劇場公開日 2023年1月6日

「人智を越えた何か」スモールワールド MARさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5人智を越えた何か

2023年1月16日
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ポーランドにて少女が誘拐されたことに責任を感じた警官が、12年の歳月を費やし少女を追い求める物語。

終始、とにかく衝撃の連続。観ていて狂おしくなること間違いなし。

まずはいなくなったウーラを求めてロシアへ。ガス管爆発は偶然??
5人の子供を養うオルグの部屋から見つかったものは・・・。

早速メインテーマに入っていくが、序盤は寧ろロシアン警察のヤバさの方が目立ってるw本当にこんななの!?

「ここはロシアよ?」 って・・・。侵攻前から怖い国だってことは重々承知していたが、これは流石に脚色だと信じたいwそしてダブル主人公になると思った彼女とはここでお別れか。

ってか、あの5人も誘拐ってことらしいが、その割に凄い懐いてなかった?まぁ、そういう役割の人もいるってことなのかな。

また時は経ち、中盤へ。
いくつもの名を持つ少女。。彼女の口から出て来る言葉の節々に、11歳にして壮絶な人生を歩んできたことが垣間見える。そして撮影姉さん・・・悪人には違いないがこれは流石に。。言った通り、ロベルトも国を出れば警察じゃねぇってか。ゾワっとするね。

後半も衝撃展開は満載だが、ここまでの重厚さとうってかわって、パーティーがちょっと文化祭レベルに見えてしまい・・・もうちょっとしっかりつくって‼
あと、仮にも警察に一部始終を見られたのに解放!?まぁ、「顧客」になる確信があったってことなのかな。

また、このあたりから顔を出し始めるロベルトの悩み・・・う~ん、これはまた重苦しくもしっかりと物語に味付けしてくれてますね。

そして、12年越しの・・・。長かった・・・。

「人智を越えた何か」 かぁ・・・。逆に今のロベルトが言うからこそ、説得力がありますね。ウォータースライダーは軽くホラー。

更に、最後にやり残したこと。あれは生きろってメッセージだと思ったのになぁ・・・。それでも、同じ道を選んだか。。

とにかく、最初から最後まで本当に恐ろしい作品だった。これ、日本じゃ絶対作れないですよね。
観終わって、ドッと疲れが。なんか前半のロシア警察と後半のガッツリ小児性愛で、映画2本分をみた感じ(笑)

逆にいうとちょっと色々詰め込み過ぎだったり、余計なものも多かった印象。
ジョンの異常っぷりはあんなフォーカスする必要あったかな??
そしてトドメの一発はバイオハザードみたいでちょっと笑ってしまったw台無しだよww

それでも、面白さは充分にあったし、それ以上にこの衝撃体感に☆4.5です。未体験ゾーンでしか味わえない、まさに未公開の問題作といった作品だった。

MAR