青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ないのレビュー・感想・評価
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前作よりライト
前作、翔子の物語はボロボロと泣かせられたので気合いをためて鑑賞。なので三週遅れになりましたw
今作は咲太と花楓の物語、というか、花楓とかえでのつながり、咲太や周囲の献身と互いの思いやり、そして花楓の次の一歩が綺麗に描かれていました。不登校というテーマですが、やりたいことと背負うことの違いだったり、選択の意味とかを上手くまとめられていたと感じ、心から花楓を応援したくなりました。
小学生のランドセル背負う麻衣さん、卑怯ですね。
物語を補強する、音、に驚きました。生活音、環境音がリアルで、なおかつ、セリフを聞こえやすく構成には驚嘆です。
青ブタはいい。素晴らしい。ありがとうございました。
全部夢オチ
はっきり言うと、わざわざ映画館でする内容か?って感じ。しかも、めちゃくちゃ短いし。青ブタは前作の「...夢見る少女...」は劇場鑑賞したけどうろ覚えだし、そもそもアニメを見ていなかったからよく分からなかった。だけど本作は、これまでの作品を見ていなくても割と分かったし、青ブタというよりも現代社会が抱える問題を描いたような、らしくない映画だった。
続編ありきな作りな気もするし、今回は前置き段階のように思えた。本編は冬に公開されるランドセルガールなのかな。それまでにはアニメも前作もしっかり見て、内容を深めておかなきゃ。思春期症候群については、前作だけの知識だったから、本作でも引っかかる部分はいくつか。ただ覚えていないだけかもしれないけど笑
でも、絵はめちゃくちゃ綺麗になってました。
大きな出来事が起こる訳では無いけど、観客の心を掴む不思議な力は健在だし、音楽といいキャラクターといい、やっぱり魅了されちゃう。エンドロールで流れる主題歌もすごく良かった。青ブタぽくはないけど、テーマはしっかりしているので飽きずに見られます。当事者なら結構響くかも。
理解力と知識の乏しさから十分に楽しめなかった気はするけど、嫌な気持ちには一切ならない、背中をそっと押してくれるいい作品ではありました。ただ、前作と比べるとかなり物足りないけど。次作に期待です。
泣ける。
兄妹愛を描いたストーリー。
話はバニーガール編から繋がっています。
今回の映画とても深い話です。
初見だと難しい内容かもしれませんが、アニメや小説で話の流れを、ある程度予習してから見ると…
1度目より2度目と、見返せば見返すほど、ストーリーに、花楓に泣けてきます。
妹が、葛藤の中過去から一歩踏み出し前に進もうと頑張っているのを、色々と支える兄
青春ブタ野郎というのは、主人公梓川咲太(兄)ことですが、この主人公は本当に格好いい(中身も含めて)なと、今作をみて更に思いました。
こんな格好いい兄ちゃんになりたい。
キャラの作画がかわいいだけ
原作に忠実だから仕方ないとは思うが、
映画として起承転結が弱すぎて2000円払ってまで見るべきではなかった印象。
むしろ映画として完成してなく原作に忠実だから原作だけ読めばいいまである。
キャラの動き、表情の変化は良かったが、盛り上がる場面が分からず終始、登場人物の日常の何かを見せられただけ。
構図も本来海が見える側じゃないアングルに海が見えたり、100キロ先にある富士山が綺麗に見えすぎたりして、舞台構成にも少し注意してほしかった。
結局は2期アニメだと売上立たないからアニメ3話分をむりやり映画にして、続編映画へつなげただけ。
何で映画なんでしょうね?
これは前作同様、青ブタファン向けの映画です。
シリーズ未視聴だとなんの事やらよくわからんかもしれません。
私は視聴済なので素直に感動し楽しめましたが。
TVアニメ版で、”かえで”から花楓に戻ったときの咲太の悲しみようは見ていて複雑な気持ちになりました。
素に戻ったんだから喜べよとも思いつつ目標を達成できずに消えていった“かえで”が可哀想に思えたり。
咲太もとてつもなく複雑な気持ちだったと思います。あれだけベタベタ懐いてくる妹がいたら兄として満更でもなかったはず。かと言ってそれが素にもどって残念がるのはそれはそれで違うはず。
いやいや、それ以上に花楓本人が複雑な気持ちだったと思いますよ。自分の知らない自分が健気で甘えん坊でみんなに可愛がられていたなんて、心中複雑すぎでしょう。
でもTV版でも前作映画版でもその素に戻った花楓にあまり触れずに終わっていたので、少し引っかかっていたんですよ。
でも今回きっちり描き出してくれてスッキリしました。
作品の出来で言えばTV版から安定の作風、演出、脚本でファンからすれば何も心配もなく観ていられましたね。
というかTVアニメまんまやん。
何で映画に?
