劇場公開日 2024年8月30日

「ストーリーが弱く監督の趣味全開の作品?」きみの色 フィルぽんさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5ストーリーが弱く監督の趣味全開の作品?

2024年9月1日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

設定は長崎のミッション系の学校で雰囲気はありますが、ストーリーが貧弱です。
人間関係の描写も「色が好き」だからということで済まされいる印象を受け、自分自身を登場人物に投影したりすることは困難です。
また、「花」「鳥」「動物」「食べ物」のカットがたくさん出てきますが、ぶつ切れでストーリーの腰を折っています。
エンディングのMr.Childrenの歌が浮いているような印象を受けました。聲の形の際のthe whoのMy generationの方がまだ違和感なく聴けました。
昔のジブリは鈴木敏夫氏が上手く大衆化したと聞いています。山田尚子監督の才能は素晴らしいと思うので上手く周りのスタッフが大衆作品に落とし込んで欲しいと思いました。

フィルぽん