「悩みは尽きない」波紋 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
悩みは尽きない
須藤依子は義父の介護をしながら、夫と息子の4人家族で暮らしていたが、東日本大震災の後、突如夫が失踪した。その後、緑命会、という新興宗教を信仰し、祈りと勉強会に励みながら穏やかな日々を過ごしていた。そんなある日、夫・修が突然帰ってきた。修はがんになったので治療費を援助してほしいと言った。さらに息子・拓哉は聴覚障害のある6歳年上の彼女を結婚相手として連れて帰ってきた。更年期で調子が悪い状態が続き、また、パート先ではわざとキズ物にした商品を半額にしろ、という理不尽な客に罵倒されるなど、悩みが尽きなかった。湧きあがってくる邪悪な感情を、宗教にすがることで抑えようとすふ依子だったが、突如吹っ切れ・・・てな話。
依子役の筒井真理子に感情移入して観てた。水系の宗教ってよく聞くなぁ、って思った。夫の修の無責任で図々しい態度はいったいなんなんだ?家に入れなきゃ良いのに、って思った。
結論出ずだが、あるある、って観れて面白かった。
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マサシさんのコメント
2024年6月9日
共感ありがとうございます。そんな騒ぐ様な映画ではないですが、たまたまで見る事に自暴自棄シテます。
親二人が子供で息子ができた子と言いたいのでしょうが、たった半年の間に起こる話なのかなぁって思い、「計算合わない」って思いました。
つまり、不幸を詰め込んで、炎上覚悟で露骨に描いた偽善的な映画にしか見えません。女性の監督だけに。外国の在住の監督だけに。大変に落胆しました。毒が中途半端で、子供っぽい。それが、点睛を幾つも欠いていると感じました。
今後ともよろしくお願いします。