2ndシーズンとしてTVでやれば?とも思いますが、それはそれ...商売ですな(笑)
もちろん次作も観ますよ。
惜しむらくは翔子さんも翔子ちゃんも全く出てこなかったのが残念。
まぁ翔子さんはもう出てくるはずないんだけどさ。
その人にとって一番自分らしく生きていける生き方があり、それを探すこと自体にも人生の意味がある。そんな事に改めて気付かせてくれる作品です。
TVシリーズと劇場版の前作は鑑賞済み。
…なのですが、観てからかなりの時間が経っていて
内容を忘れていたため劇場版を観て復習しました。
さあ劇場へ。
# 鑑賞終了。…うーん。
# TVシリーズも復習しておけば良かった気が…・_・;
# 最終話だけでも。
◇
今作の主役は、主人公(梓川咲太)の妹「花楓」。
お兄ちゃん大好きな中学3年生。
この間まで「乖離性記憶障害」(+思春期症候群)でした。
2年前に発症し、過去の記憶が無くなります。 あら。
自分が誰かが分からない中、
少しずつ、ゆっくりと。
自分の事がわかってくる。
# 兄がいるようだ …優しい人。親身になって心配してくれる
# 父もいるようだ …普段は家にいないが、時折訪ねてくる
# 兄に彼女がいる …年上の彼女がいるみたい。綺麗な人
目が覚めたときに「空白」だった記憶。
そんな自分を、兄は「かえで」と呼んだ。
「かえで」のためにまっさらなノートをくれた。
分かったことや気付いたことを色々と書いていく。
# 兄は高校2年生。
# 彼女さんは同じ高校の3年生。女優さんだって。
# 兄の女友達の莉央さん。勉強を教えてくれた。
# 彼女さんの妹さんも芸能人。アイドル活動中。
ノートの内容が増えていく。
” 兄と同じ高校に通いたい ”
” 遊園地にお出かけしたい ”
「かえで」の願いはささやか。
空白だった「かえで」の記憶 が増えていく。
そしてある日…2年ぶりに
「花楓」 の記憶が戻る。 そして
「かえで」の記憶が消えた。
2年ぶりに目覚めた「花楓」。
「花楓」は「かえで」を知らない。
「かえで」のことは、ノートで知ることになる。
「かえで」がどれだけ愛されていたかを…
◇
この作品は、そのエピソードを受けての
その後の「花楓」のお話です。
「花楓」は「かえで」の願いを叶えようと、
兄と同じ高校への進学を希望するのです。
2年前まで不登校だった子が、です。
「かえで」と「花楓」を比べてしまう自分(=花楓)。
周囲の人が「かえでのままの方が良かった」と思って
いるのではないか…
そんな強迫観念めいた気持ちにさいなまれながら
「かえで」の願った未来を叶えようとする花楓。
そう思い当たってからは、もう「花楓」がいじらしく
寄り添いたくて仕方なくなりました。 v_v ;
…これって
# 自分が進学して家を出たあとに
# 空いた部屋に新たに下宿人が入り
# その下宿人が去った後に自分が戻った
そんな状況で、周りの空気が
(あの下宿人は良かったなぁ)なんて
そんな感じになっていたとしたら …嫌ですよねぇ。
そんな境遇での花楓の葛藤が描かれ
花楓が「花楓」として、自分の進路に向かって
歩き始めようと模索を始めるエンディングでした。
花楓ちゃんの未来を応援しなきゃ。と、
保護者気分になって観終えました。・_・
◇
で、今作に直接関係の無かった「ランドセル少女」。
本編中に次作への伏線を貼ったワケなのでしょうか。
「気になるでしょ。観てね」
ということですね。
そんなこと言われたら、観ますとも(素直)
「冬公開」と公式サイトに書いてありました。
いつの冬か書いてないですが、まあ今年の冬でしょう…。
この作品と次の作品を両方観てから
改めてこの作品を振り返ると、評価が変わるかも
そんな気もしていたりもします。
とりあえずはこの作品
観て良かった。
◇最後に
この作品のようにシリーズ作品の続編で、
前作から期間が開いてしまった作品を観る場合。
復習(予習も兼ねて)が大事なようです ・_・ しみじみ
ついていけなくなる場合があります。
※「ガル☆パン」の最終章シリーズはその点オニです… @_@)
「試合の途中」で上映終了し、次の作品はその試合の途中から
再開するので、復習していない観客は置いていかれます…。
(あらすじ紹介も冒頭にありますが…時間的にも不足気味)
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
楓の決断
