劇場公開日 2024年8月30日

きみの色のレビュー・感想・評価

全247件中、161~180件目を表示

4.0楽曲がテクノポップで好き

2024年9月1日
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鑑賞方法:映画館

予告の時からなぜミスチルと思っていたけど、劇中で演奏してくれてた楽曲で締めてくれて良かった。
山田監督のコンテらしく、けいおんやたまこを彷彿とさせる主人公の仕草や動きに癒されて、ほんわかしていた。
ああいう男の子はありなのだろうか。
きみさんの背景描写とかはあえて割愛したのか、尺の都合か、物足りなさはあったけど、オリジナル曲はそれぞれ良くて、テルミンとか演奏技術はよくわからないけど、あんなにできていいのかなとは少し思いつつ、楽しめた。

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kawa

4.0主人公が好きになれるなら登場人物の色を考えながら楽しめる作品

2024年9月1日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

予告も結構見かけて気になり、主題歌が良かったしで観賞。
主人公であるトツ子が受け入れられない人だと、この映画は無理だろうなぁ…と思います。
一緒に行った人は主人公にイライラしてしまい音楽は良かったのに楽しめなかったと言われました。

今後のメディア展開で明かされるかも…とは思いますが、序盤で少し説明を端折ってしまっている所があります。
そこを気にしなければ、トツ子が明るく引っ張っていく所が楽しめますし、バンド活動を頑張っている姿が応援できて楽しめます。
予告でもあったバンドの部分は曲も良く、それがその人の色であり、そこに至るまでに乗り越えた内容から感動しました。

ポップコーンはSサイズでも余してしまいました、音楽も全体的に良いですし見入ってしまったので…
思春期の考えだからこそ考えさせられ、見入ってしまう部分が多いと感じました。

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かなん

3.5きみちゃんという新たなキャラクター

2024年9月1日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

きみちゃんというキャラクター、私的にはアニメ作品で初めて見るタイプのキャラクターでした。
こういう人いるんだけど、今まで見た事はなかったため、新鮮でした。
ビジュアルや音楽など技術的な面はとても楽しめました。

内容に関しては、
確かに薄いし弱いけど、それでいて101分もったんだから評価されるべき映画だろうと思います

山田さんは作家気質なところがあるため、
Garden of Remembranceも見ましたが、難しい事やっているし好きなことを精一杯やっていてこういう人が一人いるだけでアニメーション映画業界はいい方向に向かっていけるんだろうと私は思います。まぁ、そのセンスは嫉妬もので、監督自体天然なあざとさ(→自覚ありのピュアさ)がある方だなあといつも感じていますが(笑)、けどそれが作品に良い影響をもたらしているので、必要な事なのでしょう。
(やっぱ眼鏡男子好きなのかな…?とは思いましたが笑)
オリジナルじゃなくてもいいから、こういった作品を是非続けていってほしいです。

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れんまやろー

5.0すごく好き

2024年9月1日
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鑑賞方法:映画館

『聲の形』が好きだし、予告編も良さげだったから、なんとなく軽い気持ちで観たら、すごく好きな映画だった。

柔らかいタッチの作画に、穏やかな声、青のきみちゃんと緑のルイくん、おそらくトツ子は暖色系だろうなぁと思っていたら、まぁ。

ちょっと懐かしくもあり、羨ましくもあり、若いっていいなぁ、青春っていいなぁなんて、はるか昔の高校生の頃を思い出す。

ベッドの回収も唐突で良かった。
ライブは初めのザワつきから盛り上がる王道展開プラス踊るシスター、素晴らしい。
そして人差し指で演奏するトツ子かわいい。
曲も3曲ともテイストが違って良かった。

ラストは青春映画としてベタすぎるくらいだけど、きみちゃんが感情を爆発させてグッときた。
あの時のきみちゃんはきっと赤。

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コビトカバ

3.5繊細なタッチだけど王道展開

2024年9月1日
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「けいおん」「リズと青い鳥」の山田尚子監督作品
「リズと青い鳥」のような繊細なタッチで音楽と色についての作品だった。
バンドは今っぽい歌ものテクノ系
テルミンがアニメでけっこうな割合ででてきたり、なかなか面白い(アンダーワールドのボーンスリッピーのカバーの劇版はちょっとびっくり)
物語は王道の文化祭演奏でラストの終わりも爽やかだった

