「噛めばけむほど味が出るスルメみたいなホラーですが、映画は1回しか噛めないから薄味になる」みなに幸あれ　nakajiさんの映画レビュー（感想・評価）

だから、映画としては不出来
配信ドラマでもう少し一つ一つわかりやすく作れば、面白かっただろうね

誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている
という都市伝説やファンタジーにありがちな法則を前提にしたホラーですね

題材自体がすでに現在の風刺で、あとはこまごまと風刺を効かせまくっている
その上、ホラーというよりグロいシーンをたくさん入れ込んでいる
この辺りは呪怨の清水崇が、関わっているからなのかな

昔、映画を芸術ととらえた先人達の匂いを感じます
なので、最近のつまらないJホラーとは一線を画しますが、不完全燃焼でした
作り手が思っているほど、観客はついていけない
もうちょっとわかりやすくしないとね
独りよがりすぎる
中二病が抜けきれていませんね