を見届けるために観に行く。学校にも行けるようになって友達との関係も再開していたのに定時制を選択する展開は、個人的にはもやもやした。兄を通して様々な人と関わって勉強も出来るようになって自己肯定も少なからず持てているはず。普通校に通う子供たちが全員空気を読んで自分を殺して生活している訳じゃない。このお話では咲太をはじめその周りの人物はみんな独自のスタイルで生きてる。だから楓が定時制を選択した理由にいまいちしっくりこない。ちょっと無理矢理感があるなと。。
でもエンディングが良いので、(いつも)それでほわーんと良い話になっちゃうのが素晴らしいなと思う。そして、小学生舞さんのかわいさに衝撃。なのでつかみと引きが上手いなあと。あと海がきれいだった。
常識から外れる力
これまでのシリーズでは「思春期症候群」がテーマとなっていたのだけれど、それは「常識では解決できない問題」の厄介さを症候群という形で表現したものだと思う。それに対抗するには咲太の「常識を外れる力」が重要になる。本作では「思春期症候群」は出てこない。でも、描いているものは根本的には同じことだろう。つまり「過去と今の自分は連続しているべき」という「常識が作り出す呪い」と対峙する花楓とそれに巻き込まれる咲太、という構図だ。これも「常識では解決できない問題」なので、やっぱり咲太の出番になる。これまで、咲太が巻き込まれるカギは「思春期症候群」だったけれど、今作では「かえでの記憶」がカギになる。
花楓は、「記憶のない過去の自分(=かえで)」の日記に縛られ苦しむのだけれど、一方で咲太は、花楓に「かえで」を重ねてみている自分に気付き、深く傷つく。常識的に考えるなら、花楓は「引きこもり」経験者で「変わる必要がある人」だ。でも咲太だけは、自分の問題を解決しない限り「花楓にかけられた呪い」が解けないことに気付いてしまう。つまり変わるべきは花楓より先に「自分」なのだと。これは本当に胸を締め付けられる。そして咲太の出した答え「どっちも好きじゃない。普通だ。」は秀逸だと思う。感情を「好きという言葉」で表現すると、「常識的な範囲」に簡略化されてしまい、そこにあった「もっと複雑で言葉にならない感情」は「無かったこと」になってしまう。自分にとって家族はそんな言葉では括れない。咲太はそう感じたのだろう。それは、過剰に「かえで」に拘ってしまっていた花楓の気持ちを解きほぐす。どっちが好きかなんて、本当にどうでもいいんだ、と。そして、私は私で「かえで」は「かえで」、それでいいんだと心から思えたのだろう。
他者と自分を比較してしまって辛くなることは私たちにもよくある話だ。それは結局、他者と自分との線引きの失敗で、自意識が引き起こすバグのようなものなのだろう。けど、それを解きほぐすことは容易ではない。花楓とかえでのように「線引き失敗がとても起こりやすい状況」の物語を通して、線引きのむつかしさと、それが引き起こす苦悩、そして解きほぐすために必要な「痛み」と「資格」について、色々感じることが多いお話でした。
本作では、花楓の「通信制高校の選択」という要素をラストに持ってきているのだけれど、正直、二人がどう「かえで」を受け入れて前に進むのか、の山場がよかっただけに、後半は常識的な結論に収束する印象が強く、本シリーズの「常識から外れるからこその良さ」があまり感じられなかったのは残念でした。「かえで」との間に適切な線を引くことができた花楓が「他人の期待」ではなく「自分の気持ち」で動けるようになる、というのは必然的な流れなので、もっと短く描いてもよかったのかなと。しかし、全体的には意図的に「淡々とした描き方」をしていて、そこがよかったと思います。
自分の意思で決めることの難しさ
作品全体を通じて、妹の成長を強く感じることができる構成だった。
とにかくテンポよくストーリーは進んでいく。
普通はこうあるべきという普通とは何なのか?普通であることが何よりも重要視されていた時代からの変化を感じる作品だった。
それでも普通から逸れるということへの不安や恐怖はとても共感できるし、本当の自分の意思を自分で理解することの難しさ、そしてその意思を尊重することの難しさを考えさせてくれる作品だった。
前作を観ている人が楽しめれば良い
よくテレビの続編としては良いけど、映画単体としては全く成立していない等の評価をする人がいる。「映画単体」としての評価必要? そもそも初見、一見さんが観る前提で作られていないし、そんな人観ないでしょ。例えば初映像化作品であるならばわかる。この作品を単体で成立する映画として観る人って存在するのだろうか?