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サート

4.0抑制の利いた演技と美しい映像

2024年9月1日
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アニメを見る人が求めているものなのか、記号化された表現と声の出し方。
映画を見る人がもとめる作者の明らかな作為。
そんなものを、綺麗な映像と抑制の利いた演技でだまらせる。
伏線の回収や説明セリフすら排除する。
私は好きでした。
出会いからバンド結成までが、ご都合主義に見えるので、それ以降は静かに展開。
でもライブはかっちり良い音。
素晴らしい。

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柳華琳

4.0期待通り音楽は良かったけれど?

2024年9月1日
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笑える

楽しい

この作品の色はかなり淡かった気がします。きみの色、ということを強調するためなのか、全体にぼやぼやーっとした印象で、個人的には光の雰囲気を出すこのぼやぼやした部類のアニメーションは嫌いです。メリハリのあるところも随所で見られたので、対比をつけようとしたのかその意図は感じ取られなかったので、特に前半の大半は残念な感じでした。せっかくの被写体深度を多用したイカした演出も、ぼやぼやっと・・・
宗教とか絡んでくると、ちょっと苦手だなぁなんて思ってしまうんですけど、この作品の内容はかなり面白かったです。ストーリー、展開、セリフ、いずれの要素でも楽しめたので、だから余計にぱきっとした映像で全部しっかり見たっかたなぁという気持ちです。少しオシャレな映像とか遠景など、キレイだったし効果的だったと思ったのですが、それと全体の平面的な映像とを見ると、ちょっと映像そのものへの演出が過ぎたんじゃないかなぁという、なんか偉そうでテキトーな意見ですけど、面白い作品!最高の音楽!と思っただけに、シンプルでキレイな絵を欲しちゃった次第です。
とにかく、水金地火木ドッテンアーメン♪・・・最高過ぎます(>_<)
ノスタルジックでもあり、青春讃歌・応援歌な作品だったような・・・劇場には若い子はいなかったし、そもそもバンドという概念自体古いのかもしれません。かなり斬新なスリーピースでしたけど。

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SH

4.0映像の力と、観客が補完するということ。

2024年9月1日
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js

3.0若者のキラキラした青春を描くことに定評がある山田

2024年9月1日
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山田は今回も、高校生くらいのヤングの日常生活に散りばめられたきらめく一瞬を丁寧に、鮮やかに描いてくれましたね😀45分くらいで「やめてくれぇ...もうキラキラはたくさんだぁ...やめ...」ってなるくらいキラキラした青春映画でした

主人公はけいおんの唯ちゃんをもっとフワフワにした妖精みたいな子で、主人公たちに対して否定的な人も、意地悪や醒めたことをいう同級生もいないので、現実的な舞台設定の割には物語的にちょっとリアリティーないというかぬるくて「それでいいの?」となる部分もありましたが、そういう世間との軋轢を表現したい作品でもないと思うのでまぁいいのかな

個人的には、なんとなく見終わったあとの感じがバグダッドカフェ見た後の様な後味でした
おばあちゃんのヴィヴィアンっぽいジャケットとかキャラが立ってて良かったです🤗

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NICKNAME

4.0きみの色、わたしの色、山田尚子の色

2024年9月1日
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楽しい

幸せ

『リズと青い鳥』以来5年ぶりとなる山田尚子監督の長編アニメ映画。
オリジナルとなる新作で描くのは、『リズと青い鳥』や出世作で代表作である『けいおん!』同様、監督の得意とする“青春×音楽”。バンドを組んだ女子二人と男子一人。
思春期を描かせたら右に出る者が居ない繊細な心理描写と現アニメ界随一の映像センス。8年前の重たい題材の『聲の形』も大ヒット。川村元気がプロデュースで山田作品に初参加し、細田守や新海誠に続けるか…?
今年のアニメ映画の中でも注目と期待の一本だが、賛否両論。
“賛”は期待通りの山田作品の声だが、“否”は作風や内容などを指摘する声多々。
しかし、これが山田作品ではなかろうか。

