「終わり良ければ全て良し?」しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0終わり良ければ全て良し?

2024年8月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

笑える

楽しい

興奮

先ず、クレヨンしんちゃんが、3DCGアニメになる必要性は?
しんちゃんの魅力は、その素朴さであり、奇抜さであり、親しみやすさだと思ってます。あんなコジャレたCGなんかじゃなくて、暖かみの有るアニメであってほしいと・・・昭和生まれオヤジの切な願いです。

さて、本編ですが、相変わらずしんちゃんは泣かせてくれます。
一人じゃないんだよ。友情であり、家族愛であり、仲間の愛をストレートにぶつけてくれます。ホンッと面白い!
本作品では、充くん役の松坂桃李さんの存在も大きかったんじゃないかな。

ただね、感動のラストシーンへ行き着くまでの過程に難アリじゃないかな。
幼稚園ジャックなんて、あってはならない犯罪でしょ。オマケに幼稚園児に向かってお前らの未来はないなんて、宣うし。
お笑いを交えてのシーンではあったんだけど、ちょっと引いちゃいました。
この後も結構続くんだよね。
未来は無いとか、所詮一人だとか・・・

途中までは3DCGアニメへの拒絶反応もあって、こんなのしんちゃん映画じゃない!今までで一番嫌な作品だって思ってたんですが、最後では泣かされちゃいました。
やっぱり良い。大好きな映画です。最後で全てが報われるような・・・

ただ、途中の不快な部分があることから、★★★★★には、ちょっとできないかな。

深田恭子の劇中歌も可愛らしいし、おかしいし、楽しませてもらいましたが、テレビ放映だとエンディングがカットされてしまうのが残念です。

ratien