その評価が誰の為になるのか?
当然前作や原作を踏まえて観るのが正し。
その上で、この映画は心が暖まる映画でした。個人的には古賀ちゃんに未練があるので、バイト先で咲太にセクハラ発言されたリアクションが見れて良かったです。
TVシリーズの後日談として味わい深い
TVシリーズと前作劇場版は視聴済み。原作小説は未読です。
主人公の妹である花楓の高校入試の話です。他のエピソードと比べるとSF設定(思春期症候群の症状)が理解しやすい反面、TVシリーズ終盤の話を見てない人は感情移入が難しいように感じます。なので、基本的にTVシリーズは見ておいたほうが良いです。
展開はいつもの青ブタですが、新しい思春期症候群によるトラブルはなく、花楓の思春期症候群の後遺症というか、後日談にあたる物語です。
こういった作中の事件の爪痕やその後の生活がきちんと語られるのは個人的には大好物です。よくあるヒロイックな物語のように「トラブル解決!一件落着!」とは行かない人生の複雑さをよく現していると思いました。
中間の花楓ちゃん
今回の花楓ちゃんはかえでちゃんを背負い念願のお兄ちゃんの高校受かったんだけど、お兄ちゃんが花楓ちゃんの事を思って勧める通信制の高校を通う事を選択します。同級生の友人は高校の情報を自分で調べてるの見て自立してるって褒めてたけど結局はお兄ちゃん何だなって感じ_(┐「ε:)_ズコー
見ていて思ったのは今回の花楓ちゃんはかえでちゃんと花楓ちゃん中間って感じで元の意識を取り戻した直後の頃よりは可愛いです(*´ω`*)
恐らくはかえでちゃんの思いを背負ってるからなのかも知れません。かえでちゃん時代を見直したくなりました。
思春期症候群の傷が発症してたけど解決した様な描写はなく持ち直した様に見えたが実は次回に持ち越しなんでしょうか?
次回は冒頭の夢で匂わせてたランドセル麻衣さんの番です。楽しみ(*´ω`*)
冬まで長い
公開直後の週末に行けず、明けた月曜に見た。 改めて前作映画も見てから行った。 前は満席に近く入ってたが、今回は平日1回目だった為か、少し空いてた。 劇場数も前より増えたからか?
内容は他の人も書いてるから良いとして…
EDの「不思議のカルテ」が、TVのティザーPVでは"花楓Ver. "だったけど、本編は"花楓&かえでVer."だった! ティザーで聴いてて声分けが凄いと思っていたら、其を重ねてデュエット状態でした!
本当に2人で歌ってるみたい! やられた…
ランドセルガールも早よう!
