「Redzone」バイオレント・ナイト ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Redzone
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なんで公開がクリスマスじゃないんだ?という疑問は日本公開日が決まったあたりから思っていましたが、そんな疑問を吹き飛ばしてくれる快作でした。
殺しのバリエーションが豊富なのがまず良かったです。サンタが拳や蹴りでぶっ倒したり、かつての相棒"脳天潰し"と命名されたハンマーで叩きまくったり、氷柱を刺しまくったり、クリスマスツリーの星で目を刺した後に電源を入れて着火して顔ごと焼いたり、スケート靴の刃で切り刻みまくったり、掘削機的なもので体ごと引き摺り込んでメチャメチャにしたり、挙げ句の果てにはサンタの魔法で焦がしたりと、バラエティな富んだ殺戮が堪能できます。トゥルーディがホームアローンから着想を得た悪いもの退治も必見です。悪者サイドがドジなのもありますが、階段に敷いた釘にまんまんと引っかかって顎を釘が貫通したり、大量のボーリング玉にぶつかったり、接着剤で体ごと引っ付き頭皮がやられたり、と残酷ではありますが、ゲラゲラ笑ってトゥルーディが楽しんでいるので、こっちも楽しくなってきました。いい残酷っぷりです。
112分とこのジャンルの映画では少し長いなと思ってしまった上映時間ですが、そこはやや裏目に出てしまっていて家族ドラマはくどかったです。もう少しテンポ良く話を進めて、90分台で終わってくれればもっと高評価になっていたと思います。最後のファンタジー的な平和な終わり方は思っていたのとは違いましたが、良かったと思います。トナカイたちやるやん。
サクッと楽しめる痛快な一本でした。グロ耐性が最低限ある方には十分オススメできる作品です。
鑑賞日 2/3
鑑賞時間 18:20〜20:25
座席 E-9
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