森下はその時の自分達の行為に対する悔いを25年抱え続け、自分が余命僅かとなった際に、身命を賭して長内に自分達がした事に対する”けじめ”をつけさせようとするのである。
・見所は、緊急取調室の真壁(天海祐希)と、長内が可視化システムを止めた取調室での駆け引きのシーンである。
真壁は、若き森下がヨットの船内で咄嗟に拾っていた航海日誌の内容を長内に問い、彼はその事実を認めつつも、”その事件以降、自分がどれだけその後悔の念を、国民の為に向けて尽くして来たか。”を語り、真壁はそれでも”一の悪行は、百の善行をもってしてもその罪は消えない。”と語るのである。
そして、長内は台風一過の青空が広がる中、潔く、記者団の前で自身の首相辞任及び国会議員辞任を告げるのである。
<今作は23年6月公開延期にもめげずにド根性で公開しただけの事はある見応えあるヒューマンポリティカルサスペンス映画なのである。>
■TVドラマを一切見ない男が、脳内で類推した事幾つか。
1.元刑事部長(草刈正雄)は、警察の不正を被り獄に繋がれているから、首相の動線を変える事を現刑事部長(勝村政信)にある言葉で進言し、認めさせたのかな。
2.真壁が警察を辞めないのは、身内に殺された刑事の夫(眞島秀和)の遺志を継いで居る為かな。
とか、イロイロね。
(低い声で)イエーイ・・。
緊急取調室で総理を丸裸にしてきました。
お蔵入りした作品を配役変更、追加撮影で完成させて正解だったと思います。
悪役にしか見えない前の役者より本作の役者の方が遥かにドラマ性が増していたと感じました。
ミステリ要素を多分に含んで進行するストーリーも本作の魅力となっていて、TVシリーズを全く知らない私でも充分に楽しめる中身になっておりました。
下手なキャラ説明もなく、物語の進行で小日向さんや野間口さん、そして田中さんといったバイプレイヤーの性格や立場を観客に知らしめる手際の良さも見事で、「ドラマを観てみたい」という気持ちにもさせられてしまいました。
最後に、お蔵入りさせず、「最後の悪あがき」をみせて作品を世に出してくれた関係者の方々に感謝します。
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