PS
特典の小冊子。
小説出た時からパンダ舎が新しくなって、西園に移ってる。 レッサーもすぐ横。 元小説と変わってしまって時間が経過してる事を感じた。
あたたかい
TV版と劇場版(2019)視聴済み、該当エピの原作小説も読了。本作含め、シリーズを通じて登場人物が皆本当にいい人で、特に会話に込められた他者に向き合う態度の、一見ぶっきらぼうなあたたかさにいつも心揺さぶられる。
本作はTV版終盤のかえでのエピと密接に繋がっているのでできれば見ておいた方がよいと思うが、思春期症候群の度合いは低く初見でもとっつきやすい。不登校経験者が一歩踏み出すストーリーには、現実でも勇気づけられる人はいるのではないか。
若干キャラ作画に崩れがあったように感じたが、全体の映像クオリティは高く、さすがCW。アニメ版もこれからも続いてほしい。
評価以上に興味深い高等教育の今
昨日、一昨日でテレビシリーズを観て、今日の午前に旧作を観て、12時から本作を観た。昨日の夜まで映画館で本作を観るつもりは無かった。つまり勢いで観た。
テレビシリーズ、旧作と比べるとパンチは控えめ。花楓の高校進学を軸に展開する。本作までの記憶が無くなる、周りから見えなくなる、事故に遭うみたいなインパクトは無いが、花楓が記憶にないかえでの日記に縛られ、志望校選びで苦悩する。帰結点としては納得出来るが、そこで起こることが幸せかどうかわからない。
悩んで努力して失敗し、愛情深い周囲の人々からの刺激の末、自分で行き先を選んだことの尊さ。その成長を素晴らしく表現されていた。
ただある意味普通の良い話くらいの出来だったと評価する。テレビシリーズと旧作の方が上回っている。
が、評価以上に描かれた高等教育の実情が興味深かった。協力に角川ドワンゴ学園がクレジットされていた通りN高、S高が通教のモデルとして描かれていた。実際通りとは限らないが、より理解するに足るシーンだった。興味のある学校で娘が望むなら入れても良いかとも思っているし、自分でも働いてみたいとも思う会社。
こういう学校が普通に描かれるようになる世の中っていいと思う。
あまり深く考えずに勢いで観た割にはそれなりの収穫がありました。
事前知識を入れてこなくて大後悔。
なんとなく空き時間にちょうどよくやってたので、全く無知の状態で鑑賞。
そもそもライトノベルもあまりわからないので、ファンの方にはすみませんという感じです…。
でも総じていい作品だなと思いました。
よく脚本がまとまっていて、まぁ展開が読めるものの安心して見られます。作画も綺麗。
兄妹の関係性が丁寧に表現されていて、なんていいお兄ちゃんなんだと感嘆。
それにしても、恋人の腹違いの妹役の声優さんがすごく良くて、聴き惚れてしまいました。
こちらもあとで調べておきます。
だからフラッと未履修作品観るのやめられない。いい時間をもらいました。
今回も青ブタらしい作品
2018年に放映されたTVアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の続きとなる作品で主人公の妹の梓川花楓(かえで)の高校受験を描く。
※今回映画の前提となるTVアニメ部分についてはネタバレを含んで書きますのでご了承ください。(これからTVアニメ放映分を視聴するなら読まない方が楽しめるかも)
「思春期症候群」と呼ばれる思春期の青少年が抱える心の問題が現実世界に影響を与えてしまう不思議な現象。
主人公 梓川咲太の周囲にはそんな不可思議な現象に見舞われる人物が何人も現れる。
妹の花楓も例外ではなく、彼女は対人恐怖症から不登校となったが
現在はスクールカウンセラー友部さん指導の下リハビリを続けながら高校受験を目指している。
志望校をなかなか明かさない花楓の口から出たのは花楓にとっては偏差値の高い兄の通う峰ヶ原高校だった。
まだ心の傷を抱えたままだが一生懸命に高校受験を目指す花楓の姿に心打たれる。
このシリーズは咲太の周囲の人物たちがひと癖あるがみな魅力的であり、今回もそれぞれに出番がある。
そして、この作品の特徴でもあるのだが、咲太が築いてきた人間関係が問題の思わぬ突破口となる部分も見逃せない。
人とのつながりを拒絶した花楓を助けるのもまた人とのつながりというのが胸を打つ作品。
映画は良かった。
だけどパンフレットが売り切れで買えなかった。
某オークションにはバカみたいな金額で山ほど出品されてる。
転売ヤーなんかに金をやる気は一切無いので、通販で買えるようにして欲しいと切実に思います。
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