「Go Our Way!」ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Go Our Way!
去年になって虹ヶ咲のアニメを見て、他のラブライブシリーズよりもキャラデザや物語構成や楽曲が好きだなと思い、声優さん関連も含めてラブライブの中で1番楽しんでいます。最推しはかすみんです。2次元でしか許されないあざとさが超好きです。
そんな虹ヶ咲アニメの新作が劇場公開ということで、喜んで劇場に飛び込みました。鑑賞料金は1500円固定なので事前にムビチケは購入済みです。特典は書き下ろしのクリアファイルでした。
安定した話のクオリティに一安心していたら、手書きで描かれるダンスシーンに熱狂し、新衣装を筆頭に次へ繋げるための役割も強く果たしていたなと思いました。
物語は短期留学から帰ってきた歩夢と、スクールアイドルになりたい短期留学生のアイラと虹ヶ咲のメンバーたちがスクールアイドルとはなんぞやという事を指南したり、日本を案内したりする中、アイラが何か悩んでいる…という感じを30分で展開していきます。
飛行機でお出迎えするタイミングでバカデカクラッカーをスタンバイしてるせつ菜、今作から楠木ともりさんから林鼓子さんに変わっていますが、驚くほど違和感がありませんでした。声優さんって凄いなとこういうところでも感じることができました。
日本のスクールアイドル文化を巡るために珍しいメンバー構成で東京を闊歩していたのはいつもの日常が追体験できて良かったです。遊覧船を貸し切る嵐珠の財力もさることながら、舟盛をサラッと作る彼方ちゃんのクッキングスキルには脱帽ものです。
30分とアニメ1話分の尺なので、アイラと虹ヶ咲のライブシーンがカットされていたのは少し残念でしたが、せつ菜が最初にライブをした場所で、栞子が殻を破って先頭に立ち、アイラを勇気づけるためにパフォーマンスする流れが胸熱でした。「Go Our Way!」の楽曲がサイケデリックな雰囲気がありつつもラップ調の歌詞が鋭く飛んできますし、その上でパフォーマンスは可愛らしいものがあったので、虹ヶ咲の魅力をギュッと詰め込んでいて最高でした。
エンドロールのほんわかした感じもとても素敵でしたし、エンドロール後の次の大会へと繋げる陽の当たる部室の映像もこれまた良かったです。
劇場版3部作を2024年以降やってくれるみたいで、今までのラブライブ映画は単独だったものを、分割するということで、テレビシリーズとはまた違った大胆な仕掛けをやってくれるのかなと今からワクワクしています。キービジュアルでバチこり決めてる侑ちゃん好き。
鑑賞日 6/27
鑑賞時間 12:20〜13:00
座席 J-11