昨今のアニメーションはどうしても、個性が立ったキャラ、メリハリのある展開、劇的な感動などが求められる。作る側もそれを意識し、見る側もそれを期待。人気や大ヒットに繋がる。
『けいおん!』などで“日常系アニメ”が人気を博したのは一昔前。アニメーションで“日常”を描くのはなかなかに難しい。
山田監督はそれを描き続けている。何気ない日常の一コマやナチュラルな姿。『けいおん!』は元より、『たまこまーけっと』はその極み。ずっとこのスタイル。重たい題材を扱った『聲の形』が稀だっただけ。
内容については一理ある部分も。トツ子は何故人の感情が“色”で見えるのか。きみが中退し、祖母と暮らす理由。母親からの跡継ぎに悩むルイ。これらの背景が今一つ描き込み不足。
説明過多な描写は端から描くつもりは無かったのかもしれない。あくまで、3人の青春が織り成すハーモニー。
そうなってくると、内容や作風云々より、感性の好み。これが自分に合うか、否か。
“人の感情が色で見える”というトツ子の設定も独特の感性。『聲の形』でも人の顔に✕印が見えるのと同様に、“青春”という視点を具現化。思春期の複雑な年頃に見たくないもの、その時しか見えないもの。その視点が秀逸。
好みの問題は仕方ない。しかし個人的には、期待通りの山田ワールド。
繊細で自然でありつつ、ふわっと温もり豊か。とにかく終始、心地よかった。あまりに心地よくて、このまま眠りに就きたいと感じたほど。

3人が組んだバンド“しろねこ堂”による劇中オリジナル曲。
きみのしっとり系やミスチルが手掛けた本作の主題歌もいいが、トツ子のユニークな“♪︎水金地火木土天アーメン”。『けいおん!』の“放課後ティータイム”や“ふわふわ時間(タイム)”と通じる青春の可愛らしさ。
トツ子は唯やたまこタイプのおっとりマイペース。
きみは澪タイプのクール美少女。高石あかりが歌声も披露。『ベイビーわるきゅーれ』で気になってから、売れっ子ぶりが嬉しい。
ルイの繊細さと優しさ。テルミンを使うのも目新しい。
3人の友情とも淡い恋とも言える関係。その距離感も絶妙。
“シスター・ガッキー”が昔やっていたというロックなバンド“ゴッド・オールマイティー”が気になるぅ~。さわちゃん先生みたいな…?

3人各々が抱える悩みや感受性。
ネガティブな事ばかりじゃない。
美しさ、明るさ、楽しさ。
それらを全て込めて歌う。今この青春の時を。
別れ。旅立ち。「頑張れー!」のエールも立派な歌だ。出会った喜びと幸せ。

『けいおん!』『たまこまーけっと』の可愛らしさ。
『聲の形』の複雑さ。
『リズと青い鳥』の繊細さ。
本作もまた“らしさ”たっぷり。
これが山田尚子の“色”だ。

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近大

0.5何もかもが悪い意味で『甘い』駄作

2024年9月1日
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映画拝見

1.0ぽい、がツマラン。平家物語は快作だったが。

2024年9月1日
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ぽい、がツマラン。
結果出来たとの劇中の駄曲ゆえか。
傑作山下敦弘リンダが既にある世で
これを撮る意義は?
無垢ドジ不思議ちゃん、
綾波系クール美少女、
中性的理系優等生男子、
今の子らは
流行りキャラの何れかに自らを寄せて生きてるな。
快作平家物語と同監督ゆえ観た。
作品選びを。

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きねまっきい

3.5ガッキー

2024年9月1日
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のシスターが良いですね。おじじが見たらくすぐったくなるような演出あるかなと思ったら、丁寧に作られていてある意味裏切られました。しろねこ演奏は圧巻で何を観るか迷っているならおすすめ出来る佳作です。とつ子ちゃんの色は予想より少し濃い色でした。

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michi

3.0危なっかしい

2024年9月1日
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ごっとん

淡い青春の1頁 。

2024年9月1日
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幸せ

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マサヒロ

4.5世界がきれいに見える、素敵な時間を映画館で。

2024年9月1日
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ルックバックを観にいくたびに目にしていた本作の予告編。
感じる映画だと期待して鑑賞し、素敵な時間をすごせた。

トツ子がみる色とりどりの世界に序盤から心を奪われる。
長崎が舞台ということで、土地ならではの花やきれいな海はもちろん、人々まで色がついて見える、こんな世界があったらな、と思う。

キリスト教の学校や教会の神聖さ、静けさも、鑑賞者の背筋が伸び、作品に集中できる環境にさせてもらった。

キャラクターも優しくも繊細なタッチで表情を見ているだけで楽しい。万人に媚びず、アニメアニメしてない作風に好感が持てる。

声優は「色」という観点では、声に色がつきすぎていない俳優陣がとても良かった。たぶん有名俳優が声をあてると、それだけでイメージが引っ張られてしまっただろう。

そして、この作品のもう一つの中心である、音楽。
「音が色に見える」という言葉の通り、キャッチーで、楽しくて、鳥肌がたってしまった。
きれいで美しい世界観の中でロックとポップな楽曲のギャップが良い刺激になっている。

物語に大きな展開はなく拍子抜けする人もいるかもしれないが、あくまで「色」を際立たせるための土台のようなもの。
ストーリーの浮き沈みで観客の気持ちが動いては雑音が混ざってしまうので、ちょうどよかった。

色で、光で、音で、そして表情で楽しむ、素敵な作品だった。

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ひでぼー

3.0水金地火木土天アーメン〜

2024年9月1日
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ミスチル、要らん気が。

淡い色彩の画面そのままに、ストーリーもとても淡白。
「聲の形」とか重いテーマ+友情を期待していた人には肩透かしなのでは…。
これはこれで、青春の1ページとすれば。
軽いっちゃ、軽いんですけど、この映画はそれで良いと思えました。
(特に前のめりになる要素が何もなかったので、歌だけが残りました)

今年の夏も暑かったし、さっぱりしているのが何より。
これくらい気抜いて見れて眠くもならなければ合格点です。
(わざわざIMAXで見た迫力はと聞かれると、、、疑問)

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ababi

4.5ほっこり

2024年9月1日
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小中高女子の我が子たちとも安心して見れる映画です。娘もミッションスクールなので共感。主人公も登場人物のみんなもとにかく優しい。大きな奇跡を成し遂げるわけでもなく、気持ちを突き落とされるようなこともなく心穏やかに見れる映画でした。

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kokab

4.0変えられぬものを受け入れる冷静さ

2024年9月1日
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本作の主題なのだと思うが、ドラマの中心はそういうものに「なんとなく」囚われている少年と少女たちのひととき
それ故、激しい感情や高揚感に揺さぶられることはないけど、ふと、自分の有り様を鑑みて、フワリと心が軽くなり気持ちの良い読後感をもらえました。

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Kotapon

0.5ストーリーが弱く監督の趣味全開の作品?

2024年9月1日
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設定は長崎のミッション系の学校で雰囲気はありますが、ストーリーが貧弱です。
人間関係の描写も「色が好き」だからということで済まされいる印象を受け、自分自身を登場人物に投影したりすることは困難です。
また、「花」「鳥」「動物」「食べ物」のカットがたくさん出てきますが、ぶつ切れでストーリーの腰を折っています。
エンディングのMr.Childrenの歌が浮いているような印象を受けました。聲の形の際のthe whoのMy generationの方がまだ違和感なく聴けました。
昔のジブリは鈴木敏夫氏が上手く大衆化したと聞いています。山田尚子監督の才能は素晴らしいと思うので上手く周りのスタッフが大衆作品に落とし込んで欲しいと思いました。

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フィルぽん
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