バトル・オブ・サブマリン

劇場公開日:2023年1月27日

バトル・オブ・サブマリン

解説・あらすじ

第2次世界大戦を舞台に、ドイツ艦隊に立ち向かうポーランド潜水艦の死闘をスリリングに活写した戦争アクション。

1940年5月、ポーランド軍の潜水艦オジェウに、キールを出港したドイツ艦隊への攻撃命令が下される。閉塞感に満ちた艦内に緊迫した空気が流れる中、総勢65名の乗組員たちは魚雷の恐怖や続発するトラブルによって心身ともに疲弊していく。そして敵艦3隻をたった1隻で迎え撃つという絶望的な戦いに身を投じる彼らだったが……。

ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2023」上映作品。

2022年製作/108分/ポーランド
原題または英題:Orzeł. Ostatni patrol
配給:「バトル・オブ・サブマリン」上映委員会
劇場公開日:2023年1月27日

スタッフ・キャスト

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(C)2022 Aura Films, Telewizija Polska S.A.

映画レビュー

3.0ホラー映画タッチの変わった戦争映画

2025年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

WW2開戦初期における、ポーランドの潜水艦の活躍を描く作品。

乗組員のそれぞれの人生や個性を垣間見せながら、不気味なタッチで敵の支配下の海中での冒険が進行していく。

まずポーランドの潜水艦が舞台というのが珍しい。他にも個性的な部分が沢山あり、邦題のつけかたが安易というか、雑すぎるというのが第一印象。

原題は『オジェウ』で、ポーランド語の鷲という意味らしい。それを『バトル・オブ・サブマリン』っておま…。『SLAM DUNK』を『バスケットボール』というタイトルで公開するようなもん。

時折、船室の中を船窓や潜望鏡のガラス越しに覗いたようなボヤけたシーンが度々登場し、まるで怪物につけ狙われるホラー映画である。敵も味方も潜望鏡ごしか、遠くの影として登場し、回想シーンすらないので、全編を通して舞台は潜水艦内とその周囲である。このため、外の状況が全く分からず、いよいよホラー映画の手法である。

潜水艦については詳しくないが、道具やセット、描写などはリアルに感じた。荒れた海での船酔い、潜航中の息苦しさ、敵が見えない怖さ、狭い艦内での生活など、高いストレスに晒され続ける過酷な戦場がよく描けているのではないだろうか。

しかし、好みが分かれると思うが、作り手が拘った部分は余計に感じる。恐怖を煽るためのホラー要素に違和感があり、説明不足で妙にくどい。

戦争映画の良し悪しの決め手となるカタルシスや感動も当然ないので、戦争映画好きにお勧めできる感じでもない。

こういうアプローチの戦争映画もあっていいとは思うが、邦題通りの内容を期待した日本の観客をガッカリさせたのではないだろうか。

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せきれい

0.5終始、暗い(笑)

2024年11月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

冒頭から3分の1は艦内のやりとりウダウダ。

中盤はまったり、戦闘らしい戦闘もなく後半へ(笑)

終盤にドーンとかあったり火事になって大変だったけど、総じてつまんなかった。
画面も終始暗め、よくわかんなかった。

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みけい

1.0バトルなし、やられるだけでした・・

2024年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

4.0独特の緊迫感があるが、邦題で損をしている

2023年5月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

第二次世界大戦が勃発して間も無くの頃、ポーランド海軍潜水艦、オジェウ級潜水艦(Orzel)が辿った運命を主題にしている。ポーランドは第二次世界大戦でドイツの電撃戦とソ連との挟み撃ちによって、瞬く間に占領されたことは知っていたが、このようなストーリーが実在していたというのは興味深い。
映画の方は静寂の中、いつ来るか知れない敵との対峙と船員の演技が緊迫感があって、ダンケルクを思い起こすような危機迫る戦場の怖さが伝わってきた。
だが、この映画のタイトルは『バトル・オブ・サブマリン』と付けられているが、宣伝も相まってまるで激しい「潜水艦vs 戦艦」海底戦が繰り広げるかのように思わせる。現代を見ると『Orzel ostanti patrol』でありポーランド語でostantiは「最後の」となっており、直訳すれば「オジェウ 最後のパトロール」となるだろう。タイトルと予告編に期待してか、他のレビューを見ると激しい戦闘を期待していたような声があって宣伝方法が不味かったように思えた。

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